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朝日のまぶしさと小鳥のさえずりが耳心地良い季節となりました。 この時期は日光が照りつけたかと思いきや、突然降りだす雨模様に慌てることもしばしば。 そのような不安定な気候の中で、雨にも負けず。日にも負けず。 私たちに寄り添ってくれる"傘“
今回は晴雨兼用の傘の効果や選び方、そして“雨を楽しむ”をテーマにお伝えします。
“傘”の登場、いつ頃だと思いますか?
古代壁画や彫刻画から、傘は今から約4千年前に誕生したと言われています。 また古代ギリシャ時代には、貴婦人たちが従者に日傘を持たせて歩く姿の絵画も残されており、日除け目的の他に権力や身分を象徴するものとして“日傘”が存在していました。 (貴婦人たちの優雅な「ごきげんよう~」が聞こえてきそうですね!)
その頃には“雨を凌ぐ”ために傘をさすという発想はなく、その習慣が始まったのは18世紀後半以降から。 ちなみに、現在の開閉式の傘(構造)の誕生は、13世紀だと考えられています。
幕末の頃に日本に渡ってきたと言われる傘も、もちろん日傘タイプ。 実用性はさることながら、その当時は傘を楽しむ遊び心やファッション性に重点が置かれていたと言います。
これってまさに“粋”ですね!
日傘なんて“おばさんっぽい!” 少し前まではそんなイメージが強かったかもしれません。 しかし昨今、日傘の効果はもちろんのこと、おしゃれに日傘を楽しみたいといった若い世代からの支持率上昇が感じられます。 (女子高生が日傘片手に登下校する姿も見かけるくらいですから。)
最近では夏の浴衣姿はもちろん、意外にもスーツ男子が日傘をさして颯爽と歩く“粋な姿”を目にすることもありますね。
*紫外線・日焼け対策
日焼け止めクリーム(ジェル)に、もちろん効果はありますが、塗り残しや塗りなおしを忘れてしまうなど、意外と落とし穴?もあり。 その点、日傘は頭から顔、首元までカバー。 日焼け対策だけでなく、お肌の大敵!紫外線からお肌を守ってくれる優れものです。 特に日差しが強い時には、日傘と日焼け止めのダブル対策をすれば鬼に金棒⁈です。
*熱中症対策
日光を直接頭から浴びた時に比べ、体感温度が低くなり冷却効果も期待されるようです。 また、汗の量が減る効果もあると言われています。 熱中症で貧血や頭痛を起こさないためにも、日傘はおすすめです。
*ソーシャルディスタンス対策?
傘をさして歩く場合、すれ違う人や隣を歩く人との距離が自然と開きます。 傘が密を離し、適度なソーシャルディスタンスをとってくれる。 日傘は暑さ対策の他、私たちの新しい生活様式にも一役買ってくれているようです。
“雨傘”、“日傘”、“晴雨兼用傘” 機能性はもちろん、サイズや素材、色、デザイン等。今や様々なタイプが出回っています。
天候が不安定なこの時期には、“両役をこなしてくれる便利な晴雨兼用傘”がおすすめ!
傘を選ぶ上で機能性は大きなウェートを占めるでしょう。 しかしおすすめなのは、イメージしているものや惹かれるものを先に選ぶこと。 ピックアップした後で細かな部分をチェックしていけば、自分好みで機能性もバッチリ!お気に入りの一本に出合えるのではないでしょうか。
広げた形や柄の形状、色や図柄など、まずは見た目。 ここで「好き」と思えるものを選べば、雨降りの日も日差しの強い日も、お出掛けが楽しくなりますよ。
傘のデザインと言えば、“表(外側)に絵柄が施されたもの”が主流かもしれません。しかしそういった概念を払拭し、外からは見えない“内側”デザインが施されている傘も人気が高まっています。
“自分だけの贅沢空間” これもお洒落な楽しみ方ですね。
また、その場しのぎというイメージを持たれていたビニール傘。 最近では柄や色付き、専用マーカー等で自分好みに描けるタイプなど、色々あります。 他の人とちょっとした差を付けたい! そのような方へもビニール傘はおすすめです。
白やパステル等の淡いカラーは、紫外線が反射して顔に当たりやすいという説もあり。 地面の照り返しを気にする方には、黒などの濃い目の色が良いようです。 また、ブラックコーティングのUVカット加工が施された傘であれば安心ですね。
*遮光率:可視光線をカットする程度を表す。(90%以上は遮光効果ありとうたえる) *遮蔽率:紫外線をカットする程度を表す。(UVカット率とも言われる) *遮断効果:熱をカットする効果を有無で表記される
