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アメリカのカントリーが英国的に聴こえる不思議|THE KINKS『Muswell Hillbillies』
The Kinksという英国バンドのアルバム『Muswell Hillbillies』は、アメリカのルーツ音楽であるカントリーを目指した曲作りでありながら、イギリスならではのサウンドが光る傑作。アルバム収録曲からおすすめの数曲をピックアップして紹介します。
2024.08.25
QUEENのラストアルバム『Innuendo』に込めた思い
皆さまこんにちは。feiです。
今回はQUEENの実質最後のアルバム『Innuendo』についてお話ししたいと思います。
QUEENの映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見に行かれた方は多数いるかと思いますが、映画内ではこのアルバムがあまりフューチャーされていなかったことは記憶に新しいです。
であれば、僕が解説しようと思い立った訳でございます!
2024.04.06
少年ナイフを聴こう
今回は少年ナイフというバンドを紹介したいと思います。
この読者の中でどれくらいの人が少年ナイフを知っているのだろうか?
少なくとも海外では、ニルヴァーナやレッドクロスなどとも交流を持つなかなか有名なバンドです。
2024.03.23
冬でも!ハワイだ!ビーチボーイズだ!!
以前の記事の続編として、ビーチボーイズのその後についてお話ししていきたいと思います。
2024.02.01
賛否両論 ビートルズの新曲?
皆さんこんにちは、feiです。
今回はつい先日巷で盛り上がりを見せていたビートルズの新曲?について、自分なりの見解を述べていきたいと思います。
“世界的ロックバンド、ザ・ビートルズの“最後の新曲”「ナウ・アンド・ゼン」が、全英シングルチャートで1位を獲得した。
2024.01.12
クリスマスロックソング紹介 Part2
皆さま、メリークリスマス!
今年もこの季節がやってきましたね。
もう巷では、山下達郎、ジョンレノン、ワムなど王道クリスマスソングがかかっているのを耳にします。
去年も開催したクリスマスロックソング紹介、今年も開催します!
2023.12.02
極上のポップバンド XTC
皆さんこんにちは、feiです。
今回は最近自分でもよく聴いているXTCというバンドの話と彼らのおすすめの曲をご紹介したいと思います。
XTCというバンドは70年代後半から活動を開始したパンク/ニューウェーブなバンドです。後期は極上のポップバンドとしてたくさんの聴衆を魅了しています。
2023.11.08
ソフトロックってどんな音楽?
ソフトロックとは1960年代中盤から1970年代前半の、コーラスやハーモニーが中心の心地よいソフトなポップス、ポップ・ロックを指す。
わたしはノイズ、ブルース、アイドルポップ、ロック、ジャズ、ワールドミュージックなど多肢に渡る音楽を聴いているのですが、未だにこのソフトロックというジャンルは特有の不思議な魅力があり、どこまでがソフト?と考えてしまいます。
さらにビートルズやビーチボーイズが好きな方なら確実にハマってしまうであろうアリ地獄なジャンルでもあります。
今回はそんなソフトロックのおすすめバンドを紹介していきたいと思いますので最後までお付き合いください。
2023.10.19
ゆらゆら帝国≒あぶない音楽?あまり知られない初期の名曲をご紹介
こんにちは。feiです。
今回は「日本のインド」とも言われている高円寺から、ゆらゆら帝国というサイケデリックバンドの魅力に迫ってみたいと思います。
ただし僕が好きなゆらゆら帝国はインディーズ時代がメインですので、今回はそこに焦点を当てた音楽を紹介したいと思います。
2023.09.16
LIVE!生演奏ライブの名曲をご紹介
こんにちは。feiです。
さて、今回はLIVE!というお題でお話しをさせていただこうと思いますので是非最後までお付き合いください。
今回このお題をお話ししようと思った経緯としては、自身の音楽グループfeimoで 4年ぶりにライブをしたことがきっかけなんです。
ライブはレコーディングやスタジオ演奏と違った緊張感と一体感、そしてスリルとテンションを感じることができ、演奏者にとって非常に大事なツールであります。
今回はそんなライブの凄みが感じられるおすすめ楽曲をいくつかご紹介したいと思います。
2023.08.30
夏だ、ハワイだ、ビーチボーイズだ!!
