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チャイハネインド出張!ベジタブルダブダイとは?
現在では貴重なインドの伝統染色技法「ベジタブルダブダイ」ってご存知ですか?チャイハネデザイナーがインドの海外出張にて、ベジタブルダブダイの技法を伝承している工場を訪問。その工程や魅力を現地レポートでご紹介!
2024.08.19
チャイハネ
ラムネはなぜ愛され続ける?瓶の中のビー玉の秘密とは
夏になるとよく見かけるようになるラムネ。大人になった今でも、思わず手を伸ばしたくなりませんか?どこか懐かしいあのラムネには、ちょっと驚きの歴史がありました。ここではラムネに欠かせないビー玉の重要な役割や、ラムネ雑学を紹介。この夏、ラムネについてちょっと詳しくなってみませんか?
2024.07.06
美濃和紙のこと。1300年の伝統が積層した美しい白
「日本三大和紙」の一つに数えられる美濃和紙。美濃和紙は岐阜・美濃の地に伝わる、この国で最も古い歴史を持つ和紙とされています。1300年ものあいだ途切れることなく漉き継がれてきた、美しく強く、なんとも柔らかな表情をもった美濃和紙をご紹介。
2024.05.15
岩座
ハワイアンキルトはハワイの歴史ある“アート”~幸せのモチーフや楽しみ方~
今回のテーマは、 ハワイアンキルト。
ハワイアンキルトは、ハワイの人々にとっての大切な人への想いとともに、長年愛されてきたアート作品。
このコラムでは、ハワイアンキルトとはどんなのものなのか。
ハワイアンキルトが生まれた背景や歴史とともに、施されるモチーフやその意味をお伝えしながら、ハワイアンキルトを身近に感じる楽しみ方などもご紹介します。
2024.03.14
藍染の糸が織りなすジャパンブルー無限のバリエーション、松阪木綿「みいと織」の粋
皆さんは、藍染というと、どんなものを思い浮かべるでしょうか?
阿波藍・有松絞りなどが有名ですが、日本に限ったことではなく、外国でも藍染は行われています。
今回は、そんな松阪木綿「みいと織」の魅力について、ご紹介したいと思います。
2024.03.06
倭物やカヤ
天然素材の心地よさ知ってる?コットン&リネンの魅力に迫る!
オーガニック思考やSDGsが話題の中で、自然由来の繊維にも注目が集まっています。では実際に天然素材にはどのような特徴があるのでしょうか。
当記事では天然素材の素晴らしい点をたっぷりお伝えし、天然素材に魅力を感じていただけるような内容となっています。
2024.02.24
チャイハネ
インド・ラジャスタン州の魅力 観光名所やアート、食など、これを読めばラジャスタン通に!
ラジャスタンと聞いて、あなたはどんな景色を想像しますか?
インドで最もエキゾチックで幻想的な場所と言われている、インド北西部に位置する州・ラジャスタン。今回は、そんなラジャスタンの魅力をたっぷりお伝えしたいと思います♪
2024.01.24
地下足袋の魅力 其の二~地下足袋の正しい履き方と選び方とは?~
前回の記事では、「地下足袋」の歴史や、現在に至るまで人気が続いている理由について解説しました。今回は、より詳しく地下足袋の履き方や選び方を紹介します。自分にぴったりの地下足袋を見つけてみませんか?
