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海外旅行や留学、ワーキングホリデーを考えるうえで「治安」は非常に気になるポイントですよね。
では世界で最も治安が良いのはどの国でしょうか?治安の良い国が多い地域や、その国に共通する特徴とは?
最新データに基づく治安の良い国ランキングをみていきましょう。ランキング各国の治安状況や注意点、魅力も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
世界各国の治安状況についてはさまざまな機関が調査しており、いくつかの信頼できる指標があります。
世界各国の治安について知る指標としては、世界平和度指数(GPI)が最もよく参考にされます。世界平和度指数とは、国際シンクタンクの経済平和研究所(IEP)が毎年発表している複合指標です。
世界人口の99.7%に及ぶ163の国と地域を対象として、
の3つについて調査し、安全度を数値化しています。
具体的な調査項目は、犯罪率や難民数、人権侵害など23項目に渡ります。発表されたランキングを見れば、世界各国の相対的な平和度合いが分かるわけです!
旅行や留学を検討する際にはぜひ参考にしたい情報といえるでしょう。
現地のメディアから最新の治安情報を入手するのは、言葉の壁もあってなかなかハードルが高いですよね。そこで便利なのが、外務省が公開している海外安全ホームページです。
各国の社会情勢に応じた渡航・滞在の注意点や、日本人の安全にかかわる事件・災害の情報など、安全情報が閲覧できます。常に最新の情報に更新されているのも心強い点。
さらに現地の日本大使館ホームページにも、より細かい情報が掲載されている可能性があります。行き先の候補が具体的になってきたら、ぜひチェックしておきましょう。
現地の人々が自分の住む国・地域の安全性をどう感じているかをまとめた調査もあります。
ギャラップ(Gallup)社が公表している「世界の法と秩序に関する調査結果」が特に有名で、
といったアンケートを115の国でまとめ、ランキングにしています。
ほかにも、イプソス社などが各国の犯罪や治安についての意識調査を公開しています。
世界平和度指数のランキングが上位であるほど、治安が良い国といえます。海外旅行や留学、ワーキングホリデーの行き先としては比較的安心できますね。それでは最新の世界平和度指数ランキングをみてみましょう!
TOP20には以下の国が並びます。
どんな印象を受けるでしょうか?そう、上位にはヨーロッパやアジアの国々が多く並んでいますね。実は、2007年に調査が開始されて以来、上位国はかなり常連化しているのです。
このなかでも特に治安が良い、上位10カ国について詳しくみていきましょう!
堂々たる1位は北大西洋の島国、アイスランド。なんと、2008年から17年間ずっと首位をキープしています。圧倒的ですね!
アイスランドは犯罪発生率が非常に低く、テロなどの事件もほとんど発生していません。「地球上で最も平和な国」との呼び声も高く、さらに世界幸福度ランキングでも上位です。
また、民主主義が非常に成熟しており、国際的に高く評価されています。それもそのはず、アイスランドの議会制民主主義は世界最古。アイスランド議会「アルシング」は、なんと1000年以上前のバイキングの時代に始まっているのです!現在でも、新憲法の草案作成に市民が参加するなど、国民の政治参加意識がしっかり根付いています。
温和で友好的な人々に加え、大自然の美しさが魅力。ダイナミックな氷山と火山が共存する「氷と火の国」で、各地で滝や温泉を楽しめます。一生に一度は見たい天空の神秘オーロラは、首都レイキャビクで観測できることもあるんだとか。
古い歴史と文化に彩られたアイルランド。ヨーロッパのなかでも治安が良いとされ、世界で最もフレンドリーな国民との評判も。
世界情勢に詳しい方は北アイルランド問題が心配かもしれませんが、1999年のベルファスト合意以降は鎮静化しており、国内で暴力事件は発生していません。日中は女性が一人で歩いても安全といわれます。
ただし、スリや置き引きなどの犯罪はあるので、最低限の防犯対策は必要です。また、デモや政治集会には近づかないようにしましょう。
新石器時代の遺跡や中世の城塞、今も根づくケルト文化に加え、美しい自然の景観にも恵まれた国です。
中央ヨーロッパに位置するオーストリアも、ヨーロッパのなかで犯罪やテロが少ない国です。人々は真面目な性格で、あまり他人に干渉しないのが日本人には居心地の良さとして感じられる面も。
とはいえ繁華街ではスリや置き引き、ダフ屋、ニセ警官に警戒を忘れないようにしましょう。大都市では危険エリアもあるので注意が必要です。
音楽の都ウィーンに、ハプスブルク帝国の歴史に彩られた建築の数々。雄大なアルプスでハイキングやスキー、どこを見ても芸術的な街でのカフェ巡りと、楽しみが尽きない魅惑の国です。
南太平洋の島国、ニュージーランドもテロや犯罪の少なさで有名です。なんと、警察官が拳銃を持っていません!(ちなみに、アイスランドやアイルランドも同様です)
ただし、スリや置き引きなどはあるので、日本国内と同じ感覚でいるわけにはいきません。また、治安の悪いエリアもあるので、近づかないようにするなど注意は必要です。
のんびりして外国人に対してもおおらかな国民性は、居心地のよさで定評があります。雄大な大自然とマオリの伝統文化が息づく、旅行にも滞在にも人気の国です。
アジアの国で最高位にランクインしたのがシンガポールです。安心して滞在でき、さらに特筆すべきは街全体の清潔さ!
