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ヨーロッパ・フォークロア・マーケット
この9月より「ヨーロッパフォークロアマーケット」を開催中です!ヨーロッパ雑貨店「欧州航路」の店内には東欧や中欧から届いた、沢山の雑貨が並んでいます!東欧や中欧は、ヨーロッパの中でも、異なる文化や民族が入り混じった、多様性に富んだ地域です。そんな国々の民芸雑貨は素朴で優しい魅力があります。今回は「ヨーロッパフォークロアマーケット」に並ぶ、東欧&中欧の雑貨をご紹介しましょう。
2022.09.15
欧州航路
ノスタルジックな世界広がる、東欧・中欧の国々
ヨーロッパの国というとフランスやイギリスを思い浮かべる方も多いでしょう。
石畳やレンガ造りの可愛らしい家が自然や近代的な建物とバランスよく配置されている様子は日本ではちょっと味わえないものですね。ヨーロッパと一言で言っても、西側と東側ではその雰囲気もまた変わってきます。東側、いわゆる東欧や中欧などと呼ばれる地域は、アジアやロシア、イスラムなど様々な文化の影響が見えますが、一際大きく影響を及ぼしていたのはソ連の存在でしょう。東欧や中欧は、西欧に比べると近代的とはお世辞にも言えませんが、中世の雰囲気をしっかり残した建物が建て並んでいます。
2022.08.27
欧州航路
ヨーロッパ
カンパーニュ・シック - 素朴で素敵な世界 -
「シックなお部屋で素敵だね!」 なんて、日本でも会話で使われることがあるフランス語の「Chic(シック)」。<br>
このシックに、カンパーニュという単語を組み合わせた、「カンパーニュ・シック」という言葉があります。それは、フランス人の価値観と深く繋がりのある意味を持っていました。フランスに留学して、ヨーロッパ各地を周遊したブランシェ枝里子が、「カンパーニュ・シック」をご紹介します。
2022.08.02
欧州航路
小さな幸せを運ぶチェコガラスビーズ
このキラリと輝くビーズチャーム。
これは中欧のチェコで作られたもの。
少し前から欧州航路のバッグやお洋服などにつけているものです。光に透かすと、なんとも言えない美しさ。
今日はこのビーズチャームにまつわるお話。
2022.07.22
欧州航路
チェコ
ガラスボタン
愛が繋ぐ、イギリスの伝統陶器バーレイ
イギリスの陶器の町と呼ばれる、ストーク・オン・トレントは、陶器に適した豊かな土と気候に恵まれた土地です。この町には、昔から転写の方法で数々のアイテムを生み出してきたメーカーがあります。
その名も「バーレイ」。
2022.07.15
欧州航路
イギリス
食器
バカンス ヨーロッパの素敵な休日
梅雨を迎え、雨の降る日が多くなっている今日この頃。雨の季節を越えれば、ついに夏が訪れます。
お待ちかねの夏の長期休暇がすぐ近くまできていますね!私は、待ち遠しくてワクワクが止まりません!
みなさんは今年の夏をどのように過ごしますか?