こんにちは。feiです。すっかり暑くなり夏が到来しましたが、夏のロックミュージックと言えばビーチボーイズだと思います。ビーチボーイズと聞いて皆さんが思い浮かべるのはきっと、昔テレビドラマでやっていたタイトルか、サーフィンUSAという曲ではないでしょうか。
ハワイの空港でもビーチボーイズは必ずかかっていますね!そんな彼らについて簡単な説明をします。
2023.07.29
ドイツ×インド音楽!ちょっと異質なジャーマンロックPopol Vuh
皆さま、こんにちは。今回は自分が気になっている音楽グループPopol Vuh(ポポルヴー)と民族音楽についてお話したいと思います。まずはバンドの概要を。ポポル・ヴー(Popol Vuh):1969年結成のドイツの音楽グループ。グループの名前はグアテマラのキチェ族の神話『ポポル・ヴフ』からとられた。ポポル・ヴフ、ポポル・ブーとも表記される。ポポル・ヴーは電子音楽プロジェクトとしてスタートしたが、シンセサイザーを使わないオーガニックでワールドミュージック的な音楽に変わった。―Wikipediaバンドの名称の由来からして民俗を感じますね。それでは、今回おすすめしたいアルバムについて解説していきたいと思います。
2023.06.17
青い瞳で演奏されるソウルミュージック!ブルーアイドソウルなロック
今回紹介するレコードはこちらこんにちは、feiです。
さて、突然ですが「ブルー・アイド・ソウル」という言葉を知っていますか?ブルー・アイド・ソウル(Blue-Eyed Soul):ポピュラー音楽のジャンルのひとつで、 元来は黒人のものであったR&Bやソウルミュージックを白人が取り入れ形成した白人の音楽を指す。 1960年代前半頃から使用されるようになった音楽用語である。 ホワイトソウルや、ホワイト・リズム&ブルースなどの呼び方もある ―Wikipediaということで今回は、R&Bやソウルなどの黒人音楽に憧れて結成されたロックバンドのお話しをしたいと思います。ご存じの通り、音楽のグルーヴやテンションにおいて白人は黒人には絶対に敵わないと思っている方も多いと思います。しかしそれと同等、いや、黒人そのもののテンションで出現したバンドは数多くあります。かつて自分も目指しましたがただの中国人で終わってしまいました(笑)では早速いってみましょう!
2023.06.02
最も過激だったサイケデリックロックバンド「13th Floor Elevators」
こんにちは。feiです。今回はチャイハネでもファッションのキーワードになっている「ヒッピー文化」に繋がるpsychedelic rockの第一人者である「13th Floor Elevators」というロックバンドをご紹介したいと思います。皆さまの中で少しでも60sのpsychedelic rockを聴いている方は、お好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか?“psychedelic rock=危険な音楽”でもご安心ください。音楽を聴くだけなら捕まることはないので大丈夫です笑さて、今回の主役である13th Floor Elevatorsとは、鬼才ロッキー・エリクソン率いる60年代のテキサスで生まれたpsychedelic bandです。持論ですが、もっとも初期にpsychedelic soundを謳ったバンドは紛れもなく彼らだと思っています。彼らがどんなバンドだったか要約しますと、殆どのライブやレコーディングでLSDを使用してサイケデリック体験をライフスタイルや音楽へ取り込んでいくという、60年代という時代においても非常にユニークな存在でした。もう一点他のバンドと違う特異な箇所が、バンド形態の中で斬新なエレクトリック・ジャグの使用によるジャグで、息を吹き込む際マイクロフォンを通すことでミニモーグとクイーカ・ドラムの合わさったような音が鳴るという点です。実際音楽を聴いてもらうと後ろでプクプクいってる音がそれです。これは他のロックバンドでは一切聞かれることがありません。
