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本日5月2日は、チャイハネ44回目の誕生日! 44年前、横浜中華街にできた1号店から始まったチャイハネも、今では全国に70店舗も展開するブランドへと成長しました。
いつも楽しそうにお買い物をしてくださる皆様、本当にありがとうございます!
今年はネパール40周年という記念すべき年でもあるので、特別企画としてチャイハネデザイナーインタビューをご用意いたしました。 あまり知られていないかもしれませんが、チャイハネの商品は自社で企画、デザインしたものを現地のメーカーさんに作ってもらってるんですよ。こだわりたっぷりです。
インタビュアーは、社内ライターのこころが担当させていただきました! それでは早速インタビューの内容へ移っていきたいと思います。
企画部 チャイハネ雑貨チーム班長 なつみさん 2017年入社 以前は他社で衣料デザイナーをしていた
早速ではありますが、40周年を記念に作られたクロシュタシリーズの生まれた背景について教えてください。
クロシュタシリーズは、ある会社さんとのコラボを想定して作った商品です。コラボを想定するにあたって、どんな商品がいいかなと考えていった中の一つに入ってました。
ネパールで有名なものというと、ニットやゲリ、手漉き紙のカレンダーといったものがありますが、コラボという点と今のトレンドの市場を考えたときに、クロシュタのほっこりとした可愛らしさが今のトレンドにも合いつつ、自社の特徴も捉えられそうだったので、昔からの技法も使いながら商品化ができたらと私が提案したんです。
あとは、クロシュタってネパールだとお母さんたちが内職で夜な夜な作業してきたものが受け継がれてきたという歴史があるので、その歴史を絶やしたくないという気持ちもありました。 ネパールのメーカーさんも、コロナ禍で仕事があまりない中でこの仕事があってよかったと言ってくれていたので、あの時提案して良かったなと心から思いました。
デザインをしていく中で、大変だったことはありますか?
そうですねー。クロシュタシリーズでいうとコスト感を抑えることが大変でした。 一つひとつ手作業で作られている商品なので、大量生産やプリントのように安く提供することが難しいんです。 私個人の気持ちとしても職人さんの手の込んだものの価値を下げたくないし、かといってチャイハネで販売できる価格帯というのも考えないといけなかったので、どうすれば納得のいくものができるかすごく悩みました。
そんな中で、自分のこうしたいっていう気持ちだけじゃなくて、その値段に持っていくために生地をアレンジしてみたり、仕入部やメーカーさんに何度も相談をしながら進めていって、結果的に良い仕上がりで納品することができたので本当に良かったです。
クロシュタシリーズ以外にも、これまで多くの商品をデザインされてきたかと思いますが、いつもデザインをする上で大切にしていることって何かありますか?
一番は、自分がワクワクするかどうかを大事にしています。 自分がワクワクしないものって、思い通りにサンプルが上がらなかったり、結果的に売れなかったりすることがなんとなく多いんです。 だからこそ自分もチームのみんなも納得していて、自身があるものをお客様にも届けて喜んでもらいたいというのが一番にあるなと、いま改めてそう感じました。
なるほど…。たしかに、商品を作っている人がワクワクしながら作ったんだなーって思うと、こっちまでワクワクするし、商品からパワーをもらえる感じがします!
ちなみに、お仕事をする中で一番やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
これは昔からそうなんですけど、自分が作った商品をお客様が街中で使ってくれているところを見ると、スーパーテンション上がります!!!
わぁー!その感覚味わってみたいです!
いやー本当にこれは嬉しいですね。 なんか生み出した子が可愛がられているみたいな感覚で、「元気でやってよー」みたいな気持ちになります(笑) これは本当に醍醐味なので、色を変えるだけみたいな作業工程が少なかった商品でも「あっこれ私が担当したやつだ」って心があったかくなります。 あとからこうじんわり喜べるように、これからも丁寧に仕事をしていきたいです。
素敵なお仕事ですね!
ところで、なつみさんは以前も他の会社でデザイナーをされていたとのことでしたが、チャイハネのデザイナーだからこその魅力だったり、醍醐味みたいなものってありますか?
たまに思うんですけど、実際にデザインしてる時間よりも歴史の勉強をしている時間の方が多い気がするんです。 商品にカルチャーを入れ込むことも多いので、正しい知識をかっこよくデザインに持っていくために大人になってから沢山勉強しました(笑)
たしかに…。私も入社してからいろんなカルチャーについて詳しくなった気がします(笑)
そうですよね(笑)
他の会社では聞かないような言葉が飛び交いすぎてて、最初の頃は分からないことだらけでした。でもそういうことをお仕事の中で学んでいけるのはすごく面白いですし、アミナコレクションで働いているからこその醍醐味だと思います。
ちょっと大きな質問になってしまいますが、なつみさんの今後の展望は?
