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【岩座】常若-TOKOWAKA-
新たな年がやってきました。
ひとりひとり、この新年に何を感じるでしょうか。
日本には「常若」という古くなったものを作り替えて、常に若々しく生まれ変わろうとする精神があります。
あらためて森に目を向けると、そこには古い葉を落とし、新たな葉を繁らせる生命の継続・循環があり、大切な何かに気づかされます。
様々な苦難に直面する時代でも、私たちは自然を受け入れ前に進むことができます。
自らの生活を曇らせることなく、常に明るく活き活きと過ごし、未来を創り出しましょう。
~神棚を新調する~
さて、そんな「常若」の精神のもと、新年に改めて新調したいのが、神棚です。
神様は穢れのない新しい住処を好み、常に清浄な空間が必要とされるので、神棚の汚れや老朽化は避けたいところ。
1年に1度、区切りの良いお正月のタイミングで、買い替えを検討してみてもよいでしょう。
心機一転、きっと心が生まれ変わったような晴れやかな気持ちになれるかもしれません。
~神棚のまつり方~
お神札の祀り方は、神棚の種類によって異なります。
一社型は、手前から、神宮大麻、氏神様、崇敬神社のお神札という順番に設置します。
三社型は、中央の扉に神宮大麻、向かって右側が氏神様、左が崇敬神社という並びで置きます。
お神札は年に一回取り換えます。
古くなったお神札は、感謝の気持ちを込めて、いただいた神社にお返ししましょう。
タイミングとしては、歳神様を迎える新年がおすすめです。
2022.01.10
岩座
象の顔をした神様を海に流す祭り
インドの有名な神様、ガネーシャ。象の顔と人間の身体をしたこの神様のことを、皆様も一度は目にしたことがあるかと思います。とても印象的な見た目をした神様ですが、なぜ顔が象で身体は人間なのか、その理由はご存じですか?さて今回は、アミナコレクションの創業者、進藤幸彦が出版した『世界の不思議なお守り』より、ガネーシャの誕生にまつわる神話と、盛大に行なわれる祭りについて書かれていますので、ご紹介いたします。
2022.01.09
【岩座】新年のご挨拶
謹んで新春をお祝い申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。
岩座従業員 一同
晴れやかな年始、気分を一新して、身の回りのものを新調してみてはいかがでしょうか。
今年の干支である“寅”や、大願成就を司る日本の神様“アマテラスオオミカミ”のモチーフなど、岩座ではお正月らしい縁起の良いアイテムを種類豊富に用意しています。
昨年のご自分へのご褒美、大切な方への贈り物など、この一年の幸福を祈って、様々な用途にどうぞ。
【朱印帳】
●【Ki-Yan】向干支御朱印帳
壁画絵師・木村英輝氏とのコラボレーションにより誕生した、向干支の御朱印帳です。
※向干支…干支を円形に配置した時に、自身の対角に当たる干支。
向かい干支は自分の干支とは正反対の性質をもっており、自分にはない力を与えてくれると云われています。
特殊な箔印刷を施しており、藍色の地に金が映える豪華な一品。
●向干支御朱印帳
縁起の良い向かい干支の御朱印帳。
今年の干支である寅のご用意もございます。
優しい色調と可愛らしいキャラクターデザインが、癒しを与えてくれます。
●日本の神様御朱印帳
2022.01.01
岩座
【神社百選】篠原八幡神社
篠原八幡神社は新横浜駅南の岡の頂上にある。以前は田んぼと畑にかこまれて林も多く、うっそうとした森にはふくろうやうさぎ、きじ、狸、カブトムシが隠れ住み、夜には怖いほどの静寂(せいじゃく)がおおっていた。ふもとのほうには小さい谷があり清水があちこちで湧きホタルのいる小川があった。小川には大根やネギを洗う「タネ」という水場がどの農家にもこしらえてあった。
2021.12.28
岩座
【神社百選】氷川女体神社
大きな湖沼が関東にはいくつも残っていた。その代表が見沼で、今の川口から浦和、与野、大宮、上尾方面まで広がっていた。芦ノ湖の二倍以上の面積といわれる。龍が住んでいたという伝説もあり、氷川女体(ひかわにょたい)神社では毎年夏に見沼を横断して龍神祭(磐船祭<いわぶねさい>)を行ない、年々開拓によって小さくなっていく湖とその龍神との鎮魂(ちんこん)をしていた。五、六年前までは七月十四日に「祇園磐船祭」として、儀式をやっていたが、今は商工会議所の「龍神祭り」と合同し「祇園磐船龍神祭」(通称龍神祭)として五月四日に行なっている。
そもそも見沼には湖岸に三つの神社が一直線上に並んでいて湖の龍神を祀まつっていた。すなわち北から大宮氷川神社(スサノオノミコト)そして中間に中川氷川神社(御祭神はスサノオノミコトの子供のオオナムチノミコト)南の丘上には氷川女体神社(スサノオノミコトの妃のクシナダヒメノミコトを祀る)がそうである。
大宮の氷川神社の大小の池や舟遊び池と名づけられた池もかっての見沼の一部である。
氷川女体神社は湖に接した高台の上にあり見沼を展望できる位置にあった。
