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  • エクアドル・孤児院で働こう~後編~
    エクアドル・孤児院で働こう~後編~
    南米エクアドルの孤児院でのボランティアは、何ものにも代えがたい経験でした。そして、綺麗ごとばかりでは済まされない現実を見るきっかけにもなりました。今回はあまり語られない海外ボランティアの〝闇〟に関して紹介します。孤児院に通い続けていると、1週間に2度くらいの割合でアメリカ人が訪問しているのに気付きました。彼らは常に2~3人で訪れ、スペイン語は必要最低限しか話しません。颯爽とやってきて慣れた様子で子どもたちと遊び帰っていく様子は、とてもクール。ボランティアや社会奉仕活動が日常的にあるからか、良い意味で“軽い”感じで関わっている印象でした。
    2022.08.07
  • エクアドル・孤児院で働こう~中編~
    エクアドル・孤児院で働こう~中編~
    ある日突然、“エクアドルの孤児院で働きたい”と思った私。情報ゼロ、知り合いゼロ、スペイン語力ゼロのまま、直感に従い単身エクアドルへ渡航しました。今回は、私が通うことになった孤児院の様子を紹介します。私が通った孤児院は、キリスト教が運営していました。造りは3階建てのレンガ造りの一軒家。普通の家というよりは、小さな学校のような見た目です。各階には大きなガラス窓が幾つもあり、窓辺にはバラ。建物の前には丁寧に手入れされた芝を敷き詰めた広い庭もあり、庭にはや滑り台や鉄棒といった子ども向け遊具も置いてありました。そして、敷地をグルリと囲む頑丈な門。そこで生活している子どもたちは清潔な服を着ていて、健康的でした。
    2022.07.24
  • 英語を学びにネパールへ!無計画こころの奮闘記
    英語を学びにネパールへ!無計画こころの奮闘記
    私がネパールに初めて訪れたのは約4年前のこと。大学3年生の夏休みを使って、英語を学ぶためホームステイに行ったのがきっかけでした。これを言うと「なぜ英語を学ぶのにネパール?!」とよく驚かれますが、普段旅行では行かないような国でホームステイできて、マンツーマンで英語を教えてもらえて、しかも安い!当時の私にはとっても魅力的でした。ちなみに、ネパールの公用語はネパール語なので、年齢が高い人ほど英語は全く通じません。ですが、最近では学校の授業を英語で行っているところも多く、都市部ではネイティブな英語を話す若者は結構多いんですよ!
    2022.07.17
    チャイハネ
  • エクアドル・孤児院で働こう~前編~
    エクアドル・孤児院で働こう~前編~
    それは、本当に突然のことでした。一人暮らしをして3カ月目のある日、「孤児院に行きたい。それもエクアドルの孤児院に」と、思い立ったのです。それまで、ボランティアらしいボランティアをしたこともなく、子どもが大好き!というわけでもなく、スペイン語に興味があるわけでもなく…。今思い返しても、本当になぜそう思ったのか分かりません。よく『雷に打たれたように』という表現がありますが、まさにそれ。「なぜエクアドル?」「なぜ孤児院?」という疑問を抱きつつも、雷に打たれてしまった私は素直に従い、エクアドルに行くことにしました。
    2022.07.10
  • ビザなしで?!タイに"合法"で長期滞在する秘訣
    ビザなしで?!タイに"合法"で長期滞在する秘訣
    マイナー国に魅了されたライターのR香月です。今回は、比較的治安がよく、日本からのアクセスも良いタイの魅力をお届け!タイやラオス、マレーシア辺りの安宿を旅していると、長期滞在している中年の日本人男性に出会うことがあります。中には、年単位で長期滞在している人も!安宿で一日中ビールを飲んでいる人。早期退社をして、外国で暮らしたい~を叶えている人(羨ましい!)。現地に精通しすぎて無償ガイドをしちゃう人。さまざまでした。そして私が知る限り、そのおじさんたちは、仕事をしている風でもなく観光する訳でもなく、みんなのんびり一日を過ごしていました。外国で長期滞在する時、問題になってくるのはビザですが、ビックリすることに「ビザは取得してない」という人が大多数。ビザもないのに一体どうやって長期滞在しているのでしょうか。
    2022.06.12
  • 【R20】アヤワスカ体験記〜女性が挑むシャーマンの儀式
    【R20】アヤワスカ体験記〜女性が挑むシャーマンの儀式
    ※この記事には現地の合法的な文化体験を紹介していますが、あくまで外国の文化紹介であって、国内での類似した違法行為を推奨・助長するものではありません。大人の分別をお願いします。アマゾンのジャングルで夜な夜な開かれているという、シャーマンの儀式。今回は、ペルーの国家文化遺産にも指定されている薬草アヤワスカの体験談をお伝えします。下調べを一切せず、「シャーマンの秘密の儀式に参加できる」という情報だけで行動していた私にとって、儀式は未知の体験そのものでした。夜9時。壁のない、床と天井だけの簡素な造りの会場に、参加者が集います。灯りは、懐中電灯のみ。会場には虫よけのため、蚊帳が張られているものの、360度全ての方位から虫の音や、木々のざわめきが感じられる開放的な空間でした。参加者には、畳一畳より少し狭い位のスペースが割り当てられます。中央には、パイプたばこを吸うシャーマン。なんとなく座る場所は決まっているようで、私は一番右端にある薄い布の位置に座るよう促されました。
    2022.05.26
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    アマゾン熱帯雨林で暮らす
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    2022.05.06
  • 心惹かれる、伝統的なチェコガラス工芸の美しさ
    心惹かれる、伝統的なチェコガラス工芸の美しさ
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    読み物
    心惹かれる、伝統的なチェコガラス工芸の美しさヨーロッパ中央部に位置する、共和制国家のチェコ。首都のプラハを中心に、中世の街並みが広がっています。中央ヨーロッパの伝統と文化を受け継ぐ街を歩くと、ふと目を奪われるのはガラス製の品々。ボヘミアガラス、通称チェコガラスは中世ヨーロッパから続く伝統の産業として知られており、ガラス製のアイテムは現在もチェコの人々に大切にされているんだとか。

