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こんにちは。たっぷり汗をかいて爽快なサウナの後に、ついつい発汗と刺激の食事を求めてしまうバンザイです。
GLOBAL CAMP FESTIVALが終わり、早2ヶ月となりますが、熟成兄弟さんの提供していたサ飯:スペアリブの味が今も忘れられません。 熟成兄弟さんのサ飯ブースには、なぜかサウナをしていないはずの子供たちが群がり、ずっと大盛況でした。子供たちは味に正直ですね!
さて今回は、そんなグローバルキャンプで、サウナブースを共同開催し、サウナに留まらず会場を大いに盛り上げてくれた『熟成兄弟』の藤原(ふじはら)さんに、「サウナ×食」の魅力を語っていただきます。
熟成兄弟という名前で、サウナ愛好家向けに長期乾燥熟成肉をつくってきました。
熟成兄弟は藤原と波多野で構成されており、「実の兄弟ですか?」とよく聞かれますが、答えは‟いいえ“です。 私たちは飲食業とは無縁の人生を送っていましたが、3年前に脱サラし、食肉業界に飛び込みました。 熟成庫を作り、熟成肉の販売から事業を開始したので、活動名として熟成兄弟と命名。
お肉を誰にどうやって販売するか?ということを考えたとき、サウナに着目しました。自分たちの料理を美味しく楽しんでもらう環境を探し続けた結果がサウナだったのです。 サウナ後に食べるご飯のことをサ飯と言うのですが、当時はサ飯という言葉自体もあまり浸透していません。もちろんサ飯に特化して活動している人もいませんでした。 そんな背景もあり、サウナ愛好家の方々に面白がられ、色々なサウナ行事に呼んでもらえたことは非常にラッキーだったと思います。
サウナに馴染みのない方への補足説明ですが、サウナ後に食べるご飯はとても美味しいのです。 サウナで疲れた身体は枯渇状態で栄養素を欲していますし、サウナ後は空腹状態になることが多いためです。
私がサウナの魅力を知ったのは、自然の中で楽しむアウトドアサウナでした。 サウナがいいと確信した理由は、人間を不死鳥のごとく蘇らせるサウナのリフレッシュ効果です。
サウナに入って美味しいご飯を食べて十分な睡眠を取れば、自分でも気づかない悩みやストレスから解放されると考えています。解放できるのではく、解放‟される“のです。
ただしサウナは万能薬ではありません。具体的な悩みに関しては、サウナは解決策にはならないと思います。 仕事、お金、人間関係、、、これらの問題は正面からぶつかることでしか真の解決には至らないと考えています。
自分でも気づかないような日々のストレスを抱えている人だけにサウナ効果があるわけではありません。 むしろ、サウナ好きの人は元気で悩みがあまりない人が多いように見受けられます。 これは、本人の性格や素質が原因であると思われますが、サウナのもう一つの効果が人々を惹きつけていると思います。
サウナは人をハイにします。人をハイにするものとして音楽や食がありますが、サウナもその類のものであるということです。 サウナは落ち込んでいる人をニュートラルに、ニュートラルの人をハイにします。 汗をかいて、涼しむだけでハイになる。不思議ですが、リフレッシュしながらハイに近づくのです。
私はサウナと出会う前に、食肉販売業を仕事に選んでいました。 肉が大好きで、熟成という赤身肉をおいしく柔らかく食べる方法を知り、熟成肉の製造販売からスタートしました。
おいしいものを食べること自体がエンタメで、食は色々な組み合わせが可能です。 サウナと出会ったのは偶然でしたが、“おいしい”というエンタメを加速させ、同時にリフレッシュ効果をもたらすサウナ。 私以外の人も、サウナ×食で目の前の人と一緒に楽しんだり、ときには悩んでいる人を励ましたり勇気づけたりすることで、楽しい時間を創出して頂けると嬉しいです。
鬱になった友人から聞いた話ですが、鬱から復活する“きっかけ”は自分にも他人にも分からないらしいです。 でも、確かに“きっかけ”は存在する。友人からは、何気ないきっかけで鬱から回復したことを教えられました。早い段階で‟きっかけ“と出会えてラッキーだったとも。
サウナと食だけで他人の人生を大きく変えたり、人を救えたり出来るとは思っていません。そんなに単純ではないと認識しています。 でも、サウナ×食が、誰かの、何かの、きっかけになることもあるのではないだろうか。本人にも他人にも分からないが、そこに確かに存在する“きっかけ”に。 そんな想いがサウナ×食に対してあるのも事実です。
事業の裏ミッションとして、自殺する人を限りなくゼロにするということをぼんやりと考えています。
「五感で感じる、五感で楽しむ」をテーマに、GLOBALな価値観や世界観を広げるきