イタリアの蚤の市に恋をして

イタリアのミラノ、ナビリオグランデ運河近くの蚤の市に行ったときのこと。
素敵な雑貨を探す買い付け途中に、ぶらりと立ち寄ってみました。
が、ミラノの中心部から少し離れたエリアになり、街並みは素朴で穏やかな時間が流れているような空気感があります。
建物もカラフルでかわいい。

蚤の市の出会いは、一期一会。
なんでも揃っているので、思わず目移りしてしまいます。

「あれもステキ、これもステキ」

ちょっとレトロで、可愛くて、それでいて日常に馴染む。
ワクワク心をくすぐられるモノがたくさんあって、嬉しい悲鳴。

街の中心に流れる運河はとても穏やかで。
こんなゆったりとした時間を楽しめるのは、都会の賑わいを残した郊外だからこそ。
観光客もわりと少なくて、街に日常の息遣いを感じます。

ヨーロッパでは、古いものを大切にする習慣、古いものにこそ価値があるという考えが、根付いています。
蚤の市は、古い物に愛着を見出す精神性、そして現代風に言えば、所有を循環させて、モノを長く持つサスティナブルの考え方が大切にされているのですね。



 

大ぶりで、ころんと可愛いアクセサリーたちに心を奪われました。
上品な華やかさを放つアクセサリーたちは、「連れて帰って!」と言わんばかりに、きらきらと輝いています。

こんなにたくさんのアクセサリーに囲まれて、胸がいっぱいになりそう。
ハンドメイドのようなあたたかみのあるアイテムが並びます。

モチーフがとっても素敵。

陳列の仕方がクリエイティブで洗練されています。
小さなころ夢に描いた宝石箱のよう。ショーケース全体が、まるでレトロな絵画。

今回、蚤の市を見て回って思ったこと。
蚤の市でならぶ、すべてが愛しい宝物のようなアクセサリーの雰囲気だったり、なにかワクワクする人を惹きつける魅力だったりを垣間見て、欧州航路のお店でもこんな世界観を表現したい。
来ていただくお客様にもこの臨場感を味わってもらえるようなお店にしたい。
こんな想いを描くきっかけになりました。

さあ、日も暮れて、蚤の市ももうおしまい。
たくさんの目の保養に出会えて、大満足。
次はどんな素敵な街が待っているのでしょうか。

▼欧州航路ショップリストはこちら
https://www.amina-co.jp/shop-list/oushuukouro


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