ドイツ×インド音楽!ちょっと異質なジャーマンロックPopol Vuh

今回紹介するレコードはこちら

皆さま、こんにちは。
今回は自分が気になっている音楽グループPopol Vuh(ポポルヴー)と民俗音楽についてお話したいと思います。

まずはバンドの概要を。

ポポル・ヴー(Popol Vuh):1969年結成のドイツの音楽グループ。グループの名前はグアテマラのキチェ族の神話『ポポル・ヴフ』からとられた。ポポル・ヴフ、ポポル・ブーとも表記される。
ポポル・ヴーは電子音楽プロジェクトとしてスタートしたが、シンセサイザーを使わないオーガニックでワールドミュージック的な音楽に変わった。―Wikipedia

バンドの名称の由来からして民俗を感じますね。それでは、今回おすすめしたいアルバムについて解説していきたいと思います。

POPOL VUH – YOGA (1976年)

このアルバムは実は曰く付きの作品でして、バンドリーダーの遺志と版権の散佚から現在オフィシャルでの再発売を除外されています。
実はこのアルバムはポポル・ヴー作品として制作されたものではないのです。

肝心の音楽はというと、エキゾチックでアコースティックな現代インド音楽として聴きごたえのあるアルバムになっておりまして、全編で流れるインド人女性ヴォーカルとシタール、タブラなどインドの伝統音楽と現代音楽が融合した作品に仕上がっています。

もしあなたがインド音楽が少しでも気になる方なら間違いなく好きになるでしょう。

このアルバムは全2曲で、恐らく全て即興演奏での収録かと思われます。
そこがまた全編に渡り緊張感溢れる作品に仕上がっている所以ですね。

メンバーのフリッケもインド製ハーモニウム(足踏みオルガン)で参加しております。

ただし現在はこのアルバムを手にすることが難しくなっているのが現状なので、気になった方は是非レコード店に足を運んで探してみてはいかがでしょうか?ジャケットも素敵ですよ。
それでは、実際の音楽を聴いてみましょう。きっとメディテーショナルな響きがあなたをインド音楽の世界に誘うはずです。

それでは次回またお会いしましょう!
ナマステー。

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feiさん

筆者プロフィール:@feizemin

中学の頃はクラシック音楽少年だったが親戚にビートルズのカセットテープを借りて聴いたその日よりロックミュージックに目覚める。
現在は営業部に所属している傍ら、プライベートでは自身のグループfeimoというオリジナルグループで日々オリジナルソングを作ってレコーディングなどおこない、音楽を通じて人々を幸福に出来るよう活動中。

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