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神嘗祭と新嘗祭の違いとは?豊かな実りに感謝する神嘗祭
たわわに実った稲穂が風に揺れ、一面の黄金色が波打つ田園風景。
日本人の原風景ともいえる、秋の豊かな景色です。
毎年10月、そんな恵みに深く感謝する神嘗祭が行われます。
伊勢神宮で毎年執り行われる1500あまりの行事の中心であり、至高とされている神事。
2023.09.02
岩座
億千万の命に溶け込む
本記事は【ライフスタイル神社学】【あまのいわと学校】にて「共に学ぶ委員長」として活躍いただいている中村真さんから頂いたものになります。幸せとはなんであるか。
これこそ人の数ほどその概念は様々で、「これが幸せの型です!」と言える人はいないはず。
究極的には僕の幸せは僕自身にしかわからず、国に働き方を決められることでも、日本にオリンピックがやってくることでももちろんない。
僕にとっては、今、この瞬間に生きていること自体を幸せなことだと感じていて、これ以上のテクノロジーの進化もライフスタイルの変化もあまり必要とはしていないのです。
2023.08.29
岩座
お彼岸の意味や由来は?何をして過ごすの?気になる基本を解説!
春と秋、年に2回ある『お彼岸』はそれぞれ一週間の期間があり、お墓参りをしてご先祖様にお供え物を捧げます。しかし、本来のお彼岸には別の意味があり、現在のような形態が定着したのは江戸時代の中期といわれています。このコラムでは、お彼岸の意味・歴史・豆知識などを詳しく紹介しています!
2023.08.28
岩座
日本三大弁財天の一つ、江島神社へ!江の島を巡り、光を探す参拝レポート!
全国を巡ってお届けする【ライフスタイル神社学ツアー】。2023年より、座学に加えて参拝フィールドワークが始まりました!
初回に訪れたのは京都。京都の参拝ツアーでは2つの神社に訪れ、磐座(いわくら)を巡りました。
そして今回訪れたのは、神奈川県にある江の島(江島神社)!
修験道の開祖・役行者が修業の地として開いたと言われる江の島を全体的に巡っていきます!
2023.08.21
岩座
巨石ハンターの磐座探訪 その3「近江國・湖東の磐座」
2011年の夏至から2年半ほど、私は滋賀県彦根市の琵琶湖畔で暮らしていました。
近江國は、古い神社仏閣が多く、磐座信仰も各地に残っています。今回は、住んでいた彦根市とその周辺、湖東のいくつかの磐座や巨石を紹介します。
2023.08.14
岩座
後の雛とは?重陽の節句に愉しむ大人の雛祭り
9月9日は重陽の節句。
菊の花を愛で、無病息災・長寿を祈る伝統行事として、古く平安の時代から受け継がれてきました。
そんな重陽の節句には、「後の雛」というもう一つの景色があるのをご存じですか?
後の雛は大人の雛祭りともいわれています。
古くから伝わる風習が見直されている今、この後の雛も生活に彩りを与えてくれる秋の習わしとして、自分らしく愉しむ方が増えています。
2023.08.07
岩座
神社は歴史と信仰を学び感じるスイッチ
この神社はどんな神様をお祀りしてるのかな。気になる神社ができたら、ぜひそこに祀られその土地を守ってくれている神様のことや、その神社の歴史を調べてみると面白い。僕は若いころ、半ば放浪のごとく海外を旅したことで、そもそもなんで僕は生きているのかな?この世の中に僕は必要なのかな?ということを考える時間を持つことができた。ステレオタイプの価値判断や流行の中で何かに興味を持つことより、自身が求めているものは何なのか、僕ができることはどんなことなんだ、ということばっかり考えてきた。
2023.08.01
岩座
【神社百選】岩木山神社
岩木山は1,625m。津軽富士といわれる秀麗な山で山頂が山の字型に三つに分かれ、神社の鳥居の上にそびえている。津軽の人でお山に登った事の無い人はおるまい。成人の条件のように言われ、旧暦八月一日のお山参詣は津軽の人にとって欠かせない年中行事である。村ごとにチームを組んで普段から囃子を練習し、それぞれの村の中の河原に小屋を建て川で禊ぎをしたり一週間はお籠りをしてつみ穢れを清めた。そして村から歩いて行列し、神社の近くまで来て道行の演奏をしながら神社に入る。祈祷を受けてから広場でいくつもの輪を作ってまた演奏する。一つのグループでも両面太鼓だけで十台、鉦が十台、笛が三、四人とおおがかりだ。そしていつのまにかその周りに踊りの輪が加わる。