日傘の目的が、“日除け”なのか“日焼け対策”であるのかによって、選ぶ基準も異なります。 ・日除けしたい→遮光率に注目する ・日焼け防止したい→UVカット率を重視する
長傘タイプと折りたたみタイプが一般的で、どちらのタイプが良いのかは好みや傘をさす状況によってまちまちでしょう。 開閉方法も手開き式とジャンプ式がありますが、後者はワンタッチで手軽ですね。
最近は小さなバッグにもスッポリ収まる、持ち運び便利な軽量タイプの兼用傘も多く出回っています。
雨晴兼用に関わらず、傘時間を楽しむための小物もチェックしてみましょう。 例えば、“傘印” 傘の柄にはめて自分だけの特別感を味わえるチャームですが、リングを外してバッグやお財布などの小物につけても可愛いですね。
梅雨の季節は特に湿気に見舞われ、不快と感じる人も多いでしょう。 ところで雨の街と言えばロンドンが有名ですが、アメリカのシアトルでは年間約300日近くが雨模様。 雨が降らないと逆に落ち着かないシアトルっ子には、雨は鬱陶しいと思う私たちの気持ちは理解できないかもしれません(笑)。
雨をマイナスに捉えず、プラスに受け入れるためのヒントをいくつかお伝えします。
雨にまつわる言葉は50以上あると言われています。 初夏から初秋にかけて使われる、響きの美しいものをいくつか挙げてみます。
・五月雨(さみだれ、さつきあめ):梅雨のこと ・青雨(せいう)・緑雨(りょくう):新緑の頃に青葉に降る雨 ・翠雨(すいう):青葉に降りかかる雨 ・慈雨(じう):恵みの雨 ・甘雨(かんう):草木をうるおす雨 など
“雨言葉”の他に俳句やことわざにも目を向けてみると、雨って素敵!と感じるかもしれません。
“雨=おうち時間” おうち時間を楽しむと考えれば、雨に感謝です。 しかし、雨だからお外活動ができないと考えれば、雨は鬱陶しいものでしかありませんね。 そんな時こそ、お気に入りの傘でお出掛け日和にしてみませんか?
*紫陽花や季節の草花に出合う 紫陽花が美しく咲き誇る6月。お寺や神社、公園、近所の小径。 晴れている日よりも、しとしと降る雨にとても似合う花ではないでしょうか。 雨の音や匂いとともに、優しい色彩の紫陽花や草花を“愛でる”。 そんな雨の日お散歩時間を楽しんでみましょう。
*映画や美術館などの芸術作品に触れる 気持ちが沈みがちな“雨”の日だからこそ、芸術作品に触れることで、普段は意識することのない“五感”も研ぎ澄まされるのではないでしょうか。 帰りがてらにカフェに立ち寄り、窓辺から見える雨を堪能するのも素敵ですね。
*室内アミューズメントパークで発散 雨天に気持ちが落ち込む一方ならば、室内施設で楽しみましょう。 最近人気上昇中のボルダリング施設やジムで身体を動かしてリフレッシュ。 お風呂カフェなどでゆったり寛ぐのも良いですね。
雨ふり=お気に入りの傘でお出かけするチャンス。 雨の日が待ち遠しくなること間違いなしです!
*雨の音 脳波をアルファ波にする効果があり、それは脳がリラックスしている証拠。 また雨の音は集中力アップに良いとも言われています。
*マイナスイオン 雨の日はマイナスイオンが広がりやすいため、ストレス軽減や疲労回復など、健康促進に効果があるようです。
*肌を守る 老化の原因とされる肌の乾燥防止とともに、肌にしっとり感をもたらします。
朝は晴れていたのに、突然の雨に見舞われる。 これって逆も然りですよね。 そんな気まぐれ?お天気には “晴雨兼用傘”が大活躍です。
これさえあれば、今まで敬遠していた雨の外出だって楽しいはず。 むしろ雨が大好きになってしまうかもしれません。
太陽にも似合う、雨にも映える、持っているだけでも気分が上がる! そんな“私だけのお気に入り傘”を探して、粋におしゃれにお出掛けタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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梅雨だけど、雨から逃れたいあなたにおすすめ!
天気に左右されるのはもう勘弁!雨が降らない都市特集
目次
1.はじめに
朝日のまぶしさと小鳥のさえずりが耳心地良い季節となりました。
この時期は日光が照りつけたかと思いきや、突然降りだす雨模様に慌てることもしばしば。
そのような不安定な気候の中で、雨にも負けず。日にも負けず。
私たちに寄り添ってくれる"傘“
今回は晴雨兼用の傘の効果や選び方、そして“雨を楽しむ”をテーマにお伝えします。
2.日傘の変遷~誕生と今~
①傘の原点は日傘にあり⁈
“傘”の登場、いつ頃だと思いますか?
