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あなたはガネーシャを知っていますか? ゲームや書籍、あるいは音楽バンドで名前を聞いたことがあるという人が多いと思います。
しかしながらガネーシャが、どんな神様か詳しく知っている人は多くないでしょう。
今回はガネーシャが何の神様か、どうして象の頭をしているのか、牙が1本しかない理由やそばにいるネズミの正体、ガネーシャのお祭についてご紹介します。
【出典・参考文献について】
出典・参考文献は文末にまとめてあります。 本文内のローマ数字をクリックすると出典・参考文献に飛びます。 出典・参考文献から本文を見たい場合も、ローマ数字をクリックすると該当箇所に飛びます。
ガネーシャ(Ganesa)はインドで広く信仰されている神様です [ⅱ] 。 ガナ・イーシャ(シヴァの眷属の長)がなまり、ガネーシャになりました [ⅲ] 。
ガネーシャの成立は諸説あります。
5世紀以前の像が見つかっておらず、6世紀前後から信仰が始まったと考えられています。 紀元前後にはアジア圏にガネーシャの名前や信仰が広まり [ⅴ] 、日本でも名前が知られるようになりました [ⅵ] 。
まずはガネーシャのプロフィールをご紹介します。
ガネーシャは事業を後援する神様で商いをしている人たちから支持 [ⅶ] されています。 お店でガネーシャの像をまつり、ポスターを貼って、ご利益を得ているのです [ⅷ] 。
ガネーシャは筆記者の守護神 [ⅸ] で、知識・学問の源である文字にもご利益があります。 インドの詩人は必ず本の冒頭でガネーシャの加護を求め [ⅹ] ます。
ガネーシャは当初、障害や災いの神でしたが、時代を経るうちに障害や災いを取り除き、福を与える神へ変化しました。 そのため寺院の入口にまつられたり [ⅻ] 、新しく家を建てる建設場所に絵が飾られます [xiii] 。
旅行や事業、儀式や読書…何かを始めるときは、ガネーシャへ祈りを捧げることになっています [xv] 。
部族で信仰されるインドの土着神がヒンドゥー教に吸収 [xvi] され、時代を経るうちに現在のガネーシャになりました。 その名残で彼の神名は多いです。
象の頭と太鼓腹、短躯で腕が4本あります。 以下のような武器や持ち物を手にしていることが多い [xviii] です。
ガネーシャの家族構成は諸説あります。
母はヒマラヤ山の女神・パールヴァティと言われ、 [xix] 子どもにとってのよき母として描かれることが多いです。
父がいる場合は破壊神・シヴァと考えられています。 シヴァがガネーシャの父親とされたのは歴史としては新しい部類に入ります [xx] 。 ガネーシャを自分の眷属の長にしました。
兄弟は俊足の戦闘神・スカンダです。 一般的にはガネーシャが兄、スカンダが弟とされています。
ヒンドゥー教の神々は動物の乗り物(ヴァーハナ)に乗っていてガネーシャの乗り物はネズミとされています。
太鼓腹をしたガネーシャは大食い [xxi] です。 インドの伝統菓子でココナッツを使ったお団子・ラドゥ(ラッドゥ、ラドゥー)、小籠包や巾着のような形をした米粉のモードカ(モーダカ) [xxii] といった、おやつが好きです。 豊穣神で無病息災をつかさどることから大根も好む [xxiii] そうですよ。
ガネーシャが象の頭をした神様である有名なエピソードを4つご紹介します。
パールヴァティーが1人でガネーシャを生みだしました。 ガネーシャは、以下のようなもので作られたと言われています [xxiv] 。
彼女はガネーシャを生んだ後も沐浴を続け、部屋の前で見張っているよう言いつけました。 素直なガネーシャは言いつけを守ります。
家に帰ってきたシヴァは愛妻・パールヴァティーに会いにいくと見知らぬ子どもから「父上でも湯浴み中の母上のお部屋へは、お通しできません」と殴られます。 シヴァは、ガナやスカンダ、宇宙の維持神・ヴィシュヌを呼んでパールヴァティーの部屋へ入ろうとしますが、ガネーシャは一歩も引きません。 ヴィシュヌが幻術を使い、シヴァがガネーシャの首をはねると沐浴を終えたパールヴァティーが、この事実に怒り狂い、暴れ始めました! 慌ててシヴァは、最初に目にした動物の頭をガネーシャにつけ、生き返らせると約束します。 一番最初に見た象の頭を胴体につけるとガネーシャが命を吹き返し、パールヴァティーは大喜び! シヴァはほっと一安心です。 [xxv]
このできごとから事始めの際にガネーシャへ祈る [xxvi] ことになりました。
パールヴァティーはガネーシャの誕生を祝う祝宴を開き、見るものすべてを破壊する土星のシャニも呼びます。 シャニが目線を合わせるとガネーシャの頭は灰と化してしまいました。 パールヴァティの嘆きぶりに同情した宇宙の維持神ヴィシュヌまたは創造神ブラフマーが代わりに象の頭を新たにつけます [xxvii] 。 ブラフマーは自身の乗り物の頭をつけ [xxviii] 、ガネーシャが一番最初に礼拝される存在となることを約束した [xxix] そうですよ。
ガネーシャはシヴァが1人で生んだという異説もあります。
シヴァから生まれたガネーシャは絶世の美男子! 国中の女性がメロメロです! パールヴァティーは、夫・シヴァに瓜二つなガネーシャが女性たちと仲よくしている姿に嫉妬! ガネーシャを呪います。 美男子は象の頭、太鼓腹をした姿へと変わってしまいました [xxx] 。
シヴァは象と縁のある神様で、彼が象となってパールヴァティーと愛し合うエピソードもあります。
象はオスとメス、どちらも牙が2本生えています [xxxii] 。
どうしてガネーシャの牙が1本だけなのか、その理由をご紹介します。