2023.07.24
岩座
巨石ハンターの磐座探訪 その2「上州の磐座(いわくら)」
私の故郷、群馬県は「上毛」「上毛野国」また「上州」との別名があります。今回、上州のいくつかの磐座、巨石信仰を紹介します。迦葉山弥勒寺:群馬県沼田市
沼田市の北、標高約1322mの山中にあり、杉が生い茂る参道はまさに深山幽谷といった雰囲気の中に迦葉山 龍華院 弥勒寺(かしょうざん りゅうげいん みろくじ)はあります。桓武天皇の皇子葛原親王の発願で、円仁慈覚大師(えんにんじかくだいし)が嘉祥元年(848)に開祖したという曹洞宗の名刹です。東京高尾山の薬王院、栃木県鹿沼の古峰神社とともに関東三大天狗の一つとして知られています。本殿には顔の長さ6.5m、鼻の高さ2.8mという大天狗面が奉納されている。大小さまざまな天狗面とともに祭られており、その眺めは圧巻です。迦葉山参りでは、最初の年、中峯堂から天狗面を借りて帰り、次にお参りする機会に借りた面を持ち、さらに門前の店で新しい面を購入して、寺に納め、また別の面を借りてくるという、習わしになっています。群馬県人なら誰でも知っている上毛かるたに「繭と生糸は日本一」とあります。群馬は養蚕が盛んな地域で、迦葉山は特に養蚕農家の人々の篤い信仰に支えられているのです。
2023.07.17
岩座
お念珠持っていますか?|お念珠メーカー様にスペシャルインタビュー
みなさま、お念珠はお持ちでしょうか。お念珠といえば、ご葬儀やご法要に参列する際の必需品のイメージが強いかと思いますが、「なぜお念珠が必要なのか」について考えたことはありますか?今回私たち岩座は、お世話になっているお念珠のメーカー様に「お念珠についての想い」や「気になること」について伺いました。昭和10年創業の京都市にある卸売り専門の京念珠屋さん。企画からアフターケアまで全て社内にて行っており、京念珠の伝統技法を持って珠数を作り続けていらっしゃいます。
2023.07.15
岩座
お盆に飾る精霊馬の意味とは?正しい作り方や飾り方・処分方法も紹介
きゅうりやなすに脚をつけた飾り物のことを「精霊馬(しょうりょううま)」と言います。 精霊馬は、お盆の時にお供え物を置く台として用意される精霊棚(しょうりょうだな)に、他のお供え物と一緒に飾ります。この記事では、お盆に飾られているきゅうりとなすの置物について、その意味や正しい飾り方などを詳しく解説いたします。
2023.07.10
岩座
日本の神様に出会うために山に登る
本記事は【ライフスタイル神社学】【あまのいわと学校】にて「共に学ぶ委員長」として活躍いただいている中村真さんから頂いたものになります。あああ、今すぐにでも山に登りたいw山登りが好きな人にとっては気温が上がりすぎる前の春、最高の山日和ですな! ということで今回は、山登りと日本人・・・というと大袈裟かもしれないが、日本人にとっての御山の在り方について。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」との趣旨で一昨年から8月11日が、「山の日」という祝日となる。かつて登山といえば、大学や社会人の山岳部・山岳会を中心とした活動が中心であり、その後、1990年代には日本百名山といったTV番組をきっかけに中高年の登山ブームが起こる。2009年頃には"山ガール"という言葉とともに若い女性の登山が増加し、2003年から2008年まで600万人前後と沈んでいた登山人口は2009年に1,230万人と倍増。2010年も1,000万人を超え、その後も富士山の世界文化遺産登録をきっかけに増加傾向にあったが、2011年の東北震災、2013年の御嶽山噴火の影響から減少し、現在は800万人程度と考えられている。いずれにしろ、古来から自然環境に恵まれていた日本にとって、これほどまでに登山客が増えてきた時代はなかったと思う。
2023.07.07
岩座
心整う?写経とは。「書く瞑想」といわれる理由とその効果【初心者向け】
静かなブームになっている「書く瞑想」ともいわれる写経。ここでは、写経の魅力と効果、また写経を始めるために必要な道具や作法などについても詳しく紹介していきます。
2023.06.28
岩座
新しい形のお守りパーツ?!織守(おりまもり)
