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鎌倉に足湯カフェ?お浄めミュージアムを徹底レポ!気になる料金や体験フロアもご紹介
鎌倉小町通りにある、開運お浄めスポット、「お浄めミュージアム」を徹底レポート。観光地の真ん中でのんびり足湯を楽しめるカフェ「座かふぇ」の見どころもご紹介!
2022.06.09
岩座
七夕の願い‐本当の願いを見つめて‐
日本で古来より親しまれている行事の七夕。
七夕は「たなばた」の他にも「しちせき」と読み、江戸時代に幕府が祝日として制定した「五節句」の1つでもあります。
古き時代を生きていた人々にとって、七夕とはどのような存在だったのでしょうか。
今記事では、七夕の由来や七夕飾りに込められた意味、現代においての七夕の楽しみ方をお伝えしていきます。七夕の由来には、数多くの説があると言われています。それだけ、他の節句よりも神秘的な節句だったいうことかもしれません。
数多くある説の中から、有名な七夕の歴史や由来についてご紹介します。
棚機(たなばた)説
日本の神事である「棚機」。
「棚機」は「たなばた」と読みます。
棚機は日本の古い行事であり、乙女が織った着物をお供えすることで神さまをお迎えし、豊作祈願をするというものでした。
豊作祈願の他にも、「人々のけがれを払う」という祈りも込められていたそうです。
2022.06.06
岩座
【神社百選】石都々古和気神社
イワツツコワケ神社という。境内には勾玉岩、鏡岩、亀石、天狗岩、船形岩、ヒモロギ石などの名のついた巨岩がばらばらに並んでいる。神社の国道に面した正面の門は両側の建物に挟まれて息苦しい。社務所はちょっと離れて同じ国道沿いにある。路地に旗指物が並んでいるのが目印。神社の正面の門の側に立派な石の獅子二頭が目立つ。ちょっと面白い動態をしている。入り口の右側に由緒書があり、それによると神社の北側に中世の城跡があり、源氏の石川有光という武士が築城したと伝えられている。永承六年(一〇五一)陸奥の俘囚(捕虜)の長、安倍頼時が反乱した前九年の役が起きた。源頼義、義家にしたがって源有光も父と共に参戦し、勝利ののち功によって、この土地を得て山城を作り、姓を石川と変え隣には源氏の氏神、石清水八幡から勧進して八幡社を建てた。したがって、近在の人はこの神社を単に八幡さんと呼ぶ人も多い。
2022.05.31
“盛塩”で豊かな暮らし~おうち浄化のすすめ~
昔はとても貴重だった“塩”の存在。そして価値を測る基準や物品交換として重要な役割を果たしていたことは歴史を振り返れば頷けます。今の時代当たり前となった塩は“食”と深い縁がありますが、それ以外にも様々な場面で私たちの生活に密着しています。“塩で清める(浄める)”これは昔からの風習。・「清め塩」葬儀などの参列後、家の玄関先で自身を清める。(しかしこれは宗派等によっても考え方に差があります。)・「力士の塩撒き」力士が相撲を取る際に、土俵に向かって塩を撒いていますね。土俵は神聖な場所と捉えることから、塩で清めます。(ちなみにこの塩撒きは、”幕下“以上の行いです。)そして、今回のテーマである「盛塩」もその一つ。日本の文化を見直す動きの中で、今注目されている盛塩の歴史を垣間見ながら、日常を豊かに暮らすためのヒント、そして盛塩の作法や効果などをお伝えします。
2022.05.30
岩座
【今月の石】アラゴナイト
梅雨の匂いが近づいてまいりました。つい最近まで肌寒い日が続いていたというのに、気づけば早いもので、もうすぐに夏の準備期となりますね。気温の高低が著しい時期、皆さん体を壊されないようお気をつけください。そういえば、自然の移ろいといえば不思議なもので。4月に見頃を終えた庭の桜の木に、さくらんぼが実っていました。桜の木にさくらんぼ。実の生る品種とそうでない品種とがあるようですが、さくらんぼはその名の通り、桜の子どもだったのですね。真っ赤な実りが緑の合間から覗いて、可愛らしい表情を見せてくれています。
2022.05.23
岩座
岩座より、新レーベル「COTOAGE」誕生!
