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岩座 桜と日本人
桜を愛でる日本人
日本の春を彩る花・桜。私たち日本人は、桜が大好きです。春霞のような淡い色彩の小さな花は、一年間で数日しか咲きません。その花を、私たちは、何日も何週間も前から待ち望みます。咲いたと思ったら一斉に見に出かけるし、いつ散るのか毎日心配する様子は、桜の花に対してだけ見られる特別なもの。
2022.02.28
色とりどりで魅惑的。インドの民芸サリー
カルカッタに初めて行った時のことだ。市の中心部に近いハスラー橋に立って、ガンガの下流のほうを眺めていた。渡船溜まりの先に桟橋が突き出していて、そこに赤や黄や白、色とりどりの蛇がくねくねと水平方向に浮かんでいる。男たちが一人一人、両手を高くかかげて布の先端をもち、布は風にあおられて生き物のように波をそろえて躍っているのだ。風は男たちの背のほうから吹いてきてガンガの川面に向かっていた。何人もの男たちが上半身裸で、両手を挙げてじっとしたまま仕事をしている。
2022.02.27
冬のソロキャンプのススメ
2月初旬、神奈川県山間部、天気予報での最低気温マイナス4度。
よし、キャンプ行けるぞ。
3年ほど前、年明け早々に富士山付近でキャンプしたときの最低気温がマイナス8度。個人的にはこれがボーダーラインになっている。
この時、これ以上寒いのは装備的にも厳しい、と感じたからだ。
ということで、予約なしで行けるキャンプ場に早朝から乗り込んだ。
昨今のキャンプブームもあり、冬真っ只中でもキャンプ場は混雑している。
いそいそと設営を終わらせてまずは自分の基地を確保する。
今日のレイアウトはこれで決定。
2022.02.26
ニーニッコリ!ひざ関節の日にヨガでニッコリ
ニーニッコリ!
2月25日の今日は、ひざ関節の日です。
ひざは英語で「ニー(knee)(2月)」、楽しいことは「ニッコリ(25日)」と表現することから
この二つを組み合わせて、2月25日に認定されたそうです。
ちょっぴりユニークな記念日ですね。
膝関節を元気に保つには、適度な運動は必要不可欠ですが、いきなり運動を始めることはなかなか大変なこと。
そんな方に是非おすすめしたいのが
心身の緊張を解きほぐし、身体だけでなく心の健康も整えることができる「ヨガ」。
ヨガの発祥地インドでは、生活の中心がヨガとなっている人もいるほど、ヨガの教義に基づいた暮らしをしている人も多数存在します。
2022.02.25
ロケットの中に想いを込めて。願いを叶えるアクセサリー
インドから中近東にかけて、回教徒やヒンドゥー教徒のあいだにタビーズという名のお守りがあります。
ネックレスやヒップベルトそしてブレスレット状のものにロケットがついたものです。
中には回教徒ならコーランの文句、ヒンドゥー教徒なら「オームナモ シバイェ(シヴァ神の唱えかた)」などのマントラ(真言)を書いた紙を入れています。
もちろん人によってさまざまなバリエーションがあります。
ニール(34歳)という女性が妹のニーナ(27歳)とともにこのタビーズについて語ってくれました。
パキスタンからデリーに脱出して来た家族に生まれたニールは、政府給費の日本留学の経験があり、なめらかに日本語をしゃべり理解します。
眉のはっきりした、明るく元気のよい美人で、いつも活発に動いているという印象です。
「妹は引っ込み思案で試験のときなんかすぐ上がってしまうタイプ。神経質にあれこれ考えすぎて実力の半分も出せずに悪い成績ばかり取っていたの。
2022.02.24
ネパールの織り工場へ!
2016年12月。初めての海外出張はネパールでした。この時期は、昼は暖かく、夜は少し肌寒い、とても過ごしやすい気候でした。道に野良犬はもちろん、野良牛もたくさんいます。何人も一緒に乗ったバイク、中から人が溢れ出ているバス、鳴り響くクラクション など、テレビで見たことのある光景が広がっていました。想像はしていたけれど、こんなにも日本と交通整備が違うなんて…! とカルチャーショックではなく、何故かとてもワクワクしました。
2022.02.23
チャイハネ
ねこの日記念で、おかかが限定コラボ!