その秘密は、厳格な法律と政府をあげての治安対策にあります。ドラッグや飲酒運転はもちろん、公共の場でのポイ捨てや喫煙、飲食も厳しい刑罰対象です。主要都市や観光地は監視カメラが設置され、警察の配備も万全。
ただし、厳格な法律は旅行者にも適用されます。特に、買い食いや飲み歩きなどはうっかりすると日本と同じ感覚でやってしまいかねません。マナーやルールは把握しておきましょう。
もちろん、人混みではスリに注意するなど、基本的な防犯対策も必要です。
有名スポットが多いですが、国全体が小さいうえに交通機関も発達しており、快適に観光できます。東南アジアと中国の食文化が織りなすバラエティ豊かなグルメも見逃せません。
アルプス山脈に囲まれた中央ヨーロッパの国、スイス。マナーを重視する国民性で、治安が良いだけでなく世界幸福度ランキングでも上位ランカーです。
外国人にもマナーとルールが求められるので、防犯対策同様に注意が必要です。例えば、立ち入り禁止エリアや撮影禁止エリアには留意し、違反しないようにしましょう。
犯罪が少ないとはいえスリや置き引きはあるので、交通機関や観光地など人の多い場所では要注意。自転車移動が普及している反面、自転車盗難も多いので、レンタルする際はしっかり盗難対策を。
アルプスでは壮大で牧歌的な風景、都市では芸術品のような風景と、あちこちで目を奪う光景に出会えるスイス。フォンデュにラクレット、絶品チョコレートと、グルメにも事欠きません!
ヨーロッパの最果て、イベリア半島の南西部に位置するポルトガルは、快適な気候と歴史に彩られた国です。テロや犯罪の発生率が低い安全な国であることに加え、温厚でフレンドリーな国民性も治安が良い要因でしょう。
とはいえ、もちろんスリや置き引きは発生します。特に名所であるリスボンの路面電車はスリ被害が多いことでも有名になってしまっています。
美しい海岸線と、どこから見ても絵になる港町の風情。街角に漂う歴史の深みがスパイスとなり、ワインと料理を忘れられない味にしてくれるはずです。
北海とバルト海を隔てるユトランド半島に位置する北欧の国、デンマーク。
テロや暴力犯罪が少ない理由は、規律を重んじる国民性にあるとされます。治安の良さだけでなく、世界幸福度ランキング上位の幸せな国としても有名です。
ただしコペンハーゲンなどの都市部には治安が悪いエリアもあるので要注意です。近年は外国人の窃盗グループが流入している情報もあります。
デンマークでは、それ自体が芸術品のようなカラフルな街や、おしゃれな北欧デザイングッズの数々に出会えます。歴史好きなら、バイキングの伝説が息づく遺跡や荘厳な教会を満喫しましょう。
スロベニアはイタリアの東に位置する中央ヨーロッパの小さな国です。
治安の良さで知られ、テロや凶悪事件はほとんど起きません。さらに犯罪発生数は近年減少傾向にあります。人々は外国人に対してフレンドリーで、女性が一人旅を楽しめる観光地としても人気が高まっています。
それでも日本に比べれば犯罪発生率は高く、スリや置き引きには注意が必要です。夜に一人で出歩いたりタクシーに乗ったりするのは避けましょう。市民デモは暴徒化する可能性があるので、見かけたら近づかずに立ち去るようにしてください。
スロベニアは、アルプス山脈とアドリア海に挟まれた風光明媚な人気観光地です。国土には美しい海岸や湖、鍾乳洞が散りばめられ、実は温泉大国という日本人には嬉しい一面も。首都リュブリャナを始め、歴史ある町並みは絵画のように風情があります。
隣国シンガポールと並んで東南アジアからランクインしたのがマレーシア。
多様性を尊重するおおらかな国民性で、暴動や凶悪犯罪が少なく治安が安定しています。これは、古くから交易の拠点だったマラッカ海峡に面し、さまざまな民族・文化が集うことで繁栄してきた歴史を考えれば納得ですね!
