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「厄年=悪いことが起きる年」と聞くと、不安になりますよね。けれど、ただ慎重に過ごすだけでは、かえって運気を逃してしまうこともあります。厄年の意味や背景を知り、前向きに受け止めることで、気持ちの持ち方や行動をより良い方向に整えることができます。
この記事では、厄年になぜ悪いことが起きやすいと言われるのかを解説し、厄年を良いことが起きる年に逆転するための方法と心がまえをご紹介します。
昔から厄年と言われているのは、数え年(生まれたときを1歳とする年齢の数え方)では次の通りです。
※各年齢は「数え年」になります
厄年と言われる年齢を見て、あなたはどんなことを思うでしょうか?
ライフステージでは、就職や結婚の時期、仕事で責任ある立場に立つ時期、子どもが独立し仕事をリタイアする時期など、さまざまな転機が訪れる年齢ですね。
体力的にも、ピークを迎える頃、中年と呼ばれ始める頃、高齢期にさしかかる頃など、やはり変化の多い時期です。
例えば、厄年のなかでも最も注意すべきと言われる大厄は、数え年で男性は42歳、女性は33歳。どちらも体力の変化、家庭や仕事での責任の増加、人間関係の広がりなど、人生の大きな転換期です。
このような転機、変化の多い年齢は、ひとつ歯車をかけ違うと人生が悪い方向へ進んでしまうリスクがあります。昔の人々は「人生の節目には注意が必要」と考え、その教訓を「厄年」という形で今に伝えたのです。
厄年という考えは、中国から伝わった陰陽道に由来すると言われています。
陰陽道とは、中国古代の陰陽五行説に基づく思想です。自然界の「陰」と「陽」のバランスを重んじ、星や方位などを見て、運気の流れを読み解きます。
平安時代には安倍晴明が、陰陽道を日常生活の吉凶と結びつけて体系化し、貴族階級にさまざまな「厄除け」の風習が流行しました。当時の記録に「厄年」という言葉は確認されていませんが、厄除けの風習が年齢と関連付けられるようになったのが、厄年だと考えられます。
家庭や仕事で転機が多い厄年は、むしろ人生の転機は良いことがいろいろと起きる年齢だと言えます。
SNSでも、厄年に良いことがあったという、次のような声があります。実際、人生の節目には努力が実を結んだり、環境が好転したりと“プラスの転機”が訪れやすいのかもしれませんね。
今年は本厄ー!!しかも女の大厄!そして子供達も厄年!スゲー!めっちゃ厄並んでるじゃん!厄厄厄でオーメンみたい!前厄は怪我も病気もしなかったし(覚えてない)嫌なことも言われた事無かったし(覚えてない)なんか身の回り良いことしか起きなかったから前厄はよく分かんなかったな
実は今年厄年なんですよ
けど、病気もしないし、世界は広がるし、良いことそれなりに起こるで悪いことがあまり起こらない
これも筋トレのおかげ?それとも心の持ちようなのかな?
頑張ってる結果なのかもしれないけど、たくさんの人に感謝していますこの気持ちをずっと忘れてないように
還暦は厄年らしいが、2月末までのところ良いことしか起きていない。このままあと10ヶ月がんばってほしい。
良いことがありすぎて逆に不安という声もありますが、悪いことばかりではなく良いこともいろいろと起きるのが厄年なのですね。
厄年に悪いことが起きないように注意し、行動をつつしむのは大切です。しかし、厄年が人生の転換期だとすると、むしろ「チャンスを活かす」というポジティブな姿勢が、良い結果に結びつくのではないでしょうか?