しかし八代将軍吉宗は見沼の大規模な埋め立てで、増大した江戸の人口を養う新田を一気に増やそうとする。計画通りに進めば龍神祭りを実行する水面さえ無くなろうとした。そうして氷川女体神社と工事代官旗本勘定方(はたもとかんじょうかた)井沢弥惣兵衛との必死の画策が始まった。前宮司の吉田しげのり氏が残した「見沼物語」(さいたま出版)にはこの代官が見沼の神様を祀っている神社に来て当時の宮司と語り合い、また宿泊までして、親しくこの見沼信仰を理解しようとした様子が伝承されている。
ある雨の夜、すすめられるままに代官は女体神社に宿り不思議な夢を見た。それは神武天皇の頃、第四皇女のククリヒメが湖の側で、毎日の日課のおこもりをしていると湖面で波立ち、ささーっといくつかのうねりが湖岸に押し寄せ龍形の蛇体(じゃたい)が湖上を渡って行くのが見えた。神の訪れであった。それからまもなく姫が神の御子を宿されたと噂になり、やがて姫は双子の女の子をお生みになった。先に生まれた方を妹とし、「多伎姫(たきひめ)」と名づけ、姉を「伊津姫(いつひめ)」と呼んだ。だがまだ若いうち、母は病を得て亡くなった。
娘達に残した最後の言葉は「夫と言うべき神はそれはそれは顔立ちの良い男らしい立派な方でした。私の可愛い子供よ。これから先は決して祭りを途絶えさせてはなりませんよ。見沼が永遠に続く限り、水はいっぱいにあふれ、ますます栄えていくでしょう。」というものでした。
2021.12.20
岩座
【神社百選】安房神社
この神水(しんすい)窟の入り口には四枚のシデ、つまり白い紙のイナズマがあり、洞窟の真ん中に一枚大きなヘイソク、いわば向かい合ったイナズマが立つ。奥には高さ一m の石壁が立ち。上が開いていて、さらに奥へ十五m 以上も続く溜(たま)り池が有る。そこの入り口には二枚のヘイソク。
ここから得られる神水は神社では毎年一月十四日の夕べから行われる置炭(おきすみ)・粥占神事(かゆうらしんじ)の時に使われる。すなわち正月に用いられた門松の松で火を起こして、神水でといだ粥(かゆ)を炊き、薪(まき)が燃え尽きる頃、おきを十二本(これを十二ヶ月とみなす)取り出して、それぞれの燃え具合によって一年の天候や作物ごとの収穫を占う。
この鍋にすのこ状に編んだ十二本の葦筒(あしづつ)を入れて一晩置き、十五日の朝、一本ずつ小刀で割って粥の入り具合や、つやにより、その年の農作物の豊凶を占うというのが「粥占神事(かゆうらしんじ)」で、十二個の置炭の焼け具合によって各月の天候を占うのが「置炭神事(おきすみしんじ)」。この占いは全国でも新潟の彌彦(やひこ)神社とここしか残っていないと言われている。
伝説によると神武(じんむ)天皇の命で天富命(アメノトミノミコト)は肥沃(ひよく)な土地を求めて、はじめ阿波(あわ)国(徳島)に上陸、そこに麻やカジ(紙の原料)を植えて開拓に力をいれ、さらに肥沃な土地を求めて阿波の忌部(いんべ)氏の一部を引き連れて海路黒潮に乗り、房総半島南端の布良(めら)浜にいたり、男神山、女神山に先祖のアメノフトダマノミコト、アメノヒリトメノミコトをお祭りした。そして養老元年に近くの現在地に遷座(せんざ)された。
取材に行った日はちょうど参道の桜が満開で境内の植物相が奥行き深く感じられた。現在の安房神社の森はマキ、マテバシイ、クスノキ、イチョウ、ヒノキなどの古木が点在しどっしりした風格の有る神社になっている。本殿の側の銀杏のご神木は二股に分かれそこからチチノミ(乳房状の実)がぶら下がり注連縄(しめなわ)を張って祀(まつ)っている。根元も盛り上がり方が見事だ。また下の宮の正面前にはやはり注連縄を張った御神木のマキノキが有る。
2021.12.12
岩座
【神社百選】赤城神社
赤城(あかぎ)山は関東平野の北にそびえる壁である。平野の農業を左右する自然を支配する神として長く信仰の対象であった。神社も沢山あったが、中でも頂上(黒檜<くろび>山千八百二十八m)側の大沼・小沼は水源地でもあり、湖畔の大洞(だいどう)赤城神社、南麓の二宮(にのみや)赤城神社、そして中腹の三夜沢(みよさわ)の赤城神社はいずれも赤城信仰の中心社との誇りを持っていた。
大洞(だいどう)赤城神社は大沼のかつての島、小鳥が島に昭和四十五年に対岸から引越した。旧社の正面にあった地蔵岳がスキー場となったため、境内地に土砂が流れ込むようになり、総合的な判断で対岸に遷座(せんざ)した。はじめは島だったが農業用水の取水のため湖の水量が減り島が地続きになってしまった。荒廃(こうはい)した社殿も江戸時代に三回も落雷で本殿が焼けているので遷座の時にはコンクリートで改築された。
二宮(にのみや)赤城神社は大洞から南に下りてきて、その最も南にある前橋市二之宮町にあり、十一代垂仁(すいにん)天皇(紀元前二十九―後七十年)に創建されたと伝説がある。赤城山の沼を水源とする荒砥(あらと)川と粕川(かすかわ)に囲まれ、大室(おおむろ)の二子(ふたご)古墳など多くの古墳が近くに有り、豪族上毛野氏(カミツケノシ)の本拠地とされているところである。財政的には麓(ふもと)の方が豊かだったろうから赤城信仰も財源的には麓に助けられていた可能性がある。