さらに世界有数の親日国でもあり、日本人が移住したい国としても上位ランクの常連です。
クアラルンプールなど都市部は治安が良いですが、スリや置き引き、流しのタクシーによるぼったくりには要注意です。一部には治安の悪いエリアもあるので、近づかないようにしましょう。
東部のサバ州は海賊が出没し、渡航中止が推奨されている危険地帯です。隣接しているリゾート地のコタキナバルに行く際には、十分に注意しましょう。
街では未来都市と歴史都市の両方の魅力を満喫でき、離島や沿岸を初めリゾートでは豊かな自然を楽しめます。東西の文化が混合したグルメも絶品!
日本は17位。この数字を見て、どう感じますか?
世界的にも日本は抜群に治安のよい国として知られ、実際に犯罪の発生率の低さはトップクラスです。それにしては、17位とは意外に低いですね。
実は、周辺に北朝鮮や中国といった国があるリスクが平和度指数に影響しているのです。また、自衛隊も世界で有数の軍事力とみなされ、ランキングの順位を下げる結果になっています。
世界には、治安が悪いイメージがあるけど意外とそうでもない国や、その逆の国もあります。いったいどんな国でしょうか?
治安が悪いと思われがちな中南米にあって、そのイメージにそぐわない国がウルグアイです。世界平和度指数は51位で、中南米ではトップクラスの治安の良さ。周囲の国と関係が良好なのもポイントです。
アフリカの優等生がルワンダです。1993年に内戦が終結して以降、治安が急速に改善し、日中なら一人で歩いても安全とされます。ただし、コンゴ民主共和国との国境地域や首都キガリのスラムなど危険エリアもあるので要注意。
北アフリカの国モロッコは周囲のアフリカの国々と比較して治安が安定していて、明るい時間なら女性が一人歩きをしても問題ないとされます。ただ観光客へのぼったくりやつきまといが酷いことで知られており、人気の砂漠ツアーでは女性客が不適切なボディタッチをされることもあり、注意が必要です。
東ヨーロッパと西アジアが接するコーカサス地方の国、ジョージア。古代からの古い歴史があり、近年では美食の国としても人気です。
ロシアとの不安定な関係から危険なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、治安は安定しており、日中なら女性が一人歩きできるほどです。観光客の受け入れを政策にしており、警察による警備を強化しています。
ただしロシア国境沿いやその周辺にある未承認国家は危険度が高いので、近づかないようにしましょう。
観光大国のフランス。世界のなかでは比較的安全とされ、日本政府による危険レベルも設定されていません。ただ残念ながら、近年は犯罪件数が増加している傾向にあります。
特に、フランスで最も治安が悪いとされるマルセイユなどでは、不況の結果として失業率が高まっており、麻薬組織の抗争も起きています。
治安が良いイメージのある北欧の国、スウェーデン。世界平和度指数は39位で、世界のなかでも比較的治安が良いといえるでしょう。
ただ、近年はギャングの抗争による治安悪化が懸念され、発砲事件や爆発物事件も発生。また、イスラム過激派勢力によるテロの危険度が高まり、中東情勢に対するデモや集会も増加しています。
アメリカは旅行先としても滞在先としても大人気の国です。しかし世界平和度指数ランクは、163の国・地域のうち、なんと132位!驚異的な順位の低さです。
アメリカは格差の激しい社会で、犯罪者を生み出しやすい構造といえます。最近特に政治的対立が加速していますが、もともと歴史的に人種間などの分断が色濃い国です。銃社会が引き起こす銃撃事件や軍事化度合いの高さも、平和度を押し下げています。
治安の良い国ランキングの上位をみると、ヨーロッパやアジアの国が多いですね。これらの国には、いくつかの共通する特徴があります。
まずあげられる共通点が、教育水準の高さ。経済協力開発機構(OECD)が実施する国際学力調査(PISA)でも、これらの国々は高評価です。特に近年はアジア勢が躍進目覚ましく、長年上位に君臨していた北欧勢の牙城を脅かす状況に。
シンガポールは世界屈指の教育国家として知られ、国際学力調査では1位の常連として不動の地位を築きつつあります。
デンマークでは、教育の無償化をほぼ完全に達成。学費だけでなく教材費などの諸費用も免除され、さらに大学生には生活支援金まで支給されます。これはうらやましいですね!
教育水準が高いと、どうして治安の良さにつながるのでしょう?