例えば、「今年は厄年だから、この恋愛はうまくいかないのではないか」「転職のスカウトを受けたが今年は見送った方が良いのでは?」などと消極的に考えると、せっかく目の前に現れたチャンスを逃がしてしまうかもしれません。
リスクとは、失敗や損失の可能性がある事態や状況のことで、物事が動いているとき(転換期)に生じることが多いと言えます。
転換期に生じるのがリスクなら、リスクには大きな成果の可能性も含まれることが分かります。リスクに直面したときに、ただ大人しくしているだけでは、現状維持すら難しい(悪いことが起きる)場合が多いものです。
厄年も古来より人々が経験から思い至ったリスクの年です。リスクを恐れるだけでなく、前向きな気持ちで新しい行動をとることで、厄年をより充実した一年にできるかもしれません。
何か新しいことに挑戦するのも、厄年をよりポジティブに過ごす良い方法です。
以前からやってみたいと思っていたこと、あるいは将来役にたつと思うことなどを、人生の節目に始めるのは、ある意味で逆転の発想であり、よりポジティブな姿勢だと言えます。
厄年をきっかけに、自分を見つめ直す時間として、新しいことに少しずつ取り組んでみるのもおすすめです。
厄年をポジティブに過ごすといっても、猪突猛進ではそれこそリスクが増大して、悪いことが起きかねません。
リスクはやはり適切に管理して、改善すべきことがあれば改善する必要があります。
肉体的な変化の年齢でもある厄年は詳しい健康診断を受けて、ポジティブに活動する基盤である身体に問題点がないかを確認しておきたいものです。
生活習慣に乱れがないかも見直したい機会です。不規則な生活やストレスが続くと、体調や気分のバランスを崩しがちです。まずは生活リズムを整え、心身をすこやかに保つことを意識してみましょう。
実は「厄年」は“厄”ではなく“役”の年だという説もあります。つまり、災いの年ではなく「大切な役割を担う年」だという考え方です。
昔の日本では、各村の村人たちが協力して氏神様のお祭りを行っており、決まった年齢になると神様にお仕えする大事な役目を任されていました。神様のお仕え役をするためには、病気や怪我、そのほかのトラブルを避けるために行動を慎しんで身を清める必要があり、「役年」には厄払いをして言動に注意して過ごさなければなりませんでした。この風習が由来となって後に「厄年」になったとされています。
厄年=役年は、現代にも通じる考え方です。厄年を悪いことが起きがちな年と考えるのではなく、家庭や社会で大切や役割を担う年と考えるのも、厄年をポジティブに捉える考え方です。
日々を気持ちよく過ごすためには、物事を前向きに受け止める姿勢が大切だと考えられます。「確かにその通りだが、何か具体的にできることはないの?」という方のために、厄除けのお参りや日常生活での心がけなどについてご紹介します。
運気を上げるための具体的な行動として私たちにもっとも馴染み深いのが、神社でのご祈祷です。
厄払い・厄除けの祈祷を行う神社は全国に数多くあり、行う時期も特定の日時が決められているわけではありません。ご自身のタイミングでご祈祷をうけてみるのも1つです。申し込みは社務所で行い、初穂料(5千円~1万円が相場)を納め、申込用紙を提出することで受けられる神社が多いですよ。
運気を上げるために普段の生活でできることは、心と環境を整えることです。心の持ち方では、具体的には次のようなことがあります。
日々の中で、誰かの言葉や小さな出来事に「ありがとう」と思える瞬間を大切にしましょう。少し意識するだけで、日常にあった「あたりまえ」の大切さに気付くきっかけになるかもしれません。
人や出来事の「悪い面」ばかりに囚われず、良いところを見つめてみましょう。前向きな気持ちは、自然と行動を前向きにし、良い循環を生み出してくれます。
寝付きやすくするために人それぞれの就眠儀式があるように、心を整えて運気を呼び込むための自分なりの儀式やルーティーンを持つことも有効かもしれません。
一般的にいいとされる行動や習慣を一部ご紹介します。
身のまわりをきれいに整えることは、心を整えることにもつながります。掃除を行うことは部屋が過ごしやすくなるということはもちろん、風水的にも良い意味があるとされています。
また、古いものを整理すると、気持ちがすっきりして新しいものを迎える余白が生まれます。何から捨てるべきか分からない場合は、明らかに古くなったものから捨てていくのもおすすめです。
美しい月を眺めていると心が洗われて、澄みきった心境になったという経験はありませんか?日本人は昔から月を愛で、神聖なものとして崇めてきました。その心は現代の私たちにも引き継がれています。
夜は明るい電灯がともる現代生活では、ややもすると月の存在を忘れがちですが、昔の人の心に戻って月を愛で、眺めることで気持ちを落ち着けたり、心をリセットする時間になるかもしれません。
月光浴について詳しく
香りが人の心に大きな作用を及ぼすことは昔から知られており、日本でも香道は香りを聞く(かぐ)ことで、心を静め、感性を磨く芸道として発達しました。
ビャクダンやホワイトセージなど、浄化に効果的とされる香はもちろん、ご自身の好きな香りでリラックスするひとときを味わうのも良いですね。
ホワイトセージの使い方について詳しく
厄年に良いことを呼び込むアイテム・お守りとして知られているものをご紹介します。
天然石は厄除けのお守りとして、古くから世界中で用いられてきました。
石には古くからそれぞれ意味が込められており、お守りのように身につけることで気分が落ち着いたり、前向きになれるとされています。
昔から「長いものには神霊が宿る」「長いものは災厄を遠ざける」とされており、蛇や縄、帯、紐、などが神聖視されてきました。実際、大晦日に年越しそばを食べるのは「長いものは長寿につながる」という考えからです。
厄除けのプレゼントとして、女性ならネックレス、男性ならベルトやネクタイなどを送るのも人気ですよ。
「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の七色は、厄除けや開運に効果があるとされています。また、七つの色は「七福神」を連想させるため、厄除けや開運などの効果があるとも考えられています。
勾玉は日本最古のお守りの一つとされ、三種の神器の一つにも数えられています。太古の時代から厄除けや魔除けの強い力があると信じられてきた勾玉は、厄年を迎える人のお守りとしてぴったりのモチーフです。
厄年は、新しい役割を担う「役年」でもあり、人生の転機にあたる年なので、良いことが起きるチャンスでもあります。
厄年を前向きに捉え、挑戦の気持ちで過ごすことで、新しい発見や人とのご縁につながるかもしれません。
気になる厄年一覧は?▼
『断捨離』をして心身を整理してみませんか▼
「厄年=悪いことが起きる年」と聞くと、不安になりますよね。けれど、ただ慎重に過ごすだけでは、かえって運気を逃してしまうこともあります。
厄年の意味や背景を知り、前向きに受け止めることで、気持ちの持ち方や行動をより良い方向に整えることができます。
この記事では、厄年になぜ悪いことが起きやすいと言われるのかを解説し、厄年を良いことが起きる年に逆転するための方法と心がまえをご紹介します。
目次
なぜ厄年には悪いことが起きやすいと言われるのか
昔から厄年と言われているのは、数え年(生まれたときを1歳とする年齢の数え方)では次の通りです。
(大厄)
(大厄)
※各年齢は「数え年」になります
ライフステージや体力的に転機が多い年齢だから
厄年と言われる年齢を見て、あなたはどんなことを思うでしょうか?
ライフステージでは、就職や結婚の時期、仕事で責任ある立場に立つ時期、子どもが独立し仕事をリタイアする時期など、さまざまな転機が訪れる年齢ですね。
体力的にも、ピークを迎える頃、中年と呼ばれ始める頃、高齢期にさしかかる頃など、やはり変化の多い時期です。
例えば、厄年のなかでも最も注意すべきと言われる大厄は、数え年で男性は42歳、女性は33歳。どちらも体力の変化、家庭や仕事での責任の増加、人間関係の広がりなど、人生の大きな転換期です。
このような転機、変化の多い年齢は、ひとつ歯車をかけ違うと人生が悪い方向へ進んでしまうリスクがあります。昔の人々は「人生の節目には注意が必要」と考え、その教訓を「厄年」という形で今に伝えたのです。
厄年は平安時代に流行した陰陽道に由来する
厄年という考えは、中国から伝わった陰陽道に由来すると言われています。
陰陽道とは、中国古代の陰陽五行説に基づく思想です。自然界の「陰」と「陽」のバランスを重んじ、星や方位などを見て、運気の流れを読み解きます。
平安時代には安倍晴明が、陰陽道を日常生活の吉凶と結びつけて体系化し、貴族階級にさまざまな「厄除け」の風習が流行しました。
当時の記録に「厄年」という言葉は確認されていませんが、厄除けの風習が年齢と関連付けられるようになったのが、厄年だと考えられます。
厄年でも良いことばかり? 実際に起きたポジティブな出来事とは
家庭や仕事で転機が多い厄年は、むしろ人生の転機は良いことがいろいろと起きる年齢だと言えます。
SNSでも、厄年に良いことがあったという、次のような声があります。
実際、人生の節目には努力が実を結んだり、環境が好転したりと“プラスの転機”が訪れやすいのかもしれませんね。
今年は本厄ー!!しかも女の大厄!