2024.01.09
倭物やカヤ
キリムの魅力大紹介
世界各地には長い歴史と信仰がもたらした文化や工芸があります。
今回紹介するのは絨毯としても有名なキリム!はっと目を引く配色や幾何学模様は職人が作る一点もの。壁やソファーにかければ一瞬でお部屋をコーディネート。さらに、キリム幾何学模様や色には深い意味がある⁉これを知れば、あなたもキリム通。
お気に入りのマイベストキリムを探して、ぜひキリムの魅力の深さに浸ってください。
2023.12.04
チャイハネ
カウチンニットとは?カナダ発祥の伝統的ニットの魅力
寒い季節に体を暖かく包んでくれるニット。
ひと口にニットと言っても、ケーブルニットやフェアアイルなどいろいろな種類がありますが、みなさんは「カウチンニット」をご存じですか?大胆な絵柄とざっくりした風合いが特徴のニットです。
今回は、そんなカナダの伝統的なカウチンニットの魅力をご紹介します。
2023.12.01
秋のおでかけコーデに。銘仙柄をリデザインした「ジャポネズリ」シリーズ
レトロモダンな着物スタイルを楽しめる商品が、倭物やカヤから登場しました。個性的なおしゃれが好きな方はもちろん、和のテイストを日常コーデに取り入れてみたい方にもおすすめです。着こなしの参考になる、シーン別のコーディネートもご紹介。アンティーク着物として知られる「銘仙」のスタイルを継承したアイテムで、新しい自分の魅力を引き出してみませんか?
2023.11.16
倭物やカヤ
愛すべきジャカード織~メイドイン・ネパール!オリジナル柄アイテムの魅力~
「ジャカード織」をご存知ですか?
着物の帯や高級カーテンなどによく使われている布の織り方のことです。
この記事では、ジャカード織りの基本的な知識から、その製法や特長、さらにはオリジナル柄のジャカード生地アイテムについても詳しくご紹介していきます。
2023.11.10
チャイハネ
独特の風合いが魅力。三河木綿刺し子織の歴史と伝統を受け継ぐ刺し子織バッグ
質の良い織物といつも一緒に。倭物やカヤの新作バッグは、こだわりがつまった刺し子織の生地を用いた逸品です。軽くて耐久性に優れた刺し子織は、日本の伝統手芸をもとに誕生しました。今回は、独特の風合いが美しい刺し子織の歴史をはじめ、刺し子織の魅力がいっぱい詰まった商品についてご紹介します。
2023.10.30
倭物やカヤ
インドのクラフトワーク満載なアパレルライン秋冬のご紹介!
今回は、インドのクラフトワークをふんだんに使用したこだわりのアイテムを紹介します!
秋冬シーズンも、続々とこだわりアイテムたちがインドより届いています!
インドの伝統技法ブロックプリントや刺繍の魅力だけではなく、引続きトレンド感もありエスニック好きの方だけでなく、ファッション好きの方にも取り入れやすいアイテムが多いので、必見です♪メンズアイテムもありますので、是非チェックしてくださいね!
2023.10.25
チャイハネ
インドの伝統刺繍「ミラーワーク」の魅力に迫る
「ミラーワーク」というインドの伝統刺繍を知っていますか?美しい刺繍の中に、いくつもの小さな鏡が留めつけられている手工芸です。衣類や家の装飾品に使われることが多く、太陽の光が当たると鏡が反射してキラキラと輝きます。
インドにはさまざまな伝統刺繍が各地に残っていますが、鏡を使った刺繍は、中でも特に個性的。一体どうして鏡を身につけるようになったのか、知れば知るほど奥深いのです。
2023.10.20
日本の知恵を現代に守り伝える~改めて知りたい、地下足袋の魅力
みなさんは、「地下足袋(じかたび)」というと、どのようなイメージがあるでしょうか?
