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前回の記事 では、「地下足袋」の歴史や、現在に至るまで人気が続いている理由について解説しました。今回は、より詳しく地下足袋の履き方や選び方を紹介します。自分にぴったりの地下足袋を見つけてみませんか?
地下足袋は、普段履いているようなスニーカーやパンプスとは異なる造りをしています。そのため、地下足袋がどのような構造になっているのかを知ることで、正しく履くことができますよ。
まず、気になる地下足袋の形を見ていきましょう。各部の名称や役割を紹介します。
履きやすさを左右する足型部分。地下足袋は普通の靴と違い、足先が親指とその他の4本の指にわかれています。足本来の自然な形のまま歩くことができます。
底はゴム底になっているので、甲の高い人、低い人どちらにも心地よくフィットします。
そして、地下足袋の特徴的なパーツであるコハゼ。コハゼとは、足袋の後ろについている真鍮やステンレス製の留め具のことです。コハゼとかけ糸の組み合わせは日本ならではの技術であり、海外でも注目が集まっているんですよ。
かかと部分は地下足袋のなかでも痛みやすい部分。ここには、補強ゴムが縫われており、丈夫で長持ちするように工夫されています。
地下足袋を履くときには、まず足袋靴下を履きましょう。指の分かれた足袋靴下を履くことで、地下足袋のなかで足が滑りにくくなりますし、汗をかいたときに足がムレてしまうのを防ぐことができますよ。
地下足袋は、正しい姿勢で履くことも大切です。
①椅子に座り、地下足袋に足を入れる
足袋の履き口をしっかりと開き、地下足袋に足を入れて引っ張り上げます。 このとき、足の裏がきちんと足底についていることをチェックしてくださいね。
②足を太ももの上に乗せ、足に沿わせる
かかとを90度の角度に曲げて、足首まわりの布を引っ張りながら足に沿わせていきます。
③コハゼを下から順に留めていきます。
自分の足まわりの太さにあわせて、受け糸にコハゼを引っかけます。これで完成です!
ちなみに、多くの方が床に座りながら地下足袋を履こうとしてしまうのですが、これですと足、首やふくらはぎをうまく足袋に入れることが難しいです。 さらに、立ってみると足首の部分がフィットしないこともあります。こういった状態ですと、コハゼが取れやすくなり、ケガにつながります。ぜひ、上記の姿勢で履いてくださいね。
ここからは、いよいよ、自分にぴったりの地下足袋を選んでいきましょう。サイズやデザインなど、選び方のコツをご紹介します。
地下足袋を心地よく履くためには、正しいサイズ選びが欠かせません。
まずは、足長(かかとからつま先までの長さ)と、足囲(足の甲の太さ)のサイズを測ります。足長を測るときには、前を見て、足を肩幅に開いて立つことがポイントです。足囲は、親指の付け根と小指の付け根の部分をメジャーで一周させて測ります。
JIS規格の靴のサイズ対応表がありますので、そちらで足長と足囲をもとにご自分のサイズを確認します。例えば足長が250mmであれば、25.0cmの地下足袋が適しています。
地下足袋を履き慣れていない人の場合、履いているあいだに足がむくんで、きつくなってしまうことがあります。足が痛んだり、歩きにくくなってしまいますので、もしサイズ選びに迷ったら、ワンサイズ大きめのものを選ぶのもおすすめです。
スタンダードタイプのくるぶし丈の地下足袋はもちろん、パンプスタイプ、たっぷりのファーがついたブーツタイプなど、カヤの地下足袋はデザインも豊富。ぜひ自分にぴったりの地下足袋を見つけてくださいね。
秋冬におすすめの、華やかな金プリントのボア足袋が登場しました。こちらは、年はじめのハレの日にぜひ使ってほしいおすすめの商品です。シンプルな水引のデザインは、上品ながらコーディネートに華やかさもプラス。これからの時期にぴったりのあたたかなボア足袋です。