引用元:https://x.com/UMETENfromJPN/status/1874618676546297883そして子供達も厄年!スゲー!めっちゃ厄並んでるじゃん!
厄厄厄でオーメンみたい!
前厄は怪我も病気もしなかったし(覚えてない)
嫌なことも言われた事無かったし(覚えてない)
なんか身の回り良いことしか起きなかったから前厄はよく分かんなかったな
実は今年厄年なんですよ
けど、病気もしないし、世界は広がるし、良いことそれなりに起こるで悪いことがあまり起こらない
これも筋トレのおかげ?
それとも心の持ちようなのかな?
頑張ってる結果なのかもしれないけど、たくさんの人に感謝しています
引用元:https://x.com/kintsuba1992/status/1945382180240462323この気持ちをずっと忘れてないように
還暦は厄年らしいが、2月末までのところ良いことしか起きていない。このままあと10ヶ月がんばってほしい。
引用元:https://x.com/haraguci/status/1894239173290463362良いことがありすぎて逆に不安という声もありますが、悪いことばかりではなく良いこともいろいろと起きるのが厄年なのですね。
厄年を「良いことばかりの年」に変える過ごし方
厄年に悪いことが起きないように注意し、行動をつつしむのは大切です。しかし、厄年が人生の転換期だとすると、むしろ「チャンスを活かす」というポジティブな姿勢が、良い結果に結びつくのではないでしょうか?
例えば、「今年は厄年だから、この恋愛はうまくいかないのではないか」「転職のスカウトを受けたが今年は見送った方が良いのでは?」
などと消極的に考えると、せっかく目の前に現れたチャンスを逃がしてしまうかもしれません。
厄年(リスク)をチャンスと捉える
リスクとは、失敗や損失の可能性がある事態や状況のことで、物事が動いているとき(転換期)に生じることが多いと言えます。
転換期に生じるのがリスクなら、リスクには大きな成果の可能性も含まれることが分かります。リスクに直面したときに、ただ大人しくしているだけでは、現状維持すら難しい(悪いことが起きる)場合が多いものです。
厄年も古来より人々が経験から思い至ったリスクの年です。リスクを恐れるだけでなく、前向きな気持ちで新しい行動をとることで、厄年をより充実した一年にできるかもしれません。
新しいことに挑戦する
何か新しいことに挑戦するのも、厄年をよりポジティブに過ごす良い方法です。
以前からやってみたいと思っていたこと、あるいは将来役にたつと思うことなどを、人生の節目に始めるのは、ある意味で逆転の発想であり、よりポジティブな姿勢だと言えます。
厄年をきっかけに、自分を見つめ直す時間として、新しいことに少しずつ取り組んでみるのもおすすめです。
健康診断・習慣改善のきっかけにする
厄年をポジティブに過ごすといっても、猪突猛進ではそれこそリスクが増大して、悪いことが起きかねません。
リスクはやはり適切に管理して、改善すべきことがあれば改善する必要があります。
肉体的な変化の年齢でもある厄年は詳しい健康診断を受けて、ポジティブに活動する基盤である身体に問題点がないかを確認しておきたいものです。
生活習慣に乱れがないかも見直したい機会です。不規則な生活やストレスが続くと、体調や気分のバランスを崩しがちです。まずは生活リズムを整え、心身をすこやかに保つことを意識してみましょう。
厄年は「役割」の年だった?