●COTOAGEとは?言挙げとは・・・自分の意志をはっきりと声に出して言うこと。(事典引用)自然と共に暮らしてきた日本人の価値観や神話をベースに、「良いものは良い」「先人が残してくれたものを繋ぐ」という意味であえて「COTOAGE(ことあげ)」として声に出し発信・活動をしていくという思いが込められています。日本民族は、古代より自然を神に見立て信仰してきた歴史があります。自然と共に暮らしてきた先人は、自然への畏敬の念を抱きながら、自然と共存する美しい生活様式や、さまざまな文化を紡いできました。忘れられつつある日本古来の民族文化を呼び起こし、共に読み解きながら、今を生きる私たちが学び活かしてゆく。それがCOTOAGEのミッションです。
2022.05.15
登拝女子-後編- 私たち、登拝いってみました
前回、たんたんさんが岩櫃山で転んでしまったというお話をお聞ききました。自然の中で、一歩間違うと死の危険がある。なかなか普通に生きていて経験できることではないですね。そうですね。今回は登拝女子というタイトルですけど、登拝においては、あまり男女で感じ方に違いはないかもしれないですね。人間の本質的な部分と向き合うということなんでしょうか。
2022.05.09
岩座
心を包む ―大切な人へ、ありがとう―
2022年の母の日は5月8日(日)、父の日は6月19日(日)です 。
母の日・父の日は、お母さん・お父さんに日頃の感謝を伝える絶好の機会。
母親・父親、祖母や祖父、離れていても同居していても、いつも私たちを気にかけてくれる大切な家族です。
ふだん面と向かって言うのは照れくさいけれど、一年に一度の特別な日だから、大切な人へ「ありがとう」の気持ちを伝えてみませんか。
2022.05.01
岩座
【神社百選】箱根神宮
箱根神社の本殿向かって右の位置に九頭龍神社の新宮がある。平成十一年(二〇〇〇)に湖畔から分祀したもの。旧社は湖の奥「九頭龍の森」の敷地内にあった。新宮の建立で便利になったせいか、縁結びに良いと参拝客が大幅に増えた。
天平宝字元年(七五七年)神仏習合の神宮寺を各地に建てていた萬巻上人は連日連夜の読経をして毒龍と対決した。
「上人が発する霊波は、まともに毒龍の脳波を直撃し、必死の祈りは、楔のように打ち込まれた。萬巻上人の読経が功を奏したのか、怒涛逆巻き、天地も覆さんばかりの暴龍が、ものすごい勢いで天空に舞い上がり、上人を目掛けたけれども、もんどりうってひっくり返った。のた打ち回ってもがき苦しみ、なおも暴れたけれども、やがて心も根も尽き果
2022.04.25
岩座
紫外線が気になる季節に!おすすめUV CARE商品を一挙ご紹介
もうすぐ5月。暖かくて、開放感のある季節がやってきました。
GWもいよいよ来週ということで、外出する機会も増えていくかと思いますが、UV CAREの準備は大丈夫でしょうか?
まだ4月だからと油断している方、要注意です!
真夏に紫外線が強くなるのはもちろんですが、実は4、5月から徐々に紫外線は強まっていきます。
まだ春だからと油断していると、知らず知らずのうちに日焼けしていたなんてことも…。
2022.04.19
チャイハネ
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【今月の石】 水晶
暖かな春の日差しが差し込む近頃。
門出を祝う桜はそろそろ新緑へと姿を変えていきます。
4月は卯月。
旧暦4月が卯の花の咲く時期であったことが由来します。
卯の花…… 皆さんはウツギの花を見たことがありますか?
ウツギの花は桃色もありますが、純白の五弁が印象的です。
清廉な印象とともに、花言葉には「古風」「乙女の香り」とあります。
言葉だけでも、大和撫子を連想させるかもしれませんね。
2022.04.18
岩座
登拝女子-前編- 私たち、登拝いってみました
こんにちは!本日はお集まりいただきありがとうございます!今日は神社学の中村さん主催の登拝に参加されている、岩座スタッフのこさとさん・たんたんさんにお越しいただきました!
2022.04.11
岩座
5月5日は子どもの日。男の子の成長を願う端午の節句とは
澄み切った青空の下で瑞々しい若葉が生い茂る頃。初夏の足音が聞こえてきそうなこの季節にある節句が、端午の節句です。端午の節句はいにしえの時を超えて、大切な行事の日として扱われてきました。端午の節句の由来や五月人形の飾り方、行事の楽しみ方についてお伝えします。インテリアとしても映える、現代のお部屋にぴったりな五月人形もご紹介しますので、初節句を迎えて兜飾りや鯉のぼりをお探しの方も、ぜひご覧になってください。
2022.04.04
岩座
【今月の石】 ロードクロサイト
春の音がだんだんと近づいてきました。
田んぼでは蛙の声が聞こえ始め、小川ではアヒルが泳ぎ始めています。
デパートのランドセルはもう売り切れでしょうか。
新たな生活がいよいよと始まりますね。
2022.03.28
岩座
【神社百選】雷電神社
本殿の三面の壁はまるで絵画館だ。今を去る江戸時代天保六年〈一八三五〉に造営された本殿は当時の流行を反映し豪華な壁画が描かれ彫られた。十代左甚五郎こと石原常八の作品と言われ、参拝人はそのきらびやかな彫刻をめぐって歩くことになる。ひとつひとつの絵を確かめながらお参りすると童話の世界を一巡したような気になる。昭和五十九年に県の重要文化財に指定され、三年かけて色彩の再塗装などの大掛かりな改築工事が行われた。
2022.03.21
岩座
【季節の新商品】桜の花咲く春のアイテム
厳しい寒さも日に日に和らぎ、春の陽気を感じられるようになりました。
新生活を控えた方もいらっしゃるかと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
まもなく訪れる暖かな春に向けて、岩座では日常を華やかに彩る新商品を入荷いたしました。
桜が描かれた春ならではのアイテムから、上品で美しい神様モチーフのアイテムまで、種類豊富に取り揃えております。
Webページで一挙公開しておりますので、是非ご覧ください。
2022.03.14
岩座
ライフスタイル神社学ツアー2022
昨年、あまのいわと学校や岩座de神社学にて熱弁をふるった、「共に学ぶ委員長」中村真による神社学ツアー第一弾の開催が決定しました。
2022.03.07
岩座
岩座 桜と日本人
桜を愛でる日本人
日本の春を彩る花・桜。私たち日本人は、桜が大好きです。春霞のような淡い色彩の小さな花は、一年間で数日しか咲きません。その花を、私たちは、何日も何週間も前から待ち望みます。咲いたと思ったら一斉に見に出かけるし、いつ散るのか毎日心配する様子は、桜の花に対してだけ見られる特別なもの。
2022.02.28
【今月の石】アクアマリン
節分を越え、少しずつ春の息吹が感じられる頃となりました。
膨らみ始めた桜の芽は、今か今かと春の陽気を待ち望んでいます。
先日、雪解け水を舐めていた野良猫が、新しい家族を連れて歩いていました。
寒い季節を越えられたようで、ほっと胸を撫で下ろした私です。
二月は如月。
如月という言葉は、「寒さを越えて、春を迎えるために動く」という意味が込められています。
まさに私たちも今、そうして動き出そうとしている時期でしょう。
節分で鬼(きさらぎ)を祓い、月を如(ととの)える。
古くから節目の時と考えられていたのですね。
ところで春といえば・・
恋が実る、または恋の予感を「春」と喩えたりしますね。
2月のイベントといえば、そういうことも想像してしまいます
2022.02.21
岩座
あまのいわと学校 第4回レポート! -②御神事編-
こんにちは!あまのいわと学校情報局です。今回は、2021年12月21日(火)-22日(水)に行なわれたあまのいわと学校第4回、御神事の様子をレポートします!