三夜沢(みよさわ)の赤城神社は十代崇神(すじん)天皇の王子豊城入彦(とよきいりひこ)が蝦夷(えぞ)平定に派遣されて来て居たのを祀(まつ)る。あいかたのオオナムチノミコトは国つ神の代表である。正面鳥居の下にちょうど富士山が見えるようになっている。そして本殿の後方、少し離れた位置から見ると三百m高い位置に丸い尾根(おね)が見える。神社が海抜五七十mのところなので、八百七十m位の位置。そこの山稜の樹林の中には「櫃石(ひついし)」と呼ばれる磐座(いわくら)があり、年に一回四月三日に登拝祈祷(とうはいきとう)を欠かさないと言う。直径二・五mの黒っぽく丸みを帯びた磐座でかつては様々な祭祀(さいし)道具が見られたという。これが原始の赤城の祭祀遺跡であったと思われる。
2021.11.30
岩座
コロナ禍に生まれた「しめ縄張り神事」を後世に続く伝統行事へ
宮崎県高千穂町にある天岩戸神社では、昨年12月、ご神体の「天岩戸」に、しめ縄張りを行いました。
神話の継承と、明るく暮らせる世の中に戻るようにとの願いを込めて、新たに始めた神事です。
この神事で町を活性化すると共に、神話に描かれた「しめ縄張り神事」を後世に残すため、この度、クラウドファンディングを実施いたします。
詳しくは、下記詳細URLをご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/508721
~二十四代目宮司・佐藤永周よりご挨拶~
深い谷と美しい山々に囲まれ、近年パワースポットとしても人気の高い、宮崎県高千穂町。
神話の里とも呼ばれる高千穂町に鎮座します天岩戸神社は、太陽の神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)様が、お隠れになった「天岩戸(あまのいわと)」という洞窟がご神体です。
「古事記」や「日本書記」などの神話に登場する、太陽の神・天照大御神を祀る神話の舞台です。
コロナ禍の昨年12月、ご神体にしめ縄を張る「しめ縄張り神事」を執り行いました。
これは天岩戸神社創建以来、初めてのことでした。神話の継承のほか、暗い世の中に戻らないように、人々が明るく過ごせるようになってほしいとの願いを込めて、新たに始めた神事です。
現在は、新型コロナウイルスという世界的な疫病により、神社だけでなく町全体の観光収入が激減し、厳しい状況が続いています。
高千穂町に生まれた新たな神事で町を活性化すると共に、神話に描かれた「しめ縄張り神事」を後世に残すため、皆様からのご支援をお願い申し上げます。
~資金の使い道と実施スケジュール~
天岩戸神社では、昨年12月に執り行いました「しめ縄張り神事」を、本年以降も継続することを決断いたしました。
この度、皆様からご支援いただきました全ての資金は、2021年12月22日に執り行います「しめ縄張り神事」と、来年以降も神事を継続するため、またこの度のクラウドファンディングの手数料に活用させていただきます。
本来でしたら天岩戸神社にお参りいただき、神事にもご参加いただきたいところではございますが、コロナ禍で足をお運びいただくのも難しい状況かと存じます。
今はご参拝いただけない皆様にも、クラウドファンディングを通じて、世の中を明るい方向へと導く新たな神事にご参加いただけましたら幸いでございます。
■返礼品紹介
【3,000円】 天岩戸神社特製壁紙写真4枚(スマホ・PC用)&サンクスメール&芳名帳へお名前を記入
2021.11.19
岩座
【岩座】 歳神様をお迎えする
~歳神様を迎える~
歳神様とは、一年を司る神様のこと。
家々に新年の幸福をもたらし、子孫繁栄を見守るために、高い山から一年に一度、降りてくるのです。
私達は神事であるお正月に一連の祭事を行い、歳神様をもてなします。
長い準備期間と祭事を経て、ようやく晴れやかな一年が始めるというわけです。
~盛り塩で一年の邪気を清める~
大掃除に正月準備…、年末はとかく忙しい。
それもこれも新年をすっきりした気持ちで迎えるため。
今年は盛り塩で「浄化」して、心身を整えてみてはいかがでしょうか。
盛り塩は災難を避け、運が開けるようにという祈りの効果もあります。
年末の溜まった邪気を祓い、新年に向けて福を呼び込みましょう。
盛り塩専用のお塩です。
太平洋と日本海、二つの海塩を混ぜ合わせたこだわりの逸品。
形を整えやすいので、綺麗に盛る事が出来ます。
2021.11.15
岩座
映画『天岩戸』プレミア試写会のお知らせ
神話の舞台であり、先人たちが足を踏み入れることができなかった天岩戸。
プロの登山家による現地調査から、ご神体にしめ縄を張るまでを捉えたドキュメンタリー映像です。
試写会当日は、映像の初公開とともに、しめ縄を張った竹内洋岳氏、映像作家の廣田勇介氏によるトークショーも行います。
【あらすじ】
史上初の難題に挑んだのは、世界に14座ある8000m峰の全山登頂を達成したプロ登山家の竹内洋岳と、山岳界のアカデミー賞と呼ばれるフランス・ピオレドール賞を受賞した山岳ガイドの天野和明。
事前準備として、神話の世界で天岩戸と結び付きのある戸隠山(長野県)を訪れた様子のほか、令和2年夏に行われた現地調査、2020年12月の神事当日までを追った。
雪が散らつく令和2年12月。神事当日、どのようにしめ縄を張ったのか。神話の世界を再現した歴史的な瞬間を、ぜひご覧ください。
2021.11.11
岩座
あまのいわと学校 第3回レポート!
今回は、10月23日(土)-24日(日)に行なわれたあまのいわと学校第3回の様子をレポートします!
