読み物
2021.12.05

香港ポップスの個性派シンガー フェイウォン

皆様、こんにちは。フェイです。
さて、今回は自分も以前出張でよく訪れる地、香港のポップスで大好きなフェイウォンについて、
解説していきたいと思います。

さて、フェイウォン...。
皆さまご存知ですか? 聞いたことあるけど…という方がほどんではないかと思います。

僕の中では中華圏の女性シンガーでテレサテンに次いで最重要女性シンガーと位置づけておりますがいかがでしょうか?
そしてとても民俗的なシンガーであるといえます。

彼女のプロフィールをウィキペディアにて一部抜粋しますが、以下ご覧下さい。
1969年8月8日、北京生まれ。生まれた当時は母の姓を取り「夏林(拼音: Xià Lín, シィア・リン)」と名づけられたが、14歳のとき、父の姓を取り「王菲」と改名。
高校で歌を始め、北京で数本のカセットテープを発売した。高校を卒業後香港へ移住。
1989年に王靖雯(Shirley Wong(シャーリー・ウォン))の名で歌手デビューを果たす。
当時のキャッチフレーズは“北京からやってきた女の子”。

このプロフィールを見てピンときたあなたはかなりの通ですね。
そう、彼女は北京生まれの香港で活動しているシンガーなのです。

当時の中国ではほとんど海外のポップスは聴くことができない環境。
テレサテンですら海賊盤でこっそり聴く環境でした。
ですので普通の香港ポップシンガーとは全くの異端児であると言えるのです。

そんな前置きはこれくらいにして、そんなフェイウォンの代表作はなんといっても「夢中人」ですね。
この曲はカバー曲ながらもう完全に自分のオリジナル曲と言ってもよいでしょう。

この曲は1994年に公開された映画「恋する惑星」のテーマ曲にもなっております。
こちらの作品はご存知の方も多いのではないでしょうか。
是非一度見る事をお勧めします。

では最後にこの代表曲「夢中人」の北京語バージョンと広東語バージョンを聴き比べながらお別れしたいと思います。
あなたはどちらのバージョンが心に残ったでしょうか?
そしてこれを機会に民俗を感じる他の香港ポップスにも耳を傾けてみましたらいかがでしょうか!
再見...。

 

【広東語バージョン】

【北京語バージョン】


筆者プロフィール:@feizemin
中学の頃はクラシック音楽少年だったが親戚にビートルズのカセットテープを借りて聴いたその日よりロックミュージックに目覚める。
現在は営業部に所属している傍ら、プライベートでは自身のグループfeimoというオリジナルグループで日々オリジナルソングを作ってレコーディングなどおこない、音楽を通じて人々を幸福に出来るよう活動中。


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