早いもので2023年も折り返しとなって参りました。自粛を余儀なくされていた季節の催物やお祭りなども今年からようやく開催されるようになり、ステイホーム中心だった休日の過ごし方が変化してきていますね。この季節でふと浮かぶ代表的な行事といえば、日本の五節句にも数えられる「七夕」でしょうか。この記事では、七夕の起源とこの時期におすすめの商品を紹介いたします。七夕の起源は?まず七夕の起源について簡単にですが紹介していきます。その起源は諸説ありますが、中国の行事である「乞巧奠(きこうでん)」という技巧上達を願う行事と「織女(しゅくじょ)・牽牛(けんぎゅう)伝説」、日本の民間伝承である「棚機津女(たなばたつめ)」が習合したものといわれています。「織女・牽牛伝説」は何となくお分かりの方も多いかと思いますが、「棚機津女」をご存知の方は少ないのではないでしょうか?棚機津女は7月6日の夕方から7日にかけて水辺の機屋に籠もり、神を迎える巫女のことです。七夕と直接的に関係するというよりは織姫の元になったような伝承だといわれています。棚機津女として選ばれた女性は水辺の機屋(はたや)で神聖な布を織り、その織物は神に捧げる衣であるとされました。7日の朝に神がお帰りになる際、人々が水辺で禊を行うと町や村に豊穣をもたらし一緒に災難を持ち帰ってくれると言われていたため、その場所などで祭祀が行われるようになったそうです。
2023.06.23
岩座
お念珠ってどんなもの?|岩座スタッフが語る!お念珠についてのアレソレ
みなさんは「念珠」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?お坊さんがジャラジャラしてるやつ。葬式で使うもの。など、なんとなく普段の生活ではあまり馴染みのないものとして捉えている方も多いかもしれません。しかし、念珠はここ日本で生活している限り、いずれは必ず必要になってくるもの。「社会人のマナー」と言っても過言ではありません。仏具であると同時に生活必需品。それは一体どういうことなのか?そんな「念珠」について、重くなりすぎずライトにお伝えしていきたいと思います。少しでも念珠を手にして頂くきっかけになれば幸いです。念珠とは呼んで字の通り「数珠に念を込めたもの」を指します。こう聞くとなんだかおどろおどろしいものに感じますが、実用的な部分でいうと元々は僧侶が念仏を数えるために使っていたものです。念仏を一回唱える度に指を次の珠に送る、いわばチェックカウンターのような役割を果たしていたのです。
2023.06.19
岩座
【神社百選】出羽三山神社
御祭神月山神社ツクヨミノミコト湯殿山神社オオヤマズミノミコトスクナヒコナノミコトオオナムチノミコト出羽神社 イデハノカミ・ウガノミタマノミコト創建33代推古天皇の御世(593年)、父祟峻天皇が蘇我馬子に暗殺され、身の危険を感じた蜂子皇子は一族郎党と共に丹波の由良の湊から船出して北上、東北に航海し、山形由良の湊で八人の乙女に手招かれて上陸。三本足の大烏に案内されて羽黒山の阿古谷へたどりつく。そこで皇子は修行を積み、稲作を教え羽黒山、月山、湯殿山の順に開山し、羽黒派修験道を開いた。蜂子皇子は醜悪な顔をしていたと伝えられ、江戸初期に描かれた肖像画でも口が耳まで裂け、目玉のむきだした表情になっている。
2023.06.16
岩座
今に伝わる天岩戸神話
僕らが住まうこの国には、自然の摂理そのものを神とみたて命あるものすべてに神宿る随神道(かんながらの道)が続いている。その命はすべて、地球という星と太陽や月、様々な天体とのバランスにより奇跡的に生まれ、その命を継承していく使命をもっている。また、古代に生きた僕らの先輩は命をもたらすその様を神々のお話として、現代に生きる僕らにも繋がる命の連鎖を日本神話として残してくれた。日本において最も古い書物とされる古事記(AD712)や日本書紀(AD720)には、この星や国の誕生譚が記されているが、その中でもひときわ有名な神話といえば、「天岩戸開き」ではないだろうか?≪天岩戸開き神話:概略≫神々の世界において、問題児であった素戔嗚尊(スサノオノミコト)が根の国(地上の国)へ降臨する前に姉である天照大神(アマテラスオオミカミ)へ挨拶をしようと高天原(神々の世界)へ向かうが、その想いは姉には伝わらず、天照大神はまた素戔嗚尊がここで悪さをするのではないかと疑う。
2023.06.09
岩座
京都の磐座(いわくら)を巡る!COTOAGE参拝ツアーに参加してみた!