10月23日(土)13時。戸隠は冷たいみぞれが降っていました。
この日の朝は強く冷えこみ、秋を飛び越え冬に来てしまったような気候です。
●戸隠神社とは
戸隠神社は長野県北部、長野市の中心地より北西に25kmほどの場所に位置し、
戸隠山と飯縄山に挟まれた山間の自然豊かな場所にあります。
その敷地は広大で、信仰の山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の
五社からなる、創建以来二千年余りの歴史ある神社です。
それぞれの社には、太古の昔より水の神として信仰されている九頭龍大神や、
「天岩戸」の神話の中で功績のあった神々をお祀りしています。
●開講式・参加者ディスカッション
受講生が集結し、自己紹介が始まります。
第1回・2回から参加してくださっているメンバー、今回がはじめましてのメンバー、
各人が自分のお気に入りの神様のお話を交えながら、自己紹介タイムが進みます。
いつのまにか外は雪が降ってきました。静かな戸隠の山の麓で和やかにあまのいわと学校第3回が開講しました。
さて、ひときわ礼儀正しく座っている、こちらの立派な体格の御仁は・・・
2021.11.08
岩座
岩座 正月を彩る「正月飾り」
今年も残り少なくなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
大掃除や正月準備など、やるべきことは盛りだくさん。
せっかくの年始休みをゆったりと過ごすためにも、今から年末に向けて少し早めの準備を始めましょう。
今回は、正月を華やかに飾ってくれる「正月飾り」を紹介します。
~正月飾りとは?~
●由来
お正月は、「年神様(としがみさま)」と言われる、一年を司る神様を家庭に迎える特別な日。
年神様は家々に新年の幸福をもたらし、子孫繁栄を見守るために、高い山から一年一度、降りてくるといわれています。
正月飾りを自宅に飾るのは、「ここは年神様を迎えるための神聖な場所だ」ということを表し、年神様を迎えもてなすためなのです。
●飾りの種類
正月飾りとは、しめ縄に願いを込めて、縁起物を装飾したもの。
飾りには様々な意味があり、大型のシダの葉を指す裏白は「裏表のない清らかな心で一年を過ごせますように」、柑橘類の橙は「代々子孫が繁栄しますように」、ゆずり葉は「子孫が絶えませんように」などを願って、飾られます。
●飾る場所
一般的なご家庭では、神棚と玄関の2箇所に飾るとされています。
神棚は神様が留まってくれるように願いを込めて、玄関は外から災いが入らないように魔除けの意味を込めて、飾るとよいでしょう。
●飾る日にち
新年が訪れる前に、正月飾りを飾ります。
お正月の準備が始まるのは、大掃除の起源ともいわれる、すす払いの日(12月13日)。
よって、12月13日から31日の間に、飾るのが一般的とされています。
しかし、29日と31日は注意が必要です。
というのも、29日は二重苦を表し、31日は年内に一日しか飾れないので、神様に失礼だという言い伝えがあるからです。
両日とも縁起が良くない日とされているので、避けたほうが無難かもしれません。
2021.10.25
岩座
あまのいわと学校第3回 プログラムと募集締切のご案内
いよいよ、あまのいわと学校第3回戸隠神社編が近づいてきました!
第3回の申込締切は10月15日(金)となっています。
ご検討中の方は今すぐ!お申し込みをお待ちしております。
2021.10.13
岩座
あまのいわと学校 第1回第2回レポート
こんにちは!あまのいわと学校情報局です。
アミナフライヤーズで、学校の最新情報をお届けしていきます☀
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今回は、8月28日-29日に行なわれたあまのいわと学校
第1回・2回の様子をお伝えします。
8月28日土曜日、晴れ渡る青空。
宮崎県高千穂は最高のお天気に恵まれました。
●西本宮正式参拝
参加者26名が揃い、西本宮にて正式参拝。
お祓いを受け、あまのいわと学校が無事行なわれるよう、
神様にごあいさつをさせて頂きました。
●ご神体「天岩戸」との初めての出会い
正式参拝が終わり、ご神体である天岩戸を見ることができる西本宮の奥にある
天岩戸遥拝所へ。
この扉の奥で、いよいよ天岩戸に対面。
参拝前に改めてお祓いを受け、扉の奥へと進みます。
ご神体・天岩戸は写真に撮ることができないためここではご覧いただけませんが、
崖の中腹にある洞窟には、日の光が差し込み、美しく輝いていました。
この岩戸の云われについて、佐藤宮司より解説をしていただきました。
●自己紹介~座学 あまのいわと学校について
2021.10.12
岩座
【神社百選】玉前神社
今では有名になった「上総裸(かずさはだか)祭り」の夜、浜から帰ってきた神輿(みこし)が安堵(あんど)して最後に三回巡る本殿回りの大事な小道。この道を「はだしの道」として、十年前当時の堀川宮司が靴ばかりを履いているお客に、境内の重要な地面をもっとじかに感じて欲しいと設置した。
玉前(たまさき)神社の御祭神タマヨリヒメノミコトは姉のトヨタマヒメノミコトとヤマサチヒコの子、ウガヤフキアエズノミコトの養育を任せられ、その子が成人するとその嫁さんになるという数奇な生き方をした。神武天皇はその二人の間に生まれたと言うから近親結婚の代表みたいなものである。
そして玉前神社の行事でもっとも重要な十二社祭りは「上総裸(かずさはだか)祭り」と言われこの神社の出自を教えてくれる。すなわちこの祭りに登場する十二社とは六つの神社から出される十二の御輿の事だが、すべて神武天皇にかかわる祖父、祖母、実母や実父、兄弟を祀っている。神武一族の神々と言ってよい。
おそらく神武東征のおりかその後、東北進出のさきがけとして、神武ゆかりの集団がこの上総地方に植民し、一年一度集結して氏素性(うじすじょう)を確認しあったものだろう。
九月十三日の十二社祭りはその関係神社六社が大集合して、大宮と若宮の二台ずつ御輿を海岸に出して砂浜を走る。上半身裸の若い男達は漁業の盛んだった戦前はふんどし姿だった。最近は胸から下を白で固め、ショートパンツの女性も加わって、御幣を背中に乗せた神馬(かみのうま)をはじめ七頭も参加してこの疾走に加わっている。
2021.09.27
須田郡司・石の語りべ「聖なる石に出会う旅」 9/23(木・祝)トークイベント開催迫る!
