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お花見の季節がやって来ました。 桜の美しさはもちろん、小鳥のさえずりも聞こえてくるこの季節。 何気ない日常であっても、なぜか心がウキウキしてきませんか?
さて、お花見と言えば花より団子⁉ お弁当を持ってピクニックに出かけたくなりますね。
「お弁当を作る。買う。食べる。」 これは私たち日常の一部になっていることも多く、お弁当への特別な感情や意識が少ないかもしれません。
しかし、今や海外からも注目度が高まり、”BENTO“という単語?も登場するほど、日本のお弁当はあらゆる面で絶賛されています。
お弁当って何?そう聞かれたらどう答えますか? 日本古来の食文化と言っても過言ではない、“お弁当文化”の歴史を探ってみましょう。
時を遡ること中国南宋時代、“便当”という俗語から誕生したのが、“弁当”です。 便当=便利なこと、好都合なこと、という意味で、日本にこの言葉が渡ってきた際に、便の字を“弁”にしたそうです。
便当の意味を踏まえ、“弁えて(そなえて)、用にあてる”と日本語に解しました。 この“弁当”は、弁当そのものというよりも、“弁当箱”という用法で使われ始めたと言われています。
お弁当は食器に盛り付けた物ではなく、箱(容器)に詰められた食事を指すと捉えれば、弁当箱は食事を詰めるのに“都合が良い物、便利なもの”と言えますね。
お弁当の習慣は、農作業や狩猟の合間に食事をとる手段として5世紀頃から始まりました。いつでもどこでも食べられるように、握り飯(おにぎり)を腰に巻いて(風呂敷や手ぬぐいなどに包んで)作業をしていたようです。
例えば田畑を耕すには移動が伴うため、肌身離さず?携帯する。 家に帰る時間も惜しいと考える昔の人の知恵ですね!
梅干しいり握り飯の他には、米を蒸して乾燥させた干飯(ほしいい)という保存食や、粟飯、お芋などを持参したそうです。
ところで弁当という言葉が名づけられ、世に広まっていくきっかけとなったのは、16世紀に大活躍した“織田信長のおもてなし?”です。 城で大勢の人に食事を提供する際に、“一人ずつ配る簡単な食事”という意味で“弁当”と名付けられました。
江戸時代には8代将軍徳川吉宗が桜を飛鳥山(王子)等に植樹させ、花見をしながら食事を楽しむ“お弁当文化”が、一般庶民にも浸透していきました。
“お花見とお弁当”の切っても切れない仲?が続いているのは、こういった背景があるからでしょうね。
また、自然散策や芝居見学など、庶民の娯楽のお供にもお弁当は欠かせないものとなりました。 “幕の内弁当”は芝居の休憩時に食べるという意味で始まったと言われています。
明治時代に入ると開国とともに日本の食文化にも変化が生じ、弁当の食材にも少しずつ影響が出てきたようです。 鉄道の駅で売られる“駅弁”が生まれたのもこの時代で、宇都宮駅で売られた“梅干し入り握り飯”が記念すべき、駅弁第一号です。
手に提げて持ち運びができる“堤重”(さげじゅう)がお弁当箱の原型と考えれています。 蒔絵や漆で飾られた豪華な提重は、お花見や紅葉狩りの際、大名など身分の高い人々に使われていたようです。
今日では、おせち料理や特別なお弁当などには重箱が用いられています。 1200年程前に誕生した“提重”の文化が別の形で受け継がれているのですから、日本のお弁当文化の一部を垣間見られますね。
お弁当ってどんな時に食べますか?もちろん答えは人それぞれ。 学校や会社のランチ、ハイキングや公園でのピクニック、旅のお供、等々。色々な機会にお弁当を頂きます。
手作り弁当はもちろん、お弁当屋さんやスーパーマーケット、高級レストランでも幅広く提供されていますね。
なぜ私たちの日常に、お弁当が溢れているのでしょうか? そこには隠されたお弁当の魅力が満載だからです!