教育によって職業スキルが身に付き、安定した雇用につながると、貧困や経済的要因による犯罪が抑えられます。また、倫理観や社会規範、法律を守る社会風土が形成される効果も小さくありません。多様性や異文化への理解も進み、差別やヘイトといった社会不安も起きにくくなるのです。
ランキング上位の国々は、貧困や格差の少なさも共通しています。所得格差を測る指標のジニ係数では、フィンランドやデンマークなど北欧諸国が上位に名を連ね、オーストリアやスイスがそれを猛追しています。
スロベニアは東欧諸国では群を抜いて格差が小さく、ジニ係数は北欧諸国をも凌駕。
ニュージーランドやシンガポールは、所得格差は小さくないものの、住宅支援や家族支援が手厚く、国民の生活を安定させています。
マレーシアは独立後、華僑とマレー系住民の経済格差が深刻化したことを受け、マレー系住民を優遇するブミプトラ政策がとられました。現在は貧困率は急速に改善しており、住宅支援にも力を入れています。
貧困や格差が少なければ、困窮のために犯罪に走る動機が少なくなります。また、格差が小さい社会では各階層の対立が抑えられ、機会の不平等を覆すための過激思想も抑えられるのです。
治安の良い国は当然、警察や司法が機能していそうですね!これらを客観的に数値化した指標としては、前述の「世界の法と秩序に関する調査結果」のほかに、以下のようなものがあります。
これらの指標では、アイスランドやデンマークなど北欧諸国を筆頭に、治安の良い国上位ランキング国が名を連ねます。
シンガポールは法律が厳格であると同時に、警察の汚職が非常に少なく、裁判のスピードも早くて正確。
マレーシアはほかのランキング上位国に比べると司法への信頼は低いですが、近年は汚職撲滅のための制度を急速に整備しています。裁判所のIT化も進行中です。
違反すれば確実に裁かれる社会では、個人にも組織にも犯罪抑止力が働きます。法による公平な処遇が定着していれば、国民が政府を信頼し、社会不安が生まれにくくなる効果も。制度によって適切に問題が解決されれば、怨恨が暴力や社会対立に発展するリスクも減るでしょう。
治安の良い国は、政治的な混乱や暴力デモ、軍事クーデターといったリスクも低いです。
政治の安定に関する有名な指標として以下があります。
世界最古の議会をもつアイスランドをはじめ、北欧諸国はどちらの指標でも上位にランクイン。中欧、北米、日本、オーストラリアなども高評価される傾向にあります。
逆に、アフリカ、中東、中央アジアなどは低評価。興味深いことに、中国、北朝鮮、ロシアは、ガバナンス指標は高いが民主主義指数は低いという状況です。
政治の混乱がなければ、暴動やデモ、クーデターといった混乱が起きにくくなります。警察や司法が政治干渉を受けずに機能することによって、市民の政治への信頼はさらに高まるでしょう。そして、投資・経済活動が安定し、経済の発展⇒人々の生活の安定⇒犯罪の減少という好循環が生まれるのです。
法律で縛られる前に、市民が自律的にマナーを守って行動することも、これらの国々の特徴です。
犯罪が少ないアイスランドでは、なんと鍵をかけずに外出しても盗難に遭わないとすら言われます。(実際にアイスランドに行ったら、外出時の施錠はきちんとしましょう!)
国民の規律意識が高いオーストリアやスイスでは、鉄道駅に改札はあるものの誰でも通行可能。ただし車内で抜き打ち検査があり、無賃乗車が発覚すると重い罰金が課されます。
デンマークは信頼の国としても有名で、赤ちゃんをのせたベビーカーを放置しても大丈夫というエピソードも。
国民がマナーを守り、ゴミのポイ捨てや落書きなどが少なければ、公共空間が快適かつ安全になります。法令遵守意識が高ければ、飲酒運転や麻薬犯罪、暴力行為も起きにくいでしょう。「皆でルールを守っている」という相互信頼があることも、個人の意識を高めます。
地域住民のつながりが強いほど、犯罪の芽を早期に発見・抑止でき、治安が良くなります。
アイルランドでは「メハル」という伝統的な助け合いの精神が根づいており、現在も地域のボランティア参加率が高くなっています。
近所付き合いがあると見られている意識が働き、犯罪や迷惑行為をする心理的ハードルが上がるのです。地域での見守りや通報体制があることで、不審者やトラブルへの早期対応が可能に。また、社会的なつながりを感じられることで、孤独感や疎外感が減り、犯罪動機も生まれにくくなります。
治安の良い国ランキング上位は小さい国が多いことも、社会の一体感を高めているかもしれませんね!
以上、最新データにもとづいて世界の治安の良い国をみてきました。気になる国はありましたか?
旅行や留学、移住といったライフスタイルの選択肢が多様化する中で、「安心して過ごせる国」を選ぶことはますます重要になっています。この記事を参考にして、より豊かで安全な海外体験を楽しんでください!
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海外旅行や留学、ワーキングホリデーを考えるうえで「治安」は非常に気になるポイントですよね。
では世界で最も治安が良いのはどの国でしょうか?
治安の良い国が多い地域や、その国に共通する特徴とは?
最新データに基づく治安の良い国ランキングをみていきましょう。
ランキング各国の治安状況や注意点、魅力も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
「治安が良い」とは?