    学生時代の1年間をヨーロッパで過ごしたタクミが、旅行で訪れた際に心を奪われたチェコについて記します。中世のような街並み、溢れる自然とチェコの人々、一際輝きを放っていたチェコガラスなどを知れば、きっとあなたもチェコに行ってみたくなりますよ。
    2022.04.28
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  • Lucia Travel~プロローグ~
    Lucia Travel~プロローグ~
    読み物
    こんにちは。ライターのR.香月(かつき)です。中東、南米、ヨーロッパ、アフリカ大陸など、これまで40カ国以上の国を旅してきました。バックパッカースタイルで気の向くまま旅をしてきた私。アマゾンのジャングルでシャーマンの修行をしたり、エクアドルの孤児院で働いたり、モンゴルのゲルでホームステイしたり、アラブ諸国で密造酒を購入したり、一般的な観光旅行とは一味違った体験をしています。
    2022.04.22
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    色とりどりで魅惑的。インドの民芸サリー
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    カルカッタに初めて行った時のことだ。市の中心部に近いハスラー橋に立って、ガンガの下流のほうを眺めていた。渡船溜まりの先に桟橋が突き出していて、そこに赤や黄や白、色とりどりの蛇がくねくねと水平方向に浮かんでいる。男たちが一人一人、両手を高くかかげて布の先端をもち、布は風にあおられて生き物のように波をそろえて躍っているのだ。風は男たちの背のほうから吹いてきてガンガの川面に向かっていた。何人もの男たちが上半身裸で、両手を挙げてじっとしたまま仕事をしている。
    2022.02.27
  • 象の顔をした神様を海に流す祭り
    象の顔をした神様を海に流す祭り
    読み物
    インドの有名な神様、ガネーシャ。象の顔と人間の身体をしたこの神様のことを、皆様も一度は目にしたことがあるかと思います。とても印象的な見た目をした神様ですが、なぜ顔が象で身体は人間なのか、その理由はご存じですか?さて今回は、アミナコレクションの創業者、進藤幸彦が出版した『世界の不思議なお守り』より、ガネーシャの誕生にまつわる神話と、盛大に行なわれる祭りについて書かれていますので、ご紹介いたします。
    2022.01.09
  • 【世界民芸曼陀羅紀】ナザル・ボンジュウ編
    【世界民芸曼陀羅紀】ナザル・ボンジュウ編
    読み物
    世界民芸曼陀羅 トルコ編
    8 ナザル・ボンジュウ ~悪魔の視線を吸い込むガラスの目玉~



    タクシーの運転席の前に、丸くて青いガラス玉がぶらさがっている。



    イスタンブールの午後の祈りのエザン(祈りの時を知らせる呼びかけ)が、丘から丘へひびきわたった頃だった。



    「これ、何?」
    と、指さしてたずねてみた。
    贈り物としてもらったこともあるのだが、もうひとつよく分からないので改めて聞いてみたのだ。



    「『ナザル・ボンジュウ』……シェイタン(悪魔)の目から守ってくれる目玉さ」


    ふんふん、トルコ語でナザルは悪魔、ボンジュウはガラス玉の意味だ。
    でも悪魔の目から守る目玉というのが、ちょっとややこしい。
    信じているのかな?