いよいよ、注連縄張替御神事の朝がやってきました。
朝の澄み切った境内が、静かに始まりの時を待ちます。
2022.02.18
岩座
岩座 桃の節句
月3日のひなまつりのことを、桃の節句といいます。ひな人形を飾り、女の子の幸せや健やかな成長を願ってお祝いする日です。
桃の節句は「上巳(じょうし)の節句」ともよばれ、古代中国の習慣がもとになっています。
中国では旧暦の3月上旬の巳の日を上巳といい、邪気に見舞われやすい忌み日として、川で身を清めていました。
2022.02.07
岩座
【神社百選】明治神宮
明治天皇が明治四十五年七月三十日に崩御されたあと国民の多くは深い喪失感に襲われた。
年配の人達は自分たちの青春もまた失ったように感じた。
乃木将軍のように殉死する人も現れたくらいだ。
また皇太后も大正三年には後を追うように崩御され、国民の間にはお二人をしのんで神社を造ろうという気運が急速に高まった。
国会の決議の後、神宮奉祀調査会が準備機関として立ち上げられた。
2022.01.31
岩座
【今月の石】黒水晶
新年、明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
本年は寅年。
意欲を持って邁進し、チャンスと成功を掴む年です。
今年の抱負は決まりましたか?
私は筋力をつけます。
さて今年も岩座では、皆さんに合ったおすすめの石を紹介していきます。
新年最初に紹介する石は、
年初めだからこそ持ってほしい石です。
2022.01.24
岩座
【岩座】節分 -畏れを知り、身を守る-
災いをもたらすとされる鬼。
それは、煩悩という人の悪しき心に住むと考えられてきました。
私達が脅威を抱く自然災害や疫病も、
先人はその鬼がもたらすものだと知っていたのかもしれません。
節分とは、具現化したその鬼の姿を借りて、自分自身の
弱い心や、自然に対する「畏れ」と向き合える大切な行事です。
2022.01.17
岩座
あまのいわと学校 第4回レポート!ー①前夜祭編ー
今回は、12月21日(火)-22日(水)に行なわれたあまのいわと学校第4回の様子をレポートします!
2022.01.15
岩座
【岩座】新年のご挨拶
謹んで新春をお祝い申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。
岩座従業員 一同
晴れやかな年始、気分を一新して、身の回りのものを新調してみてはいかがでしょうか。
今年の干支である“寅”や、大願成就を司る日本の神様“アマテラスオオミカミ”のモチーフなど、岩座ではお正月らしい縁起の良いアイテムを種類豊富に用意しています。
昨年のご自分へのご褒美、大切な方への贈り物など、この一年の幸福を祈って、様々な用途にどうぞ。
【朱印帳】
●【Ki-Yan】向干支御朱印帳
壁画絵師・木村英輝氏とのコラボレーションにより誕生した、向干支の御朱印帳です。
※向干支…干支を円形に配置した時に、自身の対角に当たる干支。
向かい干支は自分の干支とは正反対の性質をもっており、自分にはない力を与えてくれると云われています。
特殊な箔印刷を施しており、藍色の地に金が映える豪華な一品。
●向干支御朱印帳
縁起の良い向かい干支の御朱印帳。
今年の干支である寅のご用意もございます。
優しい色調と可愛らしいキャラクターデザインが、癒しを与えてくれます。
●日本の神様御朱印帳
2022.01.01
岩座
【神社百選】篠原八幡神社
篠原八幡神社は新横浜駅南の岡の頂上にある。以前は田んぼと畑にかこまれて林も多く、うっそうとした森にはふくろうやうさぎ、きじ、狸、カブトムシが隠れ住み、夜には怖いほどの静寂(せいじゃく)がおおっていた。ふもとのほうには小さい谷があり清水があちこちで湧きホタルのいる小川があった。小川には大根やネギを洗う「タネ」という水場がどの農家にもこしらえてあった。
昭和三十年代から開発が進み、川崎の日本鋼管などの重工業から空気汚染が及んできてまず森の中の古い大きな松、杉、などがいっぺんに枯れ始めた。御神木(ごしんぼく)の赤ガシもじりじりと弱り始めた。昭和三十九年新幹線と新横浜駅が出来てから丘の上まで新興住宅がひしめき登りあい始め、戦後わずか千五百所帯の農家だった氏子が、今はもう隙間無く開発され、サラリーマンばかり四万所帯になる。このうち祭りの寄付金などを協力してくれる実質の氏子は一万八千所帯しかない。
鎮守(ちんじゅ)の森もじわじわと周辺から削られて不動産投機の対象にさえなった。平成十七年まで森の一部だった社の北面が開削されて木々も伐採された。地主は氏子だったはずだが、亡くなったらしくその息子は森で遊んだ事も無かったのだろうか、固定資産税対策に一気に宅地を造成して販売する計画を立てたらしい。この時点で神社に通知なり相談なりがあれば買取も可能だったらしいが、所有者はそのような手続きもせず勝手に造成を強行し、先祖が共同で大事にしてきた神社の森と土地を、現代の所有権が自分に有ると言うだけの理由で惜しげもなくブルトーザーで破壊しそこに十二軒の一戸建てを作って販売し利益を得たのである。ここで私有権という観念で、昔の神社の森の役割と先祖の受けた恩恵を無視して宅地造成されることに非常に矛盾を感ずる。神社と言う、かって共同で維持してきた財産に対してはもっと保護されるべきではないだろうか。鎮守の森が神社の所有になっていないなどの法の無整備も問題である。