祝宴でモーダカを食べたガネーシャは大満足でネズミに乗って帰路につきます。 しかし道の途中に蛇が出て、ネズミは驚き、ガネーシャは転がり落ちてしまいました。 おまけに、お腹が破れてモーダカが散らばってしまったのです。 急いでお菓子をかき集め、お腹に収めたガネーシャは蛇をベルト代わりに巻きます。 その姿を目にした月の神は大爆笑! 怒ったガネーシャは自分の牙を折ると嘲笑してくる月へ投げつけました。
以降、月が満ち欠けをするとインドでは考えられています [xxxiii] 。
シヴァの眠っているところへ、パラシュラーマがやってきます。 父親の眠りを妨げたくないガネーシャと、シヴァに起きてほしいパラシュラーマがケンカを始めました。 パラシュラーマはガネーシャに斧を投げつけ、ガネーシャは斧が父・シヴァの与えたものだと気づきます。 斧が牙にあたり、ガネーシャの牙は1本だけになりました [xxxiv] 。
インドの二第叙事詩の1つ『マハーバーラタ』の作者は、聖仙ヴィヤーサ(ヴェーダ・ヴィヤーサ)です。 彼またはヴィシュヌがガネーシャに口頭記述を頼みました。 ガネーシャはこれを引き受け、自分の牙を折って叙事詩を書き記したと言われています [xxxv] 。
ムシカ(別名:ムーシカ、ムーサカ)はトガリネズミという世界最小の哺乳類 [xxxvi] です。 どうしてガネーシャの乗り物なのか、ご説明します。
ムシカは、鬼神または天上の楽師 [xxxvii] です。 聖仙の足を踏んで [xxxviii] ネズミへと変えられた腹いせに、人間が大切にしている農作物や家畜に害を与えているところをガネーシャに退治され、乗り物となった [xxxix] のです。
象がネズミに乗る。 現実にはあり得ないことが実現し、忍耐力の大切さを説いた教訓には「不可能を可能にする」意味が込められています [xl] 。
ネズミは繁殖力があり、穀物を食い荒らす害獣です。 古代インドの人々はネズミを無知の象徴と考え、知識と学問成就の神であるガネーシャが乗りこなします。 ムシカはあらゆるところへ潜り込み、幸福を見つけて運んでくれる存在へと変わった [xli] のです。
シヴァの後継者選び、または妻の取り合いが発生しました。 シヴァとパールヴァティーは走り比べを提案。 世界を先に1周したほうが勝ちです。
日本の韋駄天でもあるスカンダは足が速く、普通に競ってもガネーシャに勝ち目はありません。 そこでガネーシャは機転をきかせます。
ムシカに乗って両親の回りを7周し、「世界を1周することと、世界と同等である父・シヴァと母・パールヴァティーに7回挨拶をすることは同じだ」とシヴァを納得させ、スカンダに勝った [xlii] のです!
少しずるい気もしますが一休さんのようなトンチに思わずクスリとさせられますね。
ガネーシャは、さまざまなご利益を人々に与える存在として愛されています。
ダクシナムールティは学問、音楽、ヨガといった知識を授けるシヴァの化身です [xliii] 。
シヴァの子であるガネーシャは芸能の神 [xliv] で音楽にも関係し、パガーワジという両面太鼓を演奏したと言い伝えられています。 インドの伝統楽器である太鼓、笛、弦楽器などいろんな楽器を演奏する姿が見られます。
ガネーシャの父・シヴァは舞踊の神「ナタラージャ」です [xlv] 。 インドでは現在も舞踊を行う際にナタラージャの像をステージに置きます。 芸能の神であるガネーシャは太鼓腹を揺らして上手に踊るそうです。 インド四第舞踊のひとつ『バラタナティヤム』 [xlvi] にはガネーシャをたたえる『ガネーシャストゥーティ』という踊りが存在 [xlvii] します。
インドではシヴァ、パールヴァティ、ガネーシャ、スカンダは理想的な家族です。 ガネーシャは赤ちゃんや子どもの姿をしたベビーガネーシャで描かれることも多い [xlviii] ですよ。
インドで愛されているガネーシャは新生児のお祝いにも適し、出産のお祝いカードで上記の姿がよく見られます。
ガネーシャは東南アジアでも人気です。
タイの首都・バンコクの中心部スクンヴィット通りにガネーシャの祠が数多く見られます [xlix] 。 2011年にはチャチュンサオ県に建築されたワット・サマーン・ラッタナーラーム寺で巨大なピンクガネーシャと、それぞれ異なる能力を持つ14匹のネズミがいますよ [l] 。
最後にインドで有名なガネーシャに関連したお祭を2つ、ご紹介します。
ガネーシャはヒンドゥー暦の8月末〜9月初め(現在の7〜9月)、バードン月の白日4日目に生まれたと考えられています [lii] 。 ガネーシャ・チャトゥルティーはガネーシャの誕生を祝うお祭で、一般家庭では1日半〜5日間行われ、寺院や町で10日間行われます [liii] 。
インド独立運動に関わったバール・ガンガーダル・ディラク(1856〜1920)によって広まり、 [liv] インド中西部のマハーラーシュトラ州のムンバイー(ボンベイ)とプネー(プーナ)で人気が高いです [lv] 。 ガネーシャがこの州出身のマラーター王家の守り神だったこともあり、熱狂的な人気があります。 [lvi]
像をまつり、お菓子や花、白檀といったお供え物をあげ、歌って踊ります。 最終日には像を水に流し、災いや障害をガネーシャに持っていってもらう [lvii] のです。
ヒンドゥー暦の10月〜11月のカーティクの時期(現在の9〜11月)に灯明の祭・ディワーリが行われます [lviii] 。
家や町をライトやイルミネーションで飾り立て、福を呼び、障害を除くガネーシャと富と幸運の女神・ラクシュミーを迎えます [lix] 。
このお祭は商人にとってのお正月で同時にハレの日です。 この期間に人々は古いものから新しいものへ新調し、ごちそうを食べ、親しい人へのプレゼントを買います。 ディワリ商戦に人々は燃え、ショッピングサイトやインドのAmazonでもセールが行われます [lx] 。
ディワリについて詳しくは こちら
今回の記事でガネーシャが、どんな神様か知ることができましたか?