フラットパンプスやスリッポンのような感覚で、日本の伝統技術を気軽に楽しめる地下足袋です。岡山県倉敷市の職人さんの想いと匠の技によって作られました。草や木をナチュラルな色味で表現しているので、足元を軽くしたい時にもおすすめです。
鮮やかな赤の梅模様ぱっと目をひく地下足袋。秋冬の暗くなりがちなファッションに、差し色として活躍します。
「地下足袋は職人さんが履くもの」と思っていませんか?先ほどご紹介した商品のように、現在ではファッションに取り入れやすいおしゃれな地下足袋がたくさん登場しています。
地下足袋の特徴である機動性や安定性が発揮されるのは、例えばお仕事で長時間歩く必要があるときなどです。地下足袋は足にフィットするため、疲れにくく、むくみにくいのもおすすめポイントです。また、紅葉を見に山へ出かけたり、旅行に行ったりと、秋の行楽シーズンにもぴったりです。
履きこなしのバリエーションも豊富です。例えば、サルエルパンツのように足首がしぼられたボトムスは地下足袋をさりげなくアピールできるので相性バツグンです。また、ロングスカートとあわせて、裾のあいだからチラリと地下足袋のデザインを見せるのもおしゃれ。ぜひ、ご自分のワードローブとあわせて地下足袋を楽しんでみてくださいね。
いかがでしたか? 今回の記事では、地下足袋をもっと身近に楽しむために、正しい履き方や選び方などをご紹介しました。
倭物やカヤでは、今回ご紹介した商品をはじめ、さまざまな地下足袋をご用意しております。日本の伝統技術がつまった地下足袋。自分にぴったりの地下足袋を見つけて、伝統文化を感じながら、日々の生活に取り入れてみませんか?
前回の記事 では、「地下足袋」の歴史や、現在に至るまで人気が続いている理由について解説しました。今回は、より詳しく地下足袋の履き方や選び方を紹介します。自分にぴったりの地下足袋を見つけてみませんか?
地下足袋を実際に履いてみよう。
地下足袋は、普段履いているようなスニーカーやパンプスとは異なる造りをしています。そのため、地下足袋がどのような構造になっているのかを知ることで、正しく履くことができますよ。
地下足袋の各部の名称と役割
まず、気になる地下足袋の形を見ていきましょう。各部の名称や役割を紹介します。
1.足形部分
履きやすさを左右する足型部分。地下足袋は普通の靴と違い、足先が親指とその他の4本の指にわかれています。足本来の自然な形のまま歩くことができます。
2.ゴム底部分
底はゴム底になっているので、甲の高い人、低い人どちらにも心地よくフィットします。
3.コハゼ
そして、地下足袋の特徴的なパーツであるコハゼ。コハゼとは、足袋の後ろについている真鍮やステンレス製の留め具のことです。コハゼとかけ糸の組み合わせは日本ならではの技術であり、海外でも注目が集まっているんですよ。
4. 踵のゴム補強
かかと部分は地下足袋のなかでも痛みやすい部分。ここには、補強ゴムが縫われており、丈夫で長持ちするように工夫されています。
地下足袋の正しい履き方
地下足袋を履くときには、まず足袋靴下を履きましょう。指の分かれた足袋靴下を履くことで、地下足袋のなかで足が滑りにくくなりますし、汗をかいたときに足がムレてしまうのを防ぐことができますよ。
地下足袋は、正しい姿勢で履くことも大切です。
①椅子に座り、地下足袋に足を入れる
足袋の履き口をしっかりと開き、地下足袋に足を入れて引っ張り上げます。
このとき、足の裏がきちんと足底についていることをチェックしてくださいね。
②足を太ももの上に乗せ、足に沿わせる
かかとを90度の角度に曲げて、足首まわりの布を引っ張りながら足に沿わせていきます。
③コハゼを下から順に留めていきます。
自分の足まわりの太さにあわせて、受け糸にコハゼを引っかけます。これで完成です!
