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チャイハネの出張は最高に面白い。
インドやネパール、タイやバリ、といった空港に着くと、 そこからホテルに向かう車でテンションが一気に上がる。 目に飛び込んでくる異文化満載の景色に五感が圧倒される。 ワクワクする。
年間延べ100名を超える出張メンバーを送り出し、生産者とも顔を合わせる。 技術が発達してもメールだけではつながれない何かがある。 お互いの信頼から、メーカーからも良い商品を産み出したいというモチベーションは引き出される。
そうやって現地で高揚し、現地で現地ならではのモチーフや素材を拾い上げながら、生産者との切磋琢磨で商品につながっていく。
それは今もあまり変わってない。とてもエキサイティングだ。
アミナコレクションでは、コロナ禍の世の中になる前までは100名を超える出張メンバーが心揺さぶられる可愛い商品を発掘すべく、世界各国へと足を運んでいました。
一日でも早く、また世界各国へと飛び立てる日が来ることを願って、空飛ぶ企画室第四弾の今回は、アミナコレクション衣料デザイナー松崎の、タイ出張記をお送りいたします!
ここはタイの首都バンコク。
10月にも関わらず真夏のようなじめじめとした熱い空気と照りつける太陽。 賑わう屋台とトゥクトゥクを見るとまたここに戻ってきたと感じる瞬間である。
相変わらず、この町の女性は、皆肩を出したファッションとサンダルに身を包み颯爽と歩いている。 男性はといえば、陽気に果物を売っていたり、トゥクトゥクで昼寝をしていたり、のんびりとした空気感がそこには存在している。
さて、ここから本題だが私達は年に一度、ここタイで商品を仕入れる。 その数は、200種類にも及ぶ。それはジャンル問わず様々な商品を仕入れなければならない。
売れそう!可愛い!その直感を存分に使いながら、短時間の間に何十種類もの商品を目利きでピックアップする。 店主との値段交渉も仕入れの醍醐味。
ここバンコクでは、トレンドを意識した商品を仕入れることが目的だ。 私達が宿泊するホテルに隣接するショッピングモールが仕入れのメイン場所となる。
空港からバンコクのホテルに着くや否や作戦会議。 どこで何を仕入れるのか?昨年ピックアップしたあのお店にも行こう等、行動する前に密な作戦を練る。
そしていざ出発。 モールに着くと同時にこれから始まる怒涛の仕入れに気合いを入れ直す私達。 着実に歩を進め、次々に商品をピックアップする度に、お店に商品が並んだ時のイメージが湧き始め、お客様が手にとる瞬間をイメージする事で、私達のエネルギーになることは間違いない。
バンコクでの怒涛の仕入れを終えて、両手一杯の商品を抱えてホテルに戻る頃には、ほとんどのエネルギーは使い果たされている。 といっても、美味しいタイ料理を食べて眠れば、次の日に完全復活してしまうのが不思議だ。
場所は変わって、タイの北部に位置する古都チェンマイへ移動する。 バンコクから飛行機で約1時間。タイの京都と言われる古都チェンマイに着いた。
ここでは、バンコクでは仕入れられない、タイの古き良き伝統民芸品を仕入れることが目的だ。
チャイハネにも多くファンがいるタイの商品。 その中でも、モン族、カレン族の商品といえば、皆さんご存知だろう。
モン族といえば、色鮮やかで緻密な手刺繍が施された布が有名であるし、カレン族といえば、チャイハネのショーケースでもお見かけしたことがあるのではないでしょうか?