2022.06.23
欧州航路
小さな幸せが集まる、ヨーロッパ雑貨店“欧州航路”
憧れの地、ヨーロッパ。芸術の都パリを構えるフランスや美食の国イタリア、ビール大国のドイツなど有名な国が沢山あります。世界一美しい都市プラハのあるチェコや、バルト三国など中欧の国々。そんな欧州諸国から、毎日をちょっと豊かにする素敵な「モノ」が届くヨーロッパ雑貨店「欧州航路」。“The Story of Europe”の詰まったアイテムがMercado(スペイン語で市場)のように、現地の臨場感をもって活気あふれる空間に並んでいます。
2022.06.10
欧州航路
イタリア マンマの笑顔と優しい家庭の食卓
にぎやかな家庭の中心には、いつもマンマがいます。
冬のある日、親交のあるイタリアファミリーのお宅のランチにお招いたときのこと。イタリアでは約束の時間に少し遅れていくものだと聞いたので、私も5分ほど遅く到着。エプロンを付けたマンマが出迎えてくれましたが「まだまだ準備はこれからよ。のんびりくつろいで待っていて」とのこと。
2022.05.27
欧州航路
芸術と伝統の街“バルセロナ”を訪れて
芸術と伝統の街“バルセロナ”を訪れて
スペイン、さらにはヨーロッパを象徴するようなバルセロナ。 ガウディ建築、太陽が降り注ぐバルセロネータのビーチ、世界的サッカークラブの本拠地「カンプ・ノウ」など、1度訪れればその魅力に惹きつけられること間違いなしです。
学生時代の1年間をスペインで過ごし、バルセロナ在住歴も持っているタクミが、スペインを代表する観光都市・バルセロナの魅力を語っていきます。
2022.05.13
欧州航路
バルセロナ
雑貨
心惹かれる、伝統的なチェコガラス工芸の美しさ
心惹かれる、伝統的なチェコガラス工芸の美しさ
ヨーロッパ中央部に位置する、共和制国家のチェコ。首都のプラハを中心に、中世の街並みが広がっています。中央ヨーロッパの伝統と文化を受け継ぐ街を歩くと、ふと目を奪われるのはガラス製の品々。ボヘミアガラス、通称チェコガラスは中世ヨーロッパから続く伝統の産業として知られており、ガラス製のアイテムは現在もチェコの人々に大切にされているんだとか。
学生時代の1年間をヨーロッパで過ごしたタクミが、旅行で訪れた際に心を奪われたチェコについて記します。中世のような街並み、溢れる自然とチェコの人々、一際輝きを放っていたチェコガラスなどを知れば、きっとあなたもチェコに行ってみたくなりますよ。
2022.04.28
欧州航路
チェコ
ガラスボタン
紫外線が気になる季節に!おすすめUV CARE商品を一挙ご紹介
もうすぐ5月。暖かくて、開放感のある季節がやってきました。
GWもいよいよ来週ということで、外出する機会も増えていくかと思いますが、UV CAREの準備は大丈夫でしょうか?
まだ4月だからと油断している方、要注意です!
真夏に紫外線が強くなるのはもちろんですが、実は4、5月から徐々に紫外線は強まっていきます。
まだ春だからと油断していると、知らず知らずのうちに日焼けしていたなんてことも…。
2022.04.19
チャイハネ
倭物やカヤ
マウナロア
伝統と彩りに満ちた、バレンシアの陶器市を歩く。
伝統と彩りに満ちた、バレンシアの陶器市を歩く。
ヨーロッパ南部の「情熱の国」スペイン。
学生時代にスペインの各地方を回った経験を持つタクミが、バレンシアの陶器市を紹介します。年に1度、5月~6月に開催される伝統の陶器市「メルカド・デ・エスクラエタ」。スペイン中から陶器が集まる雑多な売場は、にぎやかな活気溢れるイベントです。
2022.04.15
欧州航路
スペイン
バレンシア
ゆったり過ごす、南フランス巡り
南フランスと聞いて、何を思い浮かべますか?
碧い海?太陽?
多くのフランス人がバカンスになると太陽を求め、南フランスを訪れます。
地中海の碧い海を見ているだけで、心身ともに癒される、そんな魅力的な場所です。 華やかでヨーロッパ屈指のリゾートのイメージが強いですが、時間の流れがゆったりし、 素朴でのんびりと旅をしたくなるような素敵な場所がいっぱいあります。
2022.03.04
欧州航路
新月に願いを。耳元で煌くムーンアクセサリー
年が明け、気づけばもう3月。暖かい日も徐々に増え、新しい季節がやって来ます。春といえば、出会いと別れの季節とも言われていますが、春を節目に何か新しいことを始める方も多いのではないでしょうか?実は本日3月3日は、月のパワーが最大限になる新月の日。何か新しいことを始めるのにはとても良い日でもあり、願い事も叶いやすいとも言われています。
2022.03.03
チャイハネ
欧州航路
南フランスのお花の祭典ニースカーニバル
寒い冬を越えて、
もうすぐ(徐々に)花々が咲き誇る暖かな春が訪れます。
南フランスのニースでは、そんな春の訪れを盛大に迎える、大きなカーニバルが行われることをご存知でしょうか?
130年の歴史を持つ、その名も「ニースカーニバル」です。
ヨーロッパの三大イベントのひとつで、その人気はヨーロッパでも最大級といわれるほど。
2022.02.11
欧州航路
悠久の時を越える ~美しきマルタ島の銀細工~
~地中海の宝石、マルタ島~
「地中海の宝石」…、
絶景の海とぽかぽかと陽気な気候から、ヨーロッパではこのような素敵な愛称で呼ばれる国があるのをご存知でしょうか。それは、イタリアのシチリア半島の下部に位置し、地中海の真ん中にぽつりと浮かぶ小島の国「マルタ共和国」。
国土がわずか約250km² と、東京23区の約3分の1しかないとても小さな国ではありますが、歴史が息づく石畳の街並みや、貴重な文化史跡である神殿や遺跡など、多くの魅力が詰まった素敵な国です。
観光の島としても知られ、特に穏やかな気候になる夏には、ヨーロッパのみならず世界中から避暑を求めてたくさんの人が訪れます。
~繊細な美しさを誇る、伝統工芸「銀細工」~
マルタ島には数多くの伝統工芸があります。
イムディーナガラスや、陶器、レース織りに、石細工もあります。
そしてなんといっても、銀細工「フィリグリー」が有名です。
マルタ島を代表するお土産としても有名であり、首都バレッタにはたくさんの銀細工アクセサリーのお店がひしめいています。
銀線細工「フィリグリー」は、銀を溶かし0.2~1.0mmほどの細い糸のようにしたものを手作業で変形させて巻き上げ、模様を織り成していきます。
中世から受け継がれる製法を今尚守っている貴重な伝統工芸です。
熟練の職人による手作りで一つ一つ丁寧に作られています。
まさに芸術作品といって過言でない代物です。
~マルタ島から銀細工アクセサリーが届きました~
地中海に浮かぶリゾート地「マルタ島」から、繊細で美しい銀細工のアクセサリーが届きました。
ひとつひとつ職人の手で丁寧に作られ、それぞれに異なる味わいが特徴です。
2021.12.21
欧州航路
クリスマスを彩る、本場ドイツのくるみ割り人形
カラフルで温かみのある木製人形の村 ザイフェンのクリスマス
ヨーロッパでは、11月下旬になると、クリスマスの準備が始まります。
きらきらと綺麗なイルミネーションに彩られた街並みは、まるでおとぎばなしの世界のよう。
カラフルなクリスマスマーケットには可愛らしいアイテムが溢れ、人々はホットワインやホットチョコなどを片手に、体を温めながら談笑を楽しみます。
▼過去のクリスマスの記事はこちらから▼
https://aminaflyers.amina-co.jp/list/detail/247
そんなクリスマスマーケットは歴史が古く、14世紀にドイツで始まったといわれています。
ドイツでは現在も国内で2500を超えるマーケットが開催されており、毎年クリスマスシーズンには地元の人々だけでなく、海外からの観光客で賑わいます。
今回は、そんなドイツのクリスマスの民芸品を数多く生み出す、地方の素朴な村「ザイフェン」について掘り下げましょう。
~木製おもちゃの村・ザイフェン~
村中が木製おもちゃで飾られるザイフェンのクリスマス。
「おもちゃの村」と呼ばれていて、おもちゃ作りで有名なんです。
おおよそ3000人の人口のうち、半数以上がおもちゃ作りに携わっているといわれています。
村の至るところにおもちゃ屋さんが並び、その数はなんと150件ほど。工房が隣接しているお店もあり、運がよければ職人のおもちゃ作りを間近でみせてくれることもあるそう。
~くるみ割り人形~
おもちゃの村・ザイフェンの木製雑貨の中で、世界中からファンも多く、ドイツを象徴する伝統工芸品といえば、何と言っても「くるみ割り人形」でしょう。
これは、一般的に兵隊や、クリスマスにお馴染みの聖ニコラウスなどの形を模しています。
口の部分にくるみを入れて、背中のバーを動かすと、くるみが割れる仕掛けがあり、古くからクリスマスにくるみを贈り合う習慣のあるドイツでは、重宝されていました。
くるみ割り人形は、単なる“道具”や“おもちゃ”を超えて、お部屋を彩るインテリアや、クリスマスに欠かせない風物詩として、ドイツのみならず世界中から愛されています。
ザイフェンの多くの工房では、今でも職人さんにより一つひとつ手作業で作られており、木製の温かい風情がたまりません。
~ザイフェンからクリスマスの贈り物が届きました~
「木製のおもちゃの村」として名高いザイフェンから、のクリスマスオーナメントが届きました。
2021.12.07
欧州航路
世界で一番美しい街 チェスキークルムロフで素敵なモノづくりを探す旅
今回は、欧州航路のバイヤーが、チェコに出張に行った際の出張記を紹介します。
欧州航路に素敵なモノを届けるために、世界で一番美しいといわれている中世の街並み残るチェスキークルムロフを巡ったときのことです。
アミナコレクションに入社して10数年、アジア中心に色んな場所へ出張に行ってきました。
欧州航路の出張で最も大変な点は、「なぜか寒い時期にしか出張に行かない」こと。
いつも2月、真冬のヨーロッパを歩いて歩いて歩きまくります……。
とはいえ、それも寒いヨーロッパの旅の醍醐味。
伝統的な街並みを歩くのは、なんだかわくわくしてしまう。
ヨーロッパ出張の中でも、チェコは特に寒い。チェスキークルムロフはこれまで経験した中で一番寒かったように感じます。
チェコの首都プラハからバスで3時間、降りたった瞬間に「やばい、着てくる服間違えた!!!」と叫んだほど。
プラハから南下するイメージでいたので、こんな極寒を想像していませんでした……。
チェスキークルムロフは、ネットで調べると、世界で一番美しい町、とか、おとぎ話の中の町、と書かれています。チェコではプラハに次ぐ観光地のようで、雑貨を売っているお店も多いように感じました。
そこで急遽、前日にバスチケットを手配して、チェスキークルムロフへ行くことにしました。
第一印象は、「寒い!」でしたが、少し歩くと、かわいい建物、町並みが現れました。
旅の不思議なところは、素敵なものを見たり、これいいなというものに出会うと、寒さも暑さもまったく気にならなくなるところでしょう。
町並みの特徴は、だまし絵で作られた外壁です。
ぱっと見、レンガ作りのように見えるが、よく見ると絵だったり、彫ってあったりします。
建物ごとにデザインが様々あり、見ていて楽しい。
このような外壁は15-16世紀にルネッサンスで流行ったそうで、町が貧しくて本物のレンガでの装飾が出来ないため、絵で表現することになったと言われています。
2021.11.23
カラフルでにぎやかなヨーロッパのクリスマスマーケットを巡る
秋が深まり、肌寒くなってくると、そろそろクリスマスの季節がやってきます。
ヨーロッパでは、毎年11下旬頃から、街中でクリスマスの準備が始まり、人々が賑わいます。
甘いお菓子や可愛いオーナメント、屋台グルメなど、様々なお店が連なる様子は、まさに圧巻。
地元の人々はホットワインやホットチョコレート片手に、クリスマスまでの準備期間を楽しみます。
「クリスマスマーケット」は、歴史が古く、14世紀にドイツで始まったといわれています。
そこからヨーロッパ各国に広まり、今では、多くの都市で、それぞれ特色のあるクリスマスマーケットが開催されます。
ヨーロッパに無数にある、カラフルでにぎやかなクリスマスマーケットのいくつかを紹介しましょう。
~各国の素敵溢れるクリスマスマーケット~
【ドイツ・ドレスデン】
ドイツの3大クリスマスマーケットの一つで、世界最古といわれるドレスデンのクリスマスマーケット。
生地にドライフルーツやナッツが練りこまれたパンのお菓子「シュトーレン」発祥の地としても有名で、シュトーレンをはじめ、美味しいお菓子の屋台は必見です。
また、メイン会場のアルトマルクト広場に飾られた、高さ14.62メートルのクリスマスピラミッドは、ドレスデンの名物でもあります。
ピラミッドでは、クリスマスにちなんだ天使やサンタクロースのオーナメントが、彩り豊かに飾られ、まるで古き良きおとぎ話の世界に誘われたようです。
2021.11.09
欧州航路
ラトビアの手編みミトンに魅せられて
バルト三国の一つ、中世の歴史と雄大な自然が残る「ラトビア」には、厳しい冬の寒さに耐えうるため、暖かな編み物が伝統として古くから伝わっています。
中でも三角あたまのミトンは、その見た目の可愛さと保温性から、ラトビアの人々だけでなく、世界中で愛されています。
今回は、そんなラトビアで愛される伝統的なミトンを紹介します。
~バルト三国の小さな国、ラトビア~
ラトビアは、バルト三国の真ん中に位置する、小さな国です。
国土の多くを美しい森と湖に囲まれており、その美しさゆえにバルト海の真珠ともいわれています。
また、そんなリガには「リガ中央市場」というマーケットがあり、雑貨だけでなく果物や野菜などの食べ物が売られています。
ヨーロッパ最大級の市場に匹敵するこの付近では、有名な編み物のお店も立ち並んでいるようです。
2021.11.02
欧州航路
美食の国イタリアのふるさと料理
イタリア料理と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。
パン? パスタ? ピザ?
