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“そぞろ歩き”って何でしょう? そぞろ=漫ろ(これといった理由もない、なんとなく)という状態。 つまり、 そぞろ歩きは、特にあてもなく歩き回ること。しかし散歩よりは目的をもって歩く。 今風に言えば、"ぶらり旅“と似ている部分があるかもしれません。
奥の細道で有名な“松尾芭蕉” 伊勢物語に影響された芭蕉は、“そぞろ神のものにつきて心をくるはせ” として、東北の旅に出たと言います。(そぞろ神:何となく人の心を誘惑する神)
酷暑が和らぎはじめた夏の終わりから、秋の行楽シーズンにおすすめの”そぞろ歩き“。 疲れた身体や心を癒すと共に、和の気づきや発見に新たな世界をも知る。 そぞろ歩き”の醍醐味は、”自分探しの旅”とも言えるかもしれませんね。
人間や動物が外界を感知する大切な5つの感覚、“五感” どんな役割があるのでしょうか?
美しいものを見る、素敵な音で癒される、おいしい食事で満たされるなど、日々の暮らしに豊かな気持ちを生み出し、心身の健康維持にも大切な“五感”。
・目を開ければ見えてくる様々な景色。 ・虫や鳥の声、風鈴、風に揺れる木々、川のせせらぎ、活気あふれる人々の声。 ・未知なるものに触れて、そのモノを認識する。 ・好きなものや初めての食の味を知る。 ・花や植物、料理、アロマの匂いをかぐことで癒され、心身の健康を促す。
五感は脳を刺激して、記憶や情動に働きかけると言われています。
目・耳・肌・舌・鼻という大切な器官を通した感覚に対して、常に意識を持って生活することはないかもしれません。 しかしこの5つの感覚機能を受動的でなく、
能動的に働かせる=“積極的に使ってみる!”
こんな思考で秋のそぞろ歩きをすれば、普段接しているものであっても新鮮に感じる。 今まで見えていなかったものが浮き彫りになる。 昔の思い出が蘇る、なつかしさを覚えるなど、心地よい刺激に包まれます。
“山野に出かけて遊び楽しむこと=遊山(ゆさん)” 遊山は、気晴らしに遊び出掛けるという意味もあることから、“そぞろ歩き”の感覚に近いとも言えますね。
山野に限らず、海や観光地で楽しむこと。 わざわざ遠くに出掛けなくとも、近くに足を延ばすこと。 行楽にはそういった広い概念をも含んでいます。
そぞろ歩いてみれば出逢う、日本の息づかい。 モノやコトのご縁を繋ぐ吉祥紋をあしらった「遊山日和」と名付けられたシリーズが登場しました。
旅路の吉祥を願った模様だけではなく、お出かけにちょっと便利な機能を備えた嬉しいアイテム群。 ちょっとそこまでから少し足を延ばして行ってみようまで そぞろ気分を盛り上げてくれる装いや小物たちです。
地域によって気候や気温の差はありますが、暑さが和らいだ9月中(末)頃から10月下旬、または11月中旬(12月上旬)まで。 紅葉の美しい季節の頃までを秋の行楽シーズンと呼びます。
そぞろ歩きにはピッタリの秋。心誘われるままに、ぶらりと散策する。 そこで出会う人々の息づかいや和文化に、奥ゆかしさのようなものを感じる。 和として認識しづらい身近なコトやモノに気付かされ、新鮮さを覚える素敵な発見。
そぞろ歩きは思い立ったが吉日?! 綿密な計画はもちろん不要です。 必要なのは、五感をフルに生かして全身で感じ取ること。
“浴衣”で江戸っ子風に。 日除けに“日傘”、髪留めには“かんざし” “扇子”や“手ぬぐい”片手に、粋に歩く。
和小物を身に付けて秋のそぞろ歩きをしてみると、気持ちも高鳴り、和を一層体感できること間違いなしです!