職人さんが履くものとして伝統的に知られていますが、その格好良さから、いまでは、おしゃれな人達の間でひそかなブームとなっています。
こちらの記事では、地下足袋のつくりや特徴、これまでの歴史などとともに、カヤオリジナルの粋な地下足袋についてご紹介します。
日本の知恵や伝統がたっぷりつまった地下足袋の魅力を覗いてみましょう。
2023.09.28
倭物やカヤ
ファブリックで印象が変わる~3つのインテリアコーディネート~
チャイハネのファブリックはエスニックスタイルだけではなく、組み合わせ次第で様々に変化します。インドの伝統ハンドワークであるブロックプリントを使った温かみのあるファブリックで、日本のインテリアの中でも人気のこの3つのインテリアコーディネートを提案してみたいと思います。色調やスタイルを揃え、ちょっとしたキーアイテムを加えると、ぱっと印象が変わります。シンプルなキャンプギアに、あえて落ち着いた色合いを合わせてみる「ブラックコーディネート」。キャンプギアはカラフルなものも増えたとはいえ、スタンダードな黒やグレーやカーキが人気。カラフルな装飾で楽しむのもいいが、あえて、黒基調のコーデにチャレンジしてみてはどうでしょう。ぐっと大人っぽく、スタイリッシュとはちょっと違う、プリミティブな印象が武骨さを強調します。シンプルで控えめな色調のインテリアに、ヴィンテージの色調を取り入れたアクセントで、穏やかな雰囲気を持つ「ナチュラルビンテージコーディネート」。
2023.06.03
チャイハネ
ネパールのかぎ針編みとSDGs カトマンズ編(後編)
今回ご紹介しているNSRPクロシュタシリーズは、私達がネパールで物作りを始めてから40周年の節目を迎える2022年に向けて企画されました。
ネパール商品の強みってなんだろう?…..ふんわり、ほっこりと手作り感が伝わってくる風合い….話し合いの末に“かぎ針編み×四角いモチーフ組み合わせ×コットン”のコンセプトとなりました。チャイハネのど真ん中にネパールらしさが溢れ出すイメージです。
2022.03.18
チャイハネ
ネパールのかぎ針編みとSDGs【前編】
ネパールの首都カトマンズ、そこから東へ約12キロ。レンガ造りの建物が美しい世界遺産の古都バクタプルがあります。中心地の周りには長閑な田園風景が拡がり、ゆっくりと時間が流れる素敵な所です。そして、手先が器用なネワール族が多く住む地域でもあります。
今回紹介するNSRPクロシュタシリーズは、ここバクタプルでベースが作られ、カトマンズのメーカーさんで仕上げされて出荷されます。
2022.03.11
チャイハネ
インド人が誇る。異国感漂うチャイの魅力と基本的な作り方
インドのソウルドリンク、チャイ。
この記事ではインドが誇る国民的な飲み物、“チャイ”と
アミナコレクションが展開するチャイ専門店をご紹介します。
2022.03.08
ネパールの織り工場へ!
2016年12月。初めての海外出張はネパールでした。この時期は、昼は暖かく、夜は少し肌寒い、とても過ごしやすい気候でした。道に野良犬はもちろん、野良牛もたくさんいます。何人も一緒に乗ったバイク、中から人が溢れ出ているバス、鳴り響くクラクション など、テレビで見たことのある光景が広がっていました。想像はしていたけれど、こんなにも日本と交通整備が違うなんて…! とカルチャーショックではなく、何故かとてもワクワクしました。
2022.02.23
チャイハネ
ぬくもり溢れるインドの伝統技法ハンドブロックプリント
手彫りによる精巧な木版を、布に染料を押しあて模様を染め付けるブロックプリント。
数百年に渡って受け継がれてきた、インドの伝統技法です。
機械プリントでは味わえない温もり感じるデザインに、心奪われたファンも少なくないでしょう。
通常のブロックプリントは、リズミカルに版を繰り返し押していく連続パターンで作業を行いますが、
今回ご紹介する商品は、身頃の位置に合わせてブロックを組み替えていくというイレギュラーなデザインで、職人の熟練の技と根気が必要とされます。
2022.02.16
チャイハネ
悠久の時を越える ~美しきマルタ島の銀細工~
~地中海の宝石、マルタ島~