日本ではどれも「イタリア料理」として一緒くたに呼ばれていますが、実は本場イタリアでは、「ナポリ料理」、「ミラノ料理」、「ローマ料理」…などと、地域や採れる食材によって、調理法や味付けがまったく異なります。
ひとくくりに「イタリア料理」というものは存在せず、イタリア国内20を超える州のそれぞれに郷土料理があり、それぞれが異なるイタリア料理なのです。
その土地の歴史や文化が根付いている郷土料理は、どこの地域でも地元の人々から深く愛されています。
特に美食の国イタリアでは「自分の土地の料理が一番おいしい」との意識が強いです。
さて、ここからは、北イタリア、南イタリアの2つに区分して、具体的な地方の代表料理を紹介していきます。
■北イタリア
アルプス山脈の麓にあるイタリア北部には、ヨーロッパ最大級の都市「ミラノ」や水の都「ヴェネチア」が位置します。
地中海の恩恵を受けて温暖である南イタリアとは違って、冬には雪が積もるほど寒冷な気候が特徴的。
そのため、冬の寒さの中でも食べ応えがあるような、こってりとした濃厚な味付けの料理がよく見られます。
【リゾット】
お米を使ったリゾットは、北部の特徴的な料理の一つ。
イタリアはヨーロッパ第一のお米の産地であり、食卓になじみ深い食材でもあるのです。
ちなみに、イタリアではお米はパスタの一種。
お米の調理方法は「炊く」のではなく、パスタと同じく「茹でる」のが一般的です。
味付けはゴルゴンゾーラチーズなど、乳製品を使った濃厚な味わいが好まれます。
【カルパッチョ】
2021.10.19
欧州航路
愛しのマトリョーシカ
ロシアには、世界でも有名な伝統工芸品、「マトリョーシカ」があります。
マトリョーシカは、女の子の姿をしていて、体の中に何層も入れ子になっており多数のマトリョーシカが入っています。
この女の子の名前は、「マトリョーナ」というロシアの女性の愛称が起源となり、後に「マトリョーシカ」と呼ばれるようになりました。
この名前は19世紀にロシアの農村で人気があった名前で、意味は「母」を示します。
「マトリョーナ」はロシアの農民の娘をモチーフにしているとされ、女の子の顔も素朴で田舎の娘風にデザインされてるものが一般的です。
また、マトリョーシカ誕生の由来は諸説あります。
最も有力なのは、19世紀末に箱根にやって来たロシアの使節団が、箱根の伝統工芸品である「入れ子人形」をロシアに持ち帰り、それがマトリョーシカになった、という説です。
しかし、元々ロシアに存在した工芸品がルーツである、などこれに反論するような説も存在し、未だ真相は不明なままです。
マトリョーシカが世界的に有名になり始めたのは、1900年。
この年、マトリョーシカはパリ万博に出品され、銅メダルを受賞するという快挙を成し遂げました。
それ以降、マトリョーシカは工場で大量に生産されるようになり、ロシアを代表するお土産として世界的な知名度を誇っています。そんなロシアの代表的工芸品であるマトリョーシカについて、ロシア近郊の輸入雑貨メーカーを営むVOLGAさま監修ご協力のもと、連載を通じてその魅力を掘り下げていきます。
今回は、ロシア国内にある、マトリョーシカの産地の一つ、セミョーノフ市でつくられるモノについて、紹介しましょう。
~マトリョーシカの形づくり~
木を乾燥して、削る
モスクワから北東に487kmに位置するニジニ・ノヴゴロド州 セミョーノフ市。
自然豊かな地の森林地帯でとれる、白樺や菩提樹の柔らかい木材を乾燥させることからマトリョーシカづくりは始まります。
実は、乾燥期間は約3年。最初の工程で長い年月を要します!
