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皆様は「お浄め」ときくと、どのようなイメージを持たれますか? 少しハードルが高いように感じてしまうかもしれませんが、実は現代の暮らしにもありふれていて、皆様の生活を豊かにしてくれるものなのです。
中でも歴史が厚いセージを用いたお浄めは、現代でもなお愛され注目を集める存在です。 今回は「お浄め」とセージの関係に触れながら、手軽に取り入れやすいアイテムをご紹介します。
まずは意外と身の回りにありふれている「お浄め」文化のことをさっとおさらいします。思っているより、私たちはお浄めと一緒に生活しているようですよ。
外出し、人ごみにもまれて帰ってきた時、まず一番に手を洗いたくなりますよね。冬場は特に気にする手洗いも実は「お浄め」と言ってもいいのではないでしょうか。 そして私たち日本人は、お部屋が汚れれば掃除を行いますし、一日の終わりには体を洗います。汚れを落とすという行為は、体調を崩したりマイナスの状況になるのを防ぐため生活と密接に存在しています。 日常生活に「お浄め」は無くてはならないのですね。
自然が多い場所を散歩したり要らないものを処分した後、気持ちが晴れやかになるのはお浄めの効果とも言われています。お葬式のあとに塩をまくのも一般的ですね。お浄めという名の響きに対して、考えているよりもずっと私たちに近い存在のようです。
そもそも民俗学的にいうと「穢れ(けがれ)」という言葉は「汚れ(けがれ・よごれ)」の意味ではなく「気が枯れる」という意味合いで使われ始めたのだそう。ケガレというのは元気がなくなった、生命力の低下というのが本来の意味なんじゃないでしょうか。
お浄めのもっともポピュラーな方法として、香草を焚いた煙で浄めるものがあります。この思考はネイティブアメリカン(アメリカ先住民族)の儀式が由来となりますが、日本にも近い文化がありますね。それは仏教など様々な機会に焚かれる「お香」です。
昔から清浄のそばにはお香がありました。日本とお香の繋がりは深く仏事でもお線香として使用されていて、火を着けて煙を立たせた状態の香には強い浄化作用があるとされています。 ただ、より強い浄化効果を求めたい場合には浄化香がおすすめです。これは白檀などが該当し、天然の除菌や殺菌作用をもつ植物が配合されています。中でも特段浄化効果があるとされているのが「セージ」を使ったもの。
「sage」には「賢明」という意味があり、古代からさまざまな国で健康を象徴し、信頼される薬草だったようです。日本では「薬用サルビア」という名前でご存じの方もいるのではないでしょうか。抗菌作用にも優れうがい薬としても重宝されていたハーブでもあります。
セージの中でもホワイトセージはそのまま浄化アイテムとして使用されることが多く、よく見かけるといった方も少なくないはず。浄化で使われるホワイトセージは一般的に乾燥させたものを呼び、独特な香りが特徴。枝や葉すべてに余すことなく浄化の作用があり、タイプごとに焚き方が異なります。
今冬、岩座では新しいホワイトセージ商品の取り扱いをはじめました。多種多様な現代の暮らしに合ったラインナップをご用意していますので、ホワイトセージになじみが深い方はもちろん、これからホワイトセージを始めてみようという方も必見です。
部屋やシチュエーションごとにタイプを使い分けると、本来のホワイトセージの力を引き出すことができ、更に強い効果が得られるといわれています。ここではタイプごとにおすすめのシチュエーションと使用方法をご紹介します。
浄める力が一番強く出るといわれるタイプで、枝を焚きやすい大きさにカットされた状態です。
使いかた
香り・煙が広い範囲に行き渡りますので、大きな部屋や空間の浄化におすすめです。
煙の広がりは枝に比べて小さいものが多く、取り扱いが簡単。焚く時間の管理がしやすいので初心者の方にもおすすめです。
煙に天然石をくぐらせてお浄めしたり、区切られた小さな空間などにもおすすめです
火を使わずに浄化する方法です。煙が出ないメリットもありますが、元来の浄化方法とは少し離れてしまうので、お出かけ先などで少し浄めたいと思った時などにおすすめです。
小さいので携帯しやすく、初心者の方に最もおすすめです。財布や名刺入れに入れてお金を浄めたり持ち歩けます。
小さいうえにすごく薄いので、どこにでも挟んでおけます。参拝が多くなる季節ですから、ホワイトセージで浄めたお賽銭でお参りするのもよいかもしれませんね。
なんとなく調子が悪い、心にざわつきがあると感じたとき、セージの力を借りるものよいですが、一番大切にしていただきたいのは身の回りの環境でもあります。
特に、毎日を過ごす空間である部屋は心の状態を表すといわれています。乱れていたり汚れていたりすると体だけではなく、心の調子も悪くなってしまうことも。 整理整頓を心掛け、定期的にお部屋を浄めておきましょう。
毎日見慣れた環境では気づかないことも往々にありますので、一呼吸おいてふりかえる時間をとってみるのもよいかもしれませんね。
この年末、大掃除が終わり空気の入れ替えを行ったあと、セージを焚いて身も心もすがすがしい気持ちで新年を迎えていただけると嬉しいです。 普段学業や仕事で忙しくされている方も、この年末の大掃除のタイミングをきっかけに、「お浄め生活」をはじめてみませんか。
皆様は「お浄め」ときくと、どのようなイメージを持たれますか?
少しハードルが高いように感じてしまうかもしれませんが、実は現代の暮らしにもありふれていて、皆様の生活を豊かにしてくれるものなのです。
中でも歴史が厚いセージを用いたお浄めは、現代でもなお愛され注目を集める存在です。
今回は「お浄め」とセージの関係に触れながら、手軽に取り入れやすいアイテムをご紹介します。
目次
実はこれも「お浄め」?