2023.04.21
朝には少し聴きづらい?ブラックなロックミュージック
こんにちは、feiです。今回は朝に聴きづらいロックミュージックをご紹介したいと思います。ただし朝に聴いてはいけないということではないので悪しからず。ちなみに自分は通勤に聴いてよく具合が悪くなることがあります。それではいってみましょう。まずはThe Doorsから2曲ご紹介!「向こう側に突き抜けろ」という非常に意味深なタイトルを持つThe Doorsの代表作です。突き抜けた向こう側には突き抜けた人にしか見えないものがある。あなたには何が見えるのでしょうか。朝からは非常に聴きづらいです。「The End」というタイトルから不穏ですね。歌詞の内容は一部過激な表現もありますのでここでは控えてさせて頂きますが、とにかくドラマティック且つ演劇性が強い曲です。そしてよく聴くとギターのフレーズもインドのシタールのようにラーガしてます。少し長めの曲ですが是非最後まで聴いてみてください。きっとあなたの知覚の扉が開かれるはずです。
2023.02.27
60年代アングラロックバンド「ジャックス」の歌詞に見る民俗
こんにちはフェイです。今回は歌詞に民俗を感じるロックをご紹介致します。「ジャックス」とは1960年代後半に活動した日本のサイケデリック・ロックバンドですが、この名前を聞いてピンとくる人はあまり多くないでしょう。活動当時は一般的な人気を得ることはありませんでしたが、解散後、日本のロックの先駆者として高い評価を受けるようになりました。なぜ歌詞が民俗を感じさせるのか?早速見ていきましょう。
2023.01.28
カンタベリーロックを代表するバンド「Soft Machine」
皆様新年あけましておめでとうございます、feiです!2023年も「Rockと民俗音楽」を楽しんで頂けると幸いです。さて、もう皆さん普通にご存知かもしれませんが、イギリスという国の呼び名は日本だけだなのです。イギリスを「イギリス」と呼ぶのは日本人だけで、この呼び名は海外では通じません。「グレートブリテン」および「北部アイルランド連合王国」が正式名称ですが、これでは長いので国際的には略称の「UK」 が一般的に使われています。なのでイギリスのロックは「UKロック」というのが正しいんです。その理由については他の場所でも多数言及されていますのでここで多くは語りませんが、実に不思議なことだなと感じながら今回はUKロックの中でもカンタベリー地方から輩出されたロック音楽にスポットを当ててみたいと思います。「カンタベリーロック」と聞いて皆さんはどんな音楽を思い浮かべるでしょうか?
2023.01.13
【音楽対談】チャイハネ雑貨デザイナーcheemomo×Aminaきっての音楽マニアfei
連載「Rockと民俗音楽」の筆者feiさんがAmina Collectionの音楽好きと語り合う対談企画が始動しました!第一回目のお相手は、オリジナルグループfeimoでfeiさんと共に音楽活動をしているcheemomoさん。
チャイハネ雑貨のデザイナーでありながらfeimoのボーカルでもあるcheemomoさんと、音楽にまつわるあれこれを語らいます!feimo…2019年結成。オリジナル曲中心に活動中。代表曲は『ある夜、ねこ』『静かで不機嫌な王子』etcfei:こんにちはfeiです。今回は社内の音楽好きな方を招いて対談をしようという企画です!