家で普段食事をするのであれば、弁当箱ではなく食器に盛り付けます。 なぜ弁当箱に入れるのかと言えば、それは歴史を振り返ってみても分かるように、食事を持ち運ぶためです。
自作の弁当は弁当箱に詰めて持ち運ぶ。お店やレストランで買う弁当も然り。 その場で頂くのではなく、持ち帰り用として容器詰められています。
コンパクトな箱や容器に詰められた美味しい食事をどこにでも携帯できる。 好都合、便利といったコンビニエントな部分に魅力を感じるのかもしれません。
お弁当の最大の魅力の瞬間!それは“ふたを開ける時”ではないでしょうか? このワクワク感と言ったらたまりません。 サプライズの贈り物を開ける時の期待感、自然と胸が高鳴なる感覚とでも言いましょうか。
自作で中身が分かっている時でさえも、楽しみが湧くものです。 もちろん、お店で売られているお弁当は中身が分かった状態で選ぶかもしれませんが、おいしいそうなお弁当を選ぶその時間は、ワクワク感そのものです。
魔法の箱とも言えるお弁当箱。 限られたスペースに主菜をはじめ、赤、緑、黄などの色彩溢れた副菜が敷き詰められています。まるで箱庭に景観が構成されるかのようです。
これってまさに“芸術作品”だと思いませんか?
彩りだけではなく、食材同士が直接触れないように仕切りを用いるなど、隅々にまで気を配りお弁当を仕上げていきます。 しかも食器であればいくつにも並べられる食事が、1つ(段)あるいは2つ(段)に収められるのですから、“職人技”といっても過言ではありませんね!
また、アニメや動物のキャラクターなどをモデルに作られる“キャラ弁”を見ても、まさに芸術作品そのものです。
なぜか魅力を感じるお弁当。視覚で楽しみ、味覚で堪能、心と身体が大満足!
日本の食文化の形がお弁当という姿でも受け継がれている。 お弁当(箱)はコンパクトにも関わらず、魅力たっぷり食事の宝箱です。
お弁当に合う飲み物と言えば? 答えは“お茶”!
もちろんお水やジュース、コーヒーでも良いのですが、お茶とのコンビネーションが一番シックリ相性バッチリではないでしょうか?
お弁当はお弁当箱へ詰める。ならば、お茶は何に入れる? 答えは“水筒”!
お茶は水筒に入れてこそ、お弁当のお供と言えますね。
紀元前3000年頃、ヨーロッパや中国では動物の皮革を縫い合わせた“水筒(すいづつ)”に飲み水を入れていました。 その後、日本では竹やひょうたんでできた竹筒が使われ、そこに漆塗りや家紋デザインを施して、花見や芝居見学などの娯楽に出かけたそうです。
”マイボトル“の起点はここにありそうですね! 戦後以降プラスチックやステンレス製の水筒が少しずつ開発され、現在に至ります。
茶葉や淹れ方は多種多様ですが、マイボトルに便利なのはティーバッグタイプでしょう。 水筒にお湯またはお水を入れて、そこにお茶パックを入れて置くだけです。 お弁当を食べる頃にはおいしいお茶が出来上がるので、手間もかからず便利です。
例えば、透明のプラスチック水筒ボトルにお水とお茶のティーバッグを入れる。 その時はクリアなお水なのに、時間が経つとキレイなお茶色に変わっている。 この視覚の変化にもワクワク感を感じます!
お気に入りの水筒(マイボトル)やお茶(マイティー?)を見つけるのもお弁当タイムの楽しみが倍増すること間違いなしです。
海外でも“お弁当=BENTO”が人気を博しています。 例えばアメリカのニューヨークやロサンゼルス、シアトルなどの大都市は、日本人が比較的多いことはもちろんですが、様々な企業が集まる他、観光地でもあります。 そのような地域では特に、日本のお弁当文化がどんどん広まり、認知度も上昇です。
アジア系または日系スーパーのデリコーナーを覗けば、BENTO BOXと謳ってお弁当が売られ、レストランやフードコートにも様々並んでいます。 ご飯と鶏唐揚げ、ご飯とシャケ、ご飯と照り焼きのお弁当など、品数豊富ではないものの、日本のお弁当を思わせます。
ちなみに、日本食=てりやき(TERIYAKI)と定義づけられているのか? 見た目や味付けはさておき、日本食屋さんやアジア系食堂では、TERIYAKIメニューが必ずあります!
また海外では、日本のアニメ人気の高まりによりMANGAという言葉が浸透し、SNSなどを通しても、“キャラ弁”という日本の弁当文化が注目されているようです。
お弁当タイムを満喫するためのヒントをいくつかご紹介します。
公園や広場でレジャーシートを広げてお弁当。これは昔からの定番スタイル。 花見の季節は本当に最高ですよね。
しかし地域によっては場所探しに苦労することもあり、諦めモードに入ってしまうこともしばしば。
お弁当を楽しむ場所=自然のある場所 この概念を少し外してみると、穴場は色々見つかります。
特におすすめは、デパートの屋上です。
広場として開放している所が多く、芝生や花などが植えられ、ベンチが設置されています。 そして意外かもしれませんが、小さな神社があるデパートもありますよ。
神様は天にいらっしゃいますから、空に近い屋上に祀られている神様に参拝すればご利益間違いなしですね。
ベンチやちょっとした休憩所が設置されている場所も増え始めています。 ホッとできておいしく食べられる、そんな自分だけのオアシスを探してみるのも楽しいですね。
“お弁当は外で食べるもの” この考えもとりあえず脇へずらしてみて下さい。
特に今は在宅でお仕事をされる方や学校事情も様々ですので、おうち弁当を楽しむ絶好のチャンス!
