「文化の違い」とは?日本と海外の違いに見る、世界の習慣・マナー・価値観の違いをシーン別に徹底解説

海外旅行や留学、海外勤務などで「日本との文化の違い」に戸惑った経験はありませんか?

本記事では、食事マナー、コミュニケーション、ビジネス、教育、宗教などシーン別に日本と海外の文化の違いをわかりやすく解説します。
海外に行く予定がある方や異文化理解を深めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

そもそも「日本と海外の違い」とは何か?なぜ違いが起きるのか?

具体的な違いをご紹介する前に、まずは「日本と海外の違い」や、「文化」とは何かといった前提から確認していきましょう。

なお、このコラムにおける「海外」は、日本以外の国のことを指します。また、海外と一言で言ってもその姿は多様ですので、海外の国同士でも違いがあることは前提として覚えておいてくださいね。

「文化」とは何か?国によって異なる背景

実は、「文化」について一つの決まった定義はありません。一般的には、ある集団が共有している知識、芸術、道徳、法律、習慣などの総体、と捉えることが多いです。つまり、生活習慣や考え方、さらに言葉遣いまで、すべてが文化の一部なのです。

国によって文化が異なるのは、それぞれの気候や歩んできた歴史、信仰されてきた宗教などが異なるから。たとえば、暑い国と寒い国では、住環境や食文化などに違いが生まれます。

日本「島国」と海外「他民族社会」の違いが価値観に与える影響

日本は島国であり、歴史的に中国や朝鮮半島を中心とした東アジア圏との交流が主でした(時代によってはヨーロッパ諸国との交易も行われていました)。一方、海外、特に陸続きの国の場合、歴史的に多様な人々が行き交い、他民族社会が形成されてきました。

もちろん日本も完全な単一民族国家ではありませんが、こうした違いは価値観にも影響を与えています。たとえば、日本では多くの人が共有する文化・習慣がある一方、他民族社会の場合はさまざまな文化が融合したり、尊重しあい共存したりしています。

日本の「当たり前」が海外では通じない理由

日本は、歴史的に他国との交流が限られていたこと、直接的な植民地支配を受けた経験がないこと、日本語という特殊で難しい言語を使用してきたことなどから、文化的にとてもユニークです。

そのため、海外とは文化が違うことも多く、日本の「当たり前」が通じないのです。どちらが良い・悪いということはないため、違いを受け入れ、尊重する姿勢が大切です。

「日本と海外の違い」を知るメリットとは?

文化の違いを知ることで、自分の価値観が広がります。また、旅行などで海外に行った際にも、スムーズで充実した滞在になるはずです。また、海外の文化のなかで「良いな」と思ったところを取り入れてみたりするのも素敵ではないでしょうか。

さらに、異なる文化に触れることで、日本の社会をより良くするようなアイデアや解決策が生まれる、なんてこともありますよ。

コミュニケーション意識と表現に見る日本と海外の違い

コミュニケーション意識と表現に見る日本と海外の違い

まずは、人間関係でとても大切なコミュニケーションについての違いを見ていきましょう。

「空気を読む」「察する文化」の日本と「言葉ではっきり伝える」海外

日本では言葉に出さずとも察する、という文化がありますが、海外では言葉にしてしっかり伝える文化があります。これは、海外では多様な背景を持つ人が集まっており、言葉にしないと自分の意図が伝わらないためです。

たとえば、ホームステイ先で苦手な食べ物があったとき、日本人はなかなか「No」と言えませんが、言葉にしないと伝わらないため、今後もその食べ物が出されてしまう可能性も。苦手だ、と伝えることは問題ではないので、勇気を出して伝えてみてくださいね。

YES/NOの意味や伝え方の違い

日本では相槌として頷くことがあると思いますが、海外では頷きは「Yes(同意)」と捉えられることが多いです。そのため、考え中でありまだ完全に同意できていない場合は、頷かないようにするのがベターです。

そのほか、特にアメリカでは曖昧な反応を嫌がる人もいるため、YES/NOをはっきりと答えるように意識してみましょう。

表情・アイコンタクト・声・ジェスチャーなど感情表現の違い

海外ではアイコンタクトが重視されます。特に欧米では、「相手の話をしっかり聞いている」という意思表示になり、逆に目を合わせないと「自信がない」「不誠実」と思われることも。表情や声のトーンも大切なので、感情に合わせて表現してみましょう。