    「信じるもなにも、交通事故から守ってくれる確かな方策がほかに何かあるのかい?」


    よく見ると、青いガラスはほぼ円形で、やや厚みがついており、中央部に白地に黒い瞳がついている。
    楕円形やいろんな変形があるそうだ。


    運転手と、私のそばに同乗していた男は青いガラス玉の霊験について、あれこれ実例をあげて話に熱中し始めた。
    グランド・バザールの大円柱にもたくさんの種類がぶらさがって売られているという。
    しばらくして彼は私の方を振り向いた。


    「トルコの人は『目をつけられる』ということに特別の意味を感じているんですよ」


    日本でも「目をかける」とか「目をつける」というのには特別の意味がある。
    他と差別してあつかうことになる。
    「ガンつけ」というのもあるではないか。


    「良い意味だけでなく、悪い意味もあるんですよ。たとえばクスカンチの目」


    クスカンチ! 「嫉妬ぶかい人」のことだ。
    ありそうな話だ。
    他人の家を訪ねても、そこにある調度品や美しい奥さんや娘や、可愛らしい赤子に嫉妬を覚えるたぐいの人。
    やきもち焼きの恋人ももちろん、クスカンチだ。


    そしてそのような人の視線は、その家にじわじわと災いをもたらすという。
    たとえば家族が次々と病気になったり、事故にあったりする。
    とにかく悪いことが起こるようになる。


    するとその家族の人たちは、あの人はナザルだった(オ・ナザルデ・イディ)といい、改めて家の入り口や壁に大き目のナザル・ボンジュウを飾るのだ。
    ナザルの視線を吸い込んでしまう力がこの小さなガラス玉に込められているという。
    赤子の上着の胸のところや、婦人のブラウスのすみなどに小さなガラス玉がピンでとめられる。
    2022.01.05
  • 【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・キリム編
    【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・キリム編
    読み物
    世界民芸曼陀羅 トルコ編
    7 キリム ~遊牧の徒に砂漠を旅する絨毯~



    アームッド(西洋梨)の樹が一本だけ生えている時に着くと、老人は方から荷物をおろした。
    バスで急な斜面を上って来たときには背後に見えていた地中海ももう見えない。
    私たちはアナトリア高原のへりを登ってきていた。
    その峠からは、これから調査に行こうとする小さな村が、山の斜面に段々畑のようにかじりついているのが一望のもとに見渡せる。
    樹々はところどころに残っているだけで、ほとんど谷の村である。
    冬場を過ごすだけの村で、夏場にはもっと高原に移動する、いわゆる移牧の村である。

    老人が下した重たそうな荷物にふと、興味をもってスケッチした。
    前と後ろが袋になっていて、びっしりと中身が詰まっている。
    黒っぽい袋の外側に、絨毯の模様のような幾何学模様が白く織り込まれている。
    袋と袋の間が肩にかかる部分なので長めに取ってあり、肩全体に力がかかるようになっている。

    「この袋は何ていうんですか? ずいぶん手が込んでいるけど」
    「ヘイベですよ。この女房が嫁入り前に、山羊の毛で織ったんだ」


    奥さんは古いトルクメンの女のように、額に当てた布地に日光を反射させるテフリックという丸いシルバーを並べたアクセサリーを巻いて、老人の隣に静かに座っている。


    「ロバやラクダの背中で、両脇に仕分ける荷袋と似てますね」
    「同じヘイベだけど、肩にあたる部分が、人間用にやわらかく作ってあるのさ」


    老人は苦笑した。
    そのトロス山脈の谷間の村では、老夫婦の紹介で村一番のインテリである、リセ(高校)を卒業した若い青年、ウェイセルの家に世話になっていた。


    そこで気がついたのだが、アンカラやイスタンブールの知り合いの家などではお目にかからない種類の絨毯だった。
    ヘイベと同じ材質の山羊の毛の敷物で、村人たちは「チュル」と呼んでいた。
    大きさはいろんなサイズがあり、色も黒以外にベージュや茶色があった。


    さらにその下に敷くゴザ状のものもあった。
    二月の山中のこととて、夜には結構冷え込んだが、大きな暖炉を中心に家族や親類が集まって、サズ(弦楽器)やテフ(打楽器)に興じたり、ソフベットというおしゃべりでなかなか楽しかった。
    家の主人手作りの白い壁は暖炉の火を反射して明るかったし、床も十分暖かく、寒さしらずだ。

    「イスタンブールでみかける絨毯とは何だか感じが違うな」
    ウェイセルは、当たり前だよ、とうなずいた。
    「イスタンブールなんかで売っているのは『ハル』というんだよ。縦糸と横糸に色糸をからませて鋏(はさみ)で切って揃えたやつ。材料も羊毛が多いよね。縦糸と横糸だけで織った平織りのものは『キリム』といってハルより安いのさ。昔からハルは金持ちの絨毯、キリムは貧乏人の絨毯と言っていたんだよ。ここのもキリムだけど山羊の毛だからな、羊毛より端のしまつが悪いし、弱いからもっと安いよ」


