2025年2月の満月「スノームーン」は2月12日!名前の由来やおすすめの願い事を解説

ネイティブアメリカンの間では、毎月の満月にさまざまな名前をつけて呼んでいます。2月の場合は、1年の間でも雪が最も降り積もる季節であることから「スノームーン」という名前です。

そこで本記事では、2月の満月「スノームーン」が見られる日を解説します。2月は降雪量も多い季節なので、雪景色と天体観測が楽しめるかもしれませんよ。

おすすめの願い事や、同時期に見られる星座も紹介するので、雪や寒さに気を付けてお月見を楽しんでみてくださいね。

2月の満月「スノームーン」とは?

2月の満月「スノームーン」とは?

2月の満月はネイティブアメリカンの間で「スノームーン」と呼ばれています。由来は分かりやすく、雪が降り注ぐ季節から取られています。

また、スノームーンには「調整」「整理整頓」「自己分析」「自制」「秩序」「自律」といったさまざまなキーワードがあるのを知っていますか?
お月見の際は願い事をすると叶うというジンクスがあるので、こうしたキーワードにちなんだ願い事をしてみましょう。

2025年のスノームーンが見られる日・方角・時間

2025年のスノームーンは2月12日(水)の22時54分ごろに満月を迎えます。月は東から昇って南の空を通り西に沈んでいくため、南東寄りの夜空に観測可能です。

夜中とまではいえない時間帯なので夜更かししなくてもお月見ができますが、スノームーンの名前の通り雪が降る可能性もあり寒さが厳しい点には注意が必要です。
暖かい格好をしながら夜空を眺めてみてくださいね。

スノームーンにおすすめの願い事

スノームーンにおすすめの願い事

スノームーンの時期におすすめの願い事について、以下の3つを解説します。

  • 身の回りの整理整頓
  • 自律や反省
  • 金運アップ

スノームーンには整理整頓や反省、自立などにまつわるスピリチュアルなジンクスがあるといわれています。自分自身のことに関するキーワードが多いため、ぜひ自分のためのお願いごとをしてみましょう。

身の回りの整理整頓

「調整」や「整理整頓」から、身の回りの整理をお願いしてみるとよいでしょう。物理的に周囲を綺麗にしたい場合だけでなく、人間関係の整理なども思い浮かべてみてください。
一度ものごとをリセットしたい場合は、心機一転できるような行動をしてみるのもおすすめですよ。

自律や反省

過去の反省点などを思い浮かべ、今度こそ成功したいものごとはありませんか。例えば、過去にダイエットを失敗した経験がある場合は、今度こそうまくいくよう自律の意味も込めてお願いしてみてはどうでしょうか。
他にも、過去の失敗などを踏まえた願い事をすると、うまくいくかもしれません。

金運アップ

スノームーンだけでなく、満月には金運アップの効果があるとされています。願い事をする際は、ぜひおまじないを一緒に行いましょう。
やり方は諸説ありますが、以下のような方法が一般的です。

  • 財布の中身を空にして綺麗に掃除する
  • 月明かりが当たる場所で数回財布を振る
  • 振りながら感謝の気持ちを伝えてお願い事をする
  • 翌日朝に中身を綺麗に戻す

財布を綺麗にして振りながら願い事をするのが一般的で、細かな作法に違いがあるケースもあります。ぜひ満月を見ながら実践してみてください。

スノームーン以外にもある!2月の満月の別名

2月の満月には、スノームーン以外にも別名があるのでいくつか紹介します。

呼び名 意味・由来
ハンガームーン
(Hunger Moon/飢餓月)
過酷な気候で狩りが難しく、飢える季節であることから
ストームムーン
(Storm Moon/嵐月)
吹雪が厳しい季節であることから
トラッパーズムーン
(Trapper’s Moon/罠猟師月)
猟師が罠で狩猟を試みる季節であることから

寒さがピークに達する厳しい季節であることが、スノームーンの別名からも伺えます。
他にもいくつかの名前がつけられているので、興味がある方は調べてみてくださいね。

スノームーンの時期に一緒に観測できる星座

スノームーンの時期に一緒に観測できる星座

スノームーンの時期には、以下のような星座が一緒に観測できます。満月以外にも星空を楽しみたい方は要チェックです。

  • おうし座
  • オリオン座
  • ふたご座
  • おおいぬ座
  • こいぬ座
  • ぎょしゃ座

また、2月はりゅうこつ座の「カノープス」が見られる時期となっています。カノープスは南中高度が低いため見つけにくい星ですが、2月は夜明け前に南中するので観測が可能です。

例えば、東京であれば2/1の21時18分、2/21の19時59分などに南の地平線付近に見られるので確認してみましょう。ただし、カノープスが見られるのは福島県の北端付近を通る北緯37.9度以南の地域でしか見られない点には注意が必要です。

また「冬の大三角」が見える時期なので、ぜひ合わせて観測してみましょう。

冬の大三角

以下の3つの星を結ぶ三角形

・オリオン座のペテルギウス
・おおいぬ座のシリウス
・こいぬ座のプロキオン

他にも2月には以下のような天体現象が見られます。

時期 内容
2月1日と2日18時ごろ 南西の空で月が土星と金星に接近
2月6日から10日20時ごろまで 天頂付近で月が木星から火星へと順に接近
2月15日18時20分ごろ 西の空で金星が最大光度になる

特に2月15日に最大光度になる金星は、1等星の100倍以上の明るさで輝くので肉眼でもはっきりと見られるはずです。満月以外にも夜空を眺めて楽しんでくださいね。

ネイティブアメリカンの満月

ネイティブアメリカンの間では、スノームーン以外の満月にもさまざまな名前がつけられているので紹介します。

呼び名 日本語での呼び名
1月 スノームーン(Wolf Moon) 狼月
2月 スノームーン(Snow Moon) 雪月
3月 ワームムーン(Worm Moon) 芋虫月
4月 ピンクムーン(Pink Moon) 桃色月
5月 フラワームーン(Flower Moon) 花月
6月 ストロベリームーン(Strawberry Moon) 苺月
7月 バックムーン(Buck Moon) 牡鹿月
8月 スタージョンムーン(Sturgeon Moon) チョウザメ月
9月 ハーベストムーン(Harvest Moon) 収穫月
10月 ハンターズムーン(Hunter’s Moon) 狩猟月
11月 ビーバームーン(Beaver Moon) ビーバー月
12月 コールドムーン(Cold Moon) 寒月

狼の遠吠えが聞こえる1月は「ウルフムーン」、野イチゴが実をつける6月は「ストロベリームーン」など、季節にちなんだ名称になっているのが分かりますよね。

興味がある方は、ぜひ満月の記事もチェックしてみてください。

「スノームーン」は2025年2月12日に見られる!冬の星座も一緒に観測しよう

この記事では、2月の満月である「スノームーン」について解説しました。雪が降り積もる季節が名前の由来となっています。

2025年のスノームーンは2月12日の22時54分ごろに観測可能なので、ぜひ寒さに注意してお月見を楽しんでみてくださいね。

満月には願い事をすると叶うというジンクスもあるので、この時期にしか見つけにくいカノープスなども一緒に眺めながらお願いしてみましょう。

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