ここにおすすめ場所をいくつかご紹介します。
いわゆるおしゃれなカフェでなく、昔なじみの“純喫茶” 入り口の木ドアを開けると、ドアチャイムが鳴る。 店内に入るとコーヒーの匂いが漂い、年季の入ったサイフォンが目に入る。 古びたソファやカウンター席に腰をかけると、妙に懐かしさを感じる素敵な喫茶店。 ゆっくり流れる時間と淹れ立ての一杯に、心も身体もゆったり。
純喫茶。身を置くだけで、古き良き和文化を再認識。 マスターの優しさも伝わってきそうですね。
“町工場”と聞いてどんなイメージが湧きますか? 時代とともに生まれる先端技術によって、小さな町工場が閉鎖されていくのも事実です。 しかし昔からの伝統技術は、廃れることなく受け継がれています。 例えば東京都大田区には約3500の町工場が存在。 “ものづくりにかける思いのまち”として世界からも注目され、誇るべき日本の伝統文化とも言えますね。
大切に受け継いできたものづくりに対する精神、技術、そして信頼ある素晴らしい町工場が日本各地には沢山あります。 こういった場所を訪れてみると、それにかける“日本人魂”さえも感じ取れるでしょう。
有名温泉街へ出掛け、ゆっくり自然を感じて広い湯船に浸かる。 この上ない至福の時ですね。 しかしゆっくり出掛ける時間もない等、現実に難しいこともあるでしょう。 でも昔からの銭湯が続いている町もありますし、最近では、お風呂カフェやスーパー銭湯など、気楽に温泉気分を味わえる場所も沢山。
“風呂に浸かる”は昔から受け継がれてきた日本の伝統文化。 そぞろ歩きでお風呂屋さんに立ち寄り、「いい湯だな~」を味わってみるのもよいですね。
そぞろ歩きをしていると、秋を感じるものはあちらこちらに。 観光地に行かなくても、いつも通る道や場所。気になるお店に出向いてみるetc.
“○○な秋”と表現される中の代表と言えば、食欲の秋! レストランで秋の味覚を堪能する。 食料品店で、秋の野菜やフルーツを買って食してみる。 さつまいも、栗、リンゴ、梨、ぶどう、etc. 美味しそうに並ぶ青果物を、目で楽しみ、香りや味で満喫。
そぞろ歩きの道中や公園、お寺や神社の参拝時。 ちょっと立ち止まれば、彼岸花、コスモス、リンドウなど、秋を彩る花々に出会えます。
秋の訪れを感じさせるオレンジ色の“金木犀” とき放つ香りは、抗酸化作用による体内酸化を防ぐとともに、気持ちが落ち着く効果があると言われています。
また秋が深まったと感じる“紅葉”は、日本らしい風景そのものです。 こういった自然もまた、日本文化の一つという捉え方もできますね。
酷暑も和らぎ始める夏の終わり。 過ごしやすい時期に入ったなと安堵する反面、夏の疲れも感じるこの季節。 無理をせず、心身を休めてエネルギー充電をしましょう。
新たな素敵な時間を過ごすために、おうちで簡単リラックス法をご紹介します。
エアコンなどで冷やし過ぎた身体は免疫が低下しています。 血流や細胞など代謝を良くすることで、身体のみならず精神もリラックス。
・温かいお茶を飲む(ハーブディー等、好きな香りや味わいのもの) ・温かい食事を頂く(消化機能を整える) ・バスタブに浸かる(38度程度のぬるま湯に20分程。バスソルトを入れるのもおすすめ)
心身をリラックスさせるには、五感を整えるのが一番。
いかがでしたか? そろそろ暑さも和らぎ始め、秋の訪れを感じ始めるこの季節。 “和文化”を発見する、再認識するにふさわしい、“秋のそぞろ歩き” 五感をフルに生かしながら、全身で和を感じること。
また夏の余韻に浸り、秋の気配を感じるこんな季節に、おうちリラックスで心身を整える。
新たな季節を元気に迎えるためにも、こんな方法で自分癒しをしてみませんか?
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目次
1.そぞろ歩きとは?
“そぞろ歩き”って何でしょう?