2021.10.14
欧州航路
オーガニックコットン【自然の恵み×ヨーロッパストーリー】
豊かな自然の恵みを生かして栽培される、オーガニックコットン。
化学肥料や農薬を頼らずに、水や太陽、土などのエネルギーを使った有機栽培で生産れ、自然本来の仕組みに沿って育てられた綿花は効率を考えて一度に多くを作ることはできませんが、本来の天然素材の風合い・肌触りを感じてもらえる素材です。
また、多くの製品に継続して使用していくことで、環境や人にもやさしいモノづくりを考えていきます。
「オーガニックコットン」を名乗るには、とても厳しい基準を満たさなければなりません。
たとえば…
・2~3年以上のオーガニック農作物の栽培の経験があること。
・認証機関に認められた農地で栽培されていること。
・化学薬品の使用による健康負荷・環境負荷を抑えていること
・労働者の健康や安全や児童労働の禁止を守っていること。
などがあります。
こうして、厳しい世界基準をクリアした綿だけが、「オーガニックコットン」として、市場に並んでいるのです。
~日常使いに嬉しいオーガニックコットン素材のトートバッグ~
【南フランス伝統の美しい柄 × オーガニックコットン】
南フランス、プロヴァンス地方伝統の美しい植物柄を思い描いて、デザインされたトートバッグです。
2021.09.30
欧州航路
パリのマルシェを歩く
―2019年1月パリ―
欧州航路のバイヤーとして、大規模な雑貨の展示会視察のためパリを訪れた際に、ヨーロッパの文化と生活に根付いた本場マルシェがどうしても見ておきたく、空いている時間を使って見に行きました。
パリの1月は極寒。気温はマイナスになることもあり、時折雪が降っていました。
パリジャン、パリジェンヌはコートのフードを目深にかぶり、寒さを凌ぎながら颯爽と歩いています。
そんな寒さの中でもカフェではオープンテラス席が埋まり、凍えながらエスプレッソやカプチーノを。一方、店内は空いている。。
なぜなら、みんな屋内では吸えないタバコを吸いたいからか…?
さて、マルシェへ
―雪積もるアリーグル市場へ―
美しい白を基調とした石造りの建物が並び、統一感のある景色が永遠と続くパリ。
そのなかに最先端の素敵なお店も立ち並びます。
昔のままの姿を残した歴史的建造物も数多く点在し、歴史と伝統を大切にしながら、新しさもある素敵な街だな。とあらためて感じてしまいます。
2021.09.12
欧州航路
色彩豊かなスペインの色
色彩豊かで、可愛いヨーロッパのポタリーたち。
不思議な魅力をもっていて、見ていると明るい気持ちになる多くの食器の中でも、スペインの職人お手製の「ハエン食器」は特別。一年中暖かい太陽が降り注ぎ、雨が降らない晴天の天気が続くスペインだからか、そこで作られるポタリーも、からっと明るいビビッドな色彩のもので溢れています。
今回は、オリーブオイル生産で世界一のスペインの中でも有数の産地である、南部のアンダルシア州ハエンでつくられるポタリー(ハエン食器)を紹介します。
さて、ハエン食器が生まれる町はどんなところなのでしょうか。
ハエンは、スペイン・アンダルシア州ハエン県の県都です。 人口はハエン県の6分の1を占め、県の行政・産業の中心です。ルネサンス時代の面影を残し、街並みには歴史と伝統が深く根付いています。
そんなハエンの中でも、ポタリーが生産されているのは、ハエンの北に位置するバイレンという小さな街。
2021.08.26
欧州航路
愛しのポーリッシュポタリー
カラフルで可憐な柄が描かれた素敵な伝統陶器「ポーリッシュポタリー」
今回は、老舗ブランド「ツェラミカ アルティスティチナ」のバイヤーで、ポーランド愛好家の福田さんに、ポーリッシュポタリーとポーランドのコトを教えていただきました。
~陶器の街、ボレスワヴィエツ~
ポーランド南西部にある陶器の街、ボレスワヴィエツ。陶器の歴史は、17世紀から続いています。
また、写真のような「ピーコックアイ」(孔雀の羽の目)のデザインシリーズは、この街の陶器の象徴となっています。
2021.08.05
欧州航路
伝統ポタリーのある温かな暮らし