毎年2月22日は、猫好きにとって特別なねこの日。
今年は2022年2月22日、題してニャオニャーニャーニャーニャーニャーの日ということで、例年以上の盛り上がりを見せています。
2が5つ並ぶのは100年に1度しかないことなので、盛り上がるのも納得です。
ですが、今年は2が5つだけではなく、6つも並んでいるスーパーねこの日。
2が6つも並ぶのは、なんと1222年の鎌倉時代以来のことなのです。
100年に1度というだけでも特別なのに、鎌倉時代ぶりと聞くと、そんな凄い時代に生きている奇跡に感動してしまいます。
2022.02.22
チャイハネ
【今月の石】アクアマリン
節分を越え、少しずつ春の息吹が感じられる頃となりました。
膨らみ始めた桜の芽は、今か今かと春の陽気を待ち望んでいます。
先日、雪解け水を舐めていた野良猫が、新しい家族を連れて歩いていました。
寒い季節を越えられたようで、ほっと胸を撫で下ろした私です。
二月は如月。
如月という言葉は、「寒さを越えて、春を迎えるために動く」という意味が込められています。
まさに私たちも今、そうして動き出そうとしている時期でしょう。
節分で鬼(きさらぎ)を祓い、月を如(ととの)える。
古くから節目の時と考えられていたのですね。
ところで春といえば・・
恋が実る、または恋の予感を「春」と喩えたりしますね。
2月のイベントといえば、そういうことも想像してしまいます
2022.02.21
岩座
泥水で仕上げるインドの民芸~バグループリント~
それは神隠しにあったような一瞬の出来事だった。インド滞在のベテ―フン高山と旅行慣れしている私がふたりともにいて、しかも十分に気をつけていて、ものの見事にやられた。しかもそのことでは悪名高いオールドデリーの駅頭、朝六時のことであった。
私たちは染めの本場、ジャイプールにインド国鉄を利用して出発することになっていた。
十分に持ち物に気をつけ、駅に寝込んでいる人たちやら、何がなしうろついている人たちゃらをくぐりぬけて、自分たちの名簿の出ている車両にたどりつき荷物をのせた。
車内にはまだ数人しか客はいず、私と高山は小荷物を指定席においたうえ、スーツケースをおくスぺースを目で探した。嵩山が後部座席へ見に行き、私も後を少し追ったが思い直して席に戻った。
何か感じが変わっている。
「あれ、かばんは?」。戻って来た高山が血相を変えた。
2022.02.20
簡単美味しい!ちりこのトムヤムクンレシピ
ついにバイクを見せびらかせます!ちりこです。
簡単なので普段から作りまくっているトムヤムクン。
トムヤム=煮る・混ぜる、クン=海老。
つまりベースのスープと海老で立派なトムヤムクン!
具材は自由!
ちなみにバイク=自由なので優勝です。
豆もやしと竹の子のシャキシャキが、ツーリングで疲れた神経を覚醒させるのがお気に入り(あと安い)。
そしてエリンギが合う!入れて!
ベースキャンプについたらメスティンでおつまみもスモーク。
枝豆やポテトサラダもおいしいけれど、おすすめは塩味のおかき!
ウォルナットやヒッコリーで燻せばウイスキーにぴったりな一品
2022.02.19
チャイハネ
あまのいわと学校 第4回レポート! -②御神事編-
こんにちは!あまのいわと学校情報局です。今回は、2021年12月21日(火)-22日(水)に行なわれたあまのいわと学校第4回、御神事の様子をレポートします!