    移牧の距離がもっと遠くなって、昔風の遊牧の形に近くなると、持ち物も変わってくる。
    山羊の敷物のような弱い織り生地にものは好まれず、しっかりした羊毛のキリムが敷物にも、家財をしまいこむチュワル(荷袋)にも用いられる。
    運び役のラクダの帽子にもキリムだ。
    2022.01.03
  • 【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・キュタヒヤ焼編
    【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・キュタヒヤ焼編
    読み物
    初めてトルコに行った時、中央アジアを通り黒海経由でイスタンブールに入った。


    それが最初の海外旅行だったから、中央アジアの風物からは強烈な印象を受けた。代表的なイメージはモスクの青いクーポラ(ドーム)である。


    ウズベク共和国はトルコ系の国だが、その古都サマルカンドの、チムール王族からのモスクは『青の追求』といってよいほど、空の青、藍の青、エメラルドなどに染め分けられている。

    長い間かかった修復工事がようやく実ってきて、乾燥アジアの空に美しい光沢を投げかけている。

    どうしてこうも『青』にこだわったのだろう。
    やはりイスラムの生まれた土地、大きく師だっていった土地が砂漠地帯や乾燥したステップ地帯だったことが原因に違いない。
    コーランに描かれている天国には清らかな川が流れ、果物がたわわに実り、と、およそ自分たちの自然環境とは反対のことが書かれているのだ。



    一般的に言ってピカソの『青の時代』のようにそれは青春の象徴の色でもあり、時にはその怜悧(れいり)な感覚が男子の好む色彩としても代表格だ。



    褐色にすすけた、ほこりっぽいサマルカンドの町並みを歩くと、晴れ渡った空に少しずつ見えてくる、もうひとつの空とは別の青いドームにスリリングな喜びを感じる。
    このような青いドームはイランにも多く、現在のトルコ本国では古都ブルサやコンヤでしか見られない。
    そしてドームの青は細かなタイルの組み合わせでできている。

    しかし、タイルに発した陶器の技術にはこの「青の追求」が依然として残っている。
    イスラムを誘い水にしてトルコ、イランを経てインドにまで、青、そしてグリーンを基調にした陶器群がある。
    たとえば、インドでは英語を借用してブルーポトリ(ブルーポッタリー)という。
    模様は草花つる草が圧倒的だ。
    たまには鳥や人物、アラビア語が入ることもある。



    トルコの場合、アナトリア高原奥地に入りこんだキュタヒヤの町にたくさんの窯が集まっている。
    キュタヒヤ焼というわけだ。
    ブルーモスクの内壁に盛んに使われたイズニク焼から栄華を奪って、オスマントルコ帝国の十七世紀の後半から盛んになったらしい。
    ここにも流行があって、私がこの仕事であつかい始めた頃、十五年ほど前にはいくらでも作られていたイラン風のグリーンの強く入った色が見られなくなってきた。

    「あの色を出すのは難しくなったんだよ。出せる人間もいるけど、署名入りで値段もはねあがったよ」
    陶器屋のおやじは驚いている私に、残念そうに説明した。



    難しくなった原因がうわぐすりの関係なのかどうか、はっきり聞けなかった。
    署名入りのものを見せてもらうと、ストゥックという個人名で、仕上がりの民芸らしさは失っていないものの、値段はもう庶民のものではない。



    ストゥックの作品以外は昔からの絵皿、花瓶、灰皿、急須などである。
    絵柄もトルコ人の愛したチューリップ、カーネーション、ケシの花、葡萄、ヒヤシンス、幾何学模様などが多い。
    つる草がまいているような全体の構図といい、いかにもシルクロードを感じさせる花々である。
    ただ焼きは低温なので、マジョルカなどと同様、やわらかい軟陶に属する。



    「やっぱり昔から絵皿に人気があるね。外国人だけでなくトルコ人も居間の飾りに使うのさ。花瓶は水が染み出してくるから、花瓶敷きを下にしないとね」
    2021.12.23
  • 【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・太鼓編
    【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・太鼓編
    読み物
    世界民芸曼陀羅 トルコ編
    5 太鼓 ~祝宴に響き渡る魂のリズム~



    硬くなったわだちに車輪を取られながら、私たちの乗ったトラクターは村落のすぐ上までやって来た。
    トラクターは私の案内役の高校生のオメールや、彼が学校から連れて来た友人、そして途中で合流した親戚たちで満員だった。



    私はつい昨日、オメールの高校に招待されて、日本について一時間、“飛び入り授業”をした。
    その時私が結婚式を見たがっていると聞いて、オメールが早速、兄の結婚式に招待してくれたのだ。