~「石の語りべ」とは~
「石の語りべ」とは、2004年から須田郡司がこれまで撮影した国内約1500ヶ所、世界50カ国の石・巨石の中からセレクトした写真スライドを見て頂きながら、石にまつわる様々なお話をするものです。
古代より信仰されている石神・磐座(イワクラ)などの石の聖地、伝承・伝説のある石の物語、奇岩怪石などの地形的に面白い石の景観、世界中の旅のエピソードを交えながら石の魅力をお話し致します。
【須田郡司(すだぐんじ)プロフィール】
群馬生れ、出雲市在住
巨石写真家・巨石ハンター・石の語りべ
琉球大学・写真専門学校卒業。雑誌カメラマンを経て独立。国内や世界50カ国以上を訪ね、聖なる石や巨石を撮影。古くから信仰される磐座(いわくら)や石神、伝承や伝説を持つ巨石、奇岩や怪石などの景勝地、アニミズムを感じさせる原初的な石・巨石の世界に魅かれる。2004 年より巨石文化の魅力を伝えるため「石の語りべ」講演活動を展開。「石の聖地」研究、巨石マップ制作、巨石ツアーのコーディネートを行っている。
須田郡司公式サイト:https://www.sudagunji.com
~須田郡司さんの作品紹介~
①岩座店内で流れているBGMの「CDジャケット」
2021.09.20
岩座
【神社百選】一言主神社
そして奥に鎮まる本殿は「明神流れ作り」といい、壮麗(そうれい)な主屋根が長く左右に伸びた大屋根のうえに載り、今にも羽ばたくような勢いがある。境内の樹木の群れの古風なたたずまいもきっぱりしている。堂々たる古木が本殿の手前にもうしろにも大きな枝を伸ばす。ケヤキ、クス、ムク、スギが主役でいずれも数百年以上の樹齢のこずえの高い木ばかりだ。曲がりくねったスタジイの老木は焼けた中が空洞になっているが緑の若木を天に差し向けている。
陰暦十一月十三日、今の社殿のあるあたりに妖しい光が現れて、数夜のうちに雪の中に時ならぬ竹の子が生まれ、三つまたに分かれた珍しい竹に成長した。あまりに不思議なので村人が御祓(おはら)いをし、湯立ての神事をしてお伺いしたところ、一言主之神(ひとことぬしのかみ)が現れ、大和国葛城山(かつらぎやま)の東に居る神なり。この三又(みまた)の竹をもって永く契(ちぎ)りとせよといい、その地を神域として祀(まつ)るよう託宣(たくせん)が降りた。
2021.09.14
【神社百選】筑波山神社
関東地方の住民にとって筑波(つくば)山は東の地平線を飾る山。西の富士山と向かい合って親しまれている。おまけに高くは無いが乳房形の双峰で目を引きつける。この対照的な二つの山は伝説の種にもなっている。
常陸風土記によれば、昔々ミオヤノカミが関東を巡行なさったとき富士山の麓(ふもと)で日が暮れかかり、一夜の宿を乞われたところ富士の神は「今宵は新にいなめまつり嘗祭(収穫祭)でお泊めできません」と断られた。そこでミオヤノカミは怒って「お前が住む山は一年中寒く人々が飲食物を供えることも無いだろう」と罵った。
次に筑波山に登りまた宿を乞われた。筑波の神は「新嘗祭をやっていますが他ならぬミオヤノカミのお頼みです。お泊まりください」といって御馳走を出して歓待した。ミオヤノカミは喜んで「人々はこの山に集い祝い、飲食物は豊かであるだろう。千年も万年も永遠に遊楽が続くことだろう」とことほがれた。
そのとおりこの山は人々の集まり楽しむ山になった。歌垣は若い男女が集まって歌を掛け合い、春の到来を愛で、同時に農作物の豊作を祈って予祝する行事であった。万葉集の中に見られる、今は日本では見られなくなった往時のカガイの後をたどってみる。まず現在のカガイ跡地と言われる、「ブジョが原」は今「筑波ふれあいの里」と呼ばれ、中心に高橋虫麻呂の歌碑が立っている。
2021.08.30
あまのいわと学校 禊(みそぎ)体験
こんにちは!あまのいわと学校情報局です。
アミナフライヤーズで、学校の最新情報をお届けしていきます☀
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●心と体を浄化する。禊(みそぎ)体験
禊(みそぎ)とは、罪や穢れを落とし自らを浄化することを目的とした、
神道における水浴びのこと。不浄を取り除く行為である祓(はらえ)の一種です。
2021.08.26
須田郡司・石の語りべ「聖なる石に出会う旅」 トークイベント開催決定
~「石の語りべ」とは~
「石の語りべ」とは、2004年から須田郡司がこれまで撮影した国内約1500ヶ所、世界50カ国の石・巨石の中からセレクトした写真スライドを見て頂きながら、石にまつわる様々なお話をするものです。
古代より信仰されている石神・磐座(イワクラ)などの石の聖地、伝承・伝説のある石の物語、奇岩怪石などの地形的に面白い石の景観、世界中の旅のエピソードを交えながら石の魅力をお話し致します。
群馬生れ、出雲市在住
巨石写真家・巨石ハンター・石の語りべ
琉球大学・写真専門学校卒業。雑誌カメラマンを経て独立。国内や世界50カ国以上を訪ね、聖なる石や巨石を撮影。古くから信仰される磐座(いわくら)や石神、伝承や伝説を持つ巨石、奇岩や怪石などの景勝地、アニミズムを感じさせる原初的な石・巨石の世界に魅かれる。2004 年より巨石文化の魅力を伝えるため「石の語りべ」講演活動を展開。「石の聖地」研究、巨石マップ制作、巨石ツアーのコーディネートを行っている。
須田郡司公式サイト:https://www.sudagunji.com
~開催日時・場所~
会場:シルクロード舞踏館
神奈川県横浜市中区山下町80 バオバブリゾートB1F
時間:15:30~16:30(15:20~開場)
参加費:2,000円
定員:40名
2021.08.23
岩座
あまのいわと学校 最終締切りのご案内
こんにちは!あまのいわと学校事務局です。
第1回・第2回のあまのいわと学校の入学締切りが迫ってまいりました!
