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こんにちは!あまのいわと学校情報局です。
昨年開校した、1 年を通して天岩戸神話に触れ、学び、伝えていくことを目的に展開する学びの場「あまのいわと学校」。 今年も2022年8月27日(土)-28日(日)に、第1回「あまのいわと学校」が行われました。 今回は、その第1回の様子をレポートします!
【過去のレポート記事はこちら】
気持ちのよい青空のもと、ここ宮崎県高千穂の地にて 2022年あまのいわと学校が始まりました。
天岩戸神社の西本宮「斉館」にお集まり頂き、学校の開催概要やこの学校でどんなことを学んでいくのかということを説明後、
あまのいわと学校 「共に学ぶ委員長」中村真さん 天岩戸神社宮司の佐藤永周さん プロ登山家の竹内洋岳さん
の講師の紹介を行いました。 その後、参加者の皆さまの自己紹介を行い、参拝に向かいます。
今年もあまのいわと学校と参加者皆さまの無事をご祈祷して頂きました。
ご神体である天岩戸を直接見ることができる「遥拝所」へ
昨年のあまのいわと学校の生徒の皆さまとお手伝いさせて頂いた しめ縄が綺麗にかかっており 今年も参りましたとご挨拶させて頂き、感慨深いものがありました。
今回初めてプログラムに組み込まれたフィールドワークの「天岩戸五社めぐり」
それぞれ個性のある神社で五社とも地域にしっかりと根付いた気持ちの良い場所でした。
そして本日の締めくくりは「わら細工たくぼ」の代表をつとめていらっしゃる甲斐さんにお話をして頂きました。
実はあまのいわと学校2021年の12月に学校を卒業された方にお渡しした、素敵なしめ縄を作ってくださったのはたくぼさんです。
しめ縄に使う材料の栽培まで全てご自身の工房でお作りになられているそうです。
本来であれば大変お忙しい方。今回はあまのいわと学校の為であればと、なんとかお時間を作って頂き、貴重なお話をお聞きする事ができました。
早朝5時。 星がまだ綺麗に見えるような真っ暗の中、『禊』を行う為「天安川原」へと向かう白装束の集団。
天岩戸神話の中で、八百万の神々が集い相談会議をしたといわれる「天安川原」にて、佐藤宮司による禊のご説明を頂きました。
禊の前後の所作、意味、また入水後に皆で唱える大祓祝詞(おおはらえのことば)の解説を頂きました。
暗闇の中、足元に注意しながら上流へと進みます。 すると、川の流れがパタリと止んでいる静かな場所が突然現れます。
先ほど習った所作を早速実践して、いざ入水。この頃には周囲も明るくなってきました。 8月とはいえ、おそらく水温10度程度の水。参加者の皆さま恐る恐る入水でしたが、次第に水に慣れ、宮司の先導に合わせて祝詞を唱えていきます。
想いは人それぞれかと思いますが、皆さま、禊後は前日よりもスッキリとした表情になっていた気がします。
禊を終え、身支度をし、周辺散策のフィールドワークへ。 2日目に向かったのは、「八大龍王水神」です。
水神さまをお祀りするこの神社では、古くから地元で雨乞いや河川氾濫の防止の願いなどの願いを捧げられていた場所でした。 近年では勝負事・社会的成功を祈願する場所にもなっており、某有名プロ野球球団から奉納された灯篭もありました。
その後いくつかのお社を周り、天岩戸神社東本宮へと戻ります。
岩戸地区散策のあとは、神々が降り立った「天孫降臨」の地として知られている、二上山・三ヶ所神社奥宮までのプチ登拝。
「登山」ではなく「登拝」。書いて字のごとく、拝みながら登る。 入り口で、プロ登山家の竹内洋岳さんから山登りのレクチャーを受けます。 日本人唯一の世界最高峰14座登頂者である竹内さんから、こんな話を聞けるのはなんとも贅沢な時間です。
さて、入り口から奥宮まで、片道15分ほどの急勾配の坂道と階段が続きます。 無理をしすぎず、皆さま自分のペースでゆっくりと歩を進めていきます。 徐々に奥宮が見えてきました。
二上山の頂上ではありませんが、このパノラマ。 8月の終わりですが、徐々に紅葉も始まっているようです。
御神体である二神山を皆さま様々な思いを馳せながら登っていく、これが登拝なのです。