全国を巡ってお届けする【ライフスタイル神社学ツアー】。2023年からは、座学に加えて参拝を行うフィールドワークが始まります!初回に訪れたのは京都。京都には、寺社仏閣さまざまな信仰が色濃く残っています。街を歩けば有名古社のオンパレード。今回、その中でも特に神社学的にとても興味深い「岩屋神社」「出雲大神宮」の2社を訪ねました。そもそも参拝フィールドワークってどんなもの?という方も少なくないはず…。気になるけど、どんな感じなのかわからない…という方が、より参加のイメージがつきやすくなるように、COTOAGE情報局が初回の京都編をレポートとしてお届けさせていただきます!<このレポートを書いている「私」のステータス>インドアな20代後半。2022年に御朱印デビュー。神社学の知識レベル:ライフスタイル神社学 キ編3講義受講済み。日本の神様の知識:最近古事記の現代語訳バージョンを読んだ。(上巻のみ…)上記からわかるように、楽しみながら勉強中!の初心者です。
2023.06.01
岩座
今のうちから夏バテ対策!取り入れやすい対策法と快適グッズで、この夏を乗り切ろう
脱マスクもやっと解禁になり、行動制限のない久しぶりの夏がやってきますね!イベントや旅行にキャンプなど、今からお出掛けを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?ですが、ここで注意していただきたいのが『食欲が湧かない』『イライラしやすい』『身体がだるくて重く感じる』などの夏バテ症状。夏を気持ち良く過ごすために、今から取り入れられる夏バテ対策や、夏の快適グッズなどをご紹介いたします!人はなぜ夏バテになるの?室内で過ごす夏が続いていたので忘れている方もいるかもしれませんが、高温多湿で蒸暑い日本の夏は、様々な“夏バテ”症状に悩まされやすい季節です。代表的な食欲不振をはじめ、皆さんも人生で一度は夏バテの症状に悩まされた経験があるはず…!夏バテというと、暑さが原因というイメージが強いかもしれませんが、現代における夏バテは、直接的に暑さだけが原因とは限りません。室内外での極端な温度差に原因がある場合も多いんです!極端な温度差によって影響を受けてしまうのは、普段私たちの身体の体温調整を行ってくれている自律神経。私たち人間の身体は、暑いと感じると体温を下げるために汗をかいて体温調整を行いますが、室内外で極端な温度差に見舞われると、普段体温調整を行ってくれている自律神経に乱れが生じてしまうのです。その結果上手く体温調整ができないだけでなく、自律神経の乱れが原因で心身ともに様々な不調を引き起こしてしまいます。それ以外にも、汗のかきすぎによる水分・ミネラルの不足や、寝苦しさによる睡眠不足、食欲不振による栄養不足なども夏バテの代表的な原因です。
2023.05.29
岩座
もうすぐ夏越しの大祓、いにしえより伝わる 茅の輪くぐりとは?
神社の境内などで、まるでオブジェのようにも思える大きな大きな輪を見かけたことはありませんか?この輪は茅の輪(ちのわ)と言い、くぐることで穢れを祓い、無病息災を願うもの。誰でもくぐることができます。起源はとても古く、日本神話にまでさかのぼるといわれているこの茅の輪くぐり。ここではいにしえより伝わる茅の輪くぐりの起源や作法についてくわしく紹介していきます。茅の輪くぐりとは?大きな輪が茅で編まれているわけ多くの神社で6月30日に執り行われる夏越の大祓。この夏越の大祓とは、暮らしの中で知らず知らずのうちについた穢れを落とし、一年の後半も健やかに過ごせるようにと願う儀式です。この神事の一つとして行われるのが茅の輪くぐり。神社の結界内に設えられた茅の輪を、8の字を描くようにくぐり、心身を清め災厄を祓い、無病息災を願います。
2023.05.27
岩座
草木の香りが風に乗ってやってくる、5月を皐月と呼ぶのはなぜ?
