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秋も深まり、冬の気配が感じられるようになりました。来年のお正月の準備をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
気持ちよくお正月に年神様をお迎えできるよう、さまざまな準備が必要です。
そこで今回の記事では、年神様とは何か、お正月に年神様をお迎えするための準備、また、お正月と年神様との関係などについてご紹介します。あわせて、年神様をお迎えするときに用意したいおすすめ商品も掲載していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まずは、年神様とはいったいどんな神様なのかということについてご紹介します。なお、「年神様」の読み方は「としがみさま」です。
年神様は、お正月にそれぞれの家庭にやってきて、作物の豊作や人々の幸せ、健康、生きる力などを私たちに授けてくれる存在だと考えられています。
また、年神様がやってくる日や山へお帰りになる日は諸説あり、地域によっても違いがあります。一般的には元日の初日の出とともに来られ、松の内が終わるとお帰りになると言われています。大晦日の日没後に来られるという説もあります。また、松の内の終わりは、関東は1月7日、関西では1月15日となっています。ご自身が住んでいる地域の風習や文化を参考にしてみてくださいね。
お正月には、家にしめ縄・門松・鏡餅などの正月飾りを飾るという方も多いかもしれません。そんな正月飾りも、実は年神様と大きく関係しています。
しめ縄は、その家が年神様をお迎えする準備ができていること、清められた家であることを示すものです。門松は、年神様が降りてくるときの目印になります。また、家のなかに邪気が入らないようにという意味もあります。鏡餅は、年神様の居場所となり、お供えの意味もあります。餅は昔から神聖な食べものであり、お祝い事には欠かせませんでした。
年神様は、その年の干支によって居場所が変わる神様だと言われています。玄関や居間に新しい年の干支の置物を飾るのも、年神様をお迎えするためです。
年神様は毎年それぞれの家にやってきて、私たちに幸せや健康を授けてくれるありがたい神様だということがわかりました。 では、そんな年神様を自宅にお迎えするにあたり、私たちはどのような準備をしたら良いのでしょうか?ここからは、お正月に年神様をお迎えする準備についてご紹介します。
まずは、年神様が安心して降りてこられるよう、家のなかを浄めます。毎年12月13日は正月事始めと言い、お正月の準備を始める日となっています。大掃除は、正月事始めから12月28日までのあいだに終わらせることが古くからの習慣のため、早めに年末のスケジュールを立てておくのをおすすめします。
大掃除のルーツは、神社などで行われるすす払いです。神社では、御神殿を初めに掃除し、拝殿、神楽殿、社務所などすべてを掃除します。ちなみに「払う」という言葉には「浄める(清める)」という意味もあります。
昔の日本では、家の中にかまどや囲炉裏があり、家の中がすすだらけになっていました。現代ではすすはあまり馴染みがないかもしれませんが、床の間やリビング、神棚、仏壇などを掃除しましょう。
また、特に念入りに掃除すべき場所は、台所です。台所が汚いと生命力が落ち、運も逃げてしまうとされているからです。 ほかにも、トイレやお風呂場など、水回りも入念に掃除しましょう。隅々まできれいにすることで、年神様が多くの福徳を授けてくださるとされています。
家を浄めるためには、以下の商品を使ってみてはいかがでしょうか。
2023年の干支である卯がお月さまとともにデザインされた和風の布巾です。日々の普段使いはもちろん、神棚のお手入れ、贈答用にもおすすめです。 新年に向けて布巾を新調して、歳神様を迎える準備をしませんか。
また、お浄めと言ったらお塩も欠かせないですよね。 盛り塩は、小皿にお塩を盛って玄関やお部屋に置きます。良くない運を取り払ってくれる効果や魔よけの効果があると言われています。トイレや台所などの水回りも運気が滞りやすい場所であるため、こちらに盛り塩を置いても良いでしょう。
2023年の干支である卯がデザインされた枡に、盛塩用の天然塩が入った商品です。 ※小皿は付属しておりません。
大掃除などで家がきれいになったら、正月飾りを準備しましょう。しめ縄・門松・鏡餅などひととおり用意できると良いですね。
正月飾りを飾り始めるのは、大掃除の期間と同じく28日までに行いましょう。29日は「二重苦」を連想させること、また31日はお正月まで1日しか時間がなく「一夜縛り」となることから、飾るのを避けた方が良い日にちとされています。
正月飾りは松の内の終わりに片づけましょう。