登拝を終え、天岩戸神社に戻ってきました。 地域に古くから伝わる、神楽殿の舞台である「神庭」に飾られる「彫物(えりもの)」を作成するワークショップを行います。
ちなみに「彫物」ときいてもイメージできない方が多いと思います。 昨年の天岩戸神社の「神庭」で飾られた「彫物」はこのようなものでした。
天岩戸神社では18種類もの絵柄があるそうです。
ご自身も昔から彫っていたという、佐藤宮司からレクチャーを受け、事前にそれぞれ選んだ彫物の柄を、皆さま一心不乱に切っていきます。
30分で終わる方もいれば、ギリギリまでクオリティーを追及する人も。
ワークショップのあとは、2021年12月冬至に執り行われた、天岩戸注連縄御神事の報告会を行いました。
佐藤宮司から、この御神事を始められた経緯をご説明いただき、後取を務めた竹内さんからは注連縄張り実現までの苦労、そして試行錯誤の末、実現した昨年初めての注連縄を掛けた時のエピソードなどをお聞きしました。
ワークショップで作成した彫物を佐藤宮司にご祈祷して頂きます。 そして、学校生徒1人1人の名が呼ばれ、玉串を奉納。
ご祈祷後は、遥拝所へとご案内いただき、最後のご挨拶をしました。 報告会で注連縄張りの話を聞いた直後でしたので、改めてあの場所に注連縄が掛かっているありがたみを感じました。
これにて2日間に渡る第2期あまのいわと学校8月は終了となりました。
今回も天気に恵まれ、高千穂町岩戸地区の中で多くの学びを体験することが出来ました。 次は天岩戸神話で岩戸が飛んでいったとされる、長野県戸隠にて開校します。
引き続き受講生募集中です。 神話の地で皆さまの参加、お待ちしております!
2021年12月のあまのいわと学校の様子はこちらから
【あまのいわと学校 学費】
●第2回…¥44,000(税込)長野県戸隠:詳細はこちら
●第3回…¥44,000(税込)宮崎県高千穂:詳細はこちら
※交通費・宿泊費・食事代を含まず
【お支払い方法】
クレジットカード/Amazon Pay
※お申し込みには会員登録が必要です。
こんにちは!あまのいわと学校情報局です。
昨年開校した、1 年を通して天岩戸神話に触れ、学び、伝えていくことを目的に展開する学びの場「あまのいわと学校」。
今年も2022年8月27日(土)-28日(日)に、第1回「あまのいわと学校」が行われました。
今回は、その第1回の様子をレポートします!
【過去のレポート記事はこちら】
8月27日(土)
気持ちのよい青空のもと、ここ宮崎県高千穂の地にて 2022年あまのいわと学校が始まりました。
天岩戸学校説明&講師紹介
天岩戸神社の西本宮「斉館」にお集まり頂き、学校の開催概要やこの学校でどんなことを学んでいくのかということを説明後、
あまのいわと学校 「共に学ぶ委員長」中村真さん
天岩戸神社宮司の佐藤永周さん
プロ登山家の竹内洋岳さん
の講師の紹介を行いました。
その後、参加者の皆さまの自己紹介を行い、参拝に向かいます。
西本宮正式参拝
今年もあまのいわと学校と参加者皆さまの無事をご祈祷して頂きました。
ご神体「天岩戸」
ご神体である天岩戸を直接見ることができる「遥拝所」へ
昨年のあまのいわと学校の生徒の皆さまとお手伝いさせて頂いた
しめ縄が綺麗にかかっており
今年も参りましたとご挨拶させて頂き、感慨深いものがありました。
岩戸五社巡り
今回初めてプログラムに組み込まれたフィールドワークの「天岩戸五社めぐり」
それぞれ個性のある神社で五社とも地域にしっかりと根付いた気持ちの良い場所でした。
「わら細工たくぼ」さんのお話
そして本日の締めくくりは「わら細工たくぼ」の代表をつとめていらっしゃる甲斐さんにお話をして頂きました。
実はあまのいわと学校2021年の12月に学校を卒業された方にお渡しした、素敵なしめ縄を作ってくださったのはたくぼさんです。
しめ縄に使う材料の栽培まで全てご自身の工房でお作りになられているそうです。
本来であれば大変お忙しい方。今回はあまのいわと学校の為であればと、なんとかお時間を作って頂き、貴重なお話をお聞きする事ができました。
8月28日(日)早朝
岩戸川での禊
早朝5時。
星がまだ綺麗に見えるような真っ暗の中、『禊』を行う為「天安川原」へと向かう白装束の集団。
天岩戸神話の中で、八百万の神々が集い相談会議をしたといわれる「天安川原」にて、佐藤宮司による禊のご説明を頂きました。