5月と言えば、新緑が爽やかな風を運ぶ季節です。風に乗って草木の香りが漂ってくるイメージが湧いてきますね。この5月を古くから皐月と呼んでいますが、なぜ皐月と呼ばれるようになったのか、ちょっと一息つきながらその由来をぜひ読み進めてみてください。
2023.05.10
岩座
随神道(かんながらのみち)を歩く〜僕が神社にはまったわけ
本記事は【ライフスタイル神社学】【あまのいわと学校】にて「共に学ぶ委員長」として活躍いただいている中村真さんから頂いたものになります。※COTOAGEの2023年の日程はこの記事の最後にて記載しております。
神さまとともに暮らす・・・。随神道(かんながらのみち)という言葉で、昔から日本での暮らしの中では意識されてきた感覚だろうとおもうけど、言葉にしてみると、ものすごく大変なことのように思える。でも実はみなさんが日々の生活の中で無意識に行っていること全て、神さまとの暮らしそのものなんだろうと、ぼくは考えている。思えば今から20年ほど前、海外の放浪の旅を終えた僕はワクワクしながら日本へ戻ってきた。長期間海外で生活をされた方がよく口にする言葉に、「外に出て初めて日本の魅力に気が付いた」というものがある。みなさんも耳にしたことがあるのではないだろうか。
2023.05.08
岩座
まるで別世界?大都会とは思えない癒しの杜【明治神宮】
はるか昔から日本人の暮らしに深く関わり、心の拠り所となってきた「神社」。昨今、御朱印ブームなどもあり、神社やお寺を巡るのが趣味とする人や気になっているという方も沢山いることでしょう。本記事は神社を巡る、ぶらり散歩記事です♪岩座スタッフでもある、こさとさん・たんたんさんのお二人に【明治神宮】に行ってきてもらいました。明治神宮御祭神:明治天皇、昭憲皇太后創建:1920年11月1日鎮座地:東京都渋谷区代々木神園町1番1号ようこそ都心の神社
2023.05.04
岩座
巨石ハンターの磐座探訪「3.11後に出会った東北の磐座」
初めまして、写真家・巨石ハンターの須田郡司です。
これから、「巨石ハンターの磐座探訪」というテーマでフォト・エッセイを連載させて頂きます。どうぞ、宜しくお願い致します。ちなみに巨石ハンターという言葉は、たまたま世界石巡礼の取材旅行から帰ってきた2009年の春、読売新聞の記者の方から取材を受けました。その時、「巨石ハンター世界を巡る」というタイトルで記事を書いていただき、それ以来、この言葉を気に入り、使わせていただいています。この30年近く、私は聖なる場所をライフワークとして、日本・世界各地の巨石を求めて訪ね歩いて来ました。聖なる場所には、必ずといっていいほど、人間によって崇められ、信仰されてきた石や巨石が数多く存在します。日本人は、古くから神が降臨する石や巨石のことを磐座(イワクラ)、また石・岩そのものを神と捉えた石神(イシガミ)・岩神(イワガミ)などを大切に祀ってきました。そのような聖なる石と出会うと、自然と厳かな気持ちになることができたり、自然への畏怖心が湧き上ってくるのも不思議です。イワクラやイシガミは、ある意味で自然(宇宙)と人間の関係をトランスパーソナル(超個的)な繋がりへと気づかせてくれる存在なのかもしれません。私は「人と関わる石」に興味を持ち、2003年秋から三年計画で「日本石巡礼」という活動を行い、国内約1,000ケ所以上の石を訪ねてきました。2009年春から一年計画で、「世界石巡礼」という活動を行い、世界40カ国、百十数カ所の石を訪ねることができました。これらの活動を通して感じた事は、石に対する人間の想いは、国境も人種もなく世界共通ではないかと思えた事です。特に、その土地に住む先住民の方々の多くは巨石を大切にし、信仰されていました。世界中の宗教もまた、聖なる石や巨石を拠り所としたものが多く、近くに宗教的な施設(寺院、教会、礼拝堂、修道院)を建造する事例をあちらこちらで見ることができます。
2023.05.03
岩座
アミナコレクション協賛|写真展開催のお知らせ
岩座でも取り扱いのある、巨石の写真集【日本の巨石 イワクラの世界】【石の聲を聴け】の写真家・須田郡司さんが2023年5月、11月に写真展「東日本大震災の記録と巨石文化 」を開催いたします。また、写真展の開催を記念して、アミナフライヤーズにて特に「印象的だった磐座(いわくら)」を紹介していくコラムの掲載が決定いたしましました。<写真家・巨石ハンター・石の語りべ>の須田郡司さんならではの視点から紡がれるコラムをお楽しみに。3.11 東日本大震災が発生後、私たちは10数回にわたる東日本大震災東北被災地追跡調査を続けてまいりました。福島駅で合流し、そこから海岸沿を宮城、岩手、青森まで北上する工程を何度も巡っては、現地の方々に耳を傾け、復興の状況を観察してきました。時が経つにつれ、被災地の風景は変わってきました。仮設住宅は無くなり、新しい団地や施設が建設され復興の兆しを感じつつも、巨大な防潮堤群が作り続けられていることに違和感を感じます。防潮堤が作られ、「これで安心だ」という人がいます。「暴風雨の時、水が外に出ず二次被害が心配だ」という人もいます。防潮堤は、人と自然とのつながりをどこか分断しているように思えて仕方ありません。