    彼の話によれば、トルコでは遠来の客が多ければ多いほど、祝福の意味が強まるのだという。



    バン! バン! と耳をつんざく銃声が谷間に響く。
    オメールたち二、三人が短銃を高くかかげて、空に向けて発射している。
    景気をつける到着の知らせだ。



    村の入り口に近づくと早速、鳴り物入りの出迎えである。
    鳥打ち帽を被った二人の男がいて、一人は、けたたましい黄色い音色のズルナ(吹奏楽器)を吹き、一人は腰につるしたダウル(大太鼓)を両手にもったバチでたたく。



    それが習慣と分かっていても、接待する村の人たちの心くばりが感じられて嬉しくなる。

    私たちが車を降りるあいだも演奏し続けた。
    ダウルは鹿踊りの大太鼓と同様の大きさだが、左右のバチの太さが互いに違う。
    片方には馬の頭のような彫刻がある。
    共鳴音というのか、うなりもすごい。



    「彼らは雇われているんですよ。チンゲネ(ジプシー)の村から来ているんだ」



    オメールが楽器に気を奪われている私に説明した。
    花婿の家から花嫁の家へ、花嫁衣装などを贈る「セイセネ」の行列の後、花嫁の家の前の広場で、男たちの踊りが始まった。



    谷間に階段のように作られていった家なので、どの家も屋根は平で、上の家にとっては、家の前の広場ということになる。



    その広場に男たちは一列になり腕を組み、「シッシッシッ」と掛け声をかけながら、ダウルとズルナに合わせてひざを揃え、体を上下させる。
    オメールたちは若々しい駿馬のように両足をかきならし、中年の男たちはもっと重々しく、まるで陶酔の海で泳いでいるように踊る。



    中央アナトリアの代表的な踊り「ハライ」はこうして男たちが一列になって踊るものだ。

    夜は客たちもふくめ男ばかりが「キョイ・オダス」に集合した。
    「村の部屋」という意味で、旅人を泊める特別の家である。
    皆、靴を脱ぎ、畳に似たゴザの上にびっしりと座って、祝いの宴が始まった。



    ここでは太鼓はダブルカという壺型のもの、そしてテフという片面太鼓に替わった。
    それにサズという弦楽器が加わった。
    「ヤバンジ(外国人)は真ん中へ!」と皆が口々に言うので、私はオメールとともに皆に囲まれてあぐらをかいた。



    はじめてテュルク(トルコ民謡)がサズのつま弾きの伴奏で歌われ、やがて興が乗って来ると、巧妙にリズミカルに両手でダブルカやテフをたたく。
    そして私たちのまわりを取り囲むように、数人が立ち上がって両手を水平に伸ばして踊り出した。



    その踊りや、乾いた快い響きに、ありありと記憶が蘇ってきた。
    トルコ人の居住世界は広い。
    あのテフやサズも両手を伸ばす踊り方も、中央アジアのタシケントやサマルカンドで、すでにお目にかかっていた。


    2021.12.14
  • 【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・チャイダンルック編
    【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・チャイダンルック編
    読み物
    世界民芸曼陀羅 トルコ編
    4 チャイダンルック ~まろやかな味を抽出する二層のやかん~



    「チャイダンルック」というチャイ沸かし器がある。



    話はまたトルコの民俗舞踊にからんでいる。
    トルコやアラブ、アフリカの踊りはECの人々にだけでなく我々にも感化力がある。
    ヨーロッパで民俗舞踊のコンクールがあれば、これらの地域から必ず優勝チームが出る。
    野性味を失ったヨーロッパのフォークダンスはこれらの地域の前に顔色がないのだ。



    アンカラで最初の全国リセ(高校)民俗舞踊大会が開かれた時、幸運にも初日から参加することができた。
    あちこち飛び回る前に、トルコ全土の民俗舞踊を一覧することができたのである。



    みな、若い踊り手たちで、彼らの情熱と民俗舞踊への愛情がひたむきに感じられる舞台だった。
    三日目には討論会があり、彼らの抱えている問題や疑問点が討議された。



    その中で中年の男が発言を求め、
    「民俗舞踊は古いしきたり、形を守るべきだ」
    と言い出した。



    「ゼイベックの踊りのことを言っているんだ」
    まわりの学生たちがどよめいた。



    エーゲ地方で踊られているゼイベックは英雄の踊りとして有名だが、通常男だけでやるものを、今回のバルケシル高校のグループは男四人女四人が交じって踊ったのである。



    女を排除しろという意見は踊りの形式だけの問題ではすまされない。
    イスラムの教えが学生たちの間で崩れてくることへのヨバズ(狂信者)の危機意識にもつながってくるのだ。



    率直に言って、このバルケシル高校のゼイベックは“鬼気せまる”といっていいほどの迫力ある踊りだった。
    八人で円を描いて踊っていくのだが、次第に盛り上がるとともに速度を増し、一人一人も自連しながら公転していくのだ。