「地中海の宝石」…、
絶景の海とぽかぽかと陽気な気候から、ヨーロッパではこのような素敵な愛称で呼ばれる国があるのをご存知でしょうか。それは、イタリアのシチリア半島の下部に位置し、地中海の真ん中にぽつりと浮かぶ小島の国「マルタ共和国」。
国土がわずか約250km² と、東京23区の約3分の1しかないとても小さな国ではありますが、歴史が息づく石畳の街並みや、貴重な文化史跡である神殿や遺跡など、多くの魅力が詰まった素敵な国です。
観光の島としても知られ、特に穏やかな気候になる夏には、ヨーロッパのみならず世界中から避暑を求めてたくさんの人が訪れます。
~繊細な美しさを誇る、伝統工芸「銀細工」~
マルタ島には数多くの伝統工芸があります。
イムディーナガラスや、陶器、レース織りに、石細工もあります。
そしてなんといっても、銀細工「フィリグリー」が有名です。
マルタ島を代表するお土産としても有名であり、首都バレッタにはたくさんの銀細工アクセサリーのお店がひしめいています。
銀線細工「フィリグリー」は、銀を溶かし0.2~1.0mmほどの細い糸のようにしたものを手作業で変形させて巻き上げ、模様を織り成していきます。
中世から受け継がれる製法を今尚守っている貴重な伝統工芸です。
熟練の職人による手作りで一つ一つ丁寧に作られています。
まさに芸術作品といって過言でない代物です。
~マルタ島から銀細工アクセサリーが届きました~
地中海に浮かぶリゾート地「マルタ島」から、繊細で美しい銀細工のアクセサリーが届きました。
ひとつひとつ職人の手で丁寧に作られ、それぞれに異なる味わいが特徴です。
2021.12.21
欧州航路
【Nepal×Amina】手漉き紙カレンダーで伝統と自然を守る
多くが高速化される現代に生き続ける手仕事、ネパールの手漉き紙。
私たちはこの貴重な手仕事を、尊敬し、絶やさぬよう、40年近くパートナーであり続け、これからも継続的に取引をしていくことと、カレンダーの売り上げの一部を寄付することで、守っていきたいと思っています。
この活動は、私たちがこれからも自然と共存していけるように、雄大なヒマラヤの自然を守ることにも繋がっています。
互いに生活を支え合い、循環していく。
それが、Nepalと私たちの、ものづくりのカタチです。
~ネパールの手漉き紙とは~
ヒマラヤ山麓の大自然の恵みと、太陽の光をたっぷり浴びた木“ロクタ”から、職人の熟練の手仕事によって、一枚一枚丁寧に製紙された、丈夫で温かみのある風合いが魅力の紙。
~CAYHANE’s ITEM~
無機質な空間にこそ、手漉き紙の温かさ溢れる有機的なアートが映えます。
部屋やインテリアの直線や抑えた色彩と、曲線や鮮やかな色彩のコントラストを楽しみましょう。
日常を、鮮やかに、空間にも、個性を。
【Painting Elephant】
2021.11.06
チャイハネ
【Bangladesh Made】職人技が光る牛革アイテム
バングラデシュは、インドの東隣、ベンガル湾に注ぐ大河ガンジス川を有する水の豊富な国です。
職人が一つ一つ作る牛革スエードは、この国の昔ながらの小さな工房たちが支えています。
硬い動物の皮を柔らかくなめし、革を作り、加工したものは、丈夫で長持ちします。
経年とともに表情の変化する革を、手入れし育てていくことで愛着も湧く。
長く使い続けたいと思えるモノに出会える喜びを知る。
私達はこの貴重な手仕事を尊敬し絶やさぬよう、これからも継続的に取引をして、伝統を後世に繋げていきます。
~CAYHANE’s ITEM~
【リゴアブーツ】
車の中で生活をするなら、脱いだり履いたりしやすい靴がいい。
職人が一つ一つ作るバングラデシュの牛革スエードサイドゴアのブーツです。
かかとの刻印はネイティブアメリカンのスターからインスパイアされました。
牛革のブーツは、定期的に手入れを施すことで、長く美しく保つことができます。
革製品を気持ちよくお使いいただくために、覚えておくと役立つ基本的なお手入れの方法を紹介します。
▼牛革スエードブーツの基本手入れ方法▼
①シューズキーパーを入れ、形を整える。
②ブラッシングして汚れや誇りをとり、毛並みを整える。