今やまわりはコンクリートの道路とブロック塀のみだが、鳥居を出るとすぐ右手にはななめに富士山が仰がれ、その鳥居も朝日を真っ直ぐ受けるので美しい。今はやっと拝殿と参道とその周りの森を残すだけ。しかし本殿の裏には赤ガシの雌雄二本の古木が御神木として注連縄(しめなわ)を張られて鎮座(ちんざ)している。今は公害のため栄養剤など
を与えて養生していると言う。鳥居の側にもケヤキの御神木がある。
それでもなおも地元の新興住宅街の人々からは一息つける空間として親しまれている。正月の元日は大晦日の零時から参拝客の行列が絶えることがない。境内の舞台では里神楽が、現在は東京芸大の学生チームによって演じられている。「おたきあげ」と言われる焚き火には参拝客たちが旧年のお札やお守りなどを持参し燃やしていく。煙に手を当てながら火にあぶられて新年の気分を味わうのである。境内にはお清めのお神酒も売っているし新年の破魔矢(はまや)やお札などのお守りもあり、参道の外まで行列が出来て昔変わらぬ正月風景である。実は神社にとってはこの日が年間収入のほとんどだそうである。水谷宮司によれば日本の神社のうち神社だけで経済的にやっていけるところは二割しかないと言う。
夏祭りの寄付金等は必要最小限だそうだ。夏祭りは八月の下旬の土日に行われ舞台を使って地元の自治会がカラオケやかくし芸等演芸大会をやる。あとは年末の休日に有志の民俗舞踊チームが合同で自発的に「魂鎮(たましずめ)」と称して境内で公演している。
そして冬至前後の休日には地元のボランティア団体が「日の出を見る会」を開催しおかゆやおしるこを提供している。
2021.12.28
岩座
【今月の石】タイガーアイ
早いもので2021年も終局を迎えます。
皆さんは思い描いた一年を過ごすことができたでしょうか。
私は新しいことに挑戦したいと考え、
この「今月の石」の執筆を進めることができました。
楽しい一年になれたのも、これを読んでくださる皆さんのおかげです。
2021.12.27
【神社百選】氷川女体神社
大きな湖沼が関東にはいくつも残っていた。その代表が見沼で、今の川口から浦和、与野、大宮、上尾方面まで広がっていた。芦ノ湖の二倍以上の面積といわれる。龍が住んでいたという伝説もあり、氷川女体(ひかわにょたい)神社では毎年夏に見沼を横断して龍神祭(磐船祭<いわぶねさい>)を行ない、年々開拓によって小さくなっていく湖とその龍神との鎮魂(ちんこん)をしていた。五、六年前までは七月十四日に「祇園磐船祭」として、儀式をやっていたが、今は商工会議所の「龍神祭り」と合同し「祇園磐船龍神祭」(通称龍神祭)として五月四日に行なっている。
そもそも見沼には湖岸に三つの神社が一直線上に並んでいて湖の龍神を祀まつっていた。すなわち北から大宮氷川神社(スサノオノミコト)そして中間に中川氷川神社(御祭神はスサノオノミコトの子供のオオナムチノミコト)南の丘上には氷川女体神社(スサノオノミコトの妃のクシナダヒメノミコトを祀る)がそうである。
大宮の氷川神社の大小の池や舟遊び池と名づけられた池もかっての見沼の一部である。
氷川女体神社は湖に接した高台の上にあり見沼を展望できる位置にあった。
しかし八代将軍吉宗は見沼の大規模な埋め立てで、増大した江戸の人口を養う新田を一気に増やそうとする。計画通りに進めば龍神祭りを実行する水面さえ無くなろうとした。そうして氷川女体神社と工事代官旗本勘定方(はたもとかんじょうかた)井沢弥惣兵衛との必死の画策が始まった。前宮司の吉田しげのり氏が残した「見沼物語」(さいたま出版)にはこの代官が見沼の神様を祀っている神社に来て当時の宮司と語り合い、また宿泊までして、親しくこの見沼信仰を理解しようとした様子が伝承されている。
ある雨の夜、すすめられるままに代官は女体神社に宿り不思議な夢を見た。それは神武天皇の頃、第四皇女のククリヒメが湖の側で、毎日の日課のおこもりをしていると湖面で波立ち、ささーっといくつかのうねりが湖岸に押し寄せ龍形の蛇体(じゃたい)が湖上を渡って行くのが見えた。神の訪れであった。それからまもなく姫が神の御子を宿されたと噂になり、やがて姫は双子の女の子をお生みになった。先に生まれた方を妹とし、「多伎姫(たきひめ)」と名づけ、姉を「伊津姫(いつひめ)」と呼んだ。だがまだ若いうち、母は病を得て亡くなった。
娘達に残した最後の言葉は「夫と言うべき神はそれはそれは顔立ちの良い男らしい立派な方でした。私の可愛い子供よ。これから先は決して祭りを途絶えさせてはなりませんよ。見沼が永遠に続く限り、水はいっぱいにあふれ、ますます栄えていくでしょう。」というものでした。
2021.12.20
岩座
【神社百選】安房神社