まずは意外と身の回りにありふれている「お浄め」文化のことをさっとおさらいします。思っているより、私たちはお浄めと一緒に生活しているようですよ。
暮らしに根付くお浄め
外出し、人ごみにもまれて帰ってきた時、まず一番に手を洗いたくなりますよね。冬場は特に気にする手洗いも実は「お浄め」と言ってもいいのではないでしょうか。
そして私たち日本人は、お部屋が汚れれば掃除を行いますし、一日の終わりには体を洗います。汚れを落とすという行為は、体調を崩したりマイナスの状況になるのを防ぐため生活と密接に存在しています。
日常生活に「お浄め」は無くてはならないのですね。
自然が多い場所を散歩したり要らないものを処分した後、気持ちが晴れやかになるのはお浄めの効果とも言われています。お葬式のあとに塩をまくのも一般的ですね。お浄めという名の響きに対して、考えているよりもずっと私たちに近い存在のようです。
そもそも民俗学的にいうと「穢れ(けがれ)」という言葉は「汚れ(けがれ・よごれ)」の意味ではなく「気が枯れる」という意味合いで使われ始めたのだそう。ケガレというのは元気がなくなった、生命力の低下というのが本来の意味なんじゃないでしょうか。
香りと煙で浄化する「セージ」
お浄めのもっともポピュラーな方法として、香草を焚いた煙で浄めるものがあります。この思考はネイティブアメリカン(アメリカ先住民族)の儀式が由来となりますが、日本にも近い文化がありますね。それは仏教など様々な機会に焚かれる「お香」です。
昔から清浄のそばにはお香がありました。日本とお香の繋がりは深く仏事でもお線香として使用されていて、火を着けて煙を立たせた状態の香には強い浄化作用があるとされています。
ただ、より強い浄化効果を求めたい場合には浄化香がおすすめです。これは白檀などが該当し、天然の除菌や殺菌作用をもつ植物が配合されています。中でも特段浄化効果があるとされているのが「セージ」を使ったもの。
お浄めに最適、ホワイトセージ
「sage」には「賢明」という意味があり、古代からさまざまな国で健康を象徴し、信頼される薬草だったようです。日本では「薬用サルビア」という名前でご存じの方もいるのではないでしょうか。抗菌作用にも優れうがい薬としても重宝されていたハーブでもあります。
セージの中でもホワイトセージはそのまま浄化アイテムとして使用されることが多く、よく見かけるといった方も少なくないはず。浄化で使われるホワイトセージは一般的に乾燥させたものを呼び、独特な香りが特徴。枝や葉すべてに余すことなく浄化の作用があり、タイプごとに焚き方が異なります。
セージはじめはぜひ岩座のアイテムで
今冬、岩座では新しいホワイトセージ商品の取り扱いをはじめました。多種多様な現代の暮らしに合ったラインナップをご用意していますので、ホワイトセージになじみが深い方はもちろん、これからホワイトセージを始めてみようという方も必見です。
種類別、おすすめの焚き方
部屋やシチュエーションごとにタイプを使い分けると、本来のホワイトセージの力を引き出すことができ、更に強い効果が得られるといわれています。ここではタイプごとにおすすめのシチュエーションと使用方法をご紹介します。
■お浄めセージブランチ
浄める力が一番強く出るといわれるタイプで、枝を焚きやすい大きさにカットされた状態です。
使いかた
香り・煙が広い範囲に行き渡りますので、大きな部屋や空間の浄化におすすめです。
■お浄めセージパウダー
煙の広がりは枝に比べて小さいものが多く、取り扱いが簡単。焚く時間の管理がしやすいので初心者の方にもおすすめです。
使いかた
煙に天然石をくぐらせてお浄めしたり、区切られた小さな空間などにもおすすめです
■お浄めセージスプレー
煙の広がりは枝に比べて小さいものが多く、取り扱いが簡単。焚く時間の管理がしやすいので初心者の方にもおすすめです。
使いかた
火を使わずに浄化する方法です。煙が出ないメリットもありますが、元来の浄化方法とは少し離れてしまうので、お出かけ先などで少し浄めたいと思った時などにおすすめです。
■お浄めセージパウダー(携帯用)
小さいので携帯しやすく、初心者の方に最もおすすめです。財布や名刺入れに入れてお金を浄めたり持ち歩けます。
小さいうえにすごく薄いので、どこにでも挟んでおけます。参拝が多くなる季節ですから、ホワイトセージで浄めたお賽銭でお参りするのもよいかもしれませんね。
「お浄め」と上手につきあう
なんとなく調子が悪い、心にざわつきがあると感じたとき、セージの力を借りるものよいですが、一番大切にしていただきたいのは身の回りの環境でもあります。
特に、毎日を過ごす空間である部屋は心の状態を表すといわれています。乱れていたり汚れていたりすると体だけではなく、心の調子も悪くなってしまうことも。
整理整頓を心掛け、定期的にお部屋を浄めておきましょう。
毎日見慣れた環境では気づかないことも往々にありますので、一呼吸おいてふりかえる時間をとってみるのもよいかもしれませんね。
まとめ
この年末、大掃除が終わり空気の入れ替えを行ったあと、セージを焚いて身も心もすがすがしい気持ちで新年を迎えていただけると嬉しいです。
普段学業や仕事で忙しくされている方も、この年末の大掃除のタイミングをきっかけに、「お浄め生活」をはじめてみませんか。