第1回目はcheemomoさんということでよろしくお願いします。
2022.12.30
ビートルズの名盤『リボルバー』に与えたインド音楽の影響
皆様こんにちは。feiです。11月に発売されたThe Beatlesの『Revolverスペシャルエディション』に世のビートルズマニア達は狂喜乱舞していることでしょう。そこで今回はこのRevolverというアルバムがどれだけインド音楽の影響下にあるかということを考察していきたいと思います。『Revolver』は1966年に発売されたThe Beatles 7作目のイギリス盤オリジナル・アルバムで、次作の『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』と共に、サイケデリックなアルバムと評されることが多いです。私もThe Beatlesの中で一番好きなアルバムであります。それでは早速見ていきましょう。
2022.12.06
中国ロックの知られざる黎明期
こんにちは、feiです。今回はリクエストを頂きました中国ロック=「中国摇滚」の黎明期についてお話ししたいと思います。中国ロックの歴史はまだ浅く、1990年代に首都北京で学生運動の盛り上がりと共にロックを演奏するバンドやそれを主催するパーティーが盛んに開かれました。当時活躍していたのは主に、崔建(cui jian)、窦唯(dou wei)、唐朝(tang dynasty)、黑豹(hei bao)などです。今回はこの中国ロックの黎明期を支えたアーティスト達の音楽を皆様にご紹介したいと思います。
2022.11.22
ビートルズ伝説のラストライブ「ルーフトップ・コンサート」
皆さまこんにちは。feiです。本日は近頃遂に発売になったビートルズの『Get Back』というドキュメンタリー映画にて全貌が初公開された「ルーフトップ・コンサート」についてお話ししたいと思います。ルーフトップ=屋上ビートルズは1966年以降、公の場でライブを行うことはありませんでした。しかし、突如1969年に自社ビル屋上にてゲリラライブを行います。ビートルズとしてのラストライブを。1969年、ビートルズは皆個人の思いが強くなりバンドとしての一体感が無くなっていました。特にジョンとジョージにそれが顕著で、本当にやる気がないようでした。そこをポールがなんとか繋ぎとめて頑張るという状態だったんです。
2022.11.11
インドのCHAIとバンドのCHAI
皆さまこんにちは。feiです。季節もあっという間に秋ですね。ちょっと寂しい季節ではあますが、そんな時にインドのCHAIはいかがでしょうか?僕はCHAIがあまり好きではなくほとんど飲むことはありませんが、ことバンドのCHAIは大好物です。今回はそんな僕のおすすめバンドCHAIの音楽について解説していきたいと思います。深夜の歌番組をボーっと見ていた時、突然僕の目と耳に飛び込んできました。「なんだこのルックスと声と音楽は!」脳裏には少年ナイフが思い浮かんできました。とにかく音楽ジャンルが何かと言い難いテンション…オルタナネイティヴと呼ばれていますが、個人的にはロック、パンク、ヒップホップ、エレクトロニカ、ニューウェーブとかなり多彩です。そしてバンドコンセプトも素晴らしいんです。
2022.10.18
日本のアニメ主題歌とロック
こんにちは。feiです。暑い夏もひと段落というところで皆さまいかがお過ごしでしょうか?さて、今回は日本が誇るカルチャーである漫画・アニメの主題歌とロックについてお話ししたいと思います。漫画、アニメといっても近年であれば『鬼滅の刃』の大ヒットや『SPY×FAMILY』、『東京リベンジャーズ』などが記憶に新しいですが、ぼくがロックという意味で一番印象に残るのはやはり70年代の日本のアニメ主題歌だと思います。今回はその中から特にロックを感じることが出来る3曲をご紹介したいと思います。
2022.09.29
横浜中華街とロック
こんにちは。feiです。アミナコレクションの本社と各旗艦店は横浜の中華街にあります。そこで今回は横浜中華街とロックについてお話ししたいと思います。かつて、横浜中華街の中華料理店内でライブを行った方がいます。それが細野晴臣さん。言わずと知れた日本語ロックの代表的なバンド、はっぴいえんどのベーシスト兼ソングライターですね。細野晴臣さんは横浜中華街で『北京ダック』という曲を歌いました。この曲は細野さんが漫画家藤子不二雄氏の『北京ダック式』という作品から影響を受けて作ったとのことです。
2022.09.04