この神水(しんすい)窟の入り口には四枚のシデ、つまり白い紙のイナズマがあり、洞窟の真ん中に一枚大きなヘイソク、いわば向かい合ったイナズマが立つ。奥には高さ一m の石壁が立ち。上が開いていて、さらに奥へ十五m 以上も続く溜(たま)り池が有る。そこの入り口には二枚のヘイソク。
ここから得られる神水は神社では毎年一月十四日の夕べから行われる置炭(おきすみ)・粥占神事(かゆうらしんじ)の時に使われる。すなわち正月に用いられた門松の松で火を起こして、神水でといだ粥(かゆ)を炊き、薪(まき)が燃え尽きる頃、おきを十二本(これを十二ヶ月とみなす)取り出して、それぞれの燃え具合によって一年の天候や作物ごとの収穫を占う。
この鍋にすのこ状に編んだ十二本の葦筒(あしづつ)を入れて一晩置き、十五日の朝、一本ずつ小刀で割って粥の入り具合や、つやにより、その年の農作物の豊凶を占うというのが「粥占神事(かゆうらしんじ)」で、十二個の置炭の焼け具合によって各月の天候を占うのが「置炭神事(おきすみしんじ)」。この占いは全国でも新潟の彌彦(やひこ)神社とここしか残っていないと言われている。
伝説によると神武(じんむ)天皇の命で天富命(アメノトミノミコト)は肥沃(ひよく)な土地を求めて、はじめ阿波(あわ)国(徳島)に上陸、そこに麻やカジ(紙の原料)を植えて開拓に力をいれ、さらに肥沃な土地を求めて阿波の忌部(いんべ)氏の一部を引き連れて海路黒潮に乗り、房総半島南端の布良(めら)浜にいたり、男神山、女神山に先祖のアメノフトダマノミコト、アメノヒリトメノミコトをお祭りした。そして養老元年に近くの現在地に遷座(せんざ)された。
取材に行った日はちょうど参道の桜が満開で境内の植物相が奥行き深く感じられた。現在の安房神社の森はマキ、マテバシイ、クスノキ、イチョウ、ヒノキなどの古木が点在しどっしりした風格の有る神社になっている。本殿の側の銀杏のご神木は二股に分かれそこからチチノミ(乳房状の実)がぶら下がり注連縄(しめなわ)を張って祀(まつ)っている。根元も盛り上がり方が見事だ。また下の宮の正面前にはやはり注連縄を張った御神木のマキノキが有る。
2021.12.12
岩座
【岩座】虎視眈々と強運を掴む
獲物を射抜く獣の如く、来年の運気を掴め。
寅の目と共に、虎視眈々と見極める。
今年も残り少しとなり、来る2022年が待ち遠しい。
そろそろ余裕を持って、正月準備を始めたい頃合いです。
さて、来年の干支は、寅。
十二支の中で、三番目に位置付けられている動物です。
寅は、古代中国において、光り輝く金色の毛皮から、「夜空に浮かぶ星」と捉えられていました。
勇敢で競争心も強く、才知溢れる印象を持ち、昔から非常に縁起の良い象徴として、親しまれています。
また、この寅年には運気が上昇するともいわれており、ひるまず挑戦すれば、大きなことを成し遂げられる可能性も秘めています。
ぜひ新年には、縁起の良い寅のアイテムを身に着けてはいかがでしょうか。
寅が持つ強運のパワーを分けてもらいつつ、来るチャンスに向けて、虎視眈々と日ごろの鍛錬を重ねましょう。
岩座では、種類豊富な寅のアイテムを取り揃えています。
~御朱印帳~
壁画絵師・木村英輝氏とのコラボレーションにより誕生した、向干支の御朱印帳です。
※向干支…干支を円形に配置した時に、自身の対角に当たる干支。
特殊な箔印刷を施しており、藍色の地に金が映える豪華な一品。
~御守り~
壁画絵師・木村英輝氏とのコラボレーションにより誕生した、干支の御守り袋。
ご自身の干支の袋に願いの石を入れ、肌身離さずお持ちください。
~携帯衣(スマートフォンケース)~
2021.12.06
岩座
【神社百選】赤城神社
赤城(あかぎ)山は関東平野の北にそびえる壁である。平野の農業を左右する自然を支配する神として長く信仰の対象であった。神社も沢山あったが、中でも頂上(黒檜<くろび>山千八百二十八m)側の大沼・小沼は水源地でもあり、湖畔の大洞(だいどう)赤城神社、南麓の二宮(にのみや)赤城神社、そして中腹の三夜沢(みよさわ)の赤城神社はいずれも赤城信仰の中心社との誇りを持っていた。
大洞(だいどう)赤城神社は大沼のかつての島、小鳥が島に昭和四十五年に対岸から引越した。旧社の正面にあった地蔵岳がスキー場となったため、境内地に土砂が流れ込むようになり、総合的な判断で対岸に遷座(せんざ)した。はじめは島だったが農業用水の取水のため湖の水量が減り島が地続きになってしまった。荒廃(こうはい)した社殿も江戸時代に三回も落雷で本殿が焼けているので遷座の時にはコンクリートで改築された。
二宮(にのみや)赤城神社は大洞から南に下りてきて、その最も南にある前橋市二之宮町にあり、十一代垂仁(すいにん)天皇(紀元前二十九―後七十年)に創建されたと伝説がある。赤城山の沼を水源とする荒砥(あらと)川と粕川(かすかわ)に囲まれ、大室(おおむろ)の二子(ふたご)古墳など多くの古墳が近くに有り、豪族上毛野氏(カミツケノシ)の本拠地とされているところである。財政的には麓(ふもと)の方が豊かだったろうから赤城信仰も財源的には麓に助けられていた可能性がある。