ところで“置き弁”ってご存知ですか? 家で食べる用に作り置きにしておくお弁当のことで、朝のうちに作っておきます。
メリット
小さなお子さんと家でレジャーシートを敷いて食べれば、おうちピクニックができますね。 お弁当はお昼のイメージが強いものの、あえて夕食時に食器ではなく、お弁当箱につめて食べてみるというのも特別感があって新鮮です。
自分のため、家族のため。お弁当作りの目的は色々。 毎日用意する場合は“手抜き”は必須!ストレス入りのお弁当では美味しくないですからね。
お弁当箱の色々
最近では、形や大きさはもちろんですが、素材にこだわったものが豊富に出回っています。 日本伝統工芸品としても知られる“曲げわっぱ”は、吸収性が良くご飯が冷めても美味しい。 最近では使い捨てタイプもあるのでチェックしてみて下さいね。
また、お弁当箱にこだわらずとも、素敵なデザインのクッキーの空き缶や箱などに詰めるのもお洒落ですね。
■倭物やカヤ店頭 限定販売■ 黒米付わっぱ ¥1,800(¥1,944税込)
世界からもクローズアップされている、日本の食文化と言えるお弁当。 あまり意識をすることなく、様々な機会に食べる(作る)お弁当。 春も到来、花見の季節と言えばお弁当。
このような時期に、お弁当の歴史を振り返りながら日本の誇るべき芸術作品“お弁当”を あらゆる場面で楽しんでみてはいかがでしょうか。
はじめに
お花見の季節がやって来ました。
桜の美しさはもちろん、小鳥のさえずりも聞こえてくるこの季節。
何気ない日常であっても、なぜか心がウキウキしてきませんか?
さて、お花見と言えば花より団子⁉
お弁当を持ってピクニックに出かけたくなりますね。
「お弁当を作る。買う。食べる。」
これは私たち日常の一部になっていることも多く、お弁当への特別な感情や意識が少ないかもしれません。
しかし、今や海外からも注目度が高まり、”BENTO“という単語?も登場するほど、日本のお弁当はあらゆる面で絶賛されています。
お弁当の歴史
お弁当って何?そう聞かれたらどう答えますか?
日本古来の食文化と言っても過言ではない、“お弁当文化”の歴史を探ってみましょう。
①弁当の言葉の意味は?
時を遡ること中国南宋時代、“便当”という俗語から誕生したのが、“弁当”です。
便当=便利なこと、好都合なこと、という意味で、日本にこの言葉が渡ってきた際に、便の字を“弁”にしたそうです。
便当の意味を踏まえ、“弁えて(そなえて)、用にあてる”と日本語に解しました。
この“弁当”は、弁当そのものというよりも、“弁当箱”という用法で使われ始めたと言われています。
お弁当は食器に盛り付けた物ではなく、箱(容器)に詰められた食事を指すと捉えれば、弁当箱は食事を詰めるのに“都合が良い物、便利なもの”と言えますね。
②お弁当の歴史を振り返る
お弁当の習慣は、農作業や狩猟の合間に食事をとる手段として5世紀頃から始まりました。いつでもどこでも食べられるように、握り飯(おにぎり)を腰に巻いて(風呂敷や手ぬぐいなどに包んで)作業をしていたようです。
例えば田畑を耕すには移動が伴うため、肌身離さず?携帯する。
家に帰る時間も惜しいと考える昔の人の知恵ですね!
梅干しいり握り飯の他には、米を蒸して乾燥させた干飯(ほしいい)という保存食や、粟飯、お芋などを持参したそうです。
ところで弁当という言葉が名づけられ、世に広まっていくきっかけとなったのは、16世紀に大活躍した“織田信長のおもてなし?”です。
城で大勢の人に食事を提供する際に、“一人ずつ配る簡単な食事”という意味で“弁当”と名付けられました。
江戸時代には8代将軍徳川吉宗が桜を飛鳥山(王子)等に植樹させ、花見をしながら食事を楽しむ“お弁当文化”が、一般庶民にも浸透していきました。
“お花見とお弁当”の切っても切れない仲?が続いているのは、こういった背景があるからでしょうね。
また、自然散策や芝居見学など、庶民の娯楽のお供にもお弁当は欠かせないものとなりました。 “幕の内弁当”は芝居の休憩時に食べるという意味で始まったと言われています。
明治時代に入ると開国とともに日本の食文化にも変化が生じ、弁当の食材にも少しずつ影響が出てきたようです。
鉄道の駅で売られる“駅弁”が生まれたのもこの時代で、宇都宮駅で売られた“梅干し入り握り飯”が記念すべき、駅弁第一号です。
③お弁当箱の初代モデルは?