ポーリッシュポタリー・・・ポーランドで生産された、ひとつひとつの作品が熟練職人によるハンドメイドのポタリー(陶器)のこと。
産地であるポーランド南西部の小さな町ボレスワヴィエツは、千年の歴史があり、昔から陶器の町として栄えてきました。
実は国内随一を誇るポーランドの伝統工芸品なんです。
温もりのある形や洗練されたデザイン、日常使用に適した高い品質と耐久性で、世界各国の家庭で使われています。
欧州航路でも取り扱いのある、老舗ブランド「ツェラミカ アルティスティチナ」は、職人の多くが女性であることと、ひとつひとつの作品の品質が高いことが最大の特徴。
2021.07.20
欧州航路
幸せ運ぶ、フランス古着
欧州航路店舗で取り扱う、最近じわじわ人気のフランス古着。
古着には、ヨーロッパの蚤の市で自分だけのひとつをみつけるような出会いと楽しさ、そんな魅力がありますよね。
欧州航路ではフランスから仕入れた素敵な古着を取り扱っています。
フランス人形のように、可憐で柔らかい印象のこちらのコーデ。
清潔感たっぷりの白シャツに、ロマンティックな花柄のプリーツスカートを合わせてちょっとフェミニンに。
フランスの地方には色とりどりの花が美しい、小さな町がいくつもあります。
そんな田舎町をイメージさせる、カンパーニュシックの優しいコーディネート。
2021.07.07
欧州航路
Letter From Venice, Italy【後編】
THE STORY OF EUROPE~欧州は素敵な「モノ」に溢れている~
私たちがベネチアで出会った素敵なベネチアンガラスの生産者さんからのお便り。3代続く伝統あるガラス細工一家の歴史と、製作にかける想いなどが綴られた前編 につづき、後編では、ガラス細工アクセサリーの制作工程、そして、職人としてのこだわりなどが綴られています。商品の背景にある素敵なストーリー。選んでもらえたひとつがお気に入りのひとつになってもらえたらうれしいです。日本の皆さん、ボンジョルノ!このお便りを通じ、私たちがムラーノ島で作るベネチアンガラスのことをみなさんにちょっとでも知ってもらえたら嬉しいです。
2021.06.17
欧州航路
Letter From Venice, Italy【前編】
バイヤー歴4年目、まだまだ新米の私ですが、素敵なものを求めて、欧州各地を回っています。そんな私がベネチアで出会った、数々のベネチアンガラス。ベネチアから15分ほど離れた孤島「ムラーノ島」をぶらりとしていると、突然目に入ってきたのは、なんとも素敵なガラス細工の可愛いお店。そこに根付く文化のリアルな息遣いと他のお店とは違うセンスの良さをひしと感じ、思わずお店に駆け寄りました。
2021.06.08
欧州航路
イタリアの蚤の市に恋をして
イタリアのミラノ、ナビリオグランデ運河近くの蚤の市に行ったときのこと。素敵な雑貨を買い付け途中に、ぶらりと立ち寄ってみましたが、街並みは素朴で小さな幸せに溢れていました。蚤の市の出会いは、一期一会。
なんでも揃っているので、思わず目移りしてしまいます。なかなかほしい物が決まりません。「あれもいいな、これもいいな」ちょっとレトロで、可愛くて、それでいて日常に馴染む。求めていたモノがたくさんあって、嬉しい悲鳴。
2021.05.17
欧州航路
イタリア・ムラーノ島を訪ねて
イタリア・ベネチアの本島から北東に位置する「ムラーノ島」。ここはガラス細工の宝庫です。ベネチアングラスをご存知の方も多いでしょう。作られるものは様々で、置物や食器、アクセサリーなどの小物もたくさん
実際に現地を訪れて魅了されたこのモザイクガラスのアクセサリーをご紹介します。そんな中、私が実際に現地を訪れて魅了されたのが、このモザイクガラスのアクセサリー。
2021.05.04
欧州航路
チェコのガラスボタンを探す旅
バイヤーとして欧州各地を回って、4年の月日が経ちました。まだ新米ではありますが、日々素敵な何かを求めて、欧州の街へ繰り出しています。さて、運命の出会いとは不思議なもので、いつも突然やってくるのです。
2021.04.27
欧州航路
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