三夜沢(みよさわ)の赤城神社は十代崇神(すじん)天皇の王子豊城入彦(とよきいりひこ)が蝦夷(えぞ)平定に派遣されて来て居たのを祀(まつ)る。あいかたのオオナムチノミコトは国つ神の代表である。正面鳥居の下にちょうど富士山が見えるようになっている。そして本殿の後方、少し離れた位置から見ると三百m高い位置に丸い尾根(おね)が見える。神社が海抜五七十mのところなので、八百七十m位の位置。そこの山稜の樹林の中には「櫃石(ひついし)」と呼ばれる磐座(いわくら)があり、年に一回四月三日に登拝祈祷(とうはいきとう)を欠かさないと言う。直径二・五mの黒っぽく丸みを帯びた磐座でかつては様々な祭祀(さいし)道具が見られたという。これが原始の赤城の祭祀遺跡であったと思われる。
2021.11.30
岩座
【今月の石】アゲート
日に日に秋が深まる頃となりました。
時雨のあいまに、赤い木の葉が愛らしく濡れています。
11月は霜月。
一気に冷え込む日も増えました。
雪待月という別名も持ち、冬支度をする最後の月にもなりますね。
似た名前の植物で、待雪草(スノードロップ)、という花があります。
あの花は2月頃に開花をしますが、植え付けるのは秋の終わり。ちょうど今頃です。
自然界でも、今が準備の時なのですね。
さて、本日は準備の時におすすめしたい、
万能石を紹介します。
~万能石、アゲート~
天然石といえば、皆さんはどんな石を最初に思い浮かべますか。
水晶、誕生石、魔除けの石……さまざまな答えが返ってきそうです。
私は「アゲート」という石をはじめに知りました。
和名は「瑪瑙(めのう)」と言って、難しい漢字を使います。
アゲートは水晶の仲間なのですが、不可思議な線で描かれる縞模様が入っていて、同じ模様の石はふたつとてありません。
目のような模様に見えるものを「アイアゲート(天眼石)」と呼んだり、実はその呼称もさまざまです。
アゲートは全般的に、「厄除け」「長寿」の石として効果を発揮しています。
そんなアゲートの魅力は一言で表すならば<多様性>です。
~生活に根付く石~
アゲートは世界中を見ても産出量が多く、この石もアゲートなんだ?ということもあります。
たとえば、7月の誕生石の一つである「カーネリアン」。
カルセドニー(玉髄)という石の一種である、とも言われますが、カルセドニーは縞模様のないものをいい、縞が見られるものは瑪瑙として区分されています。
成分的にはどちらも同じ石であり、名前が違うといった具合です。
そのため、同じカーネリアンを見てみても、模様のあるもの・ないものがあります。
私は縞入りが好きですが、皆さんはどちらのほうがお好きでしょうか?
それから、「オニキス」という石も有名ですね。
黒いオニキスを、皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
魔除けの石として人気の石ですが、これもアゲートの一種です。
その昔は、アゲートを総称してオニキスと呼んでいたこともあるそうです。
それが今では、黒く模様の少ないアゲートをオニキス(ブラックオニキス)と呼ぶようになったのですね。
オニキスは白色もあります。滑らかな色で、落ち着く印象を与える石です。
2021.11.29
岩座
【岩座】 お歳暮・お年賀を贈る
身近な人に日ごろの感謝の気持ちを伝える、日本の伝統行事「お歳暮・お年賀」。
ともに季節の節目の挨拶といえるでしょう。
人と直接会う機会が少なくなった今だからこそ、感謝の想いはしっかりと伝えたい。
家族や親戚、友人にささやかな贈り物をして、素敵な新年を迎えたいものです。
さて、今回はお歳暮やお年賀の基本マナーを整理します。
~お歳暮とは~
【由来】
お歳暮では、日ごろお世話になっている人に、「来年もよろしくお願いします」という気持ちを込めて、感謝の贈り物をします。
由来は、歳の暮れに、神様やご先祖様にお供えをするという風習からきているそうです。
【贈る時期】
一般的に、お歳暮を贈る時期は、12月13日~20日頃といわれています。
といっても、厳密なルールなどはありませんので、年内には相手の手元に届くように、余裕を持たせたいものです。
~お年賀とは~
【由来】
旧年中にお世話になった人へ、「新年もよろしくお願いします」という想いを込めて、年始の挨拶としてささやかな贈り物をします。
昔は、親しい相手の家まで、直接年始の挨拶周りに伺い、その際に、神様へのお供え物などを持参したことが、今のお年賀の風習の始まりといわれています。
【贈る時期】
基本的には、1月1日~3日までの三が日の間に贈ることが理想とされていますが、現代ではなかなか都合もつかないということもあり、「松の内」と呼ばれる1月1日~7日までが適切とされています。
関西では、松の内の期間が1月15日までと、地方によって日数に差がありますので、お住まいの地域の松の内の時期をしっかりと確認するとよいでしょう。
~岩座がおすすめする、お歳暮・お年賀のアイテム~
お歳暮・お年賀の贈り物は、食べ物やお酒、お菓子、日用品など、相手が喜ぶものならば基本的には何でも良いとされています。