いよいよ、注連縄張替御神事の朝がやってきました。
朝の澄み切った境内が、静かに始まりの時を待ちます。
2022.02.18
岩座
香りを生かす大人の嗜み、毎日の暮らしに香りで感じる和を。
和の香りとは
古の都にある寺社を訪れ、感じる香りの中で深呼吸すると、心が深くリラックスする経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
なぜ私たちは、香りに惹きつけられるのでしょう。香りには記憶と深く結びつき、感情を呼び起こす効果があると言われています。
檜(ひのき)や白檀(びゃくだん)、ゆず、イ草といった和の香りは、暮らしの中で馴染み深く、在りし日のあたたかな記憶と結びつくような、自分の中にあるやさしい気持ちを呼び起こしてくれるような感じはしませんか。
日本の四季や植物がもたらしてくれる多様な香り
2022.02.17
倭物やカヤ
ぬくもり溢れるインドの伝統技法ハンドブロックプリント
手彫りによる精巧な木版を、布に染料を押しあて模様を染め付けるブロックプリント。
数百年に渡って受け継がれてきた、インドの伝統技法です。
機械プリントでは味わえない温もり感じるデザインに、心奪われたファンも少なくないでしょう。
通常のブロックプリントは、リズミカルに版を繰り返し押していく連続パターンで作業を行いますが、
今回ご紹介する商品は、身頃の位置に合わせてブロックを組み替えていくというイレギュラーなデザインで、職人の熟練の技と根気が必要とされます。
2022.02.16
チャイハネ
インド食いしん坊ランキング
インドといえば、カレーというイメージですが……、魅力的で美味しい食べ物は沢山あります。今まで5回インド出張に行った、私のベスト3をご紹介します!3位はジャイプル内にあるラッシー屋です。インドでは一般的な、朝ラッシーをしに行きました。一杯6ルピー(約10円)で、素焼きのコップにその場で注がれるラッシーはとても爽やかで後味がとても良く、毎日飲みたいと思う程、美味しいです。
2022.02.15
~奄美大島 海上生活~出産旅にむけて
2ヶ月半の旅を終えて、
伊江島で陸揚げされた風早丸。
タオが先に戻る2月頃まで陸で保管。
パワーアップして春にまた海に還るのが楽しみ。
風早丸と離れる寂しさもありつつも、次の出産旅にワクワクを感じながら
ジュネのお船【la wacca】でセーリングしながら彼女の地元?名護へ。
人の船で航海するのは気楽で良かね~(笑)
今回の旅で一番の大都会、沖縄本島満喫~♪
さーて!いよいよ次は出産旅だよ!
2022.02.14
フランスの60年代70年代のロック イエイエガール!
こんにちは。feiです。
今回は欧州航路ブランドでも取り扱いがある
フランスモチーフ商品からインスパイアされて
フランスの60年代70年代ロックの解説をしてみたいと思います。
イギリスやアメリカから発信された新しいメロディやリズムに
触発されたフランスの若者たち。
そしてクリエーター達はロックグループを模範にして、
試行錯誤の中にフランス流の音楽が作られました。
2022.02.13
日本社会に復帰できないでいたアジアの旅の放浪者マコト
1973年第一次石油ショックから3年後の1976年、私が二十歳の時でした。
1ドル300円の時代、海外旅行といえばパックツアーが主体で、海外に1,000ドル(30万円)以上持って行ってはいけない制限があったほどで、アジアに行くにはコレラの予防接種は必須という時代でした。(アミナコレクション創業の年です。)
友達のお兄さんから「知り合いの旅行会社から15人集めればネパール1ヶ月間の往復チケットが7万円の格安で行けるから行かないか?」と誘われて、友達3人で行ったのが最初の旅行でした。
2022.02.12
南フランスのお花の祭典ニースカーニバル
寒い冬を越えて、
もうすぐ(徐々に)花々が咲き誇る暖かな春が訪れます。
南フランスのニースでは、そんな春の訪れを盛大に迎える、大きなカーニバルが行われることをご存知でしょうか?
130年の歴史を持つ、その名も「ニースカーニバル」です。
ヨーロッパの三大イベントのひとつで、その人気はヨーロッパでも最大級といわれるほど。
2022.02.11
欧州航路
春財布には福来る
毎日使うお財布、どんなものを使っていますか?
長財布や折財布、がまぐち、またはお札用と小銭用の2種類を持ち歩くなど、
その日の気分やバッグに合わせて、使い分けをしているという人もいるのでは
ないでしょうか。
お財布の形はもちろん、素材やデザインのこだわり、値段も安価なものから高級ブランド
まで、種類が豊富で驚きますね。
ところでお財布の寿命って聞いたことはありますか?