そぞろ=漫ろ(これといった理由もない、なんとなく)という状態。
つまり、
そぞろ歩きは、特にあてもなく歩き回ること。しかし散歩よりは目的をもって歩く。
今風に言えば、"ぶらり旅“と似ている部分があるかもしれません。
奥の細道で有名な“松尾芭蕉”
伊勢物語に影響された芭蕉は、“そぞろ神のものにつきて心をくるはせ”
として、東北の旅に出たと言います。(そぞろ神:何となく人の心を誘惑する神)
酷暑が和らぎはじめた夏の終わりから、秋の行楽シーズンにおすすめの”そぞろ歩き“。
疲れた身体や心を癒すと共に、和の気づきや発見に新たな世界をも知る。
そぞろ歩き”の醍醐味は、”自分探しの旅”とも言えるかもしれませんね。
2.五感で楽しむ秋のそぞろ歩き
①五感とは?
人間や動物が外界を感知する大切な5つの感覚、“五感”
どんな役割があるのでしょうか?
②五感とそぞろ歩き
美しいものを見る、素敵な音で癒される、おいしい食事で満たされるなど、日々の暮らしに豊かな気持ちを生み出し、心身の健康維持にも大切な“五感”。
・目を開ければ見えてくる様々な景色。
・虫や鳥の声、風鈴、風に揺れる木々、川のせせらぎ、活気あふれる人々の声。
・未知なるものに触れて、そのモノを認識する。
・好きなものや初めての食の味を知る。
・花や植物、料理、アロマの匂いをかぐことで癒され、心身の健康を促す。
五感は脳を刺激して、記憶や情動に働きかけると言われています。
目・耳・肌・舌・鼻という大切な器官を通した感覚に対して、常に意識を持って生活することはないかもしれません。
しかしこの5つの感覚機能を受動的でなく、
能動的に働かせる=“積極的に使ってみる!”
こんな思考で秋のそぞろ歩きをすれば、普段接しているものであっても新鮮に感じる。
今まで見えていなかったものが浮き彫りになる。
昔の思い出が蘇る、なつかしさを覚えるなど、心地よい刺激に包まれます。
3.秋の行楽とは?~そぞろ歩きで和文化を感じる~
①行楽とは?
“山野に出かけて遊び楽しむこと=遊山(ゆさん)”
遊山は、気晴らしに遊び出掛けるという意味もあることから、“そぞろ歩き”の感覚に近いとも言えますね。
山野に限らず、海や観光地で楽しむこと。
わざわざ遠くに出掛けなくとも、近くに足を延ばすこと。
行楽にはそういった広い概念をも含んでいます。
そぞろ歩いてみれば出逢う、日本の息づかい。
モノやコトのご縁を繋ぐ吉祥紋をあしらった「遊山日和」と名付けられたシリーズが登場しました。
旅路の吉祥を願った模様だけではなく、お出かけにちょっと便利な機能を備えた嬉しいアイテム群。
ちょっとそこまでから少し足を延ばして行ってみようまで
そぞろ気分を盛り上げてくれる装いや小物たちです。
②秋の行楽シーズン
地域によって気候や気温の差はありますが、暑さが和らいだ9月中(末)頃から10月下旬、または11月中旬(12月上旬)まで。
紅葉の美しい季節の頃までを秋の行楽シーズンと呼びます。
③そぞろ歩きで和文化に出会うとは?
そぞろ歩きにはピッタリの秋。心誘われるままに、ぶらりと散策する。
そこで出会う人々の息づかいや和文化に、奥ゆかしさのようなものを感じる。
和として認識しづらい身近なコトやモノに気付かされ、新鮮さを覚える素敵な発見。
そぞろ歩きは思い立ったが吉日?!
綿密な計画はもちろん不要です。
必要なのは、五感をフルに生かして全身で感じ取ること。
④和文化に出会える場所とは?~和小物で粋にそぞろ歩き~
“浴衣”で江戸っ子風に。
日除けに“日傘”、髪留めには“かんざし”
“扇子”や“手ぬぐい”片手に、粋に歩く。
和小物を身に付けて秋のそぞろ歩きをしてみると、気持ちも高鳴り、和を一層体感できること間違いなしです!