実は「厄年」は“厄”ではなく“役”の年だという説もあります。つまり、災いの年ではなく「大切な役割を担う年」だという考え方です。
昔の日本では、各村の村人たちが協力して氏神様のお祭りを行っており、決まった年齢になると神様にお仕えする大事な役目を任されていました。
神様のお仕え役をするためには、病気や怪我、そのほかのトラブルを避けるために行動を慎しんで身を清める必要があり、「役年」には厄払いをして言動に注意して過ごさなければなりませんでした。
この風習が由来となって後に「厄年」になったとされています。
厄年=役年は、現代にも通じる考え方です。厄年を悪いことが起きがちな年と考えるのではなく、家庭や社会で大切や役割を担う年と考えるのも、厄年をポジティブに捉える考え方です。
良い運気を呼び込む工夫と習慣
日々を気持ちよく過ごすためには、物事を前向きに受け止める姿勢が大切だと考えられます。「確かにその通りだが、何か具体的にできることはないの?」という方のために、厄除けのお参りや日常生活での心がけなどについてご紹介します。
神社でご祈祷をうける
運気を上げるための具体的な行動として私たちにもっとも馴染み深いのが、神社でのご祈祷です。
厄払い・厄除けの祈祷を行う神社は全国に数多くあり、行う時期も特定の日時が決められているわけではありません。
ご自身のタイミングでご祈祷をうけてみるのも1つです。
申し込みは社務所で行い、初穂料(5千円~1万円が相場)を納め、申込用紙を提出することで受けられる神社が多いですよ。
日常生活で運気を上げる心がけ
運気を上げるために普段の生活でできることは、心と環境を整えることです。
心の持ち方では、具体的には次のようなことがあります。
●感謝の心を持つ
日々の中で、誰かの言葉や小さな出来事に「ありがとう」と思える瞬間を大切にしましょう。少し意識するだけで、日常にあった「あたりまえ」の大切さに気付くきっかけになるかもしれません。
●物事の良い面を見て、前向きに考える
人や出来事の「悪い面」ばかりに囚われず、良いところを見つめてみましょう。
前向きな気持ちは、自然と行動を前向きにし、良い循環を生み出してくれます。
気持ちを落ち着かせる習慣を持つ
寝付きやすくするために人それぞれの就眠儀式があるように、心を整えて運気を呼び込むための自分なりの儀式やルーティーンを持つことも有効かもしれません。
一般的にいいとされる行動や習慣を一部ご紹介します。
●断捨離や掃除
身のまわりをきれいに整えることは、心を整えることにもつながります。
掃除を行うことは部屋が過ごしやすくなるということはもちろん、風水的にも良い意味があるとされています。
また、古いものを整理すると、気持ちがすっきりして新しいものを迎える余白が生まれます。何から捨てるべきか分からない場合は、明らかに古くなったものから捨てていくのもおすすめです。
●月光浴をする
美しい月を眺めていると心が洗われて、澄みきった心境になったという経験はありませんか?日本人は昔から月を愛で、神聖なものとして崇めてきました。その心は現代の私たちにも引き継がれています。
夜は明るい電灯がともる現代生活では、ややもすると月の存在を忘れがちですが、昔の人の心に戻って月を愛で、眺めることで気持ちを落ち着けたり、心をリセットする時間になるかもしれません。
月光浴について詳しく
●アロマやお香を利用する
香りが人の心に大きな作用を及ぼすことは昔から知られており、日本でも香道は香りを聞く(かぐ)ことで、心を静め、感性を磨く芸道として発達しました。
ビャクダンやホワイトセージなど、浄化に効果的とされる香はもちろん、ご自身の好きな香りでリラックスするひとときを味わうのも良いですね。
ホワイトセージの使い方について詳しく
厄年に良いことを呼び寄せる!? 開運アイテム紹介
厄年に良いことを呼び込むアイテム・お守りとして知られているものをご紹介します。
天然石(パワーストーン)
天然石は厄除けのお守りとして、古くから世界中で用いられてきました。
石には古くからそれぞれ意味が込められており、お守りのように身につけることで気分が落ち着いたり、前向きになれるとされています。
長いもの
昔から「長いものには神霊が宿る」「長いものは災厄を遠ざける」とされており、蛇や縄、帯、紐、などが神聖視されてきました。
実際、大晦日に年越しそばを食べるのは「長いものは長寿につながる」という考えからです。
厄除けのプレゼントとして、女性ならネックレス、男性ならベルトやネクタイなどを送るのも人気ですよ。
七色のもの
「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の七色は、厄除けや開運に効果があるとされています。また、七つの色は「七福神」を連想させるため、厄除けや開運などの効果があるとも考えられています。
勾玉
勾玉は日本最古のお守りの一つとされ、三種の神器の一つにも数えられています。
太古の時代から厄除けや魔除けの強い力があると信じられてきた勾玉は、厄年を迎える人のお守りとしてぴったりのモチーフです。
厄年をポジティブに過ごし、良い出来事を呼び寄せよう
厄年は、新しい役割を担う「役年」でもあり、人生の転機にあたる年なので、良いことが起きるチャンスでもあります。
厄年を前向きに捉え、挑戦の気持ちで過ごすことで、新しい発見や人とのご縁につながるかもしれません。
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