とはいえ、贈られた相手が過度に気を遣わない程度の予算感のもの、そして、持参する場合は手みやげとして持ち運びしやすいもの、日持ちがするものなど、最低限の配慮は必要です。
岩座では、お歳暮・お年賀に贈るのにぴったりなアイテムを種類豊富に展開しています。
今年の贈り物選びに、ぜひ参考にしてみてください。
【入浴剤】
2021.11.22
岩座
コロナ禍に生まれた「しめ縄張り神事」を後世に続く伝統行事へ
宮崎県高千穂町にある天岩戸神社では、昨年12月、ご神体の「天岩戸」に、しめ縄張りを行いました。
神話の継承と、明るく暮らせる世の中に戻るようにとの願いを込めて、新たに始めた神事です。
この神事で町を活性化すると共に、神話に描かれた「しめ縄張り神事」を後世に残すため、この度、クラウドファンディングを実施いたします。
詳しくは、下記詳細URLをご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/508721
~二十四代目宮司・佐藤永周よりご挨拶~
深い谷と美しい山々に囲まれ、近年パワースポットとしても人気の高い、宮崎県高千穂町。
神話の里とも呼ばれる高千穂町に鎮座します天岩戸神社は、太陽の神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)様が、お隠れになった「天岩戸(あまのいわと)」という洞窟がご神体です。
「古事記」や「日本書記」などの神話に登場する、太陽の神・天照大御神を祀る神話の舞台です。
コロナ禍の昨年12月、ご神体にしめ縄を張る「しめ縄張り神事」を執り行いました。
これは天岩戸神社創建以来、初めてのことでした。神話の継承のほか、暗い世の中に戻らないように、人々が明るく過ごせるようになってほしいとの願いを込めて、新たに始めた神事です。
現在は、新型コロナウイルスという世界的な疫病により、神社だけでなく町全体の観光収入が激減し、厳しい状況が続いています。
高千穂町に生まれた新たな神事で町を活性化すると共に、神話に描かれた「しめ縄張り神事」を後世に残すため、皆様からのご支援をお願い申し上げます。
~資金の使い道と実施スケジュール~
天岩戸神社では、昨年12月に執り行いました「しめ縄張り神事」を、本年以降も継続することを決断いたしました。
この度、皆様からご支援いただきました全ての資金は、2021年12月22日に執り行います「しめ縄張り神事」と、来年以降も神事を継続するため、またこの度のクラウドファンディングの手数料に活用させていただきます。
本来でしたら天岩戸神社にお参りいただき、神事にもご参加いただきたいところではございますが、コロナ禍で足をお運びいただくのも難しい状況かと存じます。
今はご参拝いただけない皆様にも、クラウドファンディングを通じて、世の中を明るい方向へと導く新たな神事にご参加いただけましたら幸いでございます。
■返礼品紹介
【3,000円】 天岩戸神社特製壁紙写真4枚(スマホ・PC用)&サンクスメール&芳名帳へお名前を記入
2021.11.19
岩座
【岩座】 歳神様をお迎えする
~歳神様を迎える~
歳神様とは、一年を司る神様のこと。
家々に新年の幸福をもたらし、子孫繁栄を見守るために、高い山から一年に一度、降りてくるのです。
私達は神事であるお正月に一連の祭事を行い、歳神様をもてなします。
長い準備期間と祭事を経て、ようやく晴れやかな一年が始めるというわけです。
~盛り塩で一年の邪気を清める~
大掃除に正月準備…、年末はとかく忙しい。
それもこれも新年をすっきりした気持ちで迎えるため。
今年は盛り塩で「浄化」して、心身を整えてみてはいかがでしょうか。
盛り塩は災難を避け、運が開けるようにという祈りの効果もあります。
年末の溜まった邪気を祓い、新年に向けて福を呼び込みましょう。
盛り塩専用のお塩です。
太平洋と日本海、二つの海塩を混ぜ合わせたこだわりの逸品。
形を整えやすいので、綺麗に盛る事が出来ます。
2021.11.15
岩座
映画『天岩戸』プレミア試写会のお知らせ
神話の舞台であり、先人たちが足を踏み入れることができなかった天岩戸。
プロの登山家による現地調査から、ご神体にしめ縄を張るまでを捉えたドキュメンタリー映像です。
試写会当日は、映像の初公開とともに、しめ縄を張った竹内洋岳氏、映像作家の廣田勇介氏によるトークショーも行います。
【あらすじ】
史上初の難題に挑んだのは、世界に14座ある8000m峰の全山登頂を達成したプロ登山家の竹内洋岳と、山岳界のアカデミー賞と呼ばれるフランス・ピオレドール賞を受賞した山岳ガイドの天野和明。
事前準備として、神話の世界で天岩戸と結び付きのある戸隠山(長野県)を訪れた様子のほか、令和2年夏に行われた現地調査、2020年12月の神事当日までを追った。
雪が散らつく令和2年12月。神事当日、どのようにしめ縄を張ったのか。神話の世界を再現した歴史的な瞬間を、ぜひご覧ください。
2021.11.11
岩座
あまのいわと学校 第3回レポート!
今回は、10月23日(土)-24日(日)に行なわれたあまのいわと学校第3回の様子をレポートします!