世界各国の治安状況についてはさまざまな機関が調査しており、いくつかの信頼できる指標があります。
世界平和度指数
世界各国の治安について知る指標としては、世界平和度指数(GPI)が最もよく参考にされます。
世界平和度指数とは、国際シンクタンクの経済平和研究所(IEP)が毎年発表している複合指標です。
世界人口の99.7%に及ぶ163の国と地域を対象として、
の3つについて調査し、安全度を数値化しています。
具体的な調査項目は、犯罪率や難民数、人権侵害など23項目に渡ります。
発表されたランキングを見れば、世界各国の相対的な平和度合いが分かるわけです!
旅行や留学を検討する際にはぜひ参考にしたい情報といえるでしょう。
外務省の海外安全情報
現地のメディアから最新の治安情報を入手するのは、言葉の壁もあってなかなかハードルが高いですよね。
そこで便利なのが、外務省が公開している海外安全ホームページです。
各国の社会情勢に応じた渡航・滞在の注意点や、日本人の安全にかかわる事件・災害の情報など、安全情報が閲覧できます。常に最新の情報に更新されているのも心強い点。
さらに現地の日本大使館ホームページにも、より細かい情報が掲載されている可能性があります。
行き先の候補が具体的になってきたら、ぜひチェックしておきましょう。
現地の人々の実感(Gallup調査など)
現地の人々が自分の住む国・地域の安全性をどう感じているかをまとめた調査もあります。
ギャラップ(Gallup)社が公表している「世界の法と秩序に関する調査結果」が特に有名で、
といったアンケートを115の国でまとめ、ランキングにしています。
ほかにも、イプソス社などが各国の犯罪や治安についての意識調査を公開しています。
治安の良い国ランキング
世界平和度指数のランキングが上位であるほど、治安が良い国といえます。
海外旅行や留学、ワーキングホリデーの行き先としては比較的安心できますね。
それでは最新の世界平和度指数ランキングをみてみましょう!
治安の良い国ランキング TOP20
TOP20には以下の国が並びます。
どんな印象を受けるでしょうか?
そう、上位にはヨーロッパやアジアの国々が多く並んでいますね。
実は、2007年に調査が開始されて以来、上位国はかなり常連化しているのです。
このなかでも特に治安が良い、上位10カ国について詳しくみていきましょう!
1位:アイスランド
堂々たる1位は北大西洋の島国、アイスランド。
なんと、2008年から17年間ずっと首位をキープしています。圧倒的ですね!
アイスランドは犯罪発生率が非常に低く、テロなどの事件もほとんど発生していません。
「地球上で最も平和な国」との呼び声も高く、さらに世界幸福度ランキングでも上位です。
また、民主主義が非常に成熟しており、国際的に高く評価されています。
それもそのはず、アイスランドの議会制民主主義は世界最古。アイスランド議会「アルシング」は、なんと1000年以上前のバイキングの時代に始まっているのです!
現在でも、新憲法の草案作成に市民が参加するなど、国民の政治参加意識がしっかり根付いています。
温和で友好的な人々に加え、大自然の美しさが魅力。
ダイナミックな氷山と火山が共存する「氷と火の国」で、各地で滝や温泉を楽しめます。
一生に一度は見たい天空の神秘オーロラは、首都レイキャビクで観測できることもあるんだとか。
2位:アイルランド
古い歴史と文化に彩られたアイルランド。
ヨーロッパのなかでも治安が良いとされ、世界で最もフレンドリーな国民との評判も。
世界情勢に詳しい方は北アイルランド問題が心配かもしれませんが、1999年のベルファスト合意以降は鎮静化しており、国内で暴力事件は発生していません。
日中は女性が一人で歩いても安全といわれます。
ただし、スリや置き引きなどの犯罪はあるので、最低限の防犯対策は必要です。また、デモや政治集会には近づかないようにしましょう。
新石器時代の遺跡や中世の城塞、今も根づくケルト文化に加え、美しい自然の景観にも恵まれた国です。
3位:オーストリア
中央ヨーロッパに位置するオーストリアも、ヨーロッパのなかで犯罪やテロが少ない国です。
人々は真面目な性格で、あまり他人に干渉しないのが日本人には居心地の良さとして感じられる面も。
とはいえ繁華街ではスリや置き引き、ダフ屋、ニセ警官に警戒を忘れないようにしましょう。
大都市では危険エリアもあるので注意が必要です。
音楽の都ウィーンに、ハプスブルク帝国の歴史に彩られた建築の数々。
雄大なアルプスでハイキングやスキー、どこを見ても芸術的な街でのカフェ巡りと、楽しみが尽きない魅惑の国です。
4位:ニュージーランド
南太平洋の島国、ニュージーランドもテロや犯罪の少なさで有名です。
なんと、警察官が拳銃を持っていません!(ちなみに、アイスランドやアイルランドも同様です)
ただし、スリや置き引きなどはあるので、日本国内と同じ感覚でいるわけにはいきません。
また、治安の悪いエリアもあるので、近づかないようにするなど注意は必要です。
のんびりして外国人に対してもおおらかな国民性は、居心地のよさで定評があります。
雄大な大自然とマオリの伝統文化が息づく、旅行にも滞在にも人気の国です。
5位:シンガポール
アジアの国で最高位にランクインしたのがシンガポールです。
安心して滞在でき、さらに特筆すべきは街全体の清潔さ!