知っておきたいジェスチャーの違いとして、「手のひらを前に出す」ことが挙げられます。日本では「ちょっと待って」や「No」の意味で使われることが多いですが、アメリカなどでは「お前の話はたくさんだ!」と相手の話を遮るときに使いますし、ギリシャでは「顔に泥を塗る」を意味し、侮辱のサインとして捉えられてしまいます。

「謙遜が信頼を生む」日本と「アピールが評価につながる」海外の違い

日本では、謙遜することが信頼につながることがありますが、海外ではアピールが評価につながることが多いです。謙遜は「自信がない」と捉えられてしまうこともあります。自慢のしすぎは良くないですが、自分の成果や結果などは自信を持って伝えましょう。

日本と海外の笑いやユーモア、ジョークの違い

日本では「ボケ・ツッコミ」の文化がありますが、海外では皮肉や政治家・権力者への風刺などがジョークとして用いられることが多いです。また、日本では漫才やコントが人気ですが、アメリカやイギリスなどでは、一人のコメディアンが聴衆の前で何か面白いことをいう「スタンダップコメディ」が主流です。

なお、国民性の違いをモチーフにした「エスニックジョーク」については、以下のコラムで詳しくご紹介しています。雑学が好きな方には特に要チェックです。

海外のほうが情熱的?愛情表現の違い

日本では愛の言葉を口に出すことは恥ずかしいと感じる人も多いと思いますが、海外ではしっかりと言葉にして伝える人が多い傾向にあります。これも、海外では「言わないと伝わらないから」という考え方が根底にあるから。
なお、スキンシップについては、ラテンアメリカや南ヨーロッパの国が特に多いといわれています。日本映画と西洋の映画を観ても、明らかに表現が違うことがわかりますよね。

日常生活で感じる日本と海外の違い

日常生活で感じる日本と海外の違い

次に、日常生活における日本と海外の違いをチェックしていきましょう。日々のちょっとしたことにも、意外な違いがありますよ。

時間感覚の違い「時間通り」の日本と「多少の遅れ」の海外

時間を守ることが重視される日本ですが、海外では多少の遅れはよくあるという場合が多いです。
これは、海外では多少の遅れは仕方ない、という考え方が一般的なためです。たとえば、筆者が住んでいるイギリスでは、電車が数分遅れたとしても、日本のようなアナウンスはほとんどありません。
日本の時間を守る文化を誇りに思いつつも、海外のようなちょっとした心の余裕も持てたら良いですね。

列に並ぶ文化など公共マナーやルールの違い

日本ではしっかりと列に並びますが、海外では国や地域によって、日本ほど厳密に列を作らないケースもあります。たとえば、アメリカではバスに乗るときなどに列を作らず、バスが来たらなんとなく近い順に乗っていきます。お見合いになってしまったときには、お互いに「どうぞどうぞ」と譲り合って乗り込むため、大きなトラブルは起きません。

また、公共交通機関で話す・電話をするのがマナー違反にならない国も多いです。あまりにも大きな声で話すのは良くないですが、こうした違いも知っているとびっくりせずに済みますよ。

地味に知っておきたい公衆トイレの違い

旅をすると意外に文化の違いを目の当たりにするのが、公衆トイレです。
日本では無料・清潔な公衆トイレが充実していますが、海外では事情が違うことも。お手洗いが有料の場合もありますし、掃除が行き届いていないこともあります。また、トイレットペーパーが備え付けられていないことも。たとえば、イスラム教やヒンドゥー教の国ではホースがついたトイレシャワーや水が入った桶が設置されていることが多いです。
また、トイレットペーパーを流さずに、設置されたごみ箱へ捨てる国もあります。
知らずに困ってしまう前に、事前に旅に出る国のトイレ事情は確認しておくことをおすすめします。