ガネーシャは…
ガネーシャは奈良時代の日本で仏教、特に密教で取り入れられました。 日本での彼は聖天(大聖歓喜自在天、歓喜天) [lxi] 。 聖天とその妻が抱き合っている姿の像の場合は秘仏とされることが多く、姿を見られません [lxii] 。
しかし好物であるモーダカは歓喜団として日本へ渡り、現在も食べられますよ [lxiii] 。 また聖天が有名な東京都八王子市にある生駒山宝山寺では、毎月1日に祈願・祈祷を行っています [lxiv] 。
ユーモアあふれるガネーシャに思いを馳せながらお菓子を食べたり、祈りを捧げてみませんか。
現世利益に特化した人気のガネーシャを身に着けてみたり、生活に取り入れてみよう!
教育・知識・知恵・富の神とされるガネーシャをモチーフにした、カジュアルに神様を纏うTシャツ。 綿素材でサラッと着られるのも嬉しいポイントです。
ガネーシャ、ラクシュミ、ハヌマーン・・・人気のインドの神様が入ったランダムくじです。最強のレアみくじが、シークレットデザインが低確率で入っています。※一袋一枚入り。ランダムでのお届けとなりますので、柄の種類は選べません。どの神様が届くかお楽しみに!
煙が落ちていく不思議なお香「逆流香」「倒流香」「流川香」用のお香立て。 溝にそって流れ落ちるお香の煙はまるで川の流れのよう。煙に包まれたガネーシャで神聖な気持ちに包まれます。 ※お香は別売りです。
逆流香について詳しくは こちら
出典
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、19頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、付録5頁
◎『シリーズ 知っておきたい インド・南アジア』、歴史教育者協議会[編]、青木書店、1997年、23頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、99頁
◎『世界宗教百科事典』、世界宗教百科事典編集委員会[編]、編集委員長:井上順子、丸善出版、2012年、552頁
◎ 『世界の神話大図鑑』、フィリップ・ウィルキンソンほか[著]
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、49頁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、55頁
◎『歴史文化セレクション インドの神々』、斎藤昭俊、吉川弘文館、2007年、107頁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、48頁
◎『ヴィジュアル版 世界の神話百科[東洋編] エジプトからインド、中国まで』、レイチェル・ストーム[著]、山本史郎,山本泰子[訳]、原書房、2000年、213頁
◎『地球の歩き方 D28 2020〜2021年版』、松岡宏大ほか[取材・執筆]、ダイヤモンド社,ダイヤモンドビッグ社、2020年、48頁
◎ 世界の郷土菓子* インドの「Laddu/ラドゥ」
◎『世界の神様解剖図鑑』、平藤喜久子、X-Knowledge、2020年、95頁
◎『ヴィジュアル版 世界の神話百科[東洋編] エジプトからインド、中国まで』、レイチェル・ストーム[著]、山本史郎,山本泰子[訳]、原書房、2000年、213,297頁
◎『世界の神話大図鑑』、フィリップ・ウィルキンソンほか[著]、林啓恵,飯原裕美[訳]、三省堂、2021年、201頁
◎『[ヴィジュアル版] インド神話物語百科』、マーティン・J・ドハティ[著]、井上廣美[訳]、原書房、2021年、94,95頁
◎『世界神話大事典』、イヴ・ボンヌフォワ[編]、金光仁三郎[主幹]、大修館書店、2001年、955,1010頁
◎『ヒンドゥー教の事典』、橋本泰元,宮本久義,山下博司[著]、東京堂出版、2005年、255頁
◎『ヴィジュアル版 世界の神話百科[東洋編] エジプトからインド、中国まで』、レイチェル・ストーム[著]、山本史郎,山本泰子[訳]、原書房、2000年、177,213頁