電子楽器テルミンと民族音楽
こんにちは。feiです。皆さま暑い夏ですがいかがお過ごしでしょうか?さて今回は電子楽器テルミンについてお話ししたいと思っております。テルミンっていう楽器をご存知ですか?自身も簡易型のテルミンを所有しておりまして、以前よくライブなどで演奏していました。まずは簡単に電子楽器テルミンについて説明したいと思います。
2022.08.04
裸のラリーズ ノイズの洪水にみる人間の本質 そしてそこから感じとれるロックと民俗音楽 【後編】
皆さまこんにちは、feiです。今回は、前編から夏の便りを挟み、後編をお送りしたいと思いますので何卒、宜しくお願い致します。さて、前編では裸のラリーズについての詳細色々語らせて頂きましたが、後編は主に楽曲編ということで実際の音楽について触れていきたいと思います。最初期のラリーズはとにかくピュアな壊れそうなくらい繊細なアシッドフォークを奏でていましたが、次第に長時間演奏+ノイズ演奏になっていきます。勘違いしないように、ノイズといっても繊細でピュアなノイズです。こういう長時間および繊細なノイズこそ、民俗音楽の原点に繋がっていくとわたしは思っております。
2022.07.12
ノイズの洪水にみる人間の本質 そして、そこから感じとれるロックと民俗音楽 前編
こんにちは。お久しぶりです。今回のお題はアンダーグラウンドロックの雄、『裸のラリーズ』についてお話したいと思います。裸のラリーズ= Les Rallizes Dénudésこのバンド名を聞いたことがある人はこの記事を読んでいる読者のどれくらいいるのだろうか?きっと5%いればいいくらいではないだろうか?去年、いきなりネットで立ち上がった公式サイトの中でグループのリーダー水谷孝さんが2019年にお亡くなりになったと知り、それをきっかけに自分の中のラリーズに再び火がつき、色々と彼らの数少ない音源を自分の周りのネットワークを駆使して聴きまくった。
2022.06.13
オペラとロック
こんにちは。feiです。最近はあたたかかったり寒かったりと体調崩しそうです。さて、今回は暖かくなってオペラな曲が聴きたくなってきませんか?今回はオペラティックロックと題してお送りしていきたいと思います。僕が思い浮かべるオペラティックなロックバンドは2組おりまして、QueenとSparksです。特にSparksの馴染みのがない方も多いのではないでしょうか?一説によるとQueenのオペラティックな感じはSparksに影響を受けてると言われています。最近、AppleのテレビCMでもSparksの楽曲が使われていてびっくりしている今日この頃です。
2022.04.24
民謡における音頭とロック
こんにちは。feiです。
桜が咲く季節...
桜とロックというキーワードでも何か考えてみましたが何も思い浮かばず、
今回は皆様の馴染みがある音頭とロック【ポピュラーミュージック】についてお話ししたいと思います。
音頭とは、音頭形式を用いる楽曲は盆踊りなどの祭において用いられることが多く、
太鼓や笛の音にあわせ独唱者が独唱し、それに大勢の民衆が「エンヤコラサ」などと合いの手を唱和する事が現代でも見受けられる。
音頭形式の楽曲はその地域の伝承などを盛り込んだものが日本各地で作成され、
「秩父音頭」「秋田音頭」「河内音頭」「江州音頭」などと名称が付けられるようになった。
2022.04.10
エスニックファッションとロック
温かくなってきた今日この頃...。皆さまお元気でしょうか?こんにちは。feiです。今回は最近購入しました『ファンションクロニクル』というファンションの歴史を解りやすく解説した本の中に、60年代後半にニューヨークやロンドンのストリートファッションでメキシコの民族衣装を着る男女ヒッピーに目が止まりました。それで、今回はエスニックファッションとロックというお題で話を進めていきたいと思います。
2022.03.27
神様とロック
こんにちは。feiです。
今回は神様とロックと題して
George Harrisonの
My Sweet Lordをご紹介します。
神様についてのロックでほかに思い浮かぶのは、
John Lennonの『GOD』や
Beach Boysの『GOD Only Knows』
など全てロックの名曲ばかりなのですが、
今回はやはりチャイハネ=インド=George Harrison=My Sweet Lord
という図式に行き着いたので、この曲を紹介させて頂きます。
2022.03.13
フランスの60年代70年代のロック イエイエガール!
