ろまん

ろまん
はっぴいえんどに民俗を感じる
今日このごろ

今回紹介するレコードはこちら

皆さま
こんにちは。feiです。
なんか毎日バタバタしてますが
皆さまお元気でしょうか?

今わたしは、はっぴいえんどというロックバンドの「風街ろまん」というアルバムを聴いております。

さて、今回は皆さまもきっとご存知なはっぴいえんどの登場です。

何を今更と言われてしまうかも知れませんが、
最近この風街ろまんというアルバムを聴いて、
ふとこの音楽は日本土着の中にある民俗音楽ではないかと思って取り上げてみます。

今のこの時代色々と生きづらい世の中だなと
感じている人はたくさんいると思いますが、
音楽ひとつとってもやはりサブスクなど何でも1曲ごと簡単に聴けてしまうこの時代。

アルバム単位で聴く習慣は今でもあるのでしょうか?
この風街ろまんという民俗音楽も
ジャケアート、曲順ごとに聴いてこそ完成される音楽なんです。

以下、ウキペディアより

1964年東京オリンピック以降の開発・近代化で急激に失われゆく「古きよき日本・東京の姿」を「風街」という架空の街にみる、といったテーマが見て取れる。全体的にけだるい空気感がただよう。前作『はっぴいえんど』とくらべると松本隆による詞の世界観、大瀧詠一、細野晴臣、鈴木茂ら作曲陣による楽曲の質ともに洗練されており、はっぴいえんどとしての活動はこのアルバムでほぼ完成したと言っても過言ではない。

この解説に皆さまはどんなことを思い、この音楽を聴くのでしょうか?
そんな風街ろまん...

曲順通り聴いて欲しいのですが、
紙面の都合上、今回は個人的に好き楽曲をご紹介致します。

①抱きしめたい

このタイトルはビートルズにも
同名ありますが、もちろん異曲です。
イントロのドラムとベースのアンサンブルを聴くだけでもうゾクッとしますね。

②暗闇坂むささび変化

カントリースタイルの楽曲。
もともとはももんがというタイトルでした。
個人的には江戸川乱歩的な世界観を感じる民俗音楽。
おばあちゃんの昔話をゆっくりと聞きたいですね。

③はいからびゅーちふる

ブルーススタイルの”びゅーちふる“な世界観。

④夏なんです

今回の中で一番民俗を感じる楽曲。
歌詞が古き良き東京の風景がこれでもかと写しだされます。

いかがでしたでしょうか?
皆さまもアルバム単位で改めて聴き返してみてください。
きっと自分なりの風街が見えてくるはずです。

最後に『夏なんです』の歌詞を載せておきます。
それではまた、

「夏なんです」

作詞・松本隆 作曲・細野晴臣

鎮守の森は ふかみどり
舞い降りてきた 静けさが
古い茶屋の 店先に
誰かさんとぶらさがる
ホーシーツクツクの
蝉の声です
ホーシーツクツクの
夏なんです

feiさんのプロフィール画像

筆者プロフィール:@feizemin

中学の頃はクラシック音楽少年だったが親戚にビートルズのカセットテープを借りて聴いたその日よりロックミュージックに目覚める。
現在は営業部に所属している傍ら、プライベートでは自身のグループfeimoというオリジナルグループで日々オリジナルソングを作ってレコーディングなどおこない、音楽を通じて人々を幸福に出来るよう活動中。

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