禊の前後の所作、意味、また入水後に皆で唱える大祓祝詞(おおはらえのことば)の解説を頂きました。
暗闇の中、足元に注意しながら上流へと進みます。
すると、川の流れがパタリと止んでいる静かな場所が突然現れます。
先ほど習った所作を早速実践して、いざ入水。この頃には周囲も明るくなってきました。
8月とはいえ、おそらく水温10度程度の水。参加者の皆さま恐る恐る入水でしたが、次第に水に慣れ、宮司の先導に合わせて祝詞を唱えていきます。
想いは人それぞれかと思いますが、皆さま、禊後は前日よりもスッキリとした表情になっていた気がします。
周辺散策~東本宮参拝
禊を終え、身支度をし、周辺散策のフィールドワークへ。
2日目に向かったのは、「八大龍王水神」です。
水神さまをお祀りするこの神社では、古くから地元で雨乞いや河川氾濫の防止の願いなどの願いを捧げられていた場所でした。
近年では勝負事・社会的成功を祈願する場所にもなっており、某有名プロ野球球団から奉納された灯篭もありました。
その後いくつかのお社を周り、天岩戸神社東本宮へと戻ります。
二上山 プチ登拝
岩戸地区散策のあとは、神々が降り立った「天孫降臨」の地として知られている、二上山・三ヶ所神社奥宮までのプチ登拝。
「登山」ではなく「登拝」。書いて字のごとく、拝みながら登る。
入り口で、プロ登山家の竹内洋岳さんから山登りのレクチャーを受けます。
日本人唯一の世界最高峰14座登頂者である竹内さんから、こんな話を聞けるのはなんとも贅沢な時間です。
さて、入り口から奥宮まで、片道15分ほどの急勾配の坂道と階段が続きます。
無理をしすぎず、皆さま自分のペースでゆっくりと歩を進めていきます。
徐々に奥宮が見えてきました。
二上山の頂上ではありませんが、このパノラマ。
8月の終わりですが、徐々に紅葉も始まっているようです。
御神体である二神山を皆さま様々な思いを馳せながら登っていく、これが登拝なのです。
ワークショップ 彫物作り体験
登拝を終え、天岩戸神社に戻ってきました。
地域に古くから伝わる、神楽殿の舞台である「神庭」に飾られる「彫物(えりもの)」を作成するワークショップを行います。
ちなみに「彫物」ときいてもイメージできない方が多いと思います。
昨年の天岩戸神社の「神庭」で飾られた「彫物」はこのようなものでした。
天岩戸神社では18種類もの絵柄があるそうです。
ご自身も昔から彫っていたという、佐藤宮司からレクチャーを受け、事前にそれぞれ選んだ彫物の柄を、皆さま一心不乱に切っていきます。
30分で終わる方もいれば、ギリギリまでクオリティーを追及する人も。
注連縄張替御神事報告会
ワークショップのあとは、2021年12月冬至に執り行われた、天岩戸注連縄御神事の報告会を行いました。
佐藤宮司から、この御神事を始められた経緯をご説明いただき、後取を務めた竹内さんからは注連縄張り実現までの苦労、そして試行錯誤の末、実現した昨年初めての注連縄を掛けた時のエピソードなどをお聞きしました。
彫物ご祈祷、天岩戸遥拝所へ
ワークショップで作成した彫物を佐藤宮司にご祈祷して頂きます。
そして、学校生徒1人1人の名が呼ばれ、玉串を奉納。
ご祈祷後は、遥拝所へとご案内いただき、最後のご挨拶をしました。
報告会で注連縄張りの話を聞いた直後でしたので、改めてあの場所に注連縄が掛かっているありがたみを感じました。
これにて2日間に渡る第2期あまのいわと学校8月は終了となりました。
今回も天気に恵まれ、高千穂町岩戸地区の中で多くの学びを体験することが出来ました。
次は天岩戸神話で岩戸が飛んでいったとされる、長野県戸隠にて開校します。
引き続き受講生募集中です。
神話の地で皆さまの参加、お待ちしております!
2021年12月のあまのいわと学校の様子はこちらから
あまのいわと学校 第2回・第3回お申し込み受付中!
【あまのいわと学校 学費】
●第2回…¥44,000(税込)長野県戸隠:詳細はこちら
●第3回…¥44,000(税込)宮崎県高千穂:詳細はこちら
※交通費・宿泊費・食事代を含まず
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