なお、正月飾りのうち、しめ縄については飾る意味や種類、飾る期間やルールなどについて別の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ、そちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
最後に、お正月と年神様との関係について、さらに深くご紹介いたします。
お正月には、おせち料理や鏡餅を食べるご家庭も多いと思います。おせち料理は、食べることで新年の健康と幸せを祈ります。
もともと「おせち」とは、「お節供」という言葉に由来し、年神様にお供えをしたあとにいただいていました。つまり、おせち料理はお供えものをいただく(=縁起物)ということです。おせち料理に入っている具材にはさまざまなものがありますが、五穀豊穣や無病息災を祈るものが多いです。
鏡餅も、年神様へのお供えものとして飾るものです。丸い形である理由は、家庭円満を示しているとも、鏡が丸いことに由来するとも言われています。また、餅は長く伸びることから長寿を示しています。
家庭円満や長寿、無病息災などを願うために、鏡餅は1月11日の鏡開きでいただくことが多いです。
現代では「年神様」と一言で表現されることが多いですが、その由来には諸説あります。
家を守る先祖の霊という説もありますし、日本は長い農耕文化を持っているため、「穀物神」が年神様に由来した(年神様の「とし」は穀物が語源と考えられています)という説もあります。 農耕の神様への信仰と先祖への信仰が合わさって生まれた神様というのが一般的です。
なお、年神様は地域によって歳徳神(としとくじん)、恵方様、おとんど、トシドシ、とんど様などさまざまな呼び方があります。
年神様は、その年の干支によって居場所が変わるとも言われています。そして、年神様がいらっしゃる方位を「恵方(えほう)」と言います。
恵方は、その方角に向かって事を行えば吉だとされています。2月3日の節分に太巻き(恵方巻き)を食べるのも、恵方を向いて行うことで、幸せがやってくるという意味があります。ちなみに、2023年の恵方は「南南東のやや南」です。
いかがでしたか? 今回の記事では、年神様の概要、お正月に年神様をお迎えするために必要な準備、また、お正月と年神様との関係についてご紹介しました。
年神様は古くから日本人に大切にされ、親しまれてきました。そんな年神様をお正月に気持ちよく自宅にお迎えしたいですよね。 ぜひ、今回ご紹介した年神様をお迎えするときに用意したいおすすめ商品を使って、日本の古き良き文化を楽しみながらお正月の準備をしてみてはいかがでしょうか。
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秋も深まり、冬の気配が感じられるようになりました。来年のお正月の準備をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
気持ちよくお正月に年神様をお迎えできるよう、さまざまな準備が必要です。
そこで今回の記事では、年神様とは何か、お正月に年神様をお迎えするための準備、また、お正月と年神様との関係などについてご紹介します。あわせて、年神様をお迎えするときに用意したいおすすめ商品も掲載していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
年神様とは?
まずは、年神様とはいったいどんな神様なのかということについてご紹介します。なお、「年神様」の読み方は「としがみさま」です。
年神様とは、どんなものなのか
年神様は、お正月にそれぞれの家庭にやってきて、作物の豊作や人々の幸せ、健康、生きる力などを私たちに授けてくれる存在だと考えられています。
また、年神様がやってくる日や山へお帰りになる日は諸説あり、地域によっても違いがあります。一般的には元日の初日の出とともに来られ、松の内が終わるとお帰りになると言われています。大晦日の日没後に来られるという説もあります。また、松の内の終わりは、関東は1月7日、関西では1月15日となっています。ご自身が住んでいる地域の風習や文化を参考にしてみてくださいね。
年神様と正月飾りや干支との関係
お正月には、家にしめ縄・門松・鏡餅などの正月飾りを飾るという方も多いかもしれません。そんな正月飾りも、実は年神様と大きく関係しています。
しめ縄は、その家が年神様をお迎えする準備ができていること、清められた家であることを示すものです。門松は、年神様が降りてくるときの目印になります。また、家のなかに邪気が入らないようにという意味もあります。鏡餅は、年神様の居場所となり、お供えの意味もあります。餅は昔から神聖な食べものであり、お祝い事には欠かせませんでした。
年神様は、その年の干支によって居場所が変わる神様だと言われています。玄関や居間に新しい年の干支の置物を飾るのも、年神様をお迎えするためです。
年神様をお迎えするには、どんな準備をしたらいい?