ちなみに、多くの方が床に座りながら地下足袋を履こうとしてしまうのですが、これですと足、首やふくらはぎをうまく足袋に入れることが難しいです。
さらに、立ってみると足首の部分がフィットしないこともあります。こういった状態ですと、コハゼが取れやすくなり、ケガにつながります。ぜひ、上記の姿勢で履いてくださいね。
自分にぴったりの地下足袋の選び方
ここからは、いよいよ、自分にぴったりの地下足袋を選んでいきましょう。サイズやデザインなど、選び方のコツをご紹介します。
サイズを選ぶ。
地下足袋を心地よく履くためには、正しいサイズ選びが欠かせません。
1.足長(そくちょう)と足囲(そくい)を正しく測る
まずは、足長(かかとからつま先までの長さ)と、足囲(足の甲の太さ)のサイズを測ります。足長を測るときには、前を見て、足を肩幅に開いて立つことがポイントです。足囲は、親指の付け根と小指の付け根の部分をメジャーで一周させて測ります。
2.JIS規格の靴のサイズ対応表をチェックする
JIS規格の靴のサイズ対応表がありますので、そちらで足長と足囲をもとにご自分のサイズを確認します。例えば足長が250mmであれば、25.0cmの地下足袋が適しています。
3.迷ったら少し大きめのサイズを
地下足袋を履き慣れていない人の場合、履いているあいだに足がむくんで、きつくなってしまうことがあります。足が痛んだり、歩きにくくなってしまいますので、もしサイズ選びに迷ったら、ワンサイズ大きめのものを選ぶのもおすすめです。
デザインを選ぶ
スタンダードタイプのくるぶし丈の地下足袋はもちろん、パンプスタイプ、たっぷりのファーがついたブーツタイプなど、カヤの地下足袋はデザインも豊富。ぜひ自分にぴったりの地下足袋を見つけてくださいね。
始め白・黒ボア足袋
秋冬におすすめの、華やかな金プリントのボア足袋が登場しました。こちらは、年はじめのハレの日にぜひ使ってほしいおすすめの商品です。シンプルな水引のデザインは、上品ながらコーディネートに華やかさもプラス。これからの時期にぴったりのあたたかなボア足袋です。
フラットパンプスやスリッポンのような感覚で、日本の伝統技術を気軽に楽しめる地下足袋です。岡山県倉敷市の職人さんの想いと匠の技によって作られました。草や木をナチュラルな色味で表現しているので、足元を軽くしたい時にもおすすめです。
鮮やかな赤の梅模様ぱっと目をひく地下足袋。秋冬の暗くなりがちなファッションに、差し色として活躍します。
地下足袋が活躍するシーンやファッション
「地下足袋は職人さんが履くもの」と思っていませんか?先ほどご紹介した商品のように、現在ではファッションに取り入れやすいおしゃれな地下足袋がたくさん登場しています。
地下足袋の特徴である機動性や安定性が発揮されるのは、例えばお仕事で長時間歩く必要があるときなどです。地下足袋は足にフィットするため、疲れにくく、むくみにくいのもおすすめポイントです。また、紅葉を見に山へ出かけたり、旅行に行ったりと、秋の行楽シーズンにもぴったりです。
履きこなしのバリエーションも豊富です。例えば、サルエルパンツのように足首がしぼられたボトムスは地下足袋をさりげなくアピールできるので相性バツグンです。また、ロングスカートとあわせて、裾のあいだからチラリと地下足袋のデザインを見せるのもおしゃれ。ぜひ、ご自分のワードローブとあわせて地下足袋を楽しんでみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか? 今回の記事では、地下足袋をもっと身近に楽しむために、正しい履き方や選び方などをご紹介しました。
倭物やカヤでは、今回ご紹介した商品をはじめ、さまざまな地下足袋をご用意しております。日本の伝統技術がつまった地下足袋。自分にぴったりの地下足袋を見つけて、伝統文化を感じながら、日々の生活に取り入れてみませんか?