商品を作る際に、前までは決められたプランに対してデザインを出していくような構図だったんですが、最近はデザイナーが主体となってプランを作っていくスタンスになってきているので、さらに自分たちだけでジャッジまでしていけるところを目指して個々のデザイン力とリサーチ力を強めていきたいです。
あとは、もし誰かが抜けてもチームが成り立つよう、一人ひとりが力になれるようなムードメーカー的存在になりたいなと思ってます。
インタビューも終わりに近づいてきたところで、本日が誕生日のチャイハネに向けて何か伝えたいことはありますか?
「おめでとう」はよそよそしいので「ありがとう」という言葉を伝えたいです。 誕生日はもちろんですが、ネパール40周年という節目に自分がデザイナーとしていれることにも感謝したいですし、40周年を迎えられたのもお客様と先人たちのお陰だなとも感じています。 そこにあぐらをかかないように精進して良いものを作っていきたいです。
あと、コロナ禍で出張に行けなくなってからメーカーさんにもなかなか会えていないので、また顔を合わせながら商品を作っていくことができたらいいなと思っています。
最後に、チャイハネファンにも一言お願いします!
いつも本当にありがとうございます。 楽しそうにお買い物をしてくださっている姿を見ていると、私たちも元気をもらえます。 これからもお客様に喜んでいただけるような良い商品を作れるように頑張ります!
チャイハネ誕生日特別企画、いかがでしたでしょうか?
企画さん楽しそうー!とウキウキしながらお話を聞いていたら、隣にいた上司と気まずい雰囲気に…。(笑)企画さんのお仕事も素敵でしたが、こうして普段なかなか関われない部署の方のお話を聞けちゃうこのお仕事もとっても楽しいです!
今回はデザイナーのなつみさんにお話をお伺いしましたが、デザイナーさん以外にもチャイハネでは一つの商品を作り上げるのに本当にたくさんの人が関わっています。 チャイハネにお立ち寄りの際は、是非商品を手に取ってその温かみを感じてみてください。
これからもアミナフライヤーズを通じて、皆さんに面白いと思っていただけるようなコンテンツを発信していきます。 それでは、44年目のチャイハネもどうぞよろしくお願いいたします!
NEPAL HAND CROCHET 商品ページはこちら
Part1・西武新宿PePe店・湘南店・ららぽーと沼津店・水戸店・仙台名取店・利府店・りんくう店・京都寺町店・福岡店・熊本店
本日5月2日は、チャイハネ44回目の誕生日!
44年前、横浜中華街にできた1号店から始まったチャイハネも、今では全国に70店舗も展開するブランドへと成長しました。
いつも楽しそうにお買い物をしてくださる皆様、本当にありがとうございます!
今年はネパール40周年という記念すべき年でもあるので、特別企画としてチャイハネデザイナーインタビューをご用意いたしました。
あまり知られていないかもしれませんが、チャイハネの商品は自社で企画、デザインしたものを現地のメーカーさんに作ってもらってるんですよ。こだわりたっぷりです。
インタビュアーは、社内ライターのこころが担当させていただきました!
それでは早速インタビューの内容へ移っていきたいと思います。
目次
デザイナープロフィール
企画部 チャイハネ雑貨チーム班長 なつみさん
2017年入社 以前は他社で衣料デザイナーをしていた
クロシュタシリーズが生まれた背景
早速ではありますが、40周年を記念に作られたクロシュタシリーズの生まれた背景について教えてください。
クロシュタシリーズは、ある会社さんとのコラボを想定して作った商品です。コラボを想定するにあたって、どんな商品がいいかなと考えていった中の一つに入ってました。
ネパールで有名なものというと、ニットやゲリ、手漉き紙のカレンダーといったものがありますが、コラボという点と今のトレンドの市場を考えたときに、クロシュタのほっこりとした可愛らしさが今のトレンドにも合いつつ、自社の特徴も捉えられそうだったので、昔からの技法も使いながら商品化ができたらと私が提案したんです。
あとは、クロシュタってネパールだとお母さんたちが内職で夜な夜な作業してきたものが受け継がれてきたという歴史があるので、その歴史を絶やしたくないという気持ちもありました。
ネパールのメーカーさんも、コロナ禍で仕事があまりない中でこの仕事があってよかったと言ってくれていたので、あの時提案して良かったなと心から思いました。
デザインをしていく中で、大変だったことはありますか?
そうですねー。クロシュタシリーズでいうとコスト感を抑えることが大変でした。
一つひとつ手作業で作られている商品なので、大量生産やプリントのように安く提供することが難しいんです。
私個人の気持ちとしても職人さんの手の込んだものの価値を下げたくないし、かといってチャイハネで販売できる価格帯というのも考えないといけなかったので、どうすれば納得のいくものができるかすごく悩みました。
そんな中で、自分のこうしたいっていう気持ちだけじゃなくて、その値段に持っていくために生地をアレンジしてみたり、仕入部やメーカーさんに何度も相談をしながら進めていって、結果的に良い仕上がりで納品することができたので本当に良かったです。
デザインをする上で大切にしていること
クロシュタシリーズ以外にも、これまで多くの商品をデザインされてきたかと思いますが、いつもデザインをする上で大切にしていることって何かありますか?