その秘密は、厳格な法律と政府をあげての治安対策にあります。
ドラッグや飲酒運転はもちろん、公共の場でのポイ捨てや喫煙、飲食も厳しい刑罰対象です。
主要都市や観光地は監視カメラが設置され、警察の配備も万全。
ただし、厳格な法律は旅行者にも適用されます。
特に、買い食いや飲み歩きなどはうっかりすると日本と同じ感覚でやってしまいかねません。
マナーやルールは把握しておきましょう。
もちろん、人混みではスリに注意するなど、基本的な防犯対策も必要です。
有名スポットが多いですが、国全体が小さいうえに交通機関も発達しており、快適に観光できます。
東南アジアと中国の食文化が織りなすバラエティ豊かなグルメも見逃せません。
6位:スイス
アルプス山脈に囲まれた中央ヨーロッパの国、スイス。
マナーを重視する国民性で、治安が良いだけでなく世界幸福度ランキングでも上位ランカーです。
外国人にもマナーとルールが求められるので、防犯対策同様に注意が必要です。
例えば、立ち入り禁止エリアや撮影禁止エリアには留意し、違反しないようにしましょう。
犯罪が少ないとはいえスリや置き引きはあるので、交通機関や観光地など人の多い場所では要注意。
自転車移動が普及している反面、自転車盗難も多いので、レンタルする際はしっかり盗難対策を。
アルプスでは壮大で牧歌的な風景、都市では芸術品のような風景と、あちこちで目を奪う光景に出会えるスイス。
フォンデュにラクレット、絶品チョコレートと、グルメにも事欠きません!
7位:ポルトガル
ヨーロッパの最果て、イベリア半島の南西部に位置するポルトガルは、快適な気候と歴史に彩られた国です。
テロや犯罪の発生率が低い安全な国であることに加え、温厚でフレンドリーな国民性も治安が良い要因でしょう。
とはいえ、もちろんスリや置き引きは発生します。
特に名所であるリスボンの路面電車はスリ被害が多いことでも有名になってしまっています。
美しい海岸線と、どこから見ても絵になる港町の風情。
街角に漂う歴史の深みがスパイスとなり、ワインと料理を忘れられない味にしてくれるはずです。
8位:デンマーク
北海とバルト海を隔てるユトランド半島に位置する北欧の国、デンマーク。
テロや暴力犯罪が少ない理由は、規律を重んじる国民性にあるとされます。
治安の良さだけでなく、世界幸福度ランキング上位の幸せな国としても有名です。
ただしコペンハーゲンなどの都市部には治安が悪いエリアもあるので要注意です。
近年は外国人の窃盗グループが流入している情報もあります。
デンマークでは、それ自体が芸術品のようなカラフルな街や、おしゃれな北欧デザイングッズの数々に出会えます。
歴史好きなら、バイキングの伝説が息づく遺跡や荘厳な教会を満喫しましょう。
9位:スロベニア
スロベニアはイタリアの東に位置する中央ヨーロッパの小さな国です。
治安の良さで知られ、テロや凶悪事件はほとんど起きません。さらに犯罪発生数は近年減少傾向にあります。
人々は外国人に対してフレンドリーで、女性が一人旅を楽しめる観光地としても人気が高まっています。
それでも日本に比べれば犯罪発生率は高く、スリや置き引きには注意が必要です。夜に一人で出歩いたりタクシーに乗ったりするのは避けましょう。
市民デモは暴徒化する可能性があるので、見かけたら近づかずに立ち去るようにしてください。
スロベニアは、アルプス山脈とアドリア海に挟まれた風光明媚な人気観光地です。
国土には美しい海岸や湖、鍾乳洞が散りばめられ、実は温泉大国という日本人には嬉しい一面も。
首都リュブリャナを始め、歴史ある町並みは絵画のように風情があります。
10位:マレーシア
隣国シンガポールと並んで東南アジアからランクインしたのがマレーシア。
多様性を尊重するおおらかな国民性で、暴動や凶悪犯罪が少なく治安が安定しています。
これは、古くから交易の拠点だったマラッカ海峡に面し、さまざまな民族・文化が集うことで繁栄してきた歴史を考えれば納得ですね!