2023.04.28
岩座
卯月とは?なぜ草花が芽吹く4月を日本では卯月と呼ぶのか
寒さ厳しい冬が過ぎて、窓から降り注ぐ柔らかい日差しがポカポカしてくると、それだけで気持ちがほっとしませんか? 4月はどことなく心もワクワクしてきます。新しい何かが始まることへの期待感などもあり、足取りも軽くなる方も多いことでしょう。こちらでは、旧暦でなぜ4月を卯月と呼ぶようになったのか、その謎に迫ります。ほっと一息つきながら、日本の暦の歴史に触れてみませんか?日本独特の暦について日本には旧暦と呼ばれる暦があります。旧暦では、月を和風の名で呼ぶことを意味する和風月名を使用していました。どことなく雅なイメージのある四文字熟語に見えますね。和風月名が誕生したのは、旧暦にある季節に合わせたことがきっかけとなりました。
2023.04.10
岩座
端午の節句を華やかに!室内に飾れるコンパクト鯉のぼり
日本国民にとって、毎年当たり前のようにやってくる端午の節句(こどもの日)。端午の節句というと鯉のぼりは欠かせない存在ですが、各家庭で飾るとなると準備も後片付けも結構大変な作業ですよね。そこで今回ご紹介したいのが、室内で手軽に飾れる鯉のぼりアイテム!もうすぐやってくる端午の節句に備えて、端午の節句と鯉のぼりにまつわる豆知識も合わせてご紹介します。端午の節句(こどもの日)はどんな行事?そもそもの話になってしまいますが、「端午の節句」と「こどもの日」は、それぞれ別々の行事というのは皆さんご存じでしたか?同じ5月5日の行事なので混合されがちですが、由来や目的も異なるものなんですよ。
2023.04.03
岩座
【神社百選】早池峰神社
これは現宮司山陰幸三氏の記した「早池峯神社社記」によるものだが、藤原鎌足の後裔実房の子山陰兵部は麓の大迫郷に戻ると、この話を里人らに話し里の真ん中に社を作り真中大明神と崇めた。そして残雪も消えると遠野の藤蔵と共に山頂に社を建立し、瀬織津姫を勧進して東根嶽大明神と崇め奉った。これが早池峯神社の奥宮の創建となった。修験道との習合は直接には正安二年(一三〇〇)に越後から来た円性阿闇梨と言う僧が諸国行脚の途上この山に登り、天下にまれなる霊地と見て、かつて岳川の上流の川原にあった坊を岳の部落に再建し、十一面観音を勧進して早池峯大権現として崇敬した。境内に真言宗妙泉寺を置き、明治になるまで修験道を中心にした神仏習合の信仰が行われた。集落の家々もほとんどが修験僧の宿坊を兼ねた。セオリツヒメというのはイザナギノミコトの黄泉の国からの帰り、ミソギをしたときに現れた姫でアマテラスオオカミと同時代である。記紀では薄い記述しかないがヲシテ文書では詳しく、男神アマテルの十二人の妃の中の正妻でホノコとも呼ばれ、嫉妬に狂う他の妻たちの策略を最後は許したという優しい女性として現れる。天の岩戸事件のころの女神だという。
2023.04.01
岩座
プロセスこそが随神道(かんながらのみち)
本記事は【ライフスタイル神社学】【あまのいわと学校】にて「共に学ぶ委員長」として活躍いただいている中村真さんから頂いたものになります。※COTOAGEの2023年の日程はこの記事の最後にて記載しております。この国に住んでいる人であれば、一度も神社に行ったことがない、というほうがめずらしいかもしれない。では多くの方の神社参拝はどんなきっかけが多いのだろうか?お宮参り、七五三、結婚式やお葬式などの人生の節目には必ずという方もいれば、お祭りや初詣といったイベント的な時にしか、という方もいるだろう。または観光や出張の際に立ち寄るなどなど、そのきっかけは様々ではないだろうか。もちろん合格祈願や縁結びなどの「お願いごと」がきっかけという方もたくさんいることと思う。
2023.03.28
岩座
岩座10周年誕生秘話~降りてきた「岩座」の二文字
「日本の美しいこころ」を表現したブランド岩座が、今年でオープン10周年を迎えました。これから20年、30年と歩みを止めずに成長していきたいと思うと同時に、まずはこの10周年という大きな節目を迎えられたことに、関係者一同とても嬉しく思っています。そこで今回は10周年を祝して、岩座の誕生秘話をご紹介したいと思います。当時関係者と一丸になって奮闘したアミナコレクション代表 進藤が綴りますので、是非最後までお楽しみください。2011年の暮れの頃であったと思う。世界のお守りとパワーストーンをコンセプトにした「チャイハネデデ」について、このままでは未来はないという結論にいたった。1997年に産まれたチャイハネデデはアミナコレクション創業者である父(以後、ボス)が、「世界の不思議なお守り」という書籍の執筆と前後してオープンしている。
