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2月初旬、神奈川県山間部、天気予報での最低気温マイナス4度。 よし、キャンプ行けるぞ。
3年ほど前、年明け早々に富士山付近でキャンプしたときの最低気温がマイナス8度。個人的にはこれがボーダーラインになっている。 この時、これ以上寒いのは装備的にも厳しい、と感じたからだ。
ということで、予約なしで行けるキャンプ場に早朝から乗り込んだ。 昨今のキャンプブームもあり、冬真っ只中でもキャンプ場は混雑している。 いそいそと設営を終わらせてまずは自分の基地を確保する。 今日のレイアウトはこれで決定。
まずは駆けつけのコーヒーを一杯。 普段は煩わしいハンドミルも、時間がたっぷりあるキャンプならば全く苦にはならない。
しばらくボーっとしていると、時刻は正午12:00をまわった。 そろそろ昼食の準備をしよう。
今日のメニューはシーズニングで簡単にできる豚挽き肉のタコスだ。 もちろんコロナビールも欠かせない。
スパイシーなタコスと昼間の暖かい日差しで、ビールも進み、少し酔ってしまったので昼寝。 2時間ぐらい眠ると、外は薄暗くなり始め、さすがに暖をとらないときつくなってきた。
秋ならば焚き火の暖でも足りるのだが、さすがに真冬は外で焚き火をしても局所的な暖かさしかない。 そんなときはテントにストーブを入れて避難するのが僕の冬キャンプの過ごし方だ。 ※テント内ストーブは通気を確保して、一酸化炭素チェッカーも必ず使用するように!事故になります!!
ストーブのこの揺らぐ火を見ながら過ごすのもまた、冬ならではの楽しみだ。 熱燗でも飲みながら、ボーっと過ごす。
日常では感じられない、暖かさへのありがたみを噛み締める。
テント内はストーブのおかげでアウターがいらないぐらいに暖かくなってきた。 外の気温は、天気予報どおりのマイナス4度。
お酒も程々に(呑みすぎるとトイレが近くなり、極寒の外に出なければいけなくなる)、この日は就寝。
翌朝、近隣サイトの薪割りの音で起床。 こんな音で起きるのもキャンプならでは。
暖かくして寝ることができた、とはいえ、朝も0度近い。 体が温まる朝食を食べなければ。
今回初めて挑戦した、ジョージアの郷土料理シュクメルリだ。 ニンニク・チーズたっぷりのクリームシチュー、といった感じ。冷え切った体にしみるおいしさ。
またコーヒーを飲み、一息ついてから、撤収作業。 昼過ぎには帰路に着く。
こういった感じで、僕はキャンプにきても特に何もしていない。 ただただ、好きなものを作り、食べ、呑み、寝て、帰る。 冬のキャンプが好きなのは、生きている実感を得られるからだと思う。 極寒の中だからこそ感じる、火のありがたみ、昼間の日差しの心地よさ、澄み切った空気。
さて、来月はどこに行こうか。
Amina collectionの社員の中でも CAMP、ツーリング、釣り、グランピングなど、外遊びをこよなく愛すメンバーを集結させた個性豊かな集団である。各々好きな分野で、アウトドアの魅力を(主観的に、自由に、気まぐれで)発信している。
富士山生まれ富士山育ち、たまにメキシコ。 アミナコレクションでは仕入担当。基本的に山が好き、でも釣りの為に海にも行く。 美味しい酒と料理の為ならどこへでも行きます。
2月初旬、神奈川県山間部、天気予報での最低気温マイナス4度。
よし、キャンプ行けるぞ。
3年ほど前、年明け早々に富士山付近でキャンプしたときの最低気温がマイナス8度。個人的にはこれがボーダーラインになっている。
この時、これ以上寒いのは装備的にも厳しい、と感じたからだ。
ということで、予約なしで行けるキャンプ場に早朝から乗り込んだ。
昨今のキャンプブームもあり、冬真っ只中でもキャンプ場は混雑している。
いそいそと設営を終わらせてまずは自分の基地を確保する。
今日のレイアウトはこれで決定。
まずは駆けつけのコーヒーを一杯。
普段は煩わしいハンドミルも、時間がたっぷりあるキャンプならば全く苦にはならない。
しばらくボーっとしていると、時刻は正午12:00をまわった。
そろそろ昼食の準備をしよう。
今日のメニューはシーズニングで簡単にできる豚挽き肉のタコスだ。
もちろんコロナビールも欠かせない。
スパイシーなタコスと昼間の暖かい日差しで、ビールも進み、少し酔ってしまったので昼寝。
2時間ぐらい眠ると、外は薄暗くなり始め、さすがに暖をとらないときつくなってきた。
秋ならば焚き火の暖でも足りるのだが、さすがに真冬は外で焚き火をしても局所的な暖かさしかない。
そんなときはテントにストーブを入れて避難するのが僕の冬キャンプの過ごし方だ。
※テント内ストーブは通気を確保して、一酸化炭素チェッカーも必ず使用するように!事故になります!!
ストーブのこの揺らぐ火を見ながら過ごすのもまた、冬ならではの楽しみだ。
熱燗でも飲みながら、ボーっと過ごす。
日常では感じられない、暖かさへのありがたみを噛み締める。
テント内はストーブのおかげでアウターがいらないぐらいに暖かくなってきた。
外の気温は、天気予報どおりのマイナス4度。
お酒も程々に(呑みすぎるとトイレが近くなり、極寒の外に出なければいけなくなる)、この日は就寝。
翌朝、近隣サイトの薪割りの音で起床。
こんな音で起きるのもキャンプならでは。
暖かくして寝ることができた、とはいえ、朝も0度近い。
体が温まる朝食を食べなければ。
今回初めて挑戦した、ジョージアの郷土料理シュクメルリだ。
ニンニク・チーズたっぷりのクリームシチュー、といった感じ。冷え切った体にしみるおいしさ。
またコーヒーを飲み、一息ついてから、撤収作業。
昼過ぎには帰路に着く。
こういった感じで、僕はキャンプにきても特に何もしていない。
ただただ、好きなものを作り、食べ、呑み、寝て、帰る。
冬のキャンプが好きなのは、生きている実感を得られるからだと思う。
極寒の中だからこそ感じる、火のありがたみ、昼間の日差しの心地よさ、澄み切った空気。
さて、来月はどこに行こうか。
OUTDOOR FREAKSとは?
Amina collectionの社員の中でも
CAMP、ツーリング、釣り、グランピングなど、外遊びをこよなく愛すメンバーを集結させた個性豊かな集団である。各々好きな分野で、アウトドアの魅力を(主観的に、自由に、気まぐれで)発信している。
筆者プロフィール:スズキ
富士山生まれ富士山育ち、たまにメキシコ。
アミナコレクションでは仕入担当。基本的に山が好き、でも釣りの為に海にも行く。
美味しい酒と料理の為ならどこへでも行きます。