手に提げて持ち運びができる“堤重”(さげじゅう)がお弁当箱の原型と考えれています。
蒔絵や漆で飾られた豪華な提重は、お花見や紅葉狩りの際、大名など身分の高い人々に使われていたようです。
今日では、おせち料理や特別なお弁当などには重箱が用いられています。
1200年程前に誕生した“提重”の文化が別の形で受け継がれているのですから、日本のお弁当文化の一部を垣間見られますね。
お弁当は魅力あふれる日本の食文化!
お弁当ってどんな時に食べますか?もちろん答えは人それぞれ。
学校や会社のランチ、ハイキングや公園でのピクニック、旅のお供、等々。色々な機会にお弁当を頂きます。
手作り弁当はもちろん、お弁当屋さんやスーパーマーケット、高級レストランでも幅広く提供されていますね。
なぜ私たちの日常に、お弁当が溢れているのでしょうか?
そこには隠されたお弁当の魅力が満載だからです!
①コンパクトで持ち運びに便利!
家で普段食事をするのであれば、弁当箱ではなく食器に盛り付けます。
なぜ弁当箱に入れるのかと言えば、それは歴史を振り返ってみても分かるように、食事を持ち運ぶためです。
自作の弁当は弁当箱に詰めて持ち運ぶ。お店やレストランで買う弁当も然り。
その場で頂くのではなく、持ち帰り用として容器詰められています。
コンパクトな箱や容器に詰められた美味しい食事をどこにでも携帯できる。
好都合、便利といったコンビニエントな部分に魅力を感じるのかもしれません。
②ワクワク感がたまらない
お弁当の最大の魅力の瞬間!それは“ふたを開ける時”ではないでしょうか?
このワクワク感と言ったらたまりません。
サプライズの贈り物を開ける時の期待感、自然と胸が高鳴なる感覚とでも言いましょうか。
自作で中身が分かっている時でさえも、楽しみが湧くものです。
もちろん、お店で売られているお弁当は中身が分かった状態で選ぶかもしれませんが、おいしいそうなお弁当を選ぶその時間は、ワクワク感そのものです。
③お弁当は芸術作品?!
魔法の箱とも言えるお弁当箱。
限られたスペースに主菜をはじめ、赤、緑、黄などの色彩溢れた副菜が敷き詰められています。まるで箱庭に景観が構成されるかのようです。
これってまさに“芸術作品”だと思いませんか?
彩りだけではなく、食材同士が直接触れないように仕切りを用いるなど、隅々にまで気を配りお弁当を仕上げていきます。
しかも食器であればいくつにも並べられる食事が、1つ(段)あるいは2つ(段)に収められるのですから、“職人技”といっても過言ではありませんね!
また、アニメや動物のキャラクターなどをモデルに作られる“キャラ弁”を見ても、まさに芸術作品そのものです。
なぜか魅力を感じるお弁当。視覚で楽しみ、味覚で堪能、心と身体が大満足!
日本の食文化の形がお弁当という姿でも受け継がれている。
お弁当(箱)はコンパクトにも関わらず、魅力たっぷり食事の宝箱です。
お弁当のお供と言えば?~お茶と水筒~
お弁当に合う飲み物と言えば?
答えは“お茶”!
もちろんお水やジュース、コーヒーでも良いのですが、お茶とのコンビネーションが一番シックリ相性バッチリではないでしょうか?
お弁当はお弁当箱へ詰める。ならば、お茶は何に入れる?
答えは“水筒”!
お茶は水筒に入れてこそ、お弁当のお供と言えますね。
紀元前3000年頃、ヨーロッパや中国では動物の皮革を縫い合わせた“水筒(すいづつ)”に飲み水を入れていました。
その後、日本では竹やひょうたんでできた竹筒が使われ、そこに漆塗りや家紋デザインを施して、花見や芝居見学などの娯楽に出かけたそうです。
”マイボトル“の起点はここにありそうですね!
