色彩豊かなスペインの色

色彩豊かで、可愛いヨーロッパのポタリーたち。

不思議な魅力をもっていて、見ていると明るい気持ちになる多くの食器の中でも、スペインの職人お手製の「ハエン食器」は特別。一年中暖かい太陽が降り注ぎ、雨が降らない晴天の天気が続くスペインだからか、そこで作られるポタリーも、からっと明るいビビッドな色彩のもので溢れています。

今回は、オリーブオイル生産で世界一のスペインの中でも有数の産地である、南部のアンダルシア州ハエンでつくられるポタリー(ハエン食器)を紹介します。

さて、ハエン食器が生まれる町はどんなところなのでしょうか。

ハエンは、スペイン・アンダルシア州ハエン県の県都です。 人口はハエン県の6分の1を占め、県の行政・産業の中心です。ルネサンス時代の面影を残し、街並みには歴史と伝統が深く根付いています。

そんなハエンの中でも、ポタリーが生産されているのは、ハエンの北に位置するバイレンという小さな街。

バイレンの陶器づくりの歴史は長く、食器、壺を中心に、1800年頃から制作されていました。

ハエン食器がつくられる様子をちょっと覗いてみましょう。

絵付けはすべて手書きで描かれています。
ここから色を重ねて、色彩豊かで独特なデザインに仕上げていきます。

綺麗に描かれ、高温でじっくりと焼き上げたら、ようやく出来上がり。

柄ごとにポタリーは整列され、勢ぞろいする様はまさに壮観です。

生活の中にこれほど明るいカラフルな食器が入るだけで、空気がパッと明るくなって、なんだか良い気分。

欧州航路では、ハエン食器を多数取り扱っています。
ヨーロッパの素敵な空気感のある店内で、毎日の食卓をちょっと豊かにしてくれる、何気ない日常がちょっと愛おしくなる、そんな素敵なひとつを見つけてみてはいかがでしょうか。

欧州航路ショップリストは こちら から。
https://www.amina-co.jp/shop-list/oushuukouro


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