◎『図解でわかる 14歳から知るインド・中国の宗教と文化』、山川哲雄[監修]、インフォビジュアル研究所,大角修[著]、太田出版、2024年、36頁
パールヴァティー様はガネーシャ様の美しさに嫉妬して、呪いをかけたんだ!「醜い姿になり
◎『インド神話入門』、長谷川明、新潮社、1988年、76頁
◎『仏教・インド思想辞典』、早島鏡正[監修]、高崎直道[編集代表]、春秋社、1987年、63頁
◎『世界神話大事典』、イヴ・ボンヌフォワ[編]、金光仁三郎[主幹]、大修館書店、2001年、1011頁
◎ 象牙は前歯です。|こぼれ話 - 金沢動物園 - 公益財団法人 横浜市緑の協会
◎『インド神話入門』、長谷川明、新潮社、1988年、77頁
◎『神の文化史事典』、松村一雄,平藤喜久子,山田仁史[編]、白水社、2013年、177頁
◎『[ヴィジュアル版] インド神話物語百科』、マーティン・J・ドハティ[著]、井上廣美[訳]、原書房、2021年、153,159頁
◎ 【円山動物園だより】円山動物園で世界初!世界最小のほ乳類「トガリネズミ」が出産 - エコチル
◎『世界神話伝説事典』、かみゆ歴史編集部、イースト・プレス、2023年
◎ ムシカ ガネーシャ神のお使い - 金翅鳥院のブログ
◎ ガネーシャ祭の小話〜ネズミに乗った象の神話〜 | ヨガジェネレーション yogageneration
◎ 「新年のご挨拶『ガネーシャとムーシカ』」アーユルヴェーダライフ管理人
◎『シリーズ 知っておきたい インド・南アジア』、歴史教育者協議会[編]、青木書店、1997年、25頁
◎『神の文化史事典』、松村一雄,平藤喜久子,山田仁史[編]、白水社、2013年、282頁
◎ ヒンドゥー教・インド神話の神 ガネーシャ - LapisLazuli
◎あなたもきっと好きになる!夢を叶えるゾウ・ガネーシャとは?ご利益と繋がるための7つの方法 | Spirea スピリア
◎ インドの神様:ガネーシャについて | ヨガ情報メディア ヨガマガ
◎『地球の歩き方 D28 2020〜2021年版』、松岡宏大ほか[取材・執筆]、ダイヤモンド社,ダイヤモンドビッグ社、2020年、66,67頁
◎ インド古典舞踊公演 神話を踊る - 岡山市
◎ Elephant(ゾウ)
◎『ヒンドゥー教 インドいう<謎>』、山下博司、講談社メチエ、2004年、110頁
◎ ワット・サマーン・ラッタナーラーム (ピンクガネーシャ) | 【公式】タイ国政府観光庁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、65頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、170頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、151頁
◎『地球の歩き方 D28 2020〜2021年版』、松岡宏大ほか[取材・執筆]、ダイヤモンド社,ダイヤモンドビッグ社、2020年、222,223,329頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、21頁
◎『地球の歩き方x D28 2020〜2021年版』、松岡宏大ほか[取材・執筆]、ダイヤモンド社,ダイヤモンドビッグ社、2020年、315頁
◎『ヒンドゥー教の事典』、橋本泰元,宮本久義,山下博司[著]、東京堂出版、2005年、257,258頁
◎『日本人が知らない世界の祝祭日事典』、斗鬼正一、淡交社、2022年、26〜29頁
◎『[新訂増補] 南アジアを知る事典』、辛島昇ほか[監修]、平凡社、2002年、154頁
◎ 聖天さんとは | 聖天山正圓寺「天下茶屋の聖天さん」公式サイト
◎ 聖天さんとは | 真言宗 西宮聖天 聖天寺
◎『Truth In Fantasy 事典シリーズ7 DICTIONARY OF DEITIES AND DEVINES 東洋神名事典』、山本篤[監]、新紀元社、185頁
◎ 生駒山宝山寺八王子分院施法院 歓喜団
◎ 生駒山宝山寺八王子分院施法院 祈祷案内
あなたはガネーシャを知っていますか?