手作業で作られたカレンシルバー。 デザイナーとしてチェンマイで仕入れる商品こそチャイハネの原点に近い商品なのではないかと感じるとともに、バンコクでの仕入れとは違った感情が芽生えることは間違いない。
チェンマイでの仕入れも終え、あとは帰国を残すのみ。 怒涛の仕入れを思い出す瞬間が一番の達成感を感じる時間である。
来年の仕入れへの思いを馳せながら帰国の途に着く私達であった。
空飛ぶ企画室
チャイハネの出張は最高に面白い。
インドやネパール、タイやバリ、といった空港に着くと、
そこからホテルに向かう車でテンションが一気に上がる。
目に飛び込んでくる異文化満載の景色に五感が圧倒される。
ワクワクする。
年間延べ100名を超える出張メンバーを送り出し、生産者とも顔を合わせる。
技術が発達してもメールだけではつながれない何かがある。
お互いの信頼から、メーカーからも良い商品を産み出したいというモチベーションは引き出される。
そうやって現地で高揚し、現地で現地ならではのモチーフや素材を拾い上げながら、生産者との切磋琢磨で商品につながっていく。
それは今もあまり変わってない。とてもエキサイティングだ。
アミナコレクションでは、コロナ禍の世の中になる前までは100名を超える出張メンバーが心揺さぶられる可愛い商品を発掘すべく、世界各国へと足を運んでいました。
一日でも早く、また世界各国へと飛び立てる日が来ることを願って、空飛ぶ企画室第四弾の今回は、アミナコレクション衣料デザイナー松崎の、タイ出張記をお送りいたします!
バンコクとチェンマイが交差する
ここはタイの首都バンコク。
10月にも関わらず真夏のようなじめじめとした熱い空気と照りつける太陽。
賑わう屋台とトゥクトゥクを見るとまたここに戻ってきたと感じる瞬間である。
相変わらず、この町の女性は、皆肩を出したファッションとサンダルに身を包み颯爽と歩いている。
男性はといえば、陽気に果物を売っていたり、トゥクトゥクで昼寝をしていたり、のんびりとした空気感がそこには存在している。
さて、ここから本題だが私達は年に一度、ここタイで商品を仕入れる。
その数は、200種類にも及ぶ。それはジャンル問わず様々な商品を仕入れなければならない。
売れそう!可愛い!その直感を存分に使いながら、短時間の間に何十種類もの商品を目利きでピックアップする。
店主との値段交渉も仕入れの醍醐味。
ここバンコクでは、トレンドを意識した商品を仕入れることが目的だ。
私達が宿泊するホテルに隣接するショッピングモールが仕入れのメイン場所となる。
空港からバンコクのホテルに着くや否や作戦会議。
どこで何を仕入れるのか?昨年ピックアップしたあのお店にも行こう等、行動する前に密な作戦を練る。
そしていざ出発。
モールに着くと同時にこれから始まる怒涛の仕入れに気合いを入れ直す私達。
着実に歩を進め、次々に商品をピックアップする度に、お店に商品が並んだ時のイメージが湧き始め、お客様が手にとる瞬間をイメージする事で、私達のエネルギーになることは間違いない。
バンコクでの怒涛の仕入れを終えて、両手一杯の商品を抱えてホテルに戻る頃には、ほとんどのエネルギーは使い果たされている。
といっても、美味しいタイ料理を食べて眠れば、次の日に完全復活してしまうのが不思議だ。
場所は変わって、タイの北部に位置する古都チェンマイへ移動する。
バンコクから飛行機で約1時間。タイの京都と言われる古都チェンマイに着いた。
ここでは、バンコクでは仕入れられない、タイの古き良き伝統民芸品を仕入れることが目的だ。
チャイハネにも多くファンがいるタイの商品。
その中でも、モン族、カレン族の商品といえば、皆さんご存知だろう。
モン族といえば、色鮮やかで緻密な手刺繍が施された布が有名であるし、カレン族といえば、チャイハネのショーケースでもお見かけしたことがあるのではないでしょうか?
手作業で作られたカレンシルバー。
デザイナーとしてチェンマイで仕入れる商品こそチャイハネの原点に近い商品なのではないかと感じるとともに、バンコクでの仕入れとは違った感情が芽生えることは間違いない。
チェンマイでの仕入れも終え、あとは帰国を残すのみ。
怒涛の仕入れを思い出す瞬間が一番の達成感を感じる時間である。
来年の仕入れへの思いを馳せながら帰国の途に着く私達であった。