ご検討中の方は、最後のチャンス!
8/18(水) 23:59
までにお申し込みください!
【日程】
第1回/2回…8月28日(土)-29日(日)
第3回…10月23日(土)-24日(日)
第4回(卒業式)…12月21日(火)-22日(水)
※全回、現地集合・現地解散
【プログラム】
第1回:「神話に飛び込む 1 泊 2 日」/座学 神社学的 “天岩戸”神話について/@天岩戸神社(宮崎県)
第2回:「神話に飛び込む 1 泊 2 日」/フィールドワーク/@天岩戸神社(宮崎県)
第3回:「神話を繋ぐ 1 泊 2 日」/フィールドワーク/@ 戸隠神社(長野県)
第4回:「注連縄に祈りを捧げる 1 泊 2 日」/フィールドワーク/@天岩戸神社(宮崎県)
【募集人数】
各回30 名(全4回)
【あまのいわと学校 学費】
2021.08.17
岩座
あまのいわと学校実施について
あまのいわと学校 実施のお知らせ
2021年8月28日(土)29日(日)に実施予定のあまのいわと学校につきまして、
現地受け入れ側と協議のうえ、三密対策及び衛生管理など感染対策を徹底し「あまのいわと学校」を通常通りの日程で実施いたします。
詳細は下記アミナコレクションが定める「新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組み」をご確認ください。
2021.08.16
【神社百選】酒列磯前神社
●御祭神
オオナムチノミコト
スクナヒコノミコト
●創 建
斉衡(さいこう)3年12月(西暦856年)
〒311ー1202 茨城県ひたちなか市磯崎町
白亜紀の大地の造作(ぞうさく)に畏怖した祖先が祀(まつ)った、椿山山上の境内には森の中に円墳の古墳が多数築かれ、神社の外にも南の海辺に沿って古墳群が続く。古墳は仏教の浸透と共に無くなっていき、地域の祖霊の神社に人々は集った。
スクナヒコノミコトは醸造(じょうぞう)の神様でもあるので逆と言う字を酒に改められた。
そしてこの二柱の神とも薬や医療のことに詳しく民を教えたので、薬師大菩薩(やくしだいぼさつ)の名前ももらっていた。明治の神仏分離の時代まで薬師菩薩としても知られていたのである。
スクナヒコノミコトは難病に苦しむ多くの人々を助け、医術、薬剤、酒醸造の神様としても尊崇を受け、地元では「エビス様」として大漁と海上安全の神であり、また「薬師様、乳母神様」として病気平癒・子授け安産の神とあがめられている。
2021.08.09
あまのいわと学校 Q&A・交通のご案内
こんにちは!あまのいわと学校情報局です。
アミナフライヤーズで、学校の最新情報をお届けしていきます☀
よくある質問 Q&A
あまのいわと学校開催にあたり、よくあるご質問に
2021.08.06
岩座
あまのいわと学校 最終募集開始!
こんにちは!あまのいわと学校情報局です。
アミナフライヤーズで、学校の最新情報をお届けしていきます☀
いよいよ8月に入り、あまのいわと学校の日程が近づいて参りました!
多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございます。
2021.08.02
岩座
カーリー女神とThe Rolling Stonesのベロマーク
皆さま、こんにちは。feiです。
関東も梅雨が明けて本格的な夏到来ということで、今回は自分でも暑い夏によく着るThe Rolling Stonesのtee。
こちらによくモチーフに使用されるベロマークについてのお話しをしたいと思います。
さて、The Rolling Stonesを知らない人でも一度は目にしたことがあるベロマーク。
またはよく知らないけど何となくこのマークの服を着てる方などもいるかとは思います。
実はこのベロマークのモチーフの原点はインドの神様カーリー女神の口元に由来することを皆さんご存知でしたでしょうか?