ゲームや書籍、あるいは音楽バンドで名前を聞いたことがあるという人が多いと思います。
しかしながらガネーシャが、どんな神様か詳しく知っている人は多くないでしょう。
今回はガネーシャが何の神様か、どうして象の頭をしているのか、牙が1本しかない理由やそばにいるネズミの正体、ガネーシャのお祭についてご紹介します。
目次
【出典・参考文献について】
出典・参考文献は文末にまとめてあります。
本文内のローマ数字をクリックすると出典・参考文献に飛びます。
出典・参考文献から本文を見たい場合も、ローマ数字をクリックすると該当箇所に飛びます。
インドでもっとも愛され、信仰されている神様・ガネーシャ
ガネーシャ(Ganesa)はインドで広く信仰されている神様です [ⅱ] 。
ガナ・イーシャ(シヴァの眷属の長)がなまり、ガネーシャになりました [ⅲ] 。
ガネーシャの成立は諸説あります。
5世紀以前の像が見つかっておらず、6世紀前後から信仰が始まったと考えられています。
紀元前後にはアジア圏にガネーシャの名前や信仰が広まり [ⅴ] 、日本でも名前が知られるようになりました [ⅵ] 。
まずはガネーシャのプロフィールをご紹介します。
あらゆる障害を取り除き、人々に利益をもたらす神様
1. 富・商売繁盛
ガネーシャは事業を後援する神様で商いをしている人たちから支持 [ⅶ] されています。
お店でガネーシャの像をまつり、ポスターを貼って、ご利益を得ているのです [ⅷ] 。
2. 知識・学問成就
ガネーシャは筆記者の守護神 [ⅸ] で、知識・学問の源である文字にもご利益があります。
インドの詩人は必ず本の冒頭でガネーシャの加護を求め [ⅹ] ます。
3.障害や災いを取り除き、成功に導いたり、福を呼び込む [ⅺ]
ガネーシャは当初、障害や災いの神でしたが、時代を経るうちに障害や災いを取り除き、福を与える神へ変化しました。
そのため寺院の入口にまつられたり [ⅻ] 、新しく家を建てる建設場所に絵が飾られます [xiii] 。
4.事始めや開始の祈り [xiv]
旅行や事業、儀式や読書…何かを始めるときは、ガネーシャへ祈りを捧げることになっています [xv] 。
ガネーシャの神名(別名)は、たくさんある!?
部族で信仰されるインドの土着神がヒンドゥー教に吸収 [xvi] され、時代を経るうちに現在のガネーシャになりました。
その名残で彼の神名は多いです。
ガネーシャの見た目と彼の持ち物
象の頭と太鼓腹、短躯で腕が4本あります。
以下のような武器や持ち物を手にしていることが多い [xviii] です。
ガネーシャの家族と乗り物
ガネーシャの家族構成は諸説あります。
母はヒマラヤ山の女神・パールヴァティと言われ、 [xix] 子どもにとってのよき母として描かれることが多いです。
父がいる場合は破壊神・シヴァと考えられています。
シヴァがガネーシャの父親とされたのは歴史としては新しい部類に入ります [xx] 。
ガネーシャを自分の眷属の長にしました。
兄弟は俊足の戦闘神・スカンダです。
一般的にはガネーシャが兄、スカンダが弟とされています。
ヒンドゥー教の神々は動物の乗り物(ヴァーハナ)に乗っていてガネーシャの乗り物はネズミとされています。
好物はお菓子と大根
太鼓腹をしたガネーシャは大食い [xxi] です。
インドの伝統菓子でココナッツを使ったお団子・ラドゥ(ラッドゥ、ラドゥー)、小籠包や巾着のような形をした米粉のモードカ(モーダカ) [xxii] といった、おやつが好きです。
豊穣神で無病息災をつかさどることから大根も好む [xxiii] そうですよ。
どうして象の頭をした神様なの?
ガネーシャが象の頭をした神様である有名なエピソードを4つご紹介します。
1.息子の首をはねたシヴァが最初に通った動物・象の頭に取り替えた
パールヴァティーが1人でガネーシャを生みだしました。
ガネーシャは、以下のようなもので作られたと言われています [xxiv] 。
彼女はガネーシャを生んだ後も沐浴を続け、部屋の前で見張っているよう言いつけました。
素直なガネーシャは言いつけを守ります。
家に帰ってきたシヴァは愛妻・パールヴァティーに会いにいくと見知らぬ子どもから「父上でも湯浴み中の母上のお部屋へは、お通しできません」と殴られます。
シヴァは、ガナやスカンダ、宇宙の維持神・ヴィシュヌを呼んでパールヴァティーの部屋へ入ろうとしますが、ガネーシャは一歩も引きません。
ヴィシュヌが幻術を使い、シヴァがガネーシャの首をはねると沐浴を終えたパールヴァティーが、この事実に怒り狂い、暴れ始めました!
慌ててシヴァは、最初に目にした動物の頭をガネーシャにつけ、生き返らせると約束します。
一番最初に見た象の頭を胴体につけるとガネーシャが命を吹き返し、パールヴァティーは大喜び!
シヴァはほっと一安心です。 [xxv]
このできごとから事始めの際にガネーシャへ祈る [xxvi] ことになりました。
2.土星のシャニの呪いで頭がなくなり、象の頭を取りつけた
パールヴァティーはガネーシャの誕生を祝う祝宴を開き、見るものすべてを破壊する土星のシャニも呼びます。
シャニが目線を合わせるとガネーシャの頭は灰と化してしまいました。
パールヴァティの嘆きぶりに同情した宇宙の維持神ヴィシュヌまたは創造神ブラフマーが代わりに象の頭を新たにつけます [xxvii] 。
ブラフマーは自身の乗り物の頭をつけ [xxviii] 、ガネーシャが一番最初に礼拝される存在となることを約束した [xxix] そうですよ。
3.嫉妬したパールヴァティーに呪われる
ガネーシャはシヴァが1人で生んだという異説もあります。
シヴァから生まれたガネーシャは絶世の美男子!
国中の女性がメロメロです!
パールヴァティーは、夫・シヴァに瓜二つなガネーシャが女性たちと仲よくしている姿に嫉妬!