③防水スプレーをムラなく全体的にスプレーする。
④30分ほど乾かして、完了。
時間とともに美しく経年変化していく革製品。
持ち主と一緒に成長していくという感覚に近いのかもしれません。
持ち主の個性と共に響き合いながら、日々のケアをぜひ楽しんでください。
2021.10.20
チャイハネ
【ヴィンテージ×ボヘミアン】キリム刺繍を贅沢に纏って
おうちで過ごす時間が増えた今、新しい洋服を着て外へ出かける機会は少なくなったのではないでしょうか。
だからこそ、とっておきの外出のために着る洋服は、特別なものでありたい。
本当に自分が気に入ったもの、そして、上質で長く使えるもの、またはデザインやモチーフに隠れたこだわりがあるもの…。
これからは、そんな唯一無二の一枚を選んでみてはいかがでしょうか。
流行を追い求め、ワンシーズンで着なくなるのは、もったいない。
昨今、“サスティナブル・ファッション”が叫ばれているように、これからのファッションの未来は1着の服に愛着をもって、長く大切にすることにかかっているように思います。
「少額で大量に買う」よりも、「多少値は張っても、上質な素材で、自分が本当に気に入ったものだけを買う」というアクションにシフトする時期が、もうそこまで来ているのかもしれません。
チャイハネは、上質な素材とこだわりのデザインが織り成す、長く付き合える一枚を展開しています。
2021年秋冬シリーズ、キリム模様から着想を得た刺繍柄が魅力の「ボヘーノシリーズ」が誕生しました。
キリムとは、トルコの伝統的な織物。
およそ1500年前から、代々受け継がれてきた柄や織り方が脈々と受け継がれ、織物はすべて一点物となっています。
タペストリーや絨毯など、様々な形で生活に取り入れられています。
また、キリムの柄には、それぞれ意味が込められており、魔除けや幸せを願うものも多いです。
「ボヘーノシリーズ」で施されたサソリのモチーフは、災いをもたらすと考えられる邪視などから守るために、用いられます。
この刺繍の柄には、身を守るお守り意味も込められています。
2021.10.15
チャイハネ
愛しのマトリョーシカ
ロシアには、世界でも有名な伝統工芸品、「マトリョーシカ」があります。
マトリョーシカは、女の子の姿をしていて、体の中に何層も入れ子になっており多数のマトリョーシカが入っています。
この女の子の名前は、「マトリョーナ」というロシアの女性の愛称が起源となり、後に「マトリョーシカ」と呼ばれるようになりました。
この名前は19世紀にロシアの農村で人気があった名前で、意味は「母」を示します。
「マトリョーナ」はロシアの農民の娘をモチーフにしているとされ、女の子の顔も素朴で田舎の娘風にデザインされてるものが一般的です。
また、マトリョーシカ誕生の由来は諸説あります。
最も有力なのは、19世紀末に箱根にやって来たロシアの使節団が、箱根の伝統工芸品である「入れ子人形」をロシアに持ち帰り、それがマトリョーシカになった、という説です。
しかし、元々ロシアに存在した工芸品がルーツである、などこれに反論するような説も存在し、未だ真相は不明なままです。
マトリョーシカが世界的に有名になり始めたのは、1900年。
この年、マトリョーシカはパリ万博に出品され、銅メダルを受賞するという快挙を成し遂げました。
それ以降、マトリョーシカは工場で大量に生産されるようになり、ロシアを代表するお土産として世界的な知名度を誇っています。そんなロシアの代表的工芸品であるマトリョーシカについて、ロシア近郊の輸入雑貨メーカーを営むVOLGAさま監修ご協力のもと、連載を通じてその魅力を掘り下げていきます。
今回は、ロシア国内にある、マトリョーシカの産地の一つ、セミョーノフ市でつくられるモノについて、紹介しましょう。
~マトリョーシカの形づくり~
木を乾燥して、削る
モスクワから北東に487kmに位置するニジニ・ノヴゴロド州 セミョーノフ市。
自然豊かな地の森林地帯でとれる、白樺や菩提樹の柔らかい木材を乾燥させることからマトリョーシカづくりは始まります。
実は、乾燥期間は約3年。最初の工程で長い年月を要します!
