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花言葉と隠れたお洒落
夏のお洒落では、涼をとり、紫外線からお肌を守ることを優先にファッションを決めてしまいがちです。
しかし、それでは無粋なもの。
春夏秋冬、どんな季節でも目いっぱいコーディネートで遊びたい。
この夏は、一風変わった和のスタイルで、“隠れたお洒落”に挑戦しよう。
裾からちらりと見える鮮明な色彩や、凛と咲き誇る花柄に忍ばせた意味合いなど、小粋なテクニックをしのばせれば、きっと見る者みな、はっと驚嘆するでしょう。
まずは、簡素な表地と豪華絢爛の裏地が、絶妙なコントラストを生む「八掛」を紹介します。
さて、日本の伝統のしつらい「八掛」をご存知でしょうか。
八掛とは、袷(あわせ)の着物の裾の裏に貼る布のこと。
2021.06.25
倭物やカヤ
揺れる吉祥+夏のおめかし
さんさんと降る太陽の下、ちょっとそこまでそぞろ歩く。髪をまとめたり、浴衣を着たり、下駄を履いたり。
なるべく素肌が涼風を感じる恰好で、ひんやりしたい。
せっかくだから、陽に照らされた肌には、和のアクセサリーでさりげなく個性を主張しよう。おめでたい吉祥モチーフのデザインを身に着ければ、きっと幸先がよい一日を過ごせるだろう。繊細な透かし細工が美しいアクセサリー。3種類の吉祥モチーフを表現し、「扇子」は末広がりという意味から「発展」、「鶴」は長生きの動物なので「長寿」、「金魚」は中国語で“金余(お金が余る)”という意味から「富貴・幸福」を象徴します。自然と共に生活を築いてきた日本人は自然界のありとあらゆるものに吉祥の意味を見出し、身に着けたり、結婚式など晴れ舞台で身に着ける着物や帯の柄、風呂敷など身近に寄り添ってきました。
2021.06.19
倭物やカヤ
夏の和装+快適Style
梅雨も佳境に入り、最近はすっかり夏晴れ日和。さんさんと降る日差しも気持ちよく、ふとした瞬間に吹く夏風が心地よい。こんな日は、お家の近所をちょっとそこまでそぞろ歩きたい。初夏とはいえ、湿度が高く、暑い日本。少しでも快適に涼しく過ごせる、和装を今回は紹介します。和装は、帯や長袖、長い裾のイメージで洋装よりも露出が低く、暑そうに感じられるかもしれませんが、実は夏でも涼しく過ごせる衣服です。着物や羽織などは、日本の四季を愉しむため文化そのもの。
2021.06.11
倭物やカヤ
父に贈る+夏の和暮らし
風薫る和暮らし-WAGURASHI-
季節が替わり初夏の風薫れば、父の日がやって来ます。
蒸し暑さの中に、涼を運ぶ風がそよげば、風鈴がちりんと季節の音を鳴らす。浴衣をまとい、扇子で扇げば、さらに薫る初夏の風。古の人々もこうして夏の準備をしたものでしょう。そんな粋な和暮らしを、父に贈りたい。
2021.06.03
倭物やカヤ
梅雨+ハレ気分
梅雨は夏の前触れ。ぽつぽつと降り始めた雨を受けながら、からっと晴れた真夏の空を待ちわびます。ぐずつく天気を見上げ「あと少し我慢すれば…」と胸に誓うものの、梅雨の1ヵ月はなぜか長く感じます。天候が冴えない日は、外に出るのも一苦労。ですが、天気によってできない事が増えるのは、無粋なものです。毎年やって来る億劫な季節、どうにか楽しく過ごすために、梅雨を彩る特別なアイテムを身に纏いたい。
2021.05.27
倭物やカヤ
100種の技法を誇る「有松絞り」
100種の技法を誇る「有松絞り」
定着しているモノやコトを未来の定番へと進化させる、新コンセプト「倭物classic LABO」。
今回は第三弾として、有松絞りを紹介します。
港町横濱で生まれた「倭物やカヤ」のフィルターを通し、倭物文化の未来を研究していきましょう。
~生地を縫って括って染色する「絞り染め」~
有松絞りは、愛知県名古屋市有松町地域で盛んな絞り染めです。
絞り染めとは、生地を糸で縫ったり括ったりするなどして防染し、抜糸後の白抜き部分で模様を織りなす染色技法。
絞りの跡に残る布の凹凸と、点と線が形作る抽象的なぼかし模様は、柄の複雑な味わいを際立させます。
2021.05.25
倭物やカヤ
初夏、そぞろ歩きを愉しむ
~そぞろ歩きで出逢う⽇本の息吹~ふらりと⽴ち寄った倭物やカヤで出逢うのは、⽇本の各地で⽣まれた⽂化や芽吹いたコトやモノ。そこには、切磋琢磨しながら現代に根付く⽂化を時代とともに進化させ、そこから⽣まれる⽇本⼈の誇らしさと世界からみても素晴らしいと評される⽇本⽂化があります。私たちは、そんな想いを表現するブランドでありたいと願っています。~そぞろ歩けば出会う新しい情景~それぞれの美しい情景を隠し持つ四季を愉しみながら、ふらりと歩く散歩道。日常の生活空間にそっと添える和暮らしの心が風情を彩ります。
2021.05.13
倭物やカヤ
繊細な技術 注染手拭いとは?
「倭物classic LABO」。
定着しているモノやコトを、将来の私たちの新しい定番にするプロジェクトが始動しました。
さて、今回も港町横濱で生まれた「倭物やカヤの」フィルターを通し、倭物文化の「注染手拭い」を深掘りしていきます。
2021.05.06
倭物やカヤ
日本の技術の結晶「地下足袋」
定着しているモノやコト。例えば、風呂敷や浴衣。これら和の物は、未来でも私たちの身近に定着していなければ意味がありません。日本人のDNAを揺さぶる、新たな未来のカタチを追求するということは、まさに日本の原点回帰です。港横濱で生まれた「倭物やカヤの」フィルターを通し、新コンセプト「倭物classic LABO」として倭物文化の未来を研究していきます。
2021.04.27
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しかし、それでは無粋なもの。
春夏秋冬、どんな季節でも目いっぱいコーディネートで遊びたい。
この夏は、一風変わった和のスタイルで、“隠れたお洒落”に挑戦しよう。
裾からちらりと見える鮮明な色彩や、凛と咲き誇る花柄に忍ばせた意味合いなど、小粋なテクニックをしのばせれば、きっと見る者みな、はっと驚嘆するでしょう。
まずは、簡素な表地と豪華絢爛の裏地が、絶妙なコントラストを生む「八掛」を紹介します。
さて、日本の伝統のしつらい「八掛」をご存知でしょうか。
八掛とは、袷(あわせ)の着物の裾の裏に貼る布のこと。