ガネーシャを呪います。
美男子は象の頭、太鼓腹をした姿へと変わってしまいました [xxx] 。
4.シヴァとパールヴァティーが象の姿になって結婚した
シヴァは象と縁のある神様で、彼が象となってパールヴァティーと愛し合うエピソードもあります。
ガネーシャの牙が一本しかない理由
象はオスとメス、どちらも牙が2本生えています [xxxii] 。
どうしてガネーシャの牙が1本だけなのか、その理由をご紹介します。
バカにしてきた月に激怒! 自分の牙を投げつける
祝宴でモーダカを食べたガネーシャは大満足でネズミに乗って帰路につきます。
しかし道の途中に蛇が出て、ネズミは驚き、ガネーシャは転がり落ちてしまいました。
おまけに、お腹が破れてモーダカが散らばってしまったのです。
急いでお菓子をかき集め、お腹に収めたガネーシャは蛇をベルト代わりに巻きます。
その姿を目にした月の神は大爆笑!
怒ったガネーシャは自分の牙を折ると嘲笑してくる月へ投げつけました。
以降、月が満ち欠けをするとインドでは考えられています [xxxiii] 。
ヴィシュヌの化身パラシュラーマとのケンカで斧があたり、欠けた
シヴァの眠っているところへ、パラシュラーマがやってきます。
父親の眠りを妨げたくないガネーシャと、シヴァに起きてほしいパラシュラーマがケンカを始めました。
パラシュラーマはガネーシャに斧を投げつけ、ガネーシャは斧が父・シヴァの与えたものだと気づきます。
斧が牙にあたり、ガネーシャの牙は1本だけになりました [xxxiv] 。
インドの二第叙事詩の1つ『マハーバラタ』を記す筆記用具にした
インドの二第叙事詩の1つ『マハーバーラタ』の作者は、聖仙ヴィヤーサ(ヴェーダ・ヴィヤーサ)です。
彼またはヴィシュヌがガネーシャに口頭記述を頼みました。
ガネーシャはこれを引き受け、自分の牙を折って叙事詩を書き記したと言われています [xxxv] 。
ガネーシャの乗り物・ネズミのムシカ
ムシカ(別名:ムーシカ、ムーサカ)はトガリネズミという世界最小の哺乳類 [xxxvi] です。
どうしてガネーシャの乗り物なのか、ご説明します。
象がネズミに乗ることで不可能を可能にする
ムシカは、鬼神または天上の楽師 [xxxvii] です。
聖仙の足を踏んで [xxxviii] ネズミへと変えられた腹いせに、人間が大切にしている農作物や家畜に害を与えているところをガネーシャに退治され、乗り物となった [xxxix] のです。
象がネズミに乗る。
現実にはあり得ないことが実現し、忍耐力の大切さを説いた教訓には「不可能を可能にする」意味が込められています [xl] 。
無知の象徴であるネズミを乗りこなし、制御(コントロール)する叡智を持つ
ネズミは繁殖力があり、穀物を食い荒らす害獣です。
古代インドの人々はネズミを無知の象徴と考え、知識と学問成就の神であるガネーシャが乗りこなします。
ムシカはあらゆるところへ潜り込み、幸福を見つけて運んでくれる存在へと変わった [xli] のです。
俊足で戦争の神でもあるスカンダとの競争にねずみに乗って勝つ
シヴァの後継者選び、または妻の取り合いが発生しました。
シヴァとパールヴァティーは走り比べを提案。
世界を先に1周したほうが勝ちです。
日本の韋駄天でもあるスカンダは足が速く、普通に競ってもガネーシャに勝ち目はありません。
そこでガネーシャは機転をきかせます。
ムシカに乗って両親の回りを7周し、「世界を1周することと、世界と同等である父・シヴァと母・パールヴァティーに7回挨拶をすることは同じだ」とシヴァを納得させ、スカンダに勝った [xlii] のです!
少しずるい気もしますが一休さんのようなトンチに思わずクスリとさせられますね。
バリエーション豊富なガネーシャ
ガネーシャは、さまざまなご利益を人々に与える存在として愛されています。
楽器を演奏するガネーシャ
ダクシナムールティは学問、音楽、ヨガといった知識を授けるシヴァの化身です [xliii] 。
シヴァの子であるガネーシャは芸能の神 [xliv] で音楽にも関係し、パガーワジという両面太鼓を演奏したと言い伝えられています。 インドの伝統楽器である太鼓、笛、弦楽器などいろんな楽器を演奏する姿が見られます。
踊るガネーシャ
ガネーシャの父・シヴァは舞踊の神「ナタラージャ」です [xlv] 。
インドでは現在も舞踊を行う際にナタラージャの像をステージに置きます。
芸能の神であるガネーシャは太鼓腹を揺らして上手に踊るそうです。
インド四第舞踊のひとつ『バラタナティヤム』 [xlvi] にはガネーシャをたたえる『ガネーシャストゥーティ』という踊りが存在 [xlvii] します。
子どものガネーシャ
インドではシヴァ、パールヴァティ、ガネーシャ、スカンダは理想的な家族です。
ガネーシャは赤ちゃんや子どもの姿をしたベビーガネーシャで描かれることも多い [xlviii] ですよ。
インドで愛されているガネーシャは新生児のお祝いにも適し、出産のお祝いカードで上記の姿がよく見られます。
幸福を呼ぶピンクガネーシャ
ガネーシャは東南アジアでも人気です。
タイの首都・バンコクの中心部スクンヴィット通りにガネーシャの祠が数多く見られます [xlix] 。
2011年にはチャチュンサオ県に建築されたワット・サマーン・ラッタナーラーム寺で巨大なピンクガネーシャと、それぞれ異なる能力を持つ14匹のネズミがいますよ [l] 。
ガネーシャにまつわるお祭
最後にインドで有名なガネーシャに関連したお祭を2つ、ご紹介します。
ガネーシャの生誕祭「ガネーシャ・チャトゥルティー」 [li]
ガネーシャはヒンドゥー暦の8月末〜9月初め(現在の7〜9月)、バードン月の白日4日目に生まれたと考えられています [lii] 。
ガネーシャ・チャトゥルティーはガネーシャの誕生を祝うお祭で、一般家庭では1日半〜5日間行われ、寺院や町で10日間行われます [liii] 。
