天岩戸注連縄御神事Online座談会

■ 天岩戸注連縄御神事Online座談会 

実施日:2021年5月22日(土)13:00~15:00
出演:
●天岩戸神社第24代宮司 佐藤永周
●プロ登山家 竹内洋岳

●尾道自由大学 神社学教授 中村真
株式会社アミナコレクション 代表取締役社長 進藤さわと 

事務局:アミナコレクション
定員:1000名
参加費:無料

会場:オンライン(zoomで参加)
座談会の最後に、質疑応答の時間を設ける予定です。



お申し込み締切/5月20日(木) 23:59

 
※お申し込みには会員登録が必要です。
※すでに会員の方はログイン後、ボタンを押してください。
※座談会配信は録画をし、当社関連コンテンツに使用する場合があります。プライバシー対策等はお客様ご自身でお願い致します。



座談会の様子はアミナコレクションのYOUTUBEチャンネルでも配信いたします。
こちらは登録不要でご覧いただけますが、質疑応答コーナーに参加するにはZOOM参加のお申し込みが必要です。

<アミナコレクション YOUTUBEチャンネル>
https://www.youtube.com/user/AminaCollection/videos
 

日本では、自然を神に見立て、信仰してきた歴史があります。
私たちの祖先は、その様を神々の話や言い伝えとして日本神話を残してくれました。
日本において、最も古い書物とされる古事記や日本書紀には、国の誕生譚(たんじょうたん)が記されていますが、その中でもひときわ有名な神話といえば、「天岩戸(あまのいわと)開き」ではないでしょうか。
これまでに学校の授業や書籍などで、天岩戸開きの神話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

神話に登場する「天岩戸」は、宮崎県高千穂町に実際に所在しており神話発祥の地といわれています。
現在は、天岩戸神社の境内に舞台となった洞窟が御神体として祀られており、天照大御神が岩戸にお隠れにならないよう、布刀玉命が注連縄を張ったとされています。
神話以降、この注連縄張りの神事が実施されることは無かったのですが、「天岩戸」のお話を広く後世に伝えようと、2020年に天岩戸神社第24代宮司の佐藤永周さんを中心に同志の方々の手で再び現代に蘇らせました。

「天岩戸注連縄張替神事」が行われた今、皆さんと日本神話へ思いを馳せられればと思い、この度オンラインによる座談会を設けることが決まりました。
座談会では、実際に張替神事に参加された方々、また神話にまつわる深い知識をお持ちの皆さまを
お招きする予定です。



■座談会ゲスト紹介■



天岩戸神社第24代宮司 佐藤永周

代々宮司を継ぐ社家に生まれ、幼少期より境内にて過ごす。令和元年7月、天岩戸神社24代宮司を拝命。
令和2年12月プロ登山家の協力を得て、念願であった御神体天岩戸の注連縄がかかり、新しい神事を始める。
神にとって良いこと、参拝する人々にとって良いことを念頭に置いて日々奉仕しながら、神話の世界観を継承している。
天岩戸神社公式サイト  https://amanoiwato-jinja.jp/


 

プロ登山家 竹内洋岳
株式会社ハニーコミュニケーションズ所属、立正大学客員教授。1995年のマカルー(8,463m)登頂。
1996年エベレスト(8,848m)とK2(8,611m)の連続登頂に成功。アルパインスタイルも積極的に取り入れた速攻登山で
8,000m峰に挑み続け、2012年に14座目となるダウラギリに登頂成功。日本人初、世界29人目となる8,000m峰14座完全登頂を果たす。
2013年、植村直己冒険賞、文部科学大臣顕彰スポーツ功労者顕彰を受賞。

2020年、宮崎県高千穂の天岩戸神社より依頼を受け、神代以来の注連縄張替御神事に参加。
竹内洋岳 公式サイト  https://honeycom.co.jp/hirotaka-takeuchi/


 

尾道自由大学 校長 中村真
尾道自由大学校長の神社学教授、イマジン株式会社代表、(社)人力チャレンジ応援部代表理事。
世界を旅し、外から見ることで日本の魅力に改めて気づき、帰国後に日本の魅力を再発見していく中で、とことん神社に心を奪われる。
2016年、島根県江津市に開校された市民大学「GO!つくる大学」の立上に参画、神社学も開催。著書に『JINJA BOOK 神社本』シリーズ、
『日本の神さまと上手に暮らす法』『円空仏』などがある。信仰と学び、暮らしを軸にした地方活性化プロジェクトを各地にて展開。
尾道自由大学  https://onomichi-freedom-univ.com/


 

株式会社アミナコレクション代表取締役社長 進藤さわと
平成10年慶應義塾大学理工学部応用化学科を卒業し、アミナコレクションに入社。貿易部、物流部、システム管理、サポート部部長、
仕入委員長、店舗部長を歴任し、平成15年に統括に就任。平成17年に取締役になり、店舗展開戦略、店舗運営組織構築、本部制導入、
MD部・新事業部創設など企業戦略を主導し、平成22年に代表取締役社長に就任する。フォークロアの再生を掲げる社風の下、民俗学の理解や地域活性に尽力している。
株式会社アミナコレクション  https://www.amina-co.jp/

 

以上、4名をゲストに迎えつつ、天岩戸の奥深い秘話や「天岩戸注連縄張替神事」という新しい試みについて、皆さんと一緒に考察します。
また、後日、座学やフィールドワークを交え、1年を通して神話「天岩戸」を
学ぶことを目的に展開するプロジェクトを発足予定です。
注連縄に祈りを込め、神代の物語の中に飛び込む実体験を提供します。

まずは座談会にて、「天岩戸」の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。



お申し込み締切/5月20日(木)23:59

\短く紹介/

天岩戸神話

太陽の神様である天照大御神が機を織っていますと、
乱暴者でいたずら好きな弟、須佐之男命が大御神さまを驚かそうと馬を投げ入れました。
そのひどいいたずらに怒り、悲しんだ大御神さまは、天岩戸という岩屋へ隠れてしまいます。
すると、地上には暖かい日差しが降り注ぐことがなくなり、漆黒の夜闇に包まれてしまいました。
そこへ、ひと柱の女性神が岩戸の前へ立ち、着ている衣服を脱ぎ捨て一心不乱に踊り出しました。
外の様子が気になった天照大御神は、ほんの少し岩戸を開けてのぞいてみることにしました。
そのチャンスを逃さず、天手力男が急いで大御神さまを連れ出します。そして、かさず布刀玉命が大御神さまの後ろにしめ縄の結界を張りました。
こうして、もう二度と大御神さまは岩戸へ隠れることができなくなり、世には暖かい恵みの太陽が戻りました。
(おしまい)


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