こんにちは。feiです。
今回は欧州航路ブランドでも取り扱いがある
フランスモチーフ商品からインスパイアされて
フランスの60年代70年代ロックの解説をしてみたいと思います。
イギリスやアメリカから発信された新しいメロディやリズムに
触発されたフランスの若者たち。
そしてクリエーター達はロックグループを模範にして、
試行錯誤の中にフランス流の音楽が作られました。
2022.02.13
トランセンデンタル・メディテーションに影響下にあるロックミュージック
こんにちは。feiです。
今回は、トランセンデンタル・メディテーション(超越瞑想)
とそれに影響されて作られた
ロックミュージックをご紹介します。
まず簡単にトランセンデンタル・メディテーションとは?
マントラ瞑想法(マントラ・ヨーガ)の一種である。所定のマントラ(静かに復唱する単語、音、または語句)を目を閉じて心の中で唱えることで、徐々に神経活動を抑え、意識を深みに導くことで、最高の境地に達するという瞑想法である。
ウィキペディアより
今回は瞑想というより
その瞑想により得ることができましたロックミュージックを聴いて
いきたいと思っておりますので
最後まで是非お付き合いください。
2022.01.13
クリスマスロックソング
こんにちは。フェイです。
今年も最後に近づいてきましたが、皆さまにとってこの1年はどんな1年だったでしょうか?
今回はカヒコブランドで12月に物凄く売れるハワイアンサンタと、欧州航路のクリスマスマーケットがあるのですがそれに因んで合わせて一緒に聴きたいクリスマスロックソングを今回はご紹介したいと思いますので、最後までお付き合いください。
いつもならここでクリスマス音楽の歴史を論じていきたいと思いますが、今回はそんな難しいことは抜きにして純粋にクリスマス音楽を楽しんで頂きたいので、早速ご紹介させて頂きます。
ただ皆さまがよく知っているクリスマスソングは紹介しませんので悪しからず…。
1、 I Wish It Could Be Christmas Everyday / Roy Wood with Wizzard (1973)
1曲目はイギリスを代表するアーチスト「ロイウッド」です。
日本でも街でよくかかってますが、余り有名ではないのですが、イギリスでは4週連続で最高位4位を獲得する名曲です。
僕はこの曲が一番クリスマスソングで好きかもしれません。
おとぎ話に出てきそうなメンバーの姿が見どころです。
2、Merry Xmas Everybody /SLADE (1973)
2曲目はちょっとマニアックです。70年英国を代表するロックバンドSLADEです。
この曲は日本でいうと山下達郎のクリスマスソングと同じ位置付けのイギリスではとても有名な曲です。これを機に聴いてもらえると嬉しいです。
2021.12.10
香港ポップスの個性派シンガー フェイウォン
皆様、こんにちは。フェイです。
さて、今回は自分も以前出張でよく訪れる地、香港のポップスで大好きなフェイウォンについて、解説していきたいと思います。
さて、フェイウォン...。
皆さまご存知ですか? 聞いたことあるけど…という方がほどんではないかと思います。
僕の中では中華圏の女性シンガーでテレサテンに次いで最重要女性シンガーと位置づけておりますがいかがでしょうか?
そしてとても民俗的なシンガーであるといえます。
彼女のプロフィールをウィキペディアにて一部抜粋しますが、以下ご覧下さい。
1969年8月8日、北京生まれ。生まれた当時は母の姓を取り「夏林(拼音: Xià Lín, シィア・リン)」と名づけられたが、14歳のとき、父の姓を取り「王菲」と改名。
高校で歌を始め、北京で数本のカセットテープを発売した。高校を卒業後香港へ移住。
1989年に王靖雯(Shirley Wong(シャーリー・ウォン))の名で歌手デビューを果たす。
当時のキャッチフレーズは“北京からやってきた女の子”。
このプロフィールを見てピンときたあなたはかなりの通ですね。
そう、彼女は北京生まれの香港で活動しているシンガーなのです。
当時の中国ではほとんど海外のポップスは聴くことができない環境。
テレサテンですら海賊盤でこっそり聴く環境でした。
ですので普通の香港ポップシンガーとは全くの異端児であると言えるのです。
そんな前置きはこれくらいにして、そんなフェイウォンの代表作はなんといっても「夢中人」ですね。
この曲はカバー曲ながらもう完全に自分のオリジナル曲と言ってもよいでしょう。
この曲は1994年に公開された映画「恋する惑星」のテーマ曲にもなっております。
こちらの作品はご存知の方も多いのではないでしょうか。
是非一度見る事をお勧めします。
では最後にこの代表曲「夢中人」の北京語バージョンと広東語バージョンを聴き比べながらお別れしたいと思います。
あなたはどちらのバージョンが心に残ったでしょうか?