インド独立運動に関わったバール・ガンガーダル・ディラク(1856〜1920)によって広まり、 [liv] インド中西部のマハーラーシュトラ州のムンバイー(ボンベイ)とプネー(プーナ)で人気が高いです [lv] 。
ガネーシャがこの州出身のマラーター王家の守り神だったこともあり、熱狂的な人気があります。 [lvi]
像をまつり、お菓子や花、白檀といったお供え物をあげ、歌って踊ります。
最終日には像を水に流し、災いや障害をガネーシャに持っていってもらう [lvii] のです。
光の祭り「ディワリ(ディワーリー、ディワーリ)」
ヒンドゥー暦の10月〜11月のカーティクの時期(現在の9〜11月)に灯明の祭・ディワーリが行われます [lviii] 。
家や町をライトやイルミネーションで飾り立て、福を呼び、障害を除くガネーシャと富と幸運の女神・ラクシュミーを迎えます [lix] 。
このお祭は商人にとってのお正月で同時にハレの日です。
この期間に人々は古いものから新しいものへ新調し、ごちそうを食べ、親しい人へのプレゼントを買います。
ディワリ商戦に人々は燃え、ショッピングサイトやインドのAmazonでもセールが行われます [lx] 。
ディワリについて詳しくは こちら
今では世界中に名前が知れ渡った、象の頭の神・ガネーシャ
今回の記事でガネーシャが、どんな神様か知ることができましたか?
ガネーシャは…
ガネーシャは奈良時代の日本で仏教、特に密教で取り入れられました。
日本での彼は聖天(大聖歓喜自在天、歓喜天) [lxi] 。
聖天とその妻が抱き合っている姿の像の場合は秘仏とされることが多く、姿を見られません [lxii] 。
しかし好物であるモーダカは歓喜団として日本へ渡り、現在も食べられますよ [lxiii] 。
また聖天が有名な東京都八王子市にある生駒山宝山寺では、毎月1日に祈願・祈祷を行っています [lxiv] 。
ユーモアあふれるガネーシャに思いを馳せながらお菓子を食べたり、祈りを捧げてみませんか。
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出典
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、19頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、付録5頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、付録5頁
◎『シリーズ 知っておきたい インド・南アジア』、歴史教育者協議会[編]、青木書店、1997年、23頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、99頁
◎『世界宗教百科事典』、世界宗教百科事典編集委員会[編]、編集委員長:井上順子、丸善出版、2012年、552頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、19頁
◎『世界宗教百科事典』、世界宗教百科事典編集委員会[編]、編集委員長:井上順子、丸善出版、2012年、552頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、99頁
◎ 『世界の神話大図鑑』、フィリップ・ウィルキンソンほか[著]
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、49頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、19頁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、55頁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、49頁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、49頁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、49頁
◎『歴史文化セレクション インドの神々』、斎藤昭俊、吉川弘文館、2007年、107頁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、48頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、付録5頁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、49頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、付録5頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、付録5頁
◎『ヴィジュアル版 世界の神話百科[東洋編] エジプトからインド、中国まで』、レイチェル・ストーム[著]、山本史郎,山本泰子[訳]、原書房、2000年、213頁
◎『宗教の世界史2 ヒンドゥー教の歴史』、立川武蔵[著]、山川出版社、2014年、付録5頁
◎『地球の歩き方 D28 2020〜2021年版』、松岡宏大ほか[取材・執筆]、ダイヤモンド社,ダイヤモンドビッグ社、2020年、48頁
◎ 世界の郷土菓子* インドの「Laddu/ラドゥ」
◎『世界の神様解剖図鑑』、平藤喜久子、X-Knowledge、2020年、95頁
◎『ヴィジュアル版 世界の神話百科[東洋編] エジプトからインド、中国まで』、レイチェル・ストーム[著]、山本史郎,山本泰子[訳]、原書房、2000年、213,297頁
◎『世界の神話大図鑑』、フィリップ・ウィルキンソンほか[著]、林啓恵,飯原裕美[訳]、三省堂、2021年、201頁
◎『[ヴィジュアル版] インド神話物語百科』、マーティン・J・ドハティ[著]、井上廣美[訳]、原書房、2021年、94,95頁