店・レストランでの接客の違い

店員さんが細かく気を配る日本の接客に慣れていると、海外の接客がぶっきらぼうに感じるかもしれません。しかし、欧米では多くの飲食店がテーブル担当制になっており、担当以外のサービスまで手が回らないこともあります。無理に呼ぶのではなく、自分のテーブルの担当者が来るまで待つのがおすすめですよ。

買い物・サービス対応の違い

最近変わりつつあるものの、日本では「お客様は神様」という風潮がありますが、海外にはありません。これは、海外ではお客さんと店員は対等という考え方があるからです。そのため、店員さんに無礼な態度を取るのはNG。
また、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパの多くのアパレルショップなどでは、販売員さんがフランクに話しかけてくることもありますよ。

街・交通・住環境の違い

日本では、街にゴミが落ちていることは少なく、交通機関も時間通りに来ますよね。しかし、海外では必ずしもきれいな道ばかりではなく、また交通機関が遅れることも多いです。また、住環境においても、日本では家に入るとき靴を脱ぎますが、たとえばアメリカでは家の中に靴を履いたまま入る人も多くいます。

日本と海外の食文化・食事マナーの違い

日本と海外の食文化・食事マナーの違い

続いては、食文化や食事マナーの違いを見ていきましょう。食事は毎日するものだからこそ、気をつけたいことをまとめました。
食事をはじめとした日本と違う海外のマナーをまとめた記事もあるので、そちらも併せて読んでみてください。

食べ物・味付け・食材に対する考え方の違い

日本では食材の味を活かしたシンプルな味付けにすることが多いですが、インドやタイ、ベトナムなどのアジア諸国では香辛料を複雑に組み合わせた奥深い味つけが人気だったり、フレンチに代表されるような西洋料理ではバターやハーブ、ソースなどをアレンジして繊細な味つけに仕上げたりすることがあります。

レストランなど飲食店での食事マナー、チップ文化の違い

日本では麺類を音を立てて食べることが多いですが、欧米などではマナー違反になります。また、ネパールやインドのヒンズー教徒や、中東のイスラム教徒などは、食器を使わずに手で食べます。

そのほか、知っておきたいのがシェア文化。日本をはじめとしたアジア地域では大皿から取り分けるシェア文化がありますが、欧米では各自のお皿に料理が盛られて提供されます。

海外ではチップは払わないといけないの?

海外ではチップは払わないといけないの?

海外のレストランというとチップ文化をイメージするかもしれませんが、すべての国にあるわけではありません。アメリカやカナダでは一般的ですが、韓国や中国、ベトナムなどではチップはいりません。

チップを渡すときの一般的なマナーは、総額の15~20%を相場として、帰るときにテーブルに現金を置く、またはレシートにチップ代を記入してカードで食事代と合わせて支払います。滞在する国のチップ事情については、事前に確認しておきましょう。

「いただきます」が象徴する日本独自の価値観

日本では食事前に「いただきます」といいますが、外国語ではそれに当てはまる言葉がないことも多いです。日本独自の価値観であり、「命」への感謝の気持ちが込められています。
いただきます、という言葉には、仏教の考えが影響しています。仏教では、命あるものは全てつながっており、生きることは他の命をいただくこと、という教えがあります。この考え方が、「食べる=命をいただく」という意識につながっているのです。そんな仏教思想の影響も受けつつ、日本独自の食文化の中で形成された言葉とされています。

日本と海外の治安の違い

日本人が海外に行って驚くことのひとつが、治安の違いではないでしょうか。日本では世界的に見て治安が良いですが、海外では気をつけなければならない国や地域もあります。スリや置き引きが多い観光地もありますし、テロなどの危険性がある国も。

なお、治安の悪い国、良い国については以下のコラムでそれぞれ解説していますので、ぜひ読んでみてください。

日本と海外の自己防衛意識や危機管理の違い

日本では、夜間の一人歩きなどを除き、日常生活で「気をつけないと」と意識する場面は比較的少ないのではないでしょうか。しかし、海外では家から一歩出たら気を抜かない、など、自己防衛意識や危機管理意識が高い人も多いです。