一番は、自分がワクワクするかどうかを大事にしています。
自分がワクワクしないものって、思い通りにサンプルが上がらなかったり、結果的に売れなかったりすることがなんとなく多いんです。
だからこそ自分もチームのみんなも納得していて、自身があるものをお客様にも届けて喜んでもらいたいというのが一番にあるなと、いま改めてそう感じました。
なるほど…。たしかに、商品を作っている人がワクワクしながら作ったんだなーって思うと、こっちまでワクワクするし、商品からパワーをもらえる感じがします!
ちなみに、お仕事をする中で一番やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
これは昔からそうなんですけど、自分が作った商品をお客様が街中で使ってくれているところを見ると、スーパーテンション上がります!!!
わぁー!その感覚味わってみたいです!
いやー本当にこれは嬉しいですね。
なんか生み出した子が可愛がられているみたいな感覚で、「元気でやってよー」みたいな気持ちになります(笑)
これは本当に醍醐味なので、色を変えるだけみたいな作業工程が少なかった商品でも「あっこれ私が担当したやつだ」って心があったかくなります。
あとからこうじんわり喜べるように、これからも丁寧に仕事をしていきたいです。
素敵なお仕事ですね!
チャイハネのデザイナーとしての醍醐味
ところで、なつみさんは以前も他の会社でデザイナーをされていたとのことでしたが、チャイハネのデザイナーだからこその魅力だったり、醍醐味みたいなものってありますか?
たまに思うんですけど、実際にデザインしてる時間よりも歴史の勉強をしている時間の方が多い気がするんです。
商品にカルチャーを入れ込むことも多いので、正しい知識をかっこよくデザインに持っていくために大人になってから沢山勉強しました(笑)
たしかに…。私も入社してからいろんなカルチャーについて詳しくなった気がします(笑)
そうですよね(笑)
他の会社では聞かないような言葉が飛び交いすぎてて、最初の頃は分からないことだらけでした。でもそういうことをお仕事の中で学んでいけるのはすごく面白いですし、アミナコレクションで働いているからこその醍醐味だと思います。
ちょっと大きな質問になってしまいますが、なつみさんの今後の展望は?
商品を作る際に、前までは決められたプランに対してデザインを出していくような構図だったんですが、最近はデザイナーが主体となってプランを作っていくスタンスになってきているので、さらに自分たちだけでジャッジまでしていけるところを目指して個々のデザイン力とリサーチ力を強めていきたいです。
あとは、もし誰かが抜けてもチームが成り立つよう、一人ひとりが力になれるようなムードメーカー的存在になりたいなと思ってます。
チャイハネと、チャイハネファンに向けて一言
インタビューも終わりに近づいてきたところで、本日が誕生日のチャイハネに向けて何か伝えたいことはありますか?
「おめでとう」はよそよそしいので「ありがとう」という言葉を伝えたいです。
誕生日はもちろんですが、ネパール40周年という節目に自分がデザイナーとしていれることにも感謝したいですし、40周年を迎えられたのもお客様と先人たちのお陰だなとも感じています。
そこにあぐらをかかないように精進して良いものを作っていきたいです。
あと、コロナ禍で出張に行けなくなってからメーカーさんにもなかなか会えていないので、また顔を合わせながら商品を作っていくことができたらいいなと思っています。
最後に、チャイハネファンにも一言お願いします!
いつも本当にありがとうございます。
楽しそうにお買い物をしてくださっている姿を見ていると、私たちも元気をもらえます。
これからもお客様に喜んでいただけるような良い商品を作れるように頑張ります!
チャイハネ誕生日特別企画、いかがでしたでしょうか?
企画さん楽しそうー!とウキウキしながらお話を聞いていたら、隣にいた上司と気まずい雰囲気に…。(笑)企画さんのお仕事も素敵でしたが、こうして普段なかなか関われない部署の方のお話を聞けちゃうこのお仕事もとっても楽しいです!
今回はデザイナーのなつみさんにお話をお伺いしましたが、デザイナーさん以外にもチャイハネでは一つの商品を作り上げるのに本当にたくさんの人が関わっています。
チャイハネにお立ち寄りの際は、是非商品を手に取ってその温かみを感じてみてください。
これからもアミナフライヤーズを通じて、皆さんに面白いと思っていただけるようなコンテンツを発信していきます。
それでは、44年目のチャイハネもどうぞよろしくお願いいたします!
チャイハネ 11店舗 + オンラインショップでの限定販売
NEPAL HAND CROCHET 商品ページはこちら
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