2023.03.15
岩座
新生活におすすめ!サンゴの御守り レッドコーラルの意味
日に日に暖かな気候が増えてきましたね。春を告げる強風はいたずらに髪を乱しますが、これも冬へ告げる別れの儀式だと思えばなんのその。気温も気候も変化が著しいですが、花粉症にも負けずに来年度へステップアップしていきましょう。さて、早い地域では、もうそろそろ桜が花開き始めます。今年の開花予想は例年より随分と早まっているようで、今月末には東日本・西日本の殆どで開花されるのだそう。今年は少し早めに、お花見の準備を始めたほうが良さそうですね。今年はさて、どこのお花見へ行きましょうか。私は上野に足を運ぼうかなぁ、と胸を踊らせています。そういえば、桜の季節となると、コノハナサクヤヒメのお話をふと思い出します。桜のように華やいで、桜のように儚い、絶世の美を象徴する日本神話の女神。
2023.03.13
岩座
【神社百選】氷上神社
蝦夷と言われた先住民はアイヌ語を使っていた。いつしか稲作を学び租庸調を納めた民は和語を話して和人となり、嫌がる人は追われてこれまでと同様、北へ北へと逃げた。氷上山は陸前高田の町の背後にそびえて漁師たちの座標になる山。ふもとの神社の本殿前からは水と砂金が出る。砂金の出たところに建てたのか。金は鉄と共に蝦夷地の特産だった。氷上山の西のふもとの玉山からは金が大量に出て平泉の建築におおいに貢献した。氷上神社はアイヌの神々を祀っている日本で唯一の神社である。ヒカミ神社はヒタカミがなまった言葉と言う説がある。ヒタカミ(日高見)とは縄文時代から東日本に存在した豊かな国でヲシテ文献(注2)などでは既定の事実として、その名を伝えているが、蝦夷との関係などが明確ではない。北上の地名もヒタカミの変化だと言う。大船渡の尾崎神社もリクコタ神社と言われ、そこの御神宝にはアイヌの木製の「削りかけ」、イナウが木箱に大事に保管されている。また唐桑半島の突端にある御崎神社は別名日高見神社であった。現在は御崎神社に変っている。
2023.03.06
岩座
映画「天岩戸 -The original myth of ancient JAPAN」DVD発売記念
神話の舞台であり、先人たちが足を踏み入れることができなかった天岩戸。その天岩戸(洞窟)を御神体として御祀りしている天岩戸神社のクラウドファンディング支援として制作された、映画「天岩戸 -The original myth of ancient JAPAN」がDVDとして発売開始いたしました。販売を記念し、監督・編集を行った廣田勇介さんから、撮影にいたったきっかけや思いのコメントをいただきました。史上初の難題に挑んだのは、世界に14座ある8000m峰の全山登頂を達成したプロ登山家の竹内洋岳(たけうち ひろたか)と、山岳界のアカデミー賞と呼ばれるフランス・ピオレドール賞を受賞した山岳ガイドの天野和明。事前準備として、神話の世界で天岩戸と結び付きのある戸隠山(長野県)を訪れた様子のほか、令和2年夏に行われた現地調査、2020年12月の神事当日までを追った。雪が散らつく令和2年12月。神事当日、どのようにしめ縄を張ったのか。神話の世界を再現した歴史的な瞬間を、ぜひご覧ください。
2023.03.01
岩座
桜の語源⁉木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)の神話や祀られている神社を紹介【日本の神さま】
立春も過ぎ、暦の上では春となりました。春と言えば桜。桜は美しく咲き、そしてはかなく散っていきます。その桜の語源となったと言われているコノハナサクヤヒメという日本の神様についてご紹介いたします。
2023.02.24
岩座
【神社百選】室根神社
まつろわぬ民、蝦夷の住民に対処するため、多賀城の鎮守府将軍が紀州の熊野本宮から御祭神を勧進した。朝廷も応援して数百人の供奉者が付き添い、東海、伊豆、関東、九十九里牡鹿半島と五ヶ月も掛けて渡ってきた。気仙沼舞根に仮宮、瀬織津姫神社が設けられ、ついで蝦夷の酋長がヤマトタケルに埋められたという鬼首山に本宮社殿が建てられた。そして牟婁峯山(室根山)と名前が変えられた。室根山は高さ八百九十五mあり、気仙沼の海上からも一望出来るので、陸前高田の氷上山、大船渡奥の五葉山と並んで、海上からの目標になった山である。八合目に古さびた室根神社があり本宮と新宮が並び、頂上附近にはつつじの山と各種の電波塔が立っている。
2023.02.14
岩座
2月の誕生石、アメジストは愛の守護石?