2022.02.10
倭物やカヤ
キャンプから学んだ!?生きるための人間力
こんにちは☆
さいとう夫婦のはるぴんです(▰☌ᴗ☌▰)
皆様の至福のひとときって
どんな時ですか?
乾杯の瞬間、
宝石のようなキラキラな夜景、絶景
美味しい料理を食べたとき、
などなど.......
それぞれかと思いますが、
私たち夫婦は、
カメラが好きなので、
何より絶景と出会えたときは
テンションがチョモランマ級に上がります!
そこに、
更に、
美味しいキャンプ料理と
キンキンに冷えたビールが
ご一緒してくれたら、
もう、
2022.02.09
【世界の不思議なお守り】テラコッタ
南インドには、馬や牛の形をした巨大な陶器のお守りがあると聞いていました。
タミール・ナドゥー州にアイアナール・テンプルという独特のお寺がたくさんあり、その境内にずらりと並んでいるというのです。
9月。ちょうど田植えの時期です。
娘たちが華やかな衣装を着てたんぼで働くのを見ながら、街道をどこまでも車で走りました。
左に原っぱが見えたと思ったら茶色の馬の群れが目に飛び込んできました。
ここがそのアイアナール・テンプルのようです。
別に御堂もなく、境内は広い草っぱらです。
馬は人の身長の2倍はありそうな見上げるほどの大きさで、胸を反らし堂々と立っています。
5頭並んでいて、さらに反対側の草原のほうにはひとまわり小さい馬と牛が一列に並んで境界を仕切っていました。
2022.02.08
岩座 桃の節句
月3日のひなまつりのことを、桃の節句といいます。ひな人形を飾り、女の子の幸せや健やかな成長を願ってお祝いする日です。
桃の節句は「上巳(じょうし)の節句」ともよばれ、古代中国の習慣がもとになっています。
中国では旧暦の3月上旬の巳の日を上巳といい、邪気に見舞われやすい忌み日として、川で身を清めていました。
2022.02.07
岩座
【世界民芸曼陀羅紀】インド・ミラーワーク
インドの民芸で、私を最も陶酔に誘うもの、それはミラーワークだ。
私たちの直営店でも、十五年以上もこのミラーワークの大きな赤い旗が、へんぽんとひるがえってる。
パキスタンに近い、グジャラート、ラジャスタン両州にまたがって、小さなミラーを縫い込んだ布や衣服が、女性たちによって作られている。
最初、ニューデリーのグジャラート出身の商人の家族の家て、それらの布を見せてもらった。
家の内部を飾り、同時に神への尊崇の気持ちを表す、「チャクラ」という四角いタビストリー、のれんのように飾れる「トーラン」。
それにびっしりと刺繍されたミラー埋め込みのブラウスやスカート、手提げ、バッグ。
2022.02.06
可能性は無限大!チャイハネのタープクロス
India Cotton 100% 6箇所のループが使い方の可能性を広げる
~タープクロス~
基地づくりに最適なループ付きタープクロス
チャイハネのタープクロスがあれば、川や湖畔、海や 山へぜひ一度連れ出してみてほしい。
綿100%の布は、広げれば大きさが十分に確保できる一方、持ち運びはナイロン製などに比べとっても軽く楽。
目的地に着いたら、敷物としてではなく空に向かってピーン!と(アウトドアロープ等で)張れば、タープ代わりに。
しっかりペグを打って固定すれば、夏の日差しをやわらげ、心地よい風を運んでくれる。
また、横向きに張れば、周りからの目隠しとなり、自然の風景に馴染みながら、個性的な空間を演出できる。色彩豊かな布は、遠くからもよく映え、目印にもなり、迷わず自分の基地(テント)を見つけることができるのも、利点。
チャイハネのループ付きタープクロスは、まだまだ無限大の可能性を秘めている。
2022.02.05
チャイハネ
【空飛ぶ企画室】バンコクとチェンマイが交差する
ここはタイの首都バンコク。
10月にも関わらず真夏のようなじめじめとした熱い空気と照りつける太陽。
賑わう屋台とトゥクトゥクを見るとまたここに戻ってきたと感じる瞬間である。
相変わらず、この町の女性は、皆肩を出したファッションとサンダルに身を包み颯爽と歩いている。