年神様は毎年それぞれの家にやってきて、私たちに幸せや健康を授けてくれるありがたい神様だということがわかりました。
では、そんな年神様を自宅にお迎えするにあたり、私たちはどのような準備をしたら良いのでしょうか?ここからは、お正月に年神様をお迎えする準備についてご紹介します。
大掃除など家を浄める準備
まずは、年神様が安心して降りてこられるよう、家のなかを浄めます。毎年12月13日は正月事始めと言い、お正月の準備を始める日となっています。大掃除は、正月事始めから12月28日までのあいだに終わらせることが古くからの習慣のため、早めに年末のスケジュールを立てておくのをおすすめします。
大掃除のルーツは、神社などで行われるすす払いです。神社では、御神殿を初めに掃除し、拝殿、神楽殿、社務所などすべてを掃除します。ちなみに「払う」という言葉には「浄める(清める)」という意味もあります。
昔の日本では、家の中にかまどや囲炉裏があり、家の中がすすだらけになっていました。現代ではすすはあまり馴染みがないかもしれませんが、床の間やリビング、神棚、仏壇などを掃除しましょう。
また、特に念入りに掃除すべき場所は、台所です。台所が汚いと生命力が落ち、運も逃げてしまうとされているからです。
ほかにも、トイレやお風呂場など、水回りも入念に掃除しましょう。隅々まできれいにすることで、年神様が多くの福徳を授けてくださるとされています。
家を浄めるためには、以下の商品を使ってみてはいかがでしょうか。
・大掃除におすすめ 2023干支卯布巾
2023年の干支である卯がお月さまとともにデザインされた和風の布巾です。日々の普段使いはもちろん、神棚のお手入れ、贈答用にもおすすめです。
新年に向けて布巾を新調して、歳神様を迎える準備をしませんか。
・お浄めにおすすめ 盛り塩
また、お浄めと言ったらお塩も欠かせないですよね。
盛り塩は、小皿にお塩を盛って玄関やお部屋に置きます。良くない運を取り払ってくれる効果や魔よけの効果があると言われています。トイレや台所などの水回りも運気が滞りやすい場所であるため、こちらに盛り塩を置いても良いでしょう。
2023年の干支である卯がデザインされた枡に、盛塩用の天然塩が入った商品です。
※小皿は付属しておりません。
正月飾りについて
大掃除などで家がきれいになったら、正月飾りを準備しましょう。しめ縄・門松・鏡餅などひととおり用意できると良いですね。
正月飾りを飾り始めるのは、大掃除の期間と同じく28日までに行いましょう。29日は「二重苦」を連想させること、また31日はお正月まで1日しか時間がなく「一夜縛り」となることから、飾るのを避けた方が良い日にちとされています。
正月飾りは松の内の終わりに片づけましょう。
なお、正月飾りのうち、しめ縄については飾る意味や種類、飾る期間やルールなどについて別の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ、そちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
お正月と年神様の関係
最後に、お正月と年神様との関係について、さらに深くご紹介いたします。
お正月におせち料理や鏡餅をいただく理由
お正月には、おせち料理や鏡餅を食べるご家庭も多いと思います。おせち料理は、食べることで新年の健康と幸せを祈ります。
もともと「おせち」とは、「お節供」という言葉に由来し、年神様にお供えをしたあとにいただいていました。つまり、おせち料理はお供えものをいただく(=縁起物)ということです。おせち料理に入っている具材にはさまざまなものがありますが、五穀豊穣や無病息災を祈るものが多いです。
鏡餅も、年神様へのお供えものとして飾るものです。丸い形である理由は、家庭円満を示しているとも、鏡が丸いことに由来するとも言われています。また、餅は長く伸びることから長寿を示しています。
家庭円満や長寿、無病息災などを願うために、鏡餅は1月11日の鏡開きでいただくことが多いです。
年神様には複数の由来がある
現代では「年神様」と一言で表現されることが多いですが、その由来には諸説あります。
家を守る先祖の霊という説もありますし、日本は長い農耕文化を持っているため、「穀物神」が年神様に由来した(年神様の「とし」は穀物が語源と考えられています)という説もあります。
農耕の神様への信仰と先祖への信仰が合わさって生まれた神様というのが一般的です。
なお、年神様は地域によって歳徳神(としとくじん)、恵方様、おとんど、トシドシ、とんど様などさまざまな呼び方があります。
年神様と恵方
年神様は、その年の干支によって居場所が変わるとも言われています。そして、年神様がいらっしゃる方位を「恵方(えほう)」と言います。
恵方は、その方角に向かって事を行えば吉だとされています。2月3日の節分に太巻き(恵方巻き)を食べるのも、恵方を向いて行うことで、幸せがやってくるという意味があります。ちなみに、2023年の恵方は「南南東のやや南」です。
いかがでしたか?
今回の記事では、年神様の概要、お正月に年神様をお迎えするために必要な準備、また、お正月と年神様との関係についてご紹介しました。
年神様は古くから日本人に大切にされ、親しまれてきました。そんな年神様をお正月に気持ちよく自宅にお迎えしたいですよね。
ぜひ、今回ご紹介した年神様をお迎えするときに用意したいおすすめ商品を使って、日本の古き良き文化を楽しみながらお正月の準備をしてみてはいかがでしょうか。
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