カーリー女神とThe Rolling Stonesのベロマーク

皆さま、こんにちは。feiです。
 

関東も梅雨が明けて本格的な夏到来ということで、今回は自分でも暑い夏によく着るThe Rolling Stonesのtee。
こちらによくモチーフに使用されるベロマークについてのお話しをしたいと思います。

さて、The Rolling Stonesを知らない人でも一度は目にしたことがあるベロマーク。
またはよく知らないけど何となくこのマークの服を着てる方などもいるかとは思います。

実はこのベロマークのモチーフの原点はインドの神様カーリー女神の口元に由来することを皆さんご存知でしたでしょうか?

早速カーリー女神について簡単に説明をします。
カーリー女神はヒンズー教の神で、世界の破壊・再生を司るシヴァの配偶神、パールヴァティーの化身といわれています。
カーリー
とは「黒」、「時間」を意味するカーラーを語源としています。

柔和なパールヴァティーに対し、凶暴な性格を持つカーリー女神は血を好み、破壊と殺戮の象徴とみなされています。
とてもグロテスクな印象がありますがこのイメージが非常にRock的な印象を持つのは僕だけではないと思います。

このベロマークはよくアンディウォーホールが考案したと言われますが、本来はデザイナーのジョンパッシェという方が考案しました。
メンバーのミックジャガーよりシェル石油のロゴのようにシンプルに作って欲しいとのリクエストがあったようです。

何度かの駄目出しのあと、ミックジャガーより、インドのカーリー女神のポスターの柄を提案されました。
何故なら当時イギリスではインドカルチャーがとても流行していたことにも関係しているようです。

ロゴは、反抗のシンボルでもあるのだと主張する。子供が大人に向かって舌を出すときのようにね。とパッシェは語っています。
いつの時代も反抗すること、革命を起こすこと、それがRockというものだと改めて気づかされたコメントかと思います。
それがインドの神様を通して正に民俗とRockの融合ですね。

こうして今でもあの有名なベロマークが生まれました。

そしてこんな素敵なベロマークのtee持ってますよ!
という方いらっしゃいましたら是非僕に教えてください。

feiのThe Rolling Stones tee collection

さあ、皆さんも夏にたくさんのteeを着て街に繰り出しましょう。
それでは、またお会いしましょう。

नमस्ते,!


筆者プロフィール:@feizemin
中学の頃はクラシック音楽少年だったが親戚にビートルズのカセットテープを借りて聴いたその日よりロックミュージックに目覚める。
現在は営業部に所属している傍ら、プライベートでは自身のグループfeimoというオリジナルグループで日々オリジナルソングを作ってレコーディングなどおこない、音楽を通じて人々を幸福に出来るよう活動中。


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