日本を訪れた海外からの旅行客が驚く光景のひとつに、電車内で居眠りをしている人の多さが挙げられます。私たち日本人にとっては、スマートフォンを手に持ったままうたた寝をしてしまう光景は日常的です。
しかし海外では、こうした行為はスマホの盗難やスリの被害に遭うリスクが高く、無防備すぎる行動と受け取られることが多いようです。その反面、その様子は日本が安全な国であることを象徴する光景のひとつとされています。
地域にもよりますが、海外では電車内での居眠りは危険とされるケースが多いのが実情です。

日本の感覚のまま海外に行くとトラブルに遭ってしまうこともあるため、電車以外の場所でも貴重品は肌身離さず持つ、荷物を置きっぱなしにしないなどの基本的な対策をとることが大切です。

日本と海外の教育・子育て・家族観の違い

日本と海外の教育・子育て・家族観の違い

ここからは、教育などに対する考え方の違いをチェックしていきましょう!

学校教育と「学び」に対する考え方や評価の違い

一概には言えないものの、日本では教育の目的が「大企業に就職するために、良い大学に入ること」という考え方がある場合が多いです。一方、海外では「自分が将来何をしたいのか考え、そのための知識や経験を得るためのもの」という考え方が一般的です。

これは、海外では良い大学に行くことが必ずしも良い仕事に就けるわけではないことが理由です。
また、評価についても、近年変化しているとはいえ日本では授業に出席することが重視されています。一方、海外では受け身ではなく、授業中の積極的な発言などが評価されます。

自由・責任・自己主張を重視する海外教育と日本の教育との違い

海外の学校では、自己主張をしっかりすることが重視されることが多いです。しかし、何でも自由というわけではなく、それには責任も伴う、ということを教育を通じて子どもたちに教えていきます。日本では、協調性や先生の話をしっかり聞くことが重視されますよね。
どちらにも良さがあるため、お互いの良いところを受け入れる、という姿勢が大切ではないでしょうか。

働き方・ビジネス文化の違いにおける海外と日本の違い

働き方・ビジネス文化の違いにおける海外と日本の違い

続いて、働き方などの違いをご紹介します。お仕事で海外の方と関わることが多い、出張で外国によく行く、という方はぜひチェックしてみてくださいね。

仕事への考え方・ワークライフバランスの違い

近年変わりつつあるものの、日本では仕事優先という考え方がまだ強くあります。一方、海外ではワークライフバランスをしっかり取る傾向にあります。これは、日本では年功序列や残業の恒常化が続いている一方、海外では働く時間よりも「成果を出すこと」に重きが置かれることが理由です。

たとえば、ドイツでは「時間内に仕事を終えること」が高い評価に繋がります。そのため、終業時間になったら家に帰る、というのが一般的なのです。

会議・意見・意思決定・評価の違い

日本の会社に勤めている方は、意見が一致せずなかなか事が進まない…という経験はありませんか。日本では会議で「全員の意見が一致すること」を大切にする傾向がある一方、海外では合意形成よりも迅速な意思決定を重視する傾向にあります。これは、日本ではみんなの意見が同じことを確認し次のステップに進みますが、海外では効率性が求められる、という「ビジネスの進め方の違い」が理由です。
そのため、欧米などでは会議の時間が30分や1時間など、しっかりと決められていることが多いです。

日本人が海外で戸惑いやすい仕事文化

海外では積極的なディスカッションが求められます。周りに配慮しすぎて発言しないことは、むしろ積極性がないと捉えられてしまうため、注意が必要です。

また、日本人にとって、仕事が終わっていないのに帰宅したり、休憩したりすることは戸惑ってしまうと思いますが、「仕事は仕事」と割り切る考え方をぜひ受け入れてみましょう。

海外と日本の宗教観の違い

海外と日本の宗教観の違い

世界にはさまざまな宗教があり、宗教に対する考え方なども多様です。センシティブなテーマだからこそ、気をつけたいことをご紹介します。

日本は生活文化に溶け込む宗教/海外は価値観や行動規範の基盤

一般的に、日本は宗教が生活に溶け込み、海外では行動規範の基盤となっていることが多いです。たとえば、日本では神社にお参りすることがあると思いますが、これは初詣や七五三、厄除けなど日常生活の一部として存在していますよね。一方、海外では宗教で決まっているから特定の物を食べないなど、行動の基になっているのです。

