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みなさんは、銭湯に行ったことがありますか?
大好きで毎週のように通っている方、コロナ禍が落ち着いたら行ってみたいと思っている方など、さまざまではないでしょうか。古くから日本人に親しまれてきた銭湯は、単に身体をきれいにするための場所ではなく、社交の場としての役割も持っていたんですよ。
この記事では、銭湯の歴史や入浴文化、個性豊かなさまざまな銭湯、あたらしい銭湯文化、そして思わず使いたくなる銭湯グッズをご紹介します。
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はじめに、日本の銭湯の歴史や入浴文化についてご紹介します。 古くから日本人に親しまれてきた銭湯ですが、時代とともに、入浴の形も変わっていきました。
銭湯のはじまりは、仏教伝来と関係しています。 寺院では、僧侶が身を清めるための「浴堂」があり、また貧しい人や病人のための「施浴(せよく)」も行われました。
施浴の目的は、基本的には仏教を広めるためとされていますが、一説によると、家にも町中にもお風呂がなかった時代の人々にとって嬉しい施しでもあったのだとか。
平安時代に入ると、京都に「湯屋」と呼ばれる銭湯のはしりのような施設ができ、鎌倉時代には施浴が人々に無料で開放されるようになります。そして次第に入浴料を取るようになり、現代の銭湯に近い形となっていきました。ちなみに、施浴の風習は室町時代に入ってもつづいていたといわれています。
銭湯が広く庶民の生活に普及したのは、江戸時代になってからのことです。 「江戸っ子は銭湯好き」と言われるほど、江戸時代の人々は銭湯を楽しんでいました。
江戸時代は、武家などを除いて現代のように各家庭にお風呂がなかったうえに、江戸は風も強くホコリが舞っていたため、清潔好きな日本人にとって銭湯は欠かせないものだったのです。
江戸の銭湯は、『慶長見聞録』(1614年)の記録によると、「天正19年(1591)に銭瓶橋(ぜにがめばし)のほとりに銭湯風呂を建てた」のが最初とされています。徳川家康が江戸入りしたばかりのころでした。
そこから次第に銭湯が広がり、17世紀初めには「町ごとに風呂あり」と言われるまでになりました。ちなみに、江戸初期の銭湯は蒸し風呂だったと言われています。
江戸の入浴文化で特筆すべきは、人々のマナーでしょう。 お互いに気持ちよくお風呂に入れるよう、「お先へ」「お早い」「おゆるり」といった声かけがありました。
また、銭湯の二階は囲碁や将棋をさせる娯楽と社交の場でした。身体をきれいにしたあと、ゆっくりと会話を楽しむ、そんな素敵な文化が広がっていたのですね。
現代でも人々から愛される銭湯ですが、個性豊かな銭湯があるのを知っていますか? ここからは、さまざまなタイプの銭湯をご紹介します。ぜひ、銭湯巡りをしてみてくださいね。
昔ながらの銭湯の雰囲気を味わいたい方は、大正3年創業、昭和5年建築の滝野川 稲荷湯はいかがでしょうか。 下町情緒あふれる街並みとともに残る数少ない戦前の銭湯として人気を博し、『テルマエ・ロマエ』のロケ地にもなった、登録有形文化財の銭湯です。
ご家族みんなで銭湯を楽しみたい方は、スーパー銭湯がおすすめです。
例えば、千代田区神田にある「RAKU SPA 1010(らくスパせんとう)」は、地上4階・地下1階で炭酸泉、日替わり湯、水風呂、サウナが楽しめます。特に炭酸泉は大きな湯船で人気となっています。
さらに、休憩スペースでは約5,000冊のマンガと雑誌が楽しめます。