2021.10.14
欧州航路
色彩豊かなスペインの色
色彩豊かで、可愛いヨーロッパのポタリーたち。
不思議な魅力をもっていて、見ていると明るい気持ちになる多くの食器の中でも、スペインの職人お手製の「ハエン食器」は特別。一年中暖かい太陽が降り注ぎ、雨が降らない晴天の天気が続くスペインだからか、そこで作られるポタリーも、からっと明るいビビッドな色彩のもので溢れています。
今回は、オリーブオイル生産で世界一のスペインの中でも有数の産地である、南部のアンダルシア州ハエンでつくられるポタリー(ハエン食器)を紹介します。
さて、ハエン食器が生まれる町はどんなところなのでしょうか。
ハエンは、スペイン・アンダルシア州ハエン県の県都です。 人口はハエン県の6分の1を占め、県の行政・産業の中心です。ルネサンス時代の面影を残し、街並みには歴史と伝統が深く根付いています。
そんなハエンの中でも、ポタリーが生産されているのは、ハエンの北に位置するバイレンという小さな街。
2021.08.26
欧州航路
愛しのポーリッシュポタリー
カラフルで可憐な柄が描かれた素敵な伝統陶器「ポーリッシュポタリー」
今回は、老舗ブランド「ツェラミカ アルティスティチナ」のバイヤーで、ポーランド愛好家の福田さんに、ポーリッシュポタリーとポーランドのコトを教えていただきました。
~陶器の街、ボレスワヴィエツ~
ポーランド南西部にある陶器の街、ボレスワヴィエツ。陶器の歴史は、17世紀から続いています。
また、写真のような「ピーコックアイ」(孔雀の羽の目)のデザインシリーズは、この街の陶器の象徴となっています。
2021.08.05
欧州航路
伝統ポタリーのある温かな暮らし
ポーリッシュポタリー・・・ポーランドで生産された、ひとつひとつの作品が熟練職人によるハンドメイドのポタリー(陶器)のこと。
産地であるポーランド南西部の小さな町ボレスワヴィエツは、千年の歴史があり、昔から陶器の町として栄えてきました。
実は国内随一を誇るポーランドの伝統工芸品なんです。
温もりのある形や洗練されたデザイン、日常使用に適した高い品質と耐久性で、世界各国の家庭で使われています。
欧州航路でも取り扱いのある、老舗ブランド「ツェラミカ アルティスティチナ」は、職人の多くが女性であることと、ひとつひとつの作品の品質が高いことが最大の特徴。
2021.07.20
欧州航路
【動画】タイダイをPRします!(後編)BY Culture Crisis
様々なカルチャーが発信されるアミナフライヤーズ。
コラムを中心とした情報発信サイトで、あえて動画コンテンツで挑もうとする、文化的動画クリエイティブ集団(自称)culture crisis(カルチャークライシス)が勝手に始動した。
前回、culture crisisの定例会に届いたOKASHIRAからの荷物。その中には、自由の象徴である「タイダイ」Tシャツと指令の手紙が入っていた。
予め用意された説明(台本)をそれっぽく読み上げ、大げさなリアクションとテンションで、なんとなくタイダイを理解した4人は、自由にTシャツを染め始めたのであった…。
※前編の動画はこちら
後編は、ついにタイダイをPR。
思い思いに染めたTシャツを身に纏い、自由の尊さを知る...。
【前編・後編の2本立て】
2021.07.17
【動画】タイダイをPRします!(前編)BY Culture Crisis
様々なカルチャーが発信されるアミナフライヤーズ。
コラムを中心とした情報発信サイトで、あえて動画コンテンツで挑もうとする、文化的動画クリエイティブ集団(自称)culture crisis(カルチャークライシス)が勝手に始動した。
前回、熊本が誇る伝統工芸品である「おばけの金太」を自らがそれに扮するという安易な企画で、無事(?)にPRを成功させたと思っている4人‥
※前回の動画はこちら
今回の指令は、「タイダイ」。
自由すぎる彼らが自由の象徴を勝手にPRする...。
前編・後編の2本立て!