    全日程が終わってからバルケシル高校のチームにあいさつに行った。
    現地を訪問して調査したいと申し入れた。
    顧問の先生は元気のいい女の先生で「いつでもどうぞ」と即座に快諾した。



    しかしバイラム(祭り)とか結婚式がないと民族舞踊にふれられないのではないだろうか。
    大丈夫、大丈夫、トルコ人はいつもバイラムよ、と女先生は断言し、まわりの学生たちが大笑いした。



    バルケシル高校のパムクチュ村という綿花作りの村がその踊りの本場だった。
    私はそこで腰をすえて調査し、本場のゼイベックも見た。



    しかし何回見てもその中年男性を主力にした『英雄たち』は高校生の男女チームに迫力のうえで負けているのである。
    野放図な『勝利の喜び』が足りないのだ。
    女先生の家の夕食に招かれて、そう感想を言った。



    「あなたもそう思う? やっぱりね」
    女先生は、かたわらでパイプをくゆらしているご主人を見やった。
    ご主人も同じ高校の先生で、夫婦共々頑固な保守派と戦っているという。



    チームのメンバーでもある高校生のひとり娘が入って来てチャイを入れてくれた。
    味が丸っこくてなめらかだ。
    2021.12.03
  • 【世界民芸曼陀羅紀】トルコ ボヤ・サンドゥー編
    【世界民芸曼陀羅紀】トルコ ボヤ・サンドゥー編
    読み物
    世界民芸曼陀羅 トルコ編
    3 ボヤ・サンドゥー ~黄金色に輝くオスマン宮廷の靴磨き台~



    トルコに留学中、首都のアンカラから、初めて農村の調査に出かけた時のこと。



    あちらの雨の多い冬場のこととて、登山靴をはいて重装備で出発した。

    ぬかるみだらけの田舎道を覚悟していたからである。
    目抜き通りを少し入った停留所でドルムシュ(乗り合いのタクシー)を待っていた。



    「アーベイ(兄さん)、靴を磨かせてよ」
    坊主頭の、十歳ほどの男の子がこちらを見上げて言った。
    この靴には要らないんだよ、といくら言ってもきかない。
    まあ、いいか、とおもしろ半分に靴載せ台に登山靴を載せてみた。

    木製の粗末な自家製のような台で、クリームの容器も幾つも見えない。
    それでも布に水を湿らせ、わずかな汚れを落とし、靴の裏までほじくり、ひもをいったんほどいて締め直してくれた。



    私は結構、満足してお金を払った。
    トルコの義務教育は小学校五年までのはずだが、いまだにこうして日中から健気に働いている子供が多い。



    アンカラから同じアナトリア高原の典型的な村、ハサン・オーラン村へ行った。
    そしてそこから黒海地方の山岳地帯、カスタモヌやギレスンでその地方地方の民俗芸能と、その背景にある民俗を調査した。



    思った通り、持って行ったスキー用のズボンやジャンパーまで泥だらけになる田舎道の連続だった。



    アナトリア中央部の民俗舞踊はハライ、東アナトリアのはバル、黒海沿岸地方のホロンといわれている。
    いずれもおもむきが違う民俗舞踊だが、共通しているのは「列」をなして踊ること。
    足の動きに踊り手の視線と神経が集中し、重々しく、また若い馬の足さばきのように軽妙に踊ることだ。



    若い踊り手たちには一瞬のダンディズムがあり、足元、つまり革靴やブーツへ深い関心を寄せる。
    したがって私の登山靴はどこに行っても笑いの種になった。
    2021.11.28
  • 【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・チャイ・バルダゥ編
    【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・チャイ・バルダゥ編
    読み物
    世界民芸曼陀羅 トルコ編
    2 チャイ・バルダゥ ~はずむ会話にかかせないチャイ飲み~



    トルコ留学中はずいぶんと「チャイ」(紅茶)のお世話になった。
    アンカラのコンセルヴァトワールの学生食堂も、まず朝食前のチャイから始まる。



    それからパン(エキメキ)やスープ(チョルバ)ということになる。
    トルコの農村部の最低限の食事は、オリーブの黒い実をかじりながらパンを食べるというものや、豆スープにパンをひたして、というささやかなものだから、学生食堂のチャイも、市内や農村部のチャイも、底が丸みを帯びて、口もとの下が少し細みになっている、小さいガラスコップを使っている。

    それが当たり前とばかり思っていた。
    チャイは透明な、あの底の丸いコップで、その縁を熱そうに指でおさえて飲むものだ。
    特に寒い季節や、寒い地方では、そうやって口もとに運ぶと、ひとしおチャイ一杯に寄せられた人の厚意が甘みを増すのだ。