さらに世界有数の親日国でもあり、日本人が移住したい国としても上位ランクの常連です。
クアラルンプールなど都市部は治安が良いですが、スリや置き引き、流しのタクシーによるぼったくりには要注意です。一部には治安の悪いエリアもあるので、近づかないようにしましょう。
東部のサバ州は海賊が出没し、渡航中止が推奨されている危険地帯です。
隣接しているリゾート地のコタキナバルに行く際には、十分に注意しましょう。
街では未来都市と歴史都市の両方の魅力を満喫でき、離島や沿岸を初めリゾートでは豊かな自然を楽しめます。東西の文化が混合したグルメも絶品!
【番外編】17位:日本
日本は17位。
この数字を見て、どう感じますか?
世界的にも日本は抜群に治安のよい国として知られ、実際に犯罪の発生率の低さはトップクラスです。
それにしては、17位とは意外に低いですね。
実は、周辺に北朝鮮や中国といった国があるリスクが平和度指数に影響しているのです。
また、自衛隊も世界で有数の軍事力とみなされ、ランキングの順位を下げる結果になっています。
意外と治安が良い・悪い国
世界には、治安が悪いイメージがあるけど意外とそうでもない国や、その逆の国もあります。
いったいどんな国でしょうか?
治安が悪いと思われがちだけど実は安全な国
ウルグアイ
治安が悪いと思われがちな中南米にあって、そのイメージにそぐわない国がウルグアイです。
世界平和度指数は51位で、中南米ではトップクラスの治安の良さ。
周囲の国と関係が良好なのもポイントです。
ルワンダ
アフリカの優等生がルワンダです。
1993年に内戦が終結して以降、治安が急速に改善し、日中なら一人で歩いても安全とされます。
ただし、コンゴ民主共和国との国境地域や首都キガリのスラムなど危険エリアもあるので要注意。
モロッコ
北アフリカの国モロッコは周囲のアフリカの国々と比較して治安が安定していて、明るい時間なら女性が一人歩きをしても問題ないとされます。
ただ観光客へのぼったくりやつきまといが酷いことで知られており、人気の砂漠ツアーでは女性客が不適切なボディタッチをされることもあり、注意が必要です。
ジョージア
東ヨーロッパと西アジアが接するコーカサス地方の国、ジョージア。
古代からの古い歴史があり、近年では美食の国としても人気です。
ロシアとの不安定な関係から危険なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、治安は安定しており、日中なら女性が一人歩きできるほどです。
観光客の受け入れを政策にしており、警察による警備を強化しています。
ただしロシア国境沿いやその周辺にある未承認国家は危険度が高いので、近づかないようにしましょう。
安全そうだけど実は注意が必要な国
フランス
観光大国のフランス。世界のなかでは比較的安全とされ、日本政府による危険レベルも設定されていません。
ただ残念ながら、近年は犯罪件数が増加している傾向にあります。
特に、フランスで最も治安が悪いとされるマルセイユなどでは、不況の結果として失業率が高まっており、麻薬組織の抗争も起きています。
スウェーデン
治安が良いイメージのある北欧の国、スウェーデン。
世界平和度指数は39位で、世界のなかでも比較的治安が良いといえるでしょう。
ただ、近年はギャングの抗争による治安悪化が懸念され、発砲事件や爆発物事件も発生。
また、イスラム過激派勢力によるテロの危険度が高まり、中東情勢に対するデモや集会も増加しています。
アメリカ
アメリカは旅行先としても滞在先としても大人気の国です。
しかし世界平和度指数ランクは、163の国・地域のうち、なんと132位!
驚異的な順位の低さです。
アメリカは格差の激しい社会で、犯罪者を生み出しやすい構造といえます。
最近特に政治的対立が加速していますが、もともと歴史的に人種間などの分断が色濃い国です。
銃社会が引き起こす銃撃事件や軍事化度合いの高さも、平和度を押し下げています。
治安の良い国に共通する特徴は?
治安の良い国ランキングの上位をみると、ヨーロッパやアジアの国が多いですね。
これらの国には、いくつかの共通する特徴があります。
教育水準が高い
まずあげられる共通点が、教育水準の高さ。
経済協力開発機構(OECD)が実施する国際学力調査(PISA)でも、これらの国々は高評価です。
特に近年はアジア勢が躍進目覚ましく、長年上位に君臨していた北欧勢の牙城を脅かす状況に。
シンガポールは世界屈指の教育国家として知られ、国際学力調査では1位の常連として不動の地位を築きつつあります。
デンマークでは、教育の無償化をほぼ完全に達成。
学費だけでなく教材費などの諸費用も免除され、さらに大学生には生活支援金まで支給されます。
これはうらやましいですね!
教育水準が高いと、どうして治安の良さにつながるのでしょう?