10月23日(土)13時。戸隠は冷たいみぞれが降っていました。
この日の朝は強く冷えこみ、秋を飛び越え冬に来てしまったような気候です。
●戸隠神社とは
戸隠神社は長野県北部、長野市の中心地より北西に25kmほどの場所に位置し、
戸隠山と飯縄山に挟まれた山間の自然豊かな場所にあります。
その敷地は広大で、信仰の山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の
五社からなる、創建以来二千年余りの歴史ある神社です。
それぞれの社には、太古の昔より水の神として信仰されている九頭龍大神や、
「天岩戸」の神話の中で功績のあった神々をお祀りしています。
●開講式・参加者ディスカッション
受講生が集結し、自己紹介が始まります。
第1回・2回から参加してくださっているメンバー、今回がはじめましてのメンバー、
各人が自分のお気に入りの神様のお話を交えながら、自己紹介タイムが進みます。
いつのまにか外は雪が降ってきました。静かな戸隠の山の麓で和やかにあまのいわと学校第3回が開講しました。
さて、ひときわ礼儀正しく座っている、こちらの立派な体格の御仁は・・・
2021.11.08
岩座
岩座de神社学 受講生募集中!
神社学とは
令和の新時代の到来とともに、いまこそ日本の神々への思いを新たにしたい。
神社学とは、昨今の日本伝統美術やその自然観への注目とともに、
日本にすむ私たちこそがその魅力を認識し、パワースポットという言葉では括りきれない祈りの地への
感謝と畏怖を考えていくというもの。
2021.11.04
岩座
岩座 はじめての神棚
神棚の存在は知っていても、しきいが高くて手が出せない、インテリアに馴染まず大げさにならないか?など、取り入れにくいイメージをお持ちではないでしょうか。
岩座では、現代の暮らしの中に溶け込む、簡素でモダンな神棚をご提案しています。
まずは神棚の意味やどんな時におまつりするか、神棚の種類、選び方など、初めての神棚を選ぶときのポイントや神棚の基本をご紹介します。
~神棚とは~
●神棚を祀る意味
神棚は、家の中で神様をおまつりする特別な場所のこと。
お神札を神棚におまつりすることは、神様を尊いものとして区別させるという意味があります。
神棚を通して家庭でのおまつりを行うことは、神様の恵みに感謝する心を養い、優しさや思いやりの心を育みます。
暮らしの中で神さまに感謝し未来を願い、神様に見守っていただく。
現代の生活の中でこそ必要な、日々の暮らしの心のより所ではないかと、岩座では考えています。
●神棚を祀る場所
神棚は、リビングなど家族全員が集まる清潔で明るい部屋に飾りましょう。
飾る場所は、天井近く、目線より少し上に設置し、神様を見上げるようにします。
ただ、トイレに近い場所や、人の出入りが激しいドアの上などは、避けましょう。
できれば、方角にもこだわりたいところ。
神棚の正面が、東か南向きになるよう設けるのが理想です。
とはいえ、家の構造上、難しい場合は、そこまでこだわる必要はありません。
形式よりも大事なのは、何よりも神様に祈る心です。
まずは自分ができるところから、始めるとよいでしょう。
●神棚を祀る時期
一般的には、会社の設立、新店のオープン、家の新築・改築などのときに、神棚を設けて、商売繁盛や一家の繁栄を願います。
しかし、それだけではありません。
人生の節目や、叶えたい願いがあるときなど、神棚を祀るべき良いタイミングはたくさんあるのです。
例えば、結婚や出産。
一家の幸せな家庭を願い、祀ります。
赤ちゃんの誕生時には、命名書を神棚に飾るとよいでしょう。
ほかには、必勝祈願もあります。
受験の合格や、部活動など競技の勝利などを願うこともできます。
神棚を祀る時期は、決められたものではなく、神様に祈る気持ちがあれば、上記に挙げた以外のタイミングであっても、いつでも祀ることができます。
気負いすぎず、まずは自分の心に問うところから始めてみましょう。
●お神札の設置
お神札の祀り方は、神棚の種類によって異なります。
一社型は、手前から、神宮大麻、氏神様、崇敬神社のお神札という順番に設置します。
三社型は、中央の扉に神宮大麻、向かって右側が氏神様、左が崇敬神社という並びで置きます。
お神札は年に一回取り換えます。
古くなったお神札は、感謝の気持ちを込めて、いただいた神社にお返ししましょう。
タイミングとしては、歳神様を迎える新年がおすすめです。
●神具の設置
神棚にお供えするものの器などを神具と呼びます。
神棚と合わせて、用意しておきましょう。
神棚には、水玉(1個)、皿(2枚)、榊立て(1対)、瓶子(1対)、神鏡(1個)を揃えるのが一般的です。
他にも神具はありますが、ご自身の神棚のサイズ感に合わせて、できるところから揃えていけばよいでしょう。
●参拝方法
基本的に、神社と同様、「二礼二拍手一礼」で参拝します。
まずは神棚に向かう前に、手や口を清め、姿勢を正して、前に立ちます。
神棚に深いお辞儀を2回、そして拍手を2回打ち、最後に神様に感謝しながらもう一度深くお辞儀をします。
毎日の始まりとして、神棚へお参りし、気持ちの良い一日をスタートしましょう。
~岩座の神棚・神具アイテム~
岩座には、種類豊富な神棚・神具のアイテムを取り揃えています。
設置する家や部屋の雰囲気などに合わせて、選びましょう。
【掛ける神棚】
2021.11.01
岩座
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