古代壁画や彫刻画から、傘は今から約4千年前に誕生したと言われています。
また古代ギリシャ時代には、貴婦人たちが従者に日傘を持たせて歩く姿の絵画も残されており、日除け目的の他に権力や身分を象徴するものとして“日傘”が存在していました。
(貴婦人たちの優雅な「ごきげんよう~」が聞こえてきそうですね!)
その頃には“雨を凌ぐ”ために傘をさすという発想はなく、その習慣が始まったのは18世紀後半以降から。
ちなみに、現在の開閉式の傘(構造)の誕生は、13世紀だと考えられています。
幕末の頃に日本に渡ってきたと言われる傘も、もちろん日傘タイプ。
実用性はさることながら、その当時は傘を楽しむ遊び心やファッション性に重点が置かれていたと言います。
これってまさに“粋”ですね!
②日傘のイメージ変化
日傘なんて“おばさんっぽい!”
少し前まではそんなイメージが強かったかもしれません。
しかし昨今、日傘の効果はもちろんのこと、おしゃれに日傘を楽しみたいといった若い世代からの支持率上昇が感じられます。
(女子高生が日傘片手に登下校する姿も見かけるくらいですから。)
最近では夏の浴衣姿はもちろん、意外にもスーツ男子が日傘をさして颯爽と歩く“粋な姿”を目にすることもありますね。
③日傘の効果~3つの対策~
*紫外線・日焼け対策
日焼け止めクリーム(ジェル)に、もちろん効果はありますが、塗り残しや塗りなおしを忘れてしまうなど、意外と落とし穴?もあり。
その点、日傘は頭から顔、首元までカバー。
日焼け対策だけでなく、お肌の大敵!紫外線からお肌を守ってくれる優れものです。
特に日差しが強い時には、日傘と日焼け止めのダブル対策をすれば鬼に金棒⁈です。
*熱中症対策
日光を直接頭から浴びた時に比べ、体感温度が低くなり冷却効果も期待されるようです。
また、汗の量が減る効果もあると言われています。
熱中症で貧血や頭痛を起こさないためにも、日傘はおすすめです。
*ソーシャルディスタンス対策?
傘をさして歩く場合、すれ違う人や隣を歩く人との距離が自然と開きます。
傘が密を離し、適度なソーシャルディスタンスをとってくれる。
日傘は暑さ対策の他、私たちの新しい生活様式にも一役買ってくれているようです。
3.どんな傘を選ぶ?
“雨傘”、“日傘”、“晴雨兼用傘”
機能性はもちろん、サイズや素材、色、デザイン等。今や様々なタイプが出回っています。
天候が不安定なこの時期には、“両役をこなしてくれる便利な晴雨兼用傘”がおすすめ!
①好きなデザイン
傘を選ぶ上で機能性は大きなウェートを占めるでしょう。
しかしおすすめなのは、イメージしているものや惹かれるものを先に選ぶこと。
ピックアップした後で細かな部分をチェックしていけば、自分好みで機能性もバッチリ!お気に入りの一本に出合えるのではないでしょうか。
広げた形や柄の形状、色や図柄など、まずは見た目。
ここで「好き」と思えるものを選べば、雨降りの日も日差しの強い日も、お出掛けが楽しくなりますよ。
傘のデザインと言えば、“表(外側)に絵柄が施されたもの”が主流かもしれません。
しかしそういった概念を払拭し、外からは見えない“内側”デザインが施されている傘も人気が高まっています。
“自分だけの贅沢空間” これもお洒落な楽しみ方ですね。
また、その場しのぎというイメージを持たれていたビニール傘。
最近では柄や色付き、専用マーカー等で自分好みに描けるタイプなど、色々あります。
他の人とちょっとした差を付けたい! そのような方へもビニール傘はおすすめです。
②内側の色選び
白やパステル等の淡いカラーは、紫外線が反射して顔に当たりやすいという説もあり。
地面の照り返しを気にする方には、黒などの濃い目の色が良いようです。
また、ブラックコーティングのUVカット加工が施された傘であれば安心ですね。
③3つの機能を知る
*遮光率:可視光線をカットする程度を表す。(90%以上は遮光効果ありとうたえる)
*遮蔽率:紫外線をカットする程度を表す。(UVカット率とも言われる)
*遮断効果:熱をカットする効果を有無で表記される
日傘の目的が、“日除け”なのか“日焼け対策”であるのかによって、選ぶ基準も異なります。
・日除けしたい→遮光率に注目する