おしゃれな空間でゆったりとした時間を過ごしたい方は、デザイナーズ銭湯がおすすめです。 目黒区中目黒にある「光明泉(こうめいせん)」は、高濃度炭酸泉、人工ラジウム泉、サウナ室、水風呂に加えて、東京都心の空を堪能できる露天風呂もあります。
銭湯というと、番台や牛乳、コーヒー牛乳などのイメージから、昔ながらのどこか近寄りがたい雰囲気を感じている方もいるかもしれません。しかし、時代とともにあたらしい銭湯文化も生まれています。
最近でいうと、浴場にテレビ画面を設置したり、コワーキングスペースを作ったり、ビールサーバーが置かれている銭湯などが良い例ですね。 お笑いライブや弾き語りライブ、朗読、フリーマーケットなど、子どもから大人まであらゆる世代が楽しめるイベントで賑わいをみせる場所も増えてきました。
仕事や日常生活の疲れを癒し、リラックスして日々のリズムを整えるためだけでなく、こういったあたらしい銭湯文化を体感するのも銭湯の楽しみ方のひとつです。
銭湯の番頭さんたちは、伝統を守りながら新たな挑戦をしています。 これを機に、銭湯を新たに自分のライフスタイルに取り入れてみるのも素敵ではないでしょうか。
銭湯文化の盛り上がりにともない、最近ではお風呂好きの方のためのグッズも続々と登場しています。 さまざまな銭湯グッズをお供に、日本の古き良きお風呂文化を感じてみませんか?
倭ものやカヤでは、「湯のすすめ」シリーズとして、お風呂・銭湯ライフがもっと楽しくなるグッズを多数取り扱っています。 ここからは、お風呂好きにはたまらないグッズをいくつかご紹介します。
銭湯の下足札(げそくふだ:銭湯で下駄箱に靴を預けるときに使います)をイメージしたキーホルダーです。3種類の絵柄の中からお気に入りのデザインを選んで、銭湯バッグに付けてみてはいかがでしょうか?日本らしい「和」の雰囲気が感じられる商品なので、海外から来た人へのお土産にもおすすめです。
絵柄:イタ/オサル/ユ
自宅で簡単に銭湯気分が味わえる商品です。 銭湯といえば壁に描かれているペンキ絵の富士をイメージする方も多いのではないでしょうか。そんな富士のタイルのデザインを、職人手作りの暖簾でお楽しみいただけます。
絵柄:BL FUJI/RD AKAFUJI
ミニボトルのシャンプー・コンディショナー、保湿クリームなど、細かなものをまとめて入れられるフラットな形のポーチです。 ビニール素材なので、銭湯に持って行っても中身が濡れる心配はありません。半巾手拭付きのため、足湯などのおともにもおすすめです。
絵柄:オサル/フジサン
「ゆ」の文字を水引のように結んだおしゃれなデザインが特徴の手拭いです。タオル代わりとしても使えるので、銭湯のおともに持参して、お風呂好き・銭湯好きをアピールしてみてはいかがでしょうか。
カラー:アオ/アカ
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いかがでしたか? この記事では、江戸の銭湯文化や現代のさまざまなタイプの銭湯、新しく生まれている銭湯文化、そして思わず使いたくなる素敵な銭湯グッズなどをご紹介しました。
清潔好きな日本人に古くから親しまれてきた銭湯は、ただ入浴するだけでなく、一緒になった人との会話や、入浴後のリラックスタイムなど、さまざまな楽しみ方ができる場所でもあります。
「湯のすすめ」グッズをお供に、気になった銭湯や、お近くの銭湯に行ってみてくださいね。
参考サイト
腹巻は健康に良いらしい!可愛い腹巻グッズが気になる方こちら!
腹巻のすすめ~身体も心も健康に!~
サウナに妖精がいるって知ってた?気になる方はこちら!
トリオ・ザ・トンタロー
みなさんは、銭湯に行ったことがありますか?