なお、「世界三大宗教」についての記事では、世界三大宗教の特徴や、日本と海外の宗教観の違いも詳しく解説していますので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

宗教観の違いがトラブルになりやすい場面

たとえば、イスラム教徒の方は、戒律に従い、1日に5回聖地メッカの方向に向かって礼拝を行います。また、豚肉やお酒は口にしません。こうした文化を知らずにいると、礼拝の時間を邪魔してしまったり、食事でのトラブルを引き起こしやすいです。

旅行など海外生活において知っておくべき注意点

旅行など海外生活において知っておくべき注意点

最後に、旅行などで海外に行く際の注意点をご紹介します。

文化の違いによるトラブル事例

たとえば、レストランでのトラブルなどはよくあることです。先ほどご紹介したとおり、日本では麺類などを音を立てて食べる習慣がありますが、海外ではNGという場合が多いです。また、チップ文化がある国でチップを払わないと、失礼な人だと思われることも。
その他の実例をいくつか紹介しておきます。

観光地での写真撮影における感覚の違いによるトラブル

観光地での写真撮影も、文化の違いによってトラブルになりやすいポイントです。
たとえば、イスラム圏や一部のアジア地域では、女性や宗教施設を無断で撮影することが失礼にあたる場合があります。実際に、観光客が現地の人を無断で撮影し、注意を受けたり、撮影データの削除を求められたりするケースも報告されています。
日本では風景の一部として人が写り込むことに寛容な場合も多いですが、海外では肖像権や宗教的配慮への意識が非常に高い地域もあるため、撮影前に必ず許可を取ることが大切です。

服装マナーや価値観の違いによるトラブル

服装に関する価値観の違いも、思わぬトラブルにつながることがあります。
たとえば、中東や一部の東南アジアの寺院では、ノースリーブやショートパンツなど肌の露出が多い服装での入場が禁止されている場所があります。
実際に、服装規定を知らずに訪れた観光客が、入場を断られたり、現地でスカーフや羽織物の着用を求められたりするケースも少なくありません。
日本では服装の自由度が高い場所でも、海外では宗教的・文化的なルールが優先される場合があることを理解しておく必要があります。

日本人と海外での意思表示の違いでのトラブル

はっきり断れず、仕事や依頼を押し付けられてしまうトラブルもあります。
日本人は相手との関係性を重視し、「断るのは申し訳ない」と感じやすい傾向があります。しかし海外では、NOと言わない=了承したと受け取られることが多いです。
たとえば、「検討します」「後で考えます」と曖昧に返事をした結果、実際には引き受けるつもりがなくても「引き受けた」と解釈され、追加業務や負担の大きい仕事を任されてしまうケースがあります。海外では、できないことは早めにはっきり断る方が、相手にとっても誠実な対応と考えられるため、日本的な曖昧表現がトラブルの原因になることもあります。この国民性が、日本人がよく働くというイメージにつながっているのかもしれませんね。

事前に知っておくと安心なポイント

トラブルを避けるためにも、旅行前にその国の文化やマナーを学んでおくことが大切です。旅行ガイドブックや、その国の観光局のウェブサイトでは、現地の習慣・マナーを紹介していることが多いです。特に、治安、服装、ホテル、飲食店、交通機関など、旅行で必要になる場面での違いを意識し、事前に調べて覚えておくようにしましょう。

日本と海外の違いを楽しむための心構え

文化の違いを楽しむためには、「自分とは違う文化を受け入れる」姿勢が大切です。違うからといって批判するのではなく、その文化が生まれた背景や考え方を知る、新しく学ぶ、といったようにポジティブに捉えるようにすると、文化の違いを楽しむことができますよ。

日本と海外の文化の違いを尊重し、旅を楽しもう

さまざまな日本と海外の違いをご紹介してきましたが、びっくりするようなものや、なるほどと思えるようなものなど、多くの発見があったのではないでしょうか。

文化の違いを知ると世界の見え方が変わるはずです。「違いがあるから合わない」と捉えるのではなく、お互いの文化の違いを尊重する姿勢が大切です。

文化の違いを知って、ぜひ次の海外旅行を楽しみましょう!


  • Twitter
  • Facebook
  • LINE