・日焼け防止したい→UVカット率を重視する
④大きさや重量、開閉方法をチェック
長傘タイプと折りたたみタイプが一般的で、どちらのタイプが良いのかは好みや傘をさす状況によってまちまちでしょう。
開閉方法も手開き式とジャンプ式がありますが、後者はワンタッチで手軽ですね。
最近は小さなバッグにもスッポリ収まる、持ち運び便利な軽量タイプの兼用傘も多く出回っています。
⑤傘小物を探してみる
雨晴兼用に関わらず、傘時間を楽しむための小物もチェックしてみましょう。
例えば、“傘印”
傘の柄にはめて自分だけの特別感を味わえるチャームですが、リングを外してバッグやお財布などの小物につけても可愛いですね。
4.雨を楽しむススメ~雨が好きになる~
梅雨の季節は特に湿気に見舞われ、不快と感じる人も多いでしょう。
ところで雨の街と言えばロンドンが有名ですが、アメリカのシアトルでは年間約300日近くが雨模様。
雨が降らないと逆に落ち着かないシアトルっ子には、雨は鬱陶しいと思う私たちの気持ちは理解できないかもしれません(笑)。
雨をマイナスに捉えず、プラスに受け入れるためのヒントをいくつかお伝えします。
①雨言葉を楽しむ~雨を素敵に捉える~
雨にまつわる言葉は50以上あると言われています。
初夏から初秋にかけて使われる、響きの美しいものをいくつか挙げてみます。
・五月雨(さみだれ、さつきあめ):梅雨のこと
・青雨(せいう)・緑雨(りょくう):新緑の頃に青葉に降る雨
・翠雨(すいう):青葉に降りかかる雨
・慈雨(じう):恵みの雨
・甘雨(かんう):草木をうるおす雨 など
“雨言葉”の他に俳句やことわざにも目を向けてみると、雨って素敵!と感じるかもしれません。
②雨の日はお出掛け日和~お気に入りの傘との時間~
“雨=おうち時間”
おうち時間を楽しむと考えれば、雨に感謝です。
しかし、雨だからお外活動ができないと考えれば、雨は鬱陶しいものでしかありませんね。
そんな時こそ、お気に入りの傘でお出掛け日和にしてみませんか?
*紫陽花や季節の草花に出合う
紫陽花が美しく咲き誇る6月。お寺や神社、公園、近所の小径。
晴れている日よりも、しとしと降る雨にとても似合う花ではないでしょうか。
雨の音や匂いとともに、優しい色彩の紫陽花や草花を“愛でる”。
そんな雨の日お散歩時間を楽しんでみましょう。
*映画や美術館などの芸術作品に触れる
気持ちが沈みがちな“雨”の日だからこそ、芸術作品に触れることで、普段は意識することのない“五感”も研ぎ澄まされるのではないでしょうか。
帰りがてらにカフェに立ち寄り、窓辺から見える雨を堪能するのも素敵ですね。
*室内アミューズメントパークで発散
雨天に気持ちが落ち込む一方ならば、室内施設で楽しみましょう。
最近人気上昇中のボルダリング施設やジムで身体を動かしてリフレッシュ。
お風呂カフェなどでゆったり寛ぐのも良いですね。
雨ふり=お気に入りの傘でお出かけするチャンス。
雨の日が待ち遠しくなること間違いなしです!
③雨の効果~リラックスを体感~
*雨の音
脳波をアルファ波にする効果があり、それは脳がリラックスしている証拠。
また雨の音は集中力アップに良いとも言われています。
*マイナスイオン
雨の日はマイナスイオンが広がりやすいため、ストレス軽減や疲労回復など、健康促進に効果があるようです。
*肌を守る
老化の原因とされる肌の乾燥防止とともに、肌にしっとり感をもたらします。
5.さいごに
朝は晴れていたのに、突然の雨に見舞われる。
これって逆も然りですよね。
そんな気まぐれ?お天気には “晴雨兼用傘”が大活躍です。
これさえあれば、今まで敬遠していた雨の外出だって楽しいはず。
むしろ雨が大好きになってしまうかもしれません。
太陽にも似合う、雨にも映える、持っているだけでも気分が上がる!
そんな“私だけのお気に入り傘”を探して、粋におしゃれにお出掛けタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
梅雨の時期に役立つアイテムをお探しのあなたにおすすめ!
梅雨+ハレ気分
梅雨だけど、雨から逃れたいあなたにおすすめ!
天気に左右されるのはもう勘弁!雨が降らない都市特集