早速カーリー女神について簡単に説明をします。
カーリー女神はヒンズー教の神で、世界の破壊・再生を司るシヴァの配偶神、パールヴァティーの化身といわれています。
カーリーとは「黒」、「時間」を意味するカーラーを語源としています。
2021.07.27
音楽
Global Music
私の登拝日記~horahukistより~
去る2020年秋、人生で初めての「登拝(とうはい)」を経験した。
この機会に恵まれたのは、中村真先生が主催する「神社学」に参加してみないかと社長よりお達しがあり、岩座の事業長であるS氏と受講したのがご縁だった。
「神社学」の講義自体は神社の話が中心でありながらも、先生が実際に感じたことや体験したことを中心に「主観」を交えて話してくれるので、非常にリアリティを感じられる内容でいろいろと衝撃を受けた。
恐らく神社に興味がない方でも退屈せずに聴ける内容なので、気になる方はぜひ受講することをお勧めしたい!
※詳しくはS氏の登拝日記冒頭に綴られているので、そちらを是非。
記事はこちら から。
2021.07.26
岩座
あまのいわと学校 “神社学”スペシャルムービー!
表参道から徒歩1分の場所に佇む、「自由大学」。
そこは、都市を自由に遊びこなすクリエイティブな人々のための解放区。
「自由大学」とは、「大きく学び、自由に生きる」をテーマに、知的生命力がよみがえるユニークな講義を展開する学びの場。
これからの生き方や働きかたなどを軸に、時代が求める様々なテーマで講義計画を立て、知性と創造性を育みながら行動し、経験から学ぶことを後押ししています。
今回、そんな「自由大学」が誇る人気講義「神社学」の紹介をしたいと思います。
~神社学って何?~
令和の新時代の到来とともに、いまこそ日本の神々への思いを新たにしたい。
神社学とは、昨今の日本伝統美術やその自然観への注目とともに、日本にすむ私たちこそがその魅力を認識し、パワースポットという言葉では括りきれない祈りの地への感謝と畏怖を考えていくというもの。
2021.07.26
岩座
あまのいわと学校 二次募集開始!
あまのいわと学校への多数のお申し込み、誠にありがとうございます!
ご好評につき、お得な全日程セットの販売を再開いたします!!ぜひこの機会をお見逃し無く☀
【二次募集期間】
7/13(火)~7/30(金)
2021.07.13
岩座
あまのいわと学校 スケジュール&プログラム発表!
こんにちは!あまのいわと学校情報局です。
アミナフライヤーズで、学校の最新情報をお届けしていきます☀
お待たせいたしました!
全4回の開催スケジュールとプログラムを発表します。
【第 1 ・2回】8/28(土)~29(日)
神話に飛び込む 1 泊 2 日 ~ 座学 ~
●8月28日(土)
12時30分/天岩戸神社 駐車場に集合 (昼食は済ませて集合)
●8月29日(日)
16時00分/天岩戸神社にて解散
2021.07.01
岩座
あまのいわと学校 各回別申し込み開始
こんにちは!あまのいわと学校情報局です。
アミナフライヤーズで、学校の最新情報をお届けしていきます☀「あまのいわと学校 令和三年度」受講申し込み、好評受付中です。
この度、ご要望の多かった「8月」「10月」「12月」各回ごとのお申し込みができるようになりました!
たとえば、1年で1講義ずつ受講し、じっくり学びながら3年間で卒業…というように、ご自身のペースでの学んでいくことができます。
また、全4回分をまとめて受講し、1年を通して学びを深めるコースもおすすめです。
神社学教授の中村真氏や、プロ登山家の竹内洋岳氏「あまのいわと学校の仲間たち」と共に
思い出深い1年を過ごしてみませんか?こちらは全4回分、まとめて購入すれば
各回ごとに購入するより、参加費が¥11,000お得になります。
2021.06.21
岩座
【神社百選】大洗磯前神社
その彩色の不思議な石を御神体として出来たのが大洗磯前(おおあらいいそさき)神社と酒列磯前(さかつらいそさき)神社といわれる。両社の間には約十キロの太平洋の海岸線がある。岬は人界と異界を結ぶところとしてヒンズー教の聖地でもよく祀(まつ)られている。この神磯(かみいそ)の異変は朝廷に伝えられると当時の東北地方のたびたびの地震と飢饉、それに伴う蝦夷(えぞ)の動揺と治安の悪化、そして全国で流行っていた天然痘の恐怖から、神社の建立はすんなり認められた。そして「大洗磯前薬師菩薩明神(おおあらいいそさきやくしぼさつみょうじん)」の称号を与えられた。神仏集合の江戸時代までそれで通っていた。明治になって仏教色の強い名前は消されてしまった。オオナムチノミコトは別名大国主命(おおくにぬしのみこと)であり、単に大黒様とも言われ慈悲(じひ)深く、スクナヒコノミコトが恵比寿と呼ばれたように、共に医薬の祖神(そしん)として信仰された。
2021.06.21
岩座
私の登拝日記【第3回】~M.Sより~
登拝とは、「信仰として山に登る」という意味合いがありますが、現代の登拝者たちの目的・想いは様々なのかもしれません。この企画は、古代から脈々と続く、祈りやお社・神話という形の様々なストーリーを根底に、登拝経験者に思いの丈を吐露してもらうというもの。弊社スタッフ数名がともに参加した登拝体験を基に、スタッフ持ち回りで連載していきます。第2回の記事はこちら。
2021.06.06
岩座
私の登拝日記【第2回】~M.Sより~
僕が講義で印象深く受けた先生の言葉のひとつに、「登山ではなく登拝に行きます!」という一言。
耳慣れない言葉でしたが、この比較表現により僕の中で明確に理解が一歩だけ進んだ気がします。「信仰の対象である御神体の御山に入るということか」と。