そしてこれを機会に民俗を感じる他の香港ポップスにも耳を傾けてみましたらいかがでしょうか!
再見...。
2021.12.05
Yoko Ono ヨーコの心
皆様、こんにちはfeiです。
さて今回は世界で一番有名な日本の芸術家ランキングには絶対に入るオノヨーコさんについてお話ししたいと思います。
まず小野洋子さんといえばあのビートルズのジョンレノンと結婚して平和活動などをおこなったことで知られている人物なのですが、音楽家としての彼女については余り多くを語られることがないと思い、今回は小野洋子さんの1stアルバム●ヨーコの心についてお話ししたいと思います。
まずこのアルバムを聴いたことがある人がどれだけいるのだろうか?と僕はまず彼女のヴォイスがとても民俗的だと思っているのですが、まさしく魂の叫びとでもいうような生半可な気持ちでは聴けないほどの迫力です。
この独特なボーカルは日本の古来からの土着的歌謡から影響を受けたといわれています。
恐らくこのアルバムを聴いた瞬間、もう一生聴きたくない人や一回聴けば十分という人も多数 いるかとは思います。
しかしこのくらいの個性の持ち主はなかなかいないのではと考えるのです。
ただ僕自身は1年に1回は聴きたくなるアルバムであり何故か忘れたころに手をとってしまうくらい気になるアルバムなんです。
それではアルバムより●Greenfield Morningいう曲を聴いてみましょう。
この曲はまずジョージハリスンのシタールの音色に導かれて、オノヨーコさんのお経とも呻きとも言えないヴォイスが曲全体のを構築しています。
まさにインドと日本から派生した新しい音楽ではないでしょうか?
そしてアルバムの1曲目を飾る●WHYという楽曲ですが、ちょっと民俗調とはずれるところはありますが、早すぎたpunk rockであります。
このアルバム発売後、ジョンレノンはこう話してます。
このサウンドは10年後に真似をするアーチストがたくさん出てくるよ。と、正にその通りとなりました。
この魂の叫びは色々な原住民の音楽と同じフリーで赴くままのスタイルそのものが民俗ではないかと僕は結論づけました。
2021.10.22
ウクレレとポールマッカートニー
こんにちは。feiです。
今回はハワイアン音楽やフラダンスでは必ずと言っていいほど使われるウクレレ。そのウクレレを
使用したロック音楽を1曲ご紹介
したいと思っております。
是非、最後までお付き合いください。
先ずは簡単にウクレレという
楽器の説明をさせて頂きます。
古くはヨーロッパ、ポルトガルの民族楽器マシェーテまたはブラギーニャをもとにして、今から約140年前に、ポルトガルのマデイラ島からの移民が故郷の楽器に改良を加えて作られたものと言われております。
まあ、余りかたい話をしても
しょうがないので早速ご紹介
しましょう。
今回はポールマッカートニーの
楽曲から2曲ご紹介します。
①Ram on 1971年
Paul McCartney
言わずと知れたBEATLESの
元メンバー、Paulの2枚目の
2021.09.23
フレディ・マーキュリーと QUEENの音楽
こんにちは。feiです。
さて、今回はフレディ・マーキュリーとQUEENの音楽についてお話しをしたいと思います。
QUEENって民俗音楽関係ある?と思った方もいらっしゃるでしょう。
ボーカリストのフレディ・マーキュリー、実はアフリカ生まれのインド人で、当時イギリスの保護国だったザンジバル島(現タンザニア)のストーン・タウンで生まれました。
インド生まれの父ボミと母ジャーは、ゾロアスター教徒であるパールシーであるとのことです。
僕も初めてフレディをみたとき、何かイギリス人ではない顔立ちだなとずっと思っていました。
そんなフレディが幼少期をインドで過ごした日々が確実に、その後のQUEENの音楽性になんらかの影響を与えていると思うので、そこを踏まえた彼らの音楽を本日はお話ししたいと思います。
1978年に発表されたJAZZというアルバムの1曲目を飾る 、Mustapha (ムスタファ)という楽曲です。
この曲の歌詞は英語、アラビア語、ペルシア語で歌われていてアラビアロックなテイストに仕上がっています。
そんな思いでこの曲を聴いてみると、きっと新しいQUEENの魅力に取り憑かれてしまうのではないでしょうか?