ここにおすすめ場所をいくつかご紹介します。
・純喫茶めぐり
いわゆるおしゃれなカフェでなく、昔なじみの“純喫茶”
入り口の木ドアを開けると、ドアチャイムが鳴る。
店内に入るとコーヒーの匂いが漂い、年季の入ったサイフォンが目に入る。
古びたソファやカウンター席に腰をかけると、妙に懐かしさを感じる素敵な喫茶店。
ゆっくり流れる時間と淹れ立ての一杯に、心も身体もゆったり。
純喫茶。身を置くだけで、古き良き和文化を再認識。
マスターの優しさも伝わってきそうですね。
・町工場
“町工場”と聞いてどんなイメージが湧きますか?
時代とともに生まれる先端技術によって、小さな町工場が閉鎖されていくのも事実です。
しかし昔からの伝統技術は、廃れることなく受け継がれています。
例えば東京都大田区には約3500の町工場が存在。
“ものづくりにかける思いのまち”として世界からも注目され、誇るべき日本の伝統文化とも言えますね。
大切に受け継いできたものづくりに対する精神、技術、そして信頼ある素晴らしい町工場が日本各地には沢山あります。
こういった場所を訪れてみると、それにかける“日本人魂”さえも感じ取れるでしょう。
・温泉気分を楽しむ
有名温泉街へ出掛け、ゆっくり自然を感じて広い湯船に浸かる。
この上ない至福の時ですね。
しかしゆっくり出掛ける時間もない等、現実に難しいこともあるでしょう。
でも昔からの銭湯が続いている町もありますし、最近では、お風呂カフェやスーパー銭湯など、気楽に温泉気分を味わえる場所も沢山。
“風呂に浸かる”は昔から受け継がれてきた日本の伝統文化。
そぞろ歩きでお風呂屋さんに立ち寄り、「いい湯だな~」を味わってみるのもよいですね。
・秋を探す~自然から得る~
そぞろ歩きをしていると、秋を感じるものはあちらこちらに。
観光地に行かなくても、いつも通る道や場所。気になるお店に出向いてみるetc.
“○○な秋”と表現される中の代表と言えば、食欲の秋!
レストランで秋の味覚を堪能する。
食料品店で、秋の野菜やフルーツを買って食してみる。
さつまいも、栗、リンゴ、梨、ぶどう、etc.
美味しそうに並ぶ青果物を、目で楽しみ、香りや味で満喫。
そぞろ歩きの道中や公園、お寺や神社の参拝時。
ちょっと立ち止まれば、彼岸花、コスモス、リンドウなど、秋を彩る花々に出会えます。
秋の訪れを感じさせるオレンジ色の“金木犀”
とき放つ香りは、抗酸化作用による体内酸化を防ぐとともに、気持ちが落ち着く効果があると言われています。
また秋が深まったと感じる“紅葉”は、日本らしい風景そのものです。
こういった自然もまた、日本文化の一つという捉え方もできますね。
4.おうちリラックス
酷暑も和らぎ始める夏の終わり。
過ごしやすい時期に入ったなと安堵する反面、夏の疲れも感じるこの季節。
無理をせず、心身を休めてエネルギー充電をしましょう。
新たな素敵な時間を過ごすために、おうちで簡単リラックス法をご紹介します。
①体温を上げる
エアコンなどで冷やし過ぎた身体は免疫が低下しています。
血流や細胞など代謝を良くすることで、身体のみならず精神もリラックス。
・温かいお茶を飲む(ハーブディー等、好きな香りや味わいのもの)
・温かい食事を頂く(消化機能を整える)
・バスタブに浸かる(38度程度のぬるま湯に20分程。バスソルトを入れるのもおすすめ)
②五感を整える
心身をリラックスさせるには、五感を整えるのが一番。
5.さいごに
いかがでしたか?
そろそろ暑さも和らぎ始め、秋の訪れを感じ始めるこの季節。
“和文化”を発見する、再認識するにふさわしい、“秋のそぞろ歩き”
五感をフルに生かしながら、全身で和を感じること。
また夏の余韻に浸り、秋の気配を感じるこんな季節に、おうちリラックスで心身を整える。
新たな季節を元気に迎えるためにも、こんな方法で自分癒しをしてみませんか?
夏のそぞろ歩きにはこちらの生地がおすすめ!
初夏、そぞろ歩きを愉しむ
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