とはいえ実際のところは、頭で少しわかったような気になったというぐらいで、具体的にどうすりゃいいかなんて答えは全く持っていませんでしたが・・・
「祈る」「拝む」とは、いったいどういうことなのか・・・
「信仰の対象である~」と述べると何だか重々しく感じる方もいるかもしれませんが、そうではなくて、実際に体験した感想をシンプルに言うと、これまで僅かながら僕が経験してきた山登りやハイキングとは、少し違った感覚で自然を楽しみながら、自身に向き合う経験が出来たということかも知れません。その中で、様々な気づきが沢山あったように思います。
2021.05.31
岩座
私の登拝日記【第1回】~M.Sより~
登拝とは、「信仰として山に登る」という意味合いがありますが、現代の登拝者たちの目的・想いは様々なのかもしれません。この企画は、古代から脈々と続く、祈りやお社・神話という形の様々なストーリーを根底に、登拝経験者に思いの丈を吐露してもらうというもの。弊社スタッフ数名がともに参加した登拝体験を基に、スタッフ持ち回りで連載していきます。~「神社学」で学んだこと~登拝(とうはい)とは何だろう??という方が多いのではないでしょうか。実際僕自身がそのひとりであり、現在もこの登拝の魅力や山へ向かう動機がどこにあるのか??などを問いかけながら登拝を楽しんでいます。基本的イメージとしては「登拝=登山やハイキング」と考えて間違いないと思うのですが、少し目的が異なります。
2021.05.24
岩座
【神社百選】鹿島神宮
タケミカズチノカミはフツヌシノカミと共にアマテラスオオカミの命によって出雲(いずも)にいたり、オオクニヌシノミコトを服従させた。その後東国に向かい、部下のタケハズチは東北地方の蝦夷(えぞ)と戦い、アマノカガセオを打ち破り、東日本開拓の突破口を開いた。
そして神武(じんむ)天皇により東国の要として鹿島神宮の祭神として鎮(しず)まった。同じくフツヌシノカミは利根川南方の香取神宮に祭られた。鹿島神宮には東国の防人(さきもり)たちが鹿島の神を祈って、朝廷から派遣されてはるか九州の海岸まで行軍したという。
これを「鹿嶋立ち」と言い、神社の入り口にはその防人の唄が石に刻まれている。
2021.05.21
岩座
天岩戸注連縄御神事Online座談会
日本では、自然を神に見立て、信仰してきた歴史があります。私たちの祖先は、その様を神々の話や言い伝えとして、日本神話を残してくれました。日本において最も古い書物とされる古事記や日本書紀には国の誕生譚(たんじょうたん)が記されていますが、その中でもひときわ有名な神話といえば、「天岩戸(あまのいわと)開き」ではないでしょうか。
2021.05.17
岩座
【神社百選】高麗神社
高麗(こま)神社の拝殿前の鳥居の扁額(へんがく)は変わっている。高麗の両字のあいだに小さく「句」の字が書き足してある。明治三十三年、朝鮮の趙重応(チョウ・ジュウオウ)という両班(ヤンバン=役人)が来日した時、この高麗神社に参拝され扁額を書くよう依頼された。
2021.04.29
岩座
【神社百選】秩父神社
秩父神社境内の森は「ハハソ(柞)の森」と呼ばれている。ハハソとは「チチの実の父の命(みこと)、ハハソ葉(ば)の母の命(みこと)」と万葉集に歌われていて、クヌギ、コナラなど落葉広葉樹林のこと。母巣と漢字を当てたりして万物の母胎(ぼたい)である神社の森の生命力を表した言葉ともいえる。秩父神社のハハソの森はケヤキ、カシ、ブナ、ナラ、イチョウなどをふくみ、かって二万坪もあったが明治新政府の予算確保のため全国の神社仏閣の土地が収用された時に大幅に削減された。今は七千坪しか残っていない。
2021.04.27
岩座
Native American Symbol
ネイティブアメリカンの人々は、1つ1つのモノに精霊の魂が宿っていると考える精神を持っている。モチーフにはそれぞれ意味が込められて、セドナの過酷で乾いた大地で暮らしていた彼らの、自然への恐れや尊敬や恵みを求めた想いが込めているものが多くある。
2021.04.27
チャイハネ
最初
前
1
2
3
4
5
ひとりひとり、この新年に何を感じるでしょうか。
日本には「常若」という古くなったものを作り替えて、常に若々しく生まれ変わろうとする精神があります。
あらためて森に目を向けると、そこには古い葉を落とし、新たな葉を繁らせる生命の継続・循環があり、大切な何かに気づかされます。
様々な苦難に直面する時代でも、私たちは自然を受け入れ前に進むことができます。
自らの生活を曇らせることなく、常に明るく活き活きと過ごし、未来を創り出しましょう。
~神棚を新調する~
さて、そんな「常若」の精神のもと、新年に改めて新調したいのが、神棚です。
神様は穢れのない新しい住処を好み、常に清浄な空間が必要とされるので、神棚の汚れや老朽化は避けたいところ。
1年に1度、区切りの良いお正月のタイミングで、買い替えを検討してみてもよいでしょう。
心機一転、きっと心が生まれ変わったような晴れやかな気持ちになれるかもしれません。
~神棚のまつり方~
お神札の祀り方は、神棚の種類によって異なります。
一社型は、手前から、神宮大麻、氏神様、崇敬神社のお神札という順番に設置します。
三社型は、中央の扉に神宮大麻、向かって右側が氏神様、左が崇敬神社という並びで置きます。
お神札は年に一回取り換えます。
古くなったお神札は、感謝の気持ちを込めて、いただいた神社にお返ししましょう。
タイミングとしては、歳神様を迎える新年がおすすめです。