戦後以降プラスチックやステンレス製の水筒が少しずつ開発され、現在に至ります。
茶葉や淹れ方は多種多様ですが、マイボトルに便利なのはティーバッグタイプでしょう。
水筒にお湯またはお水を入れて、そこにお茶パックを入れて置くだけです。
お弁当を食べる頃にはおいしいお茶が出来上がるので、手間もかからず便利です。
例えば、透明のプラスチック水筒ボトルにお水とお茶のティーバッグを入れる。
その時はクリアなお水なのに、時間が経つとキレイなお茶色に変わっている。
この視覚の変化にもワクワク感を感じます!
お気に入りの水筒(マイボトル)やお茶(マイティー?)を見つけるのもお弁当タイムの楽しみが倍増すること間違いなしです。
海外でも人気が高まる“BENTO”
海外でも“お弁当=BENTO”が人気を博しています。
例えばアメリカのニューヨークやロサンゼルス、シアトルなどの大都市は、日本人が比較的多いことはもちろんですが、様々な企業が集まる他、観光地でもあります。
そのような地域では特に、日本のお弁当文化がどんどん広まり、認知度も上昇です。
アジア系または日系スーパーのデリコーナーを覗けば、BENTO BOXと謳ってお弁当が売られ、レストランやフードコートにも様々並んでいます。
ご飯と鶏唐揚げ、ご飯とシャケ、ご飯と照り焼きのお弁当など、品数豊富ではないものの、日本のお弁当を思わせます。
ちなみに、日本食=てりやき(TERIYAKI)と定義づけられているのか?
見た目や味付けはさておき、日本食屋さんやアジア系食堂では、TERIYAKIメニューが必ずあります!
また海外では、日本のアニメ人気の高まりによりMANGAという言葉が浸透し、SNSなどを通しても、“キャラ弁”という日本の弁当文化が注目されているようです。
お弁当を楽しむスタイルあれこれ
お弁当タイムを満喫するためのヒントをいくつかご紹介します。
①外で楽しむ!
公園や広場でレジャーシートを広げてお弁当。これは昔からの定番スタイル。
花見の季節は本当に最高ですよね。
しかし地域によっては場所探しに苦労することもあり、諦めモードに入ってしまうこともしばしば。
お弁当を楽しむ場所=自然のある場所
この概念を少し外してみると、穴場は色々見つかります。
特におすすめは、デパートの屋上です。
広場として開放している所が多く、芝生や花などが植えられ、ベンチが設置されています。
そして意外かもしれませんが、小さな神社があるデパートもありますよ。
神様は天にいらっしゃいますから、空に近い屋上に祀られている神様に参拝すればご利益間違いなしですね。
ベンチやちょっとした休憩所が設置されている場所も増え始めています。
ホッとできておいしく食べられる、そんな自分だけのオアシスを探してみるのも楽しいですね。
②家で楽しむ!
“お弁当は外で食べるもの”
この考えもとりあえず脇へずらしてみて下さい。
特に今は在宅でお仕事をされる方や学校事情も様々ですので、おうち弁当を楽しむ絶好のチャンス!
ところで“置き弁”ってご存知ですか?
家で食べる用に作り置きにしておくお弁当のことで、朝のうちに作っておきます。
メリット
小さなお子さんと家でレジャーシートを敷いて食べれば、おうちピクニックができますね。
お弁当はお昼のイメージが強いものの、あえて夕食時に食器ではなく、お弁当箱につめて食べてみるというのも特別感があって新鮮です。
③お弁当作りのヒント
自分のため、家族のため。お弁当作りの目的は色々。
毎日用意する場合は“手抜き”は必須!ストレス入りのお弁当では美味しくないですからね。
お弁当箱の色々
最近では、形や大きさはもちろんですが、素材にこだわったものが豊富に出回っています。
日本伝統工芸品としても知られる“曲げわっぱ”は、吸収性が良くご飯が冷めても美味しい。
最近では使い捨てタイプもあるのでチェックしてみて下さいね。
また、お弁当箱にこだわらずとも、素敵なデザインのクッキーの空き缶や箱などに詰めるのもお洒落ですね。
■倭物やカヤ店頭 限定販売■
黒米付わっぱ ¥1,800(¥1,944税込)
最後に
世界からもクローズアップされている、日本の食文化と言えるお弁当。
あまり意識をすることなく、様々な機会に食べる(作る)お弁当。
春も到来、花見の季節と言えばお弁当。
このような時期に、お弁当の歴史を振り返りながら日本の誇るべき芸術作品“お弁当”を
あらゆる場面で楽しんでみてはいかがでしょうか。