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古民家クラフトビールブルワリー計画、始動
「呼子にもクラフトビールのブルワリーがあればなあ」呼子の空き家を四つ購買したのちに、どう活用するべきか模索していたところ、「クラフトビールを作ったらどうか?」との声が届いた。町の方々と食事をした機会に意見を伺ってみると、皆面白がってくれた。ブルワリー(醸造所)ができれば町の観光や古民家活用のシンボルになるし、飲食や宿泊との相性も良い。町で(特に若い人が)飲める場が消えていっている現状もあるので、若い人の定住や移住促進という視点においても良い。ブルワリーを作るとしたら朝市通りのど真ん中に買った大き目の古民家になるかなあ、と頭をよぎった。するとその隣に住む元市議の山下さんが、「市議時代に他の地方によく視察に行ったが、クラフトビールのブルワリーで活性化していた地域もあって、呼子にもあればなあと思っていたんです」と嬉しそうに語ってくれた。構想の手応えを感じたことで、自分なりにもクラフトビール巡りをしながらその魅力に気付いた。地域の特産の柑橘を織り交ぜていたり、魚料理に合う風味で仕上げていたり。地域特性や作り手の個性を反映できるので、呼子なら呼子ならではのビールとなるし、その個性は呼子の町のプライドをくすぐるものにもなりえる。そして醸造のタンクが並んだ圧巻の光景は、なんともいえないインパクトがあり、目を引くのだ。こんなものが呼子朝市のど真ん中にできたら、反響はあるに違いない。
2023.06.24
空き家を買い漁る横浜の人
呼子くんちの山車の打ち合わせで何度も呼子に来訪していた。呼子には江戸時代からの古い町並みが残っている。山車を保管してくれている鯨組主の中尾家屋敷は代表的な建物であるが、昭和初期までの建築を含めると150軒ほど残っており、海と丘に挟まれて一本の通りを形成している。呼子八幡神社の八幡さんが町並みの保存活動を続けていらっしゃって、港町呼子まちなみ保存協議会を担い、からつヘリテージ機構と連携して、伝統建築保存地区の認定に向けて活動していると聞いた。多くの古民家が補修が必要なのだが、費用がないことや倒壊リスクがあったりするので、建物がどんどん壊されていっている。空き家が増えていく先には、呼子に住んでいない親戚オーナーが壊す判断をしていく。しかし、伝統建築保存地区に認定されれば、建物の補修の大半に国の補助金が出るため、古民家の補修、継続活用が促され、古くからの町並みが保全されやすくなるわけだ。
2023.05.21
6年越し、祭り成る
「美しき 縁に曳かれて 祭り成る 神仕組みなり 呼子のくんち」2022年10月16日、いよいよ、呼子くんちが復活する運びとなった。1週間前ほど前から天気予報を確認していたが、すこぶる悪い予報であった。2日ほど前までの予報でも、朝から晩まで暴風雨。強風、大雨のマークが並んでいた。今回のお祭りは、最後のフィナーレが鯨の山車が海上を行くものであり、荒天で海が荒れれば中止となる可能性が高く、どうなることやらと思った。しかしお祭りは毎年続けていくものであるから、雨の日もあれば晴れの日もある。とにかく祭りを始めることに意味がある、そう自分に言い聞かせていた。ただ知人やクラウドファンディングで寄付してくれた方々が多数来てくださる予定もあったので心苦しくもあった。
2022.11.19
感無量、お披露目式
堀木エリ子さんに和紙の曳山を製作してもらう方向となり、そのことについて八幡さんから町の有力者に説明をして欲しい、という打診があった。京都でのやりとりから2ヶ月たった2021年3月、呼子に堀木さんをご招待して、まずは町の古い町並みや鯨で栄えた歴史などを見て回っていただいた。堀木さんが特異な存在である理由の一つであるが、単に曳山の製作を引き受けただけでなく、それにふさわしい祭りとはどのようなものであるべきか、まで考察と提案をしてきてくれたことである。京都で話していた段階ですでに、和紙は柔らかく光る美しい特性があるので宵の時間に祭りをするのが良いのではないか、最後に船に乗せて海を行くフィナーレが良いのではないか、祭りに食の名物も必要なのではないか、など祭りの構想を文面にまとめてくれていたのである。そして実際に現地で海に面して伸びゆく港町を歩きながら、祭りのイメージも改めて噛み砕き直している様子であった。
2022.06.24
地域のお祭り創造に参加しませんか?
この度、佐賀県唐津市呼子で、地域活性化とコロナ禍や自然災害の鎮魂のために、が発起人の新たなお祭り(呼子くんち)が興されます。このお祭りの発起人は、チャイハネやこのサイトを運営するアミナコレクションの創業者であり、唐津出身の進藤幸彦です。なぜお祭りを創造していくことになったのか、その顛末は記事になっておりますので是非読んでみてください。祭りの開催に向け、地元の呼子くんち実行委員会が、5月20日(金)からクラウドファンディングを実施することになりました。以下、実行委員からのコメントです。
2022.05.19
神仕組みと和紙の曳山
和紙作家の堀木エリ子さんにメールを送ることにした。お祭りの山車を和紙で製作して欲しい旨を、つらつらと書き連ねていった。父の遺志に叶い、かつ呼子の町の方々から喜んでいただける曳山は、堀木エリ子さんにしか作れない。すでにそんな思いになっていた。しかし著名な方で、まだ一度しかあったことのない方だし、いきなり意気投合できるイメージがあるわけがない。しかし、まずは動かないことには何も分からない。腹をくくって思い切って送信してみた。その日のうちに返ってきた堀木エリ子さんからのメールには、立体和紙で曳山を作ることの必然性に疑問を投げかける内容が書かれていた。きちんと考えないといけない、と。
2022.05.17
遺志を継承、曳山を製作する
「鯨の曳山、自分はどこまで本気で作りたい?」
父が亡くなって何年経ったであろうか。鯨の曳山を奉納することだけが決まっていたが、無為に時間だけが過ぎていった。
父が最期に、奉納に向けて呼子とやりとりしていた際、3つの大きな問題に直面していた。
1つ目は、父が幻の曳山構想で作っていた模型はシラス鯨であったのだが、呼子の捕鯨で価値があったのはセミ鯨だったというのだ。造形デザインを根本的にやり直さなければならなくなった。しかもセミ鯨はずんぐりしていてなかなか造形的な美しさを見出すことが困難であった。
2022.04.29
地方創生〜鯨の町おこしvol.1
「曳山(ひきやま)を作るぞ」
父であり、アミナコレクションの創業者である、進藤幸彦、が張り切っていた。
2010年に社長の座を私に引き渡した後、自身の故郷である佐賀県の唐津で活動を始めていた。唐津市も他の地方と変わらず合併を繰り返しつつも過疎化が進んでおり、衰退の一途をたどっている。
民俗学を学び、地域に根ざした文化をテーマに仕事を立ち上げてきた父の価値観からすれば、真の地方創生とは豊かな地域性を伴うもの。他とは違う独自性のある文化こそが、地域の活性化に必要な団結やアイデンティティの根となっていくのだ。唐津の地域性を代表するものといえば、「唐津くんち」という江戸時代から続く唐津神社の曳山行事である。
父も横浜で創業して世界中を飛び回っていた頃、苦しい時には故郷の唐津くんちの太鼓や囃子を思い出しては自身を勇気づけてきたのだという。齢70を超えて、そのあまりに活動的な人生の最後の締めくくりの舞台に唐津を選んだのは、必然の帰結だったに違いない。
2022.03.25
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