大好きで毎週のように通っている方、コロナ禍が落ち着いたら行ってみたいと思っている方など、さまざまではないでしょうか。古くから日本人に親しまれてきた銭湯は、単に身体をきれいにするための場所ではなく、社交の場としての役割も持っていたんですよ。
この記事では、銭湯の歴史や入浴文化、個性豊かなさまざまな銭湯、あたらしい銭湯文化、そして思わず使いたくなる銭湯グッズをご紹介します。
銭湯グッズの詳細はこちら
目次
銭湯の歴史や入浴文化について
はじめに、日本の銭湯の歴史や入浴文化についてご紹介します。
古くから日本人に親しまれてきた銭湯ですが、時代とともに、入浴の形も変わっていきました。
日本の銭湯のはじまり
銭湯のはじまりは、仏教伝来と関係しています。
寺院では、僧侶が身を清めるための「浴堂」があり、また貧しい人や病人のための「施浴(せよく)」も行われました。
施浴の目的は、基本的には仏教を広めるためとされていますが、一説によると、家にも町中にもお風呂がなかった時代の人々にとって嬉しい施しでもあったのだとか。
平安時代に入ると、京都に「湯屋」と呼ばれる銭湯のはしりのような施設ができ、鎌倉時代には施浴が人々に無料で開放されるようになります。そして次第に入浴料を取るようになり、現代の銭湯に近い形となっていきました。ちなみに、施浴の風習は室町時代に入ってもつづいていたといわれています。
銭湯が庶民に普及した江戸時代
銭湯が広く庶民の生活に普及したのは、江戸時代になってからのことです。
「江戸っ子は銭湯好き」と言われるほど、江戸時代の人々は銭湯を楽しんでいました。
江戸時代は、武家などを除いて現代のように各家庭にお風呂がなかったうえに、江戸は風も強くホコリが舞っていたため、清潔好きな日本人にとって銭湯は欠かせないものだったのです。
江戸の銭湯は、『慶長見聞録』(1614年)の記録によると、「天正19年(1591)に銭瓶橋(ぜにがめばし)のほとりに銭湯風呂を建てた」のが最初とされています。徳川家康が江戸入りしたばかりのころでした。
そこから次第に銭湯が広がり、17世紀初めには「町ごとに風呂あり」と言われるまでになりました。ちなみに、江戸初期の銭湯は蒸し風呂だったと言われています。
江戸の入浴文化で特筆すべきは、人々のマナーでしょう。
お互いに気持ちよくお風呂に入れるよう、「お先へ」「お早い」「おゆるり」といった声かけがありました。
また、銭湯の二階は囲碁や将棋をさせる娯楽と社交の場でした。身体をきれいにしたあと、ゆっくりと会話を楽しむ、そんな素敵な文化が広がっていたのですね。
いざ銭湯へ!個性を楽しむさまざまなタイプの銭湯巡り
現代でも人々から愛される銭湯ですが、個性豊かな銭湯があるのを知っていますか?
ここからは、さまざまなタイプの銭湯をご紹介します。ぜひ、銭湯巡りをしてみてくださいね。
古き良き風情のある銭湯
昔ながらの銭湯の雰囲気を味わいたい方は、大正3年創業、昭和5年建築の滝野川 稲荷湯はいかがでしょうか。
下町情緒あふれる街並みとともに残る数少ない戦前の銭湯として人気を博し、『テルマエ・ロマエ』のロケ地にもなった、登録有形文化財の銭湯です。
家族で楽しめるスーパー銭湯
ご家族みんなで銭湯を楽しみたい方は、スーパー銭湯がおすすめです。
例えば、千代田区神田にある「RAKU SPA 1010(らくスパせんとう)」は、地上4階・地下1階で炭酸泉、日替わり湯、水風呂、サウナが楽しめます。特に炭酸泉は大きな湯船で人気となっています。
さらに、休憩スペースでは約5,000冊のマンガと雑誌が楽しめます。
ブームを牽引するデザイナーズ銭湯
おしゃれな空間でゆったりとした時間を過ごしたい方は、デザイナーズ銭湯がおすすめです。