◎『世界神話大事典』、イヴ・ボンヌフォワ[編]、金光仁三郎[主幹]、大修館書店、2001年、955,1010頁
◎『ヒンドゥー教の事典』、橋本泰元,宮本久義,山下博司[著]、東京堂出版、2005年、255頁
◎『歴史文化セレクション インドの神々』、斎藤昭俊、吉川弘文館、2007年、107頁
◎『ヴィジュアル版 世界の神話百科[東洋編] エジプトからインド、中国まで』、レイチェル・ストーム[著]、山本史郎,山本泰子[訳]、原書房、2000年、177,213頁
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◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、49頁
◎『図解でわかる 14歳から知るインド・中国の宗教と文化』、山川哲雄[監修]、インフォビジュアル研究所,大角修[著]、太田出版、2024年、36頁
パールヴァティー様はガネーシャ様の美しさに嫉妬して、呪いをかけたんだ!「醜い姿になり
◎『インド神話入門』、長谷川明、新潮社、1988年、76頁
◎『仏教・インド思想辞典』、早島鏡正[監修]、高崎直道[編集代表]、春秋社、1987年、63頁
◎『世界神話大事典』、イヴ・ボンヌフォワ[編]、金光仁三郎[主幹]、大修館書店、2001年、1011頁
◎ 象牙は前歯です。|こぼれ話 - 金沢動物園 - 公益財団法人 横浜市緑の協会
◎『インド神話入門』、長谷川明、新潮社、1988年、77頁
◎『神の文化史事典』、松村一雄,平藤喜久子,山田仁史[編]、白水社、2013年、177頁
◎『[ヴィジュアル版] インド神話物語百科』、マーティン・J・ドハティ[著]、井上廣美[訳]、原書房、2021年、153,159頁
◎『ヴィジュアル版 世界の神話百科[東洋編] エジプトからインド、中国まで』、レイチェル・ストーム[著]、山本史郎,山本泰子[訳]、原書房、2000年、213頁
◎ 【円山動物園だより】円山動物園で世界初!世界最小のほ乳類「トガリネズミ」が出産 - エコチル
◎『世界神話伝説事典』、かみゆ歴史編集部、イースト・プレス、2023年
◎ ムシカ ガネーシャ神のお使い - 金翅鳥院のブログ
◎ ガネーシャ祭の小話〜ネズミに乗った象の神話〜 | ヨガジェネレーション yogageneration
◎ 「新年のご挨拶『ガネーシャとムーシカ』」アーユルヴェーダライフ管理人
◎『シリーズ 知っておきたい インド・南アジア』、歴史教育者協議会[編]、青木書店、1997年、25頁
◎『神の文化史事典』、松村一雄,平藤喜久子,山田仁史[編]、白水社、2013年、282頁
◎『世界神話大事典』、イヴ・ボンヌフォワ[編]、金光仁三郎[主幹]、大修館書店、2001年、1011頁
◎ ヒンドゥー教・インド神話の神 ガネーシャ - LapisLazuli
◎あなたもきっと好きになる!夢を叶えるゾウ・ガネーシャとは?ご利益と繋がるための7つの方法 | Spirea スピリア
◎ インドの神様:ガネーシャについて | ヨガ情報メディア ヨガマガ
◎『地球の歩き方 D28 2020〜2021年版』、松岡宏大ほか[取材・執筆]、ダイヤモンド社,ダイヤモンドビッグ社、2020年、66,67頁
◎ インド古典舞踊公演 神話を踊る - 岡山市
◎ Elephant(ゾウ)
◎『ヒンドゥー教 インドいう<謎>』、山下博司、講談社メチエ、2004年、110頁
◎ ワット・サマーン・ラッタナーラーム (ピンクガネーシャ) | 【公式】タイ国政府観光庁
◎『世界の宗教大図鑑』、ジョン・ボウカー[著]、中村圭志[日本語版監修]、黒輪篤嗣[訳]、河出書房新社、2022年、65頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、170頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、151頁
◎『ヒンドゥー教の事典』、橋本泰元,宮本久義,山下博司[著]、東京堂出版、2005年、255頁
◎『ヒンドゥー教の事典』、橋本泰元,宮本久義,山下博司[著]、東京堂出版、2005年、255頁
◎『地球の歩き方 D28 2020〜2021年版』、松岡宏大ほか[取材・執筆]、ダイヤモンド社,ダイヤモンドビッグ社、2020年、222,223,329頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、21頁
◎『地球の歩き方x D28 2020〜2021年版』、松岡宏大ほか[取材・執筆]、ダイヤモンド社,ダイヤモンドビッグ社、2020年、315頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、170頁
◎『交歓する神と人―ヒンドゥー神像の世界 Divine Affection : Enchanting Images of Hindu Deities』、三尾稔[編]、国立民族学博物館、2023年、170頁
◎『ヒンドゥー教の事典』、橋本泰元,宮本久義,山下博司[著]、東京堂出版、2005年、257,258頁
◎『日本人が知らない世界の祝祭日事典』、斗鬼正一、淡交社、2022年、26〜29頁
◎『[新訂増補] 南アジアを知る事典』、辛島昇ほか[監修]、平凡社、2002年、154頁
◎ 聖天さんとは | 聖天山正圓寺「天下茶屋の聖天さん」公式サイト
◎ 聖天さんとは | 真言宗 西宮聖天 聖天寺
◎『Truth In Fantasy 事典シリーズ7 DICTIONARY OF DEITIES AND DEVINES 東洋神名事典』、山本篤[監]、新紀元社、185頁
◎ 生駒山宝山寺八王子分院施法院 歓喜団
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