2021.07.02
India Cotton【後編】
前編 では、チャイハネと海外メーカーさんとの深いパートナーシップ、そしてその関係性の中でできた、チャイハネのインド綿の商品「イタワ織り」を紹介しました。~人々が、自然に立ち返る時代~コットンは、自然の力で湿気を吸ってくれたり、衣服になれば肌に触れると体温調整までしてくれたりします。私たちの日々の生活に寄り添って、自分らしく暮らせることを大切に思ってくれるような天然素材と触れ合うと、自然と安心感を得ます。
2021.06.16
チャイハネ
India Cotton【前編】
チャイハネ×インド綿
~海外メーカーさんとのパートナーシップ~かつては、海外で買い付けた民芸品やお土産を輸入して販売している店というイメージが根強くあったチャイハネですが、私たちは1980年代から企画デザイナーが日本に在籍しています。お店の中の約9割が日本でデザインされた、オリジナルの商品なのです。海外の各国のカルチャーや、ものづくりの技法や特産の素材を活かし、日本の生活様式に合わせたり、トレンドをいち早く取り入れるなど、日々試行錯誤、企画しています。
2021.06.14
チャイハネ
100種の技法を誇る「有松絞り」
100種の技法を誇る「有松絞り」
定着しているモノやコトを未来の定番へと進化させる、新コンセプト「倭物classic LABO」。
今回は第三弾として、有松絞りを紹介します。
港町横濱で生まれた「倭物やカヤ」のフィルターを通し、倭物文化の未来を研究していきましょう。
~生地を縫って括って染色する「絞り染め」~
有松絞りは、愛知県名古屋市有松町地域で盛んな絞り染めです。
絞り染めとは、生地を糸で縫ったり括ったりするなどして防染し、抜糸後の白抜き部分で模様を織りなす染色技法。
絞りの跡に残る布の凹凸と、点と線が形作る抽象的なぼかし模様は、柄の複雑な味わいを際立させます。
2021.05.25
倭物やカヤ
繊細な技術 注染手拭いとは?
「倭物classic LABO」。
定着しているモノやコトを、将来の私たちの新しい定番にするプロジェクトが始動しました。
さて、今回も港町横濱で生まれた「倭物やカヤの」フィルターを通し、倭物文化の「注染手拭い」を深掘りしていきます。
2021.05.06
倭物やカヤ
日本の技術の結晶「地下足袋」
定着しているモノやコト。例えば、風呂敷や浴衣。これら和の物は、未来でも私たちの身近に定着していなければ意味がありません。日本人のDNAを揺さぶる、新たな未来のカタチを追求するということは、まさに日本の原点回帰です。港横濱で生まれた「倭物やカヤの」フィルターを通し、新コンセプト「倭物classic LABO」として倭物文化の未来を研究していきます。
2021.04.27
倭物やカヤ
金色の春財布を迎える
春に買う「春財布」は、お金で財布がパンパンになる「張る財布」とも云われ縁起がいい。春にこそ、新しい財布を迎え入れよう。また、「金の気」を持つ黄色の財布は金運を呼び込むと人気だ。チャイハネでは、山羊革の財布をラインアップしている。ぜひ、山羊革に宿る職人の魂と、伝統的な技術の結晶を感じてみてほしい。
2021.04.27
チャイハネ
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