男性はといえば、陽気に果物を売っていたり、トゥクトゥクで昼寝をしていたり、のんびりとした空気感がそこには存在している。
さて、ここから本題だが私達は年に一度、ここタイで商品を仕入れる。
その数は、200種類にも及ぶ。それはジャンル問わず様々な商品を仕入れなければならない。
売れそう!可愛い!その直感を存分に使いながら、短時間の間に何十種類もの商品を目利きでピックアップする。
店主との値段交渉も仕入れの醍醐味。
ここバンコクでは、トレンドを意識した商品を仕入れることが目的だ。
私達が宿泊するホテルに隣接するショッピングモールが仕入れのメイン場所となる。
2022.02.04
チャイハネ
私達の「毎日」に寄り添う。マッチ香エコバッグ
マッチ香エコバッグ??はて?マッチ香とエコバッグ?疑問に思いますよね。マッチ香とはチャイハネが2004年から販売しているアミナオリジナルの大人気お香です。私達が愛するマッチ香の図柄を敢えてこのエコバッグに刺繍を施した気持ちをお話します。マッチ箱との出会い私が初めてインドを訪れたのは1988年。現地のマッチ箱の図柄の奇抜さにとても心を奪われました。
2022.02.03
チャイハネ
【世界の不思議なお守り】ジャナイ
赤や、黄色や、緑にそれぞれ段染めにした3本の糸を、よじって作ったひも。
これが手首に数回巻かれただけの素朴なブレスレットを初めて見たのは、インドのデリーで開かれた、とあるパーティーの席でした。
隣り合わせたおじいさんが右手につけていたのです。
「これはモウリと言ってね、このあいだ、おばあさんの年周忌のプージャ(祈りのセレモニー)のときにプリースト(僧)からつけてもらったんだよ」
とおじいさんは説明していました。
身につけているあいだ、プージャの祝福が身にとどまっているのだそうです。
だからなるべく長くつけておいて、切れてしまったり外れてしまったら人の足に踏まれないよう家の中の鉢の土に埋めるそうです。
なくなるとすぐまたお寺に行ったりプリーストに会ってつけてもらいます。
帰国後、おじいさんの息子から丸く束ねられたモウリのひもが贈られてきました。
2022.02.02
【世界民芸曼陀羅紀】インド・ラジャスタン人形
インドのジャイプールで、操り人形を追いかけていたことがあった。
かなり古くから見慣れていた人形だったが、特注でより良いものを探すことになった。
そうして見直してみると、ラジャスタン人形といって、一見して同じようにみえても奥には奥があるもので、なるほどいい顔の人形もいるし衣装がよく似合った美女もいる。
「風の宮殿」といわれる、ピンク色のインド砂岩で出来たハーレムの界隈を歩き回ったが、最後にはインド商人との応対にくたびれてオート三輪に逃げ込んだ。
デリーから車でわずか六時間とはいえ、風景は砂漠地帯に変わり、この旧ラジャスタン王国の乾燥と暑熱には厳しいものがある。
高山、それにデザイナーの二人の女性はサンプルの人形を小わきに抱え、必死になってオート三輪のアームにつかまった。
なかなか危険な運転で前方から目が離せない。
ほっとして降りたところが、やはり昔の宮殿を改造したホテルであった。
子供たちの笑い声が聞こえた。
私たちの抱えていた人形を見て、十歳くらいの男の子が二人で私たちを見ながら踊り出した。
それは見ようによっては実に失礼な踊りであった。
妙齢の女性たちを前にして、手を広げ、腰を連続して前につき出す露骨な性的所作で、子供のやることとは信じられない。
2022.02.01
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日本の春を彩る花・桜。私たち日本人は、桜が大好きです。春霞のような淡い色彩の小さな花は、一年間で数日しか咲きません。その花を、私たちは、何日も何週間も前から待ち望みます。咲いたと思ったら一斉に見に出かけるし、いつ散るのか毎日心配する様子は、桜の花に対してだけ見られる特別なもの。