目黒区中目黒にある「光明泉(こうめいせん)」は、高濃度炭酸泉、人工ラジウム泉、サウナ室、水風呂に加えて、東京都心の空を堪能できる露天風呂もあります。
あたらしい銭湯文化が生まれている
銭湯というと、番台や牛乳、コーヒー牛乳などのイメージから、昔ながらのどこか近寄りがたい雰囲気を感じている方もいるかもしれません。しかし、時代とともにあたらしい銭湯文化も生まれています。
最近でいうと、浴場にテレビ画面を設置したり、コワーキングスペースを作ったり、ビールサーバーが置かれている銭湯などが良い例ですね。
お笑いライブや弾き語りライブ、朗読、フリーマーケットなど、子どもから大人まであらゆる世代が楽しめるイベントで賑わいをみせる場所も増えてきました。
仕事や日常生活の疲れを癒し、リラックスして日々のリズムを整えるためだけでなく、こういったあたらしい銭湯文化を体感するのも銭湯の楽しみ方のひとつです。
銭湯の番頭さんたちは、伝統を守りながら新たな挑戦をしています。
これを機に、銭湯を新たに自分のライフスタイルに取り入れてみるのも素敵ではないでしょうか。
銭湯文化の盛り上がりにともない、最近ではお風呂好きの方のためのグッズも続々と登場しています。
さまざまな銭湯グッズをお供に、日本の古き良きお風呂文化を感じてみませんか?
お風呂好きにはたまらない!銭湯グッズが登場
倭ものやカヤでは、「湯のすすめ」シリーズとして、お風呂・銭湯ライフがもっと楽しくなるグッズを多数取り扱っています。
ここからは、お風呂好きにはたまらないグッズをいくつかご紹介します。
湯の木札キーホルダー
銭湯の下足札(げそくふだ:銭湯で下駄箱に靴を預けるときに使います)をイメージしたキーホルダーです。3種類の絵柄の中からお気に入りのデザインを選んで、銭湯バッグに付けてみてはいかがでしょうか?
日本らしい「和」の雰囲気が感じられる商品なので、海外から来た人へのお土産にもおすすめです。
絵柄:イタ/オサル/ユ
富士のタイル中暖簾
自宅で簡単に銭湯気分が味わえる商品です。
銭湯といえば壁に描かれているペンキ絵の富士をイメージする方も多いのではないでしょうか。そんな富士のタイルのデザインを、職人手作りの暖簾でお楽しみいただけます。
絵柄:BL FUJI/RD AKAFUJI
湯のおともポーチ
ミニボトルのシャンプー・コンディショナー、保湿クリームなど、細かなものをまとめて入れられるフラットな形のポーチです。
ビニール素材なので、銭湯に持って行っても中身が濡れる心配はありません。半巾手拭付きのため、足湯などのおともにもおすすめです。
絵柄:オサル/フジサン
湯の手拭
「ゆ」の文字を水引のように結んだおしゃれなデザインが特徴の手拭いです。タオル代わりとしても使えるので、銭湯のおともに持参して、お風呂好き・銭湯好きをアピールしてみてはいかがでしょうか。
カラー:アオ/アカ
お風呂の季節がもっと楽しくなるグッズをもっと見る▼
いかがでしたか?
この記事では、江戸の銭湯文化や現代のさまざまなタイプの銭湯、新しく生まれている銭湯文化、そして思わず使いたくなる素敵な銭湯グッズなどをご紹介しました。
清潔好きな日本人に古くから親しまれてきた銭湯は、ただ入浴するだけでなく、一緒になった人との会話や、入浴後のリラックスタイムなど、さまざまな楽しみ方ができる場所でもあります。
「湯のすすめ」グッズをお供に、気になった銭湯や、お近くの銭湯に行ってみてくださいね。
参考サイト
腹巻は健康に良いらしい!可愛い腹巻グッズが気になる方こちら!
腹巻のすすめ~身体も心も健康に!~
サウナに妖精がいるって知ってた?気になる方はこちら!
トリオ・ザ・トンタロー