2021.09.09
【番外編】 モーツァルトとトルコ音楽
番外編
モーツァルトとトルコ音楽
こんにちは。feiです。
このところテーマでもある
ロックと民俗音楽について論じておりますが、今回は気分を変えて
番外編と題しクラシック音楽
モーツァルトとトルコ音楽についての話しをさせて頂きたいと思います。
ヴォルフガング・アマデウス・
モーツァルトは
クラシック・ウィーン古典派の代表的なオーストリアの音楽家で、幼少より神童と呼ばれ、『トルコ行進曲』『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』など、数々の名曲を作り上げた人物であります。
きっとどこかで知らずしらずの
うちに彼の音楽を耳にしていることでしょう。
さて、そんなモーツァルトも
チャイハネの語源であるトルコにインスパイアされた音楽を多く手がけていることを皆さまはご存知でしょうか?
因みにモーツァルトが
トルコ風の音楽を作るきっかけになったのは
オスマン帝国による2度のウィーン包囲(特に1683年の第二次ウィーン包囲)に随行した軍楽隊メフテルによる影響で、18世紀頃西欧にはトルコ趣味が流行したのが要因のようです。
今回これらの楽曲のうち特に
親しみやすい曲をご紹介したいと思っております。
それではいってみましょう。
①トルコ行進曲 K.331
こちらは超が付くほど有名な
楽曲ですね。
この曲はもともとはピアノソナタの楽章のひとつで単体の作品ではありませんでした。
しかし、いつの間にかこのトルコ行進曲単体でだけで語られることが多くなりました。
聴いていてわかる通り小節に独特のアクセントをおいた作りがいかにも民俗風と感じるのは自分だけではないと思います。
2021.09.03
カレーライスが食べたくなるロック3選
こんにちは。feiです。
皆さんはカレーライスが好きですか?僕はインドのスパイシーなものも好きなんですが、やはり日本のレトルトルウで作るカレーが大好きなんです。
今日はそんなカレーと合わせて聴きたいロック音楽をご紹介したいと思います。
全て筆者の独断で決めておりますのでご了承下さい。
それでは早速ご紹介致しましょう!
①ハウスバーモントカレー甘口×
遠藤賢司 ●カレーライス 1971年
バーモントカレーは1963年に作られたカレールウで、歴史はかなり古いです。
当時のコンセプトがカレーは辛くて子どもは食べられないものという常識をくつがえした、辛さをおさえて、りんごとはちみつでマイルドな「甘口」に仕上げた画期的な製品、というものでした。
ただし、遠藤賢司さんのカレーライスという曲の歌詞はかなり辛いです。歌詞は淡々とただなんとなく日常的なシーンが語られていて普通のフォークロックソングと一味違う感覚と三島由紀夫の当時の事件が歌詞におり込まれています。この甘さと辛さの中和を楽しみながら是非聴いてみてください。
遠藤賢司についての楽曲は別コラム「今聴きたいラーガロックジャパニーズロック編」 でもご紹介しております。
是非ご覧ください。
2021.08.27
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