    コンセルヴァトワールの学生たちは個性的な人が多く、角砂糖をかじりチャイを何杯もお代わりしながら、ジョーク(シャカ)を飛ばすのが好きだった。
    目が覚めたばかりの時は、頭がまわらず閉口したものだが、シャカを飛ばす民俗も、有名なナスレッティン・ホジャおじいさん以来の伝統があるから、無視することはできない。



    「シンドーサン、万里の長城にトイレはいくつ、造られたと思う? 一キロごとに七カ所作られたという説もあるけど」



    さっきまで寝込んでいたのに、そんな計算ができるか、と腹立てながら考えた。
    彼はにっこりほほ笑んで待ちきれずに自分で答えた。



    「ちょうど万里あったかどうか疑問だけどね、答えはゼロだよ」
    「ネデン(なんで)?」
    「トイレはゼロゼロ(スフルスフル)だから、どう掛け算してもゼロさ」



    トルコ人は彼らの伝統的なトイレの形が、ゼロを二つ並べた形の足載せと真ん中の黒い穴からなっているので、隠語でゼロゼロという。



    こんな風に、どんな小さな村や町にも必ずある「チャイの家」(チャイハネ)は他愛もない議論やジョークが飛び交う。
    老人の水パイプの煙がたちのぼり、たまには新聞のニュースについて議論し、あるいはトランプやバックギャモンの勝負に時がゆっくりと過ぎていく場であった。



    だから日本語に訳すなら「茶屋」というより、「寄り合い茶屋」という雰囲気だ。
    2021.11.21
    チャイハネ
  • 【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・イブリク編
    【世界民芸曼陀羅紀】トルコ・イブリク編
    読み物
    民芸にはいろんな顔があります。
    どの顔を思い浮かべながら話し聞くかで、内容がすっかり変わってしまいます。



    ここではアミナコレクションの創業者・進藤幸彦が、世界で実際に出会い、見聞きしたその民俗(フォークロア)を綴ります。

    世界民芸曼陀羅 トルコ編
    1 イブルク ~トイレにたずさえる優美な水差し~
    いよいよ船出だ。
    早朝の横浜港、山下公園そばの大桟橋は一九六九年の九月の半ばの緊張感にぴりっとしていた。
    私は用心深く出航の二時間前には通関をすませようと、まだガラガラの大桟橋に桜木町からタクシーに乗って駆け付けた。



    二年越しの計画だった。
    日本民芸の源流のひとつ、中央アジアへ行きたかったのだ。
    ただ調べてみると、そこは主として、トルコ系やイラン系、モンゴル系、チベット系、そして漢民族の人種のモザイク地帯になっている。
    当時は旧ソ連も中国も今ほどには寛大ではなかった。
    自由な調査も通行も認められていない。

    私は苦肉の策として、トルコ大使館留学生試験を受けた。
    民俗の文化はトルコ本国のほうが残されているにちがいない。調査の自由がある。
    一年の予定で、旅費は自分もち、生活費と受講料はトルコ政府がもつという留学だった。



    ところがいよいよ乗船の手続きが始まり出して、大変な失敗に気がついた。
    パスポートがどこにもないのである。
    やっきになると余計わからなくなる。
    そう、いいきかせいいきかせ、何度見直してもない。
    カメラだの8ミリだのノートだの寝袋だのをトランクからほうりだしてみたが、どこにもパスポートがないのだ。



    瞬間的に頭を三六〇度、回転させるように働かせ、やっと気がついた。
    東京銀行の日比谷支店だ。
    そのころ私たちが外貨を得られた唯一の銀行である。
    すでに望みは消えつつあったが、念のため未練がましく電話した。
    支店長になぜ現金と一緒に返してくれなかったか、もしくは連絡してくれなかったか、毒気たっぷりに文句を言った、
    ナホトカからあとの鉄道も飛行機も、中央アジアでの滞在ホテルも、その年、最終便のイスタンブール行き黒海航路に接続していた。



    「責任を取ってくださいますか」と逆上したのも無理はない。
    資金を借り集めたこと、職場で一年に長期休暇をやっと取れたことなどが、一瞬、頭をよぎった。
    残り時間が二十分を切り、十分を切り、ナホトカ行き「トルクメニア号」は出て行った。
    波止場にトランクとリュックをかついだ私を残して。
    2021.11.16
    チャイハネ
  • グローカルな旅をしようvol.3 後編
    グローカルな旅をしようvol.3 後編
    読み物
     ネパールのトレッキングが面白いのは、標高の高い地域にも人々の生活が根付いていて、生活の中に入り込んで宿泊することだ。民家の一角を民宿みたいにして、レストランスペースもあって食事も作ってくれるのだ。住民の家族との触れあいも温かいものがあるのはもちろん、その生活に溶け込むこと自体が豊かな体験だ。