教育によって職業スキルが身に付き、安定した雇用につながると、貧困や経済的要因による犯罪が抑えられます。
また、倫理観や社会規範、法律を守る社会風土が形成される効果も小さくありません。
多様性や異文化への理解も進み、差別やヘイトといった社会不安も起きにくくなるのです。
貧困・格差が少ない
ランキング上位の国々は、貧困や格差の少なさも共通しています。
所得格差を測る指標のジニ係数では、フィンランドやデンマークなど北欧諸国が上位に名を連ね、オーストリアやスイスがそれを猛追しています。
スロベニアは東欧諸国では群を抜いて格差が小さく、ジニ係数は北欧諸国をも凌駕。
ニュージーランドやシンガポールは、所得格差は小さくないものの、住宅支援や家族支援が手厚く、国民の生活を安定させています。
マレーシアは独立後、華僑とマレー系住民の経済格差が深刻化したことを受け、マレー系住民を優遇するブミプトラ政策がとられました。
現在は貧困率は急速に改善しており、住宅支援にも力を入れています。
貧困や格差が少なければ、困窮のために犯罪に走る動機が少なくなります。
また、格差が小さい社会では各階層の対立が抑えられ、機会の不平等を覆すための過激思想も抑えられるのです。
警察や司法が機能している
治安の良い国は当然、警察や司法が機能していそうですね!
これらを客観的に数値化した指標としては、前述の「世界の法と秩序に関する調査結果」のほかに、以下のようなものがあります。
これらの指標では、アイスランドやデンマークなど北欧諸国を筆頭に、治安の良い国上位ランキング国が名を連ねます。
シンガポールは法律が厳格であると同時に、警察の汚職が非常に少なく、裁判のスピードも早くて正確。
マレーシアはほかのランキング上位国に比べると司法への信頼は低いですが、近年は汚職撲滅のための制度を急速に整備しています。裁判所のIT化も進行中です。
違反すれば確実に裁かれる社会では、個人にも組織にも犯罪抑止力が働きます。
法による公平な処遇が定着していれば、国民が政府を信頼し、社会不安が生まれにくくなる効果も。
制度によって適切に問題が解決されれば、怨恨が暴力や社会対立に発展するリスクも減るでしょう。
政治的に安定している
治安の良い国は、政治的な混乱や暴力デモ、軍事クーデターといったリスクも低いです。
政治の安定に関する有名な指標として以下があります。
世界最古の議会をもつアイスランドをはじめ、北欧諸国はどちらの指標でも上位にランクイン。
中欧、北米、日本、オーストラリアなども高評価される傾向にあります。
逆に、アフリカ、中東、中央アジアなどは低評価。
興味深いことに、中国、北朝鮮、ロシアは、ガバナンス指標は高いが民主主義指数は低いという状況です。
政治の混乱がなければ、暴動やデモ、クーデターといった混乱が起きにくくなります。
警察や司法が政治干渉を受けずに機能することによって、市民の政治への信頼はさらに高まるでしょう。
そして、投資・経済活動が安定し、経済の発展⇒人々の生活の安定⇒犯罪の減少という好循環が生まれるのです。
市民のモラル・規律意識が高い
法律で縛られる前に、市民が自律的にマナーを守って行動することも、これらの国々の特徴です。
犯罪が少ないアイスランドでは、なんと鍵をかけずに外出しても盗難に遭わないとすら言われます。(実際にアイスランドに行ったら、外出時の施錠はきちんとしましょう!)
国民の規律意識が高いオーストリアやスイスでは、鉄道駅に改札はあるものの誰でも通行可能。
ただし車内で抜き打ち検査があり、無賃乗車が発覚すると重い罰金が課されます。
デンマークは信頼の国としても有名で、赤ちゃんをのせたベビーカーを放置しても大丈夫というエピソードも。
国民がマナーを守り、ゴミのポイ捨てや落書きなどが少なければ、公共空間が快適かつ安全になります。
法令遵守意識が高ければ、飲酒運転や麻薬犯罪、暴力行為も起きにくいでしょう。
「皆でルールを守っている」という相互信頼があることも、個人の意識を高めます。
コミュニティの連帯感
地域住民のつながりが強いほど、犯罪の芽を早期に発見・抑止でき、治安が良くなります。
アイルランドでは「メハル」という伝統的な助け合いの精神が根づいており、現在も地域のボランティア参加率が高くなっています。
近所付き合いがあると見られている意識が働き、犯罪や迷惑行為をする心理的ハードルが上がるのです。
地域での見守りや通報体制があることで、不審者やトラブルへの早期対応が可能に。
また、社会的なつながりを感じられることで、孤独感や疎外感が減り、犯罪動機も生まれにくくなります。
治安の良い国ランキング上位は小さい国が多いことも、社会の一体感を高めているかもしれませんね!
安全な国を知れば、世界がもっと身近になる
以上、最新データにもとづいて世界の治安の良い国をみてきました。
気になる国はありましたか?
旅行や留学、移住といったライフスタイルの選択肢が多様化する中で、「安心して過ごせる国」を選ぶことはますます重要になっています。
この記事を参考にして、より豊かで安全な海外体験を楽しんでください!
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