読み物
2021/09/12 00:00

パリのマルシェを歩く

―2019年1月パリ―
欧州航路のバイヤーとして、大規模な雑貨の展示会視察のためパリを訪れた際に、ヨーロッパの文化と生活に根付いた本場マルシェがどうしても見ておきたく、空いている時間を使って見に行きました。

パリの1月は極寒。気温はマイナスになることもあり、時折雪が降っていました。
パリジャン、パリジェンヌはコートのフードを目深にかぶり、寒さを凌ぎながら颯爽と歩いています。
そんな寒さの中でもカフェではオープンテラス席が埋まり、凍えながらエスプレッソやカプチーノを。一方、店内は空いている。。
なぜなら、みんな屋内では吸えないタバコを吸いたいからか…?

さて、マルシェへ
 

―雪積もるアリーグル市場へ―
美しい白を基調とした石造りの建物が並び、統一感のある景色が永遠と続くパリ。
そのなかに最先端の素敵なお店も立ち並びます。
昔のままの姿を残した歴史的建造物も数多く点在し、歴史と伝統を大切にしながら、新しさもある素敵な街だな。とあらためて感じてしまいます。

そしてバスティーユ広場から程近い、アリーグル市場へ。
ここは下町の庶民的な雰囲気を感じるマルシェ。
雪が舞っているような天気だったこともあり、思ったよりも人はいなかった。

新鮮でおいしそうな美しい色をしたオレンジやりんご・・・目移りしてしまう。

野菜や果物の並べ方もクリエイティブ。
積み方、置き方の細部までこだわっていて雑然と積んであるようで、なんか美しい。プライドを感じる。

店員さんは野菜や果物の置き方ひとつにこだわり、きっと商品愛にも溢れているんだろうな。だって商品知識も豊富。ちょっと質問すれば説明がとまらない。。。

常連らしき人とはハグで挨拶、握手して、雑談。仕事も買い物もなんだか楽しんでいる様子。
きっと、みんなお気に入りのマルシェや信頼できる行きつけのお店があるんだろう。
そんな印象を持ちました。

自然な光景だけど、人間らしい温かみに触れ、人と人の関係が希薄になりつつある今の時代、なんかいいな。
そして、こんな光景が春夏秋冬、新鮮な季節の野菜や果物が変わりながら続いていくのだろうな。と。
念願のマルシェを歩きつつ、こんなことを思う時間でした。

欧州航路の店舗は こちら から


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