節分を超えて、春を迎える準備期となりました。巷では、バレンタインフェアが賑わっており、どこもかしこも甘い香りに包まれています。先日、思い切ってチョコレートフェアに出向いてみたのですが、その中で出会ったチョコレートに、私は心底驚きました。それは、……お察しかもしれませんが、鉱石チョコレートです。ネットでも話題になっているようで、多くの人々で賑わうそこは、まるで宝石商のようにガラスケースに並べられており、本物の宝石のように輝いていました。ここはミネラル展示会だったろうか?そう見間違うほどに、その鉱石チョコレートはただキラキラしているだけではなく、天然のジオードを切り出したかのようにナチュラルで。ダイヤカットされた宝石ではなく、『鉱物』としてチョコレート細工が顕現されていることに驚いたのです。
2023.02.09
岩座
「盛り塩」を考えた先に思うこと
街中でお店の入り口などに三角にとがった盛り塩をよく目にすることがある。魔除け、清め、縁起物、風習・・・。謂れはいろいろとあろうが、神棚にも同じように塩をお供えするのをご存じの方も多いだろう。僕はこの盛り塩の意味を「清める」というより「穢れを祓う」役割を果たすものだと認識している。清めるのは穢れを祓わねば成り立たないものだし、そもそも「穢れ」という言葉は「汚れ(けがれ、よごれ)」の意味ではなく「気が枯れる」という意味合いで使われ始めたそうで、元気がなくなった、生命力の低下というのが本来の意味。そして塩は多くの生物にとって生命を維持するために必須のもの。人は生まれた瞬間こそ清明き(あかき)存在である赤ん坊として生まれ、命を重ねるごとに「穢れていく」とされている。
2023.02.03
岩座
ひな祭りとは?人形の飾り方やお祝いの食べものの由来をおすすめ商品とともにご紹介
毎年3月3日は、女の子の成長や幸せを願ってお祝いをする「ひな祭り」があります。日にちや名前、またひな人形を飾ることなどは有名ですが、ひな祭りを行う理由や、お祝いの食べものの由来については知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回の記事では、ひな祭りの概要やひな人形の飾り方、お祝いで用意される食べものの由来、重陽の節句、そして地域別のひな祭りについてご紹介します。ひな祭りについてより詳しく知りたい方や、今年のひな祭りをもっと楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2023.01.30
【保存版】最強の開運日がやってくる!2023年上半期 一粒万倍日カレンダー
2023年が始まって、3週間。年始に立てた目標や習慣は継続できていますか?今年は新しい一歩を踏み出したい!そう考えているあなたの背中を押してくれる、「開運日」をご紹介します。この記事では、ダウンロードして使えるオリジナル待ち受け開運カレンダーをご用意。絶好の開運日を味方につけて、大きくステップアップする年にしましょう!
2023.01.26
新しい年は心機一転、スマホケースを新しく!
自分らしさを気軽に表現できるスマホケース。お気に入りのデザインを取り入れると気分が上がりますが、毎日使っていると日常に馴染みすぎて、飽きを感じてしまう方も少なくないはず。新年は、そんな身近なスマホケースを新しくするのに最高のタイミング。そこで今回は!各ブランドから個性あふれるスマホケースをご紹介いたします!毎日使うものだからこそ、その日の気分で付け替えてみるのも気分転換になっておすすめです♪和柄モチーフを気軽に普段使いのアイテムに取り入れられるカヤのスマホケース。
2023.01.24
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日本人の原風景ともいえる、秋の豊かな景色です。
毎年10月、そんな恵みに深く感謝する神嘗祭が行われます。
伊勢神宮で毎年執り行われる1500あまりの行事の中心であり、至高とされている神事。