     たとえば食事を注文すると、出てくるのに1時間以上かかる。注文すると、まず炭火を起こし始める。そして裏の畑へ行って、野菜を引っこ抜いてくる。チキンチャーハン(chicken fried rice)を注文した時には、裏庭で鶏の断末魔の悲鳴が聞こえた。まさにすべての具材が採れたてという状態で、生命にあふれる食事を続けた。この生活を2週間続けたとき、体がとても軽くなって爽快になっていったのに驚いたのだが、日本で普段の食生活に戻ったとたん、いつもの重さに戻った。私達は普段、何を食べてるんだろう? 採れたての食材が持つ生命の持つパワーは科学では証明できないが、スーパーで並んでいる食材は何かすでに損なっているのかもしれない。
    さらに進むとこんな標高においても祈りの場となる寺院があった。大自然に包まれた優しくも過酷な生活において、信仰が心のよりどころになるのだろう。私は、そういう敬虔な人間の姿は、健気で美しいと思う。社会インフラとシステムで守られて、守られているがゆえに自己肥大化したりする現代人と、どちらが人間として豊かか。こういう素朴な祈りの場を見ると、いつも考えさせられるテーマなのである。
    2021.08.24
  • グローカルな旅をしようvol.3 前編
    グローカルな旅をしようvol.3 前編
    読み物
    1999年3月、大学の卒業旅行で友達と二人でネパールに行くことにした。
    これから社会人になる前に、志を高く世界一のエベレストを見てみたい。
    そこでエベレストのみならずチョーオユー、ローツェ、マカルーと8000m峰を大パノラマで展望できる、ゴーキョピーク(Gokyo peak)という5357メートルの山の頂上へ、トレッキングコースに挑戦したのだ。

    成田空港からタイを経由して、ネパールのカトマンドゥに到着。まずは適度に観光地化された、歴史と生活の息づかいが残る繁華街で滞在した。
    世界は多様性に満ちていて美しい。ネパール独特の人々の活気、古い建築、信仰など、若い感性には刺激的で、滞在そのものがただただ面白かった。
    安宿のゲストハウスでは同世代の旅人とすぐに意気投合したりと、旅の醍醐味を満喫した。


    トレッキングコースの出発地域には小型飛行機でアプローチした。
    ヒマラヤ山脈を見下ろしながら飛ぶので絶景に次ぐ絶景だったのだが、あまりに小型な飛行機なのでとても揺れる。
    山腹の谷間に着陸するので、山の気流の影響を受けやすく、欠航や引き返すことも多いという。本当か、嘘か、ときどき墜落もしてる、とか。



    今回も着陸が近づくと、気流が乱れ、機体がジェットコースターさながらのアップダウンを繰り返した。
    ふとパイロットを見ると、ハンドルを握っている手に血管が浮き出るほど力を入れていた。
    機体が流されないように必死だったようで、恐ろしい形相だった。
    なんとか無事に到着すると、隣に座っていた白人の若い女の子が揺れの恐怖のあまり、貧血を起こして顔面蒼白でぐったりしていて、歩けなくなっていた。
    2021.08.18
  • グローカルな旅をしよう vol.2
    グローカルな旅をしよう vol.2
    読み物
    5月も中旬の頃、新潟県南魚沼市の大沢山の中腹から展望を眺めている。
    群馬県と新潟県の境に連なる三国山脈。
    その最高峰でランドマークになっている巻機山(まきはたやま)を中心に、5月でもまだ雪の残る山々が視界いっぱいに優しくそびえている。
    今立っている山腹には棚田もあり、2日前から鳴き始めたという蛙の合唱が里山風情を引き立てていた。

    地元の方の説明を聞くことができた。

    昔から巻機山と大沢山の水がこの地域で1番美味しいと言われていて、これらの山の源流が魚沼のお米を上質なものにしてくれてトップブランドとなれているのだという。



    そして、この地域は豪雪地帯。古い民家の梁はとても太く豪奢であり、それは何メートルも積もる雪の重さに耐えるため。
    昨年は特に豪雪で交通麻痺など生活インフラがおかしくなって大変だったけれども、おかげさまで雪解け水が豊かで、今年は山菜もお米も美味しく豊作が期待できるという。
    2021.07.23
  • グローカルな旅をしようvol.1
    グローカルな旅をしようvol.1
    読み物
    グローカルな旅とは: Local(地域文化)に足を運びその地の魅力と出会い、Global(地球規模もしくは普遍的)にツナガル視点でLocalを愉しむ旅(Global x local = Glocal)2019年8月、ラスベガスから砂漠地帯の荒野を車で走り、グランドキャニオンを経由してセドナに向かうことにした。賑やかな人工都市を出ればすぐに地平線まで道路が伸びる。地平線に向かって延々と運転しグランドキャニオンに至ると、山一つない広大な大地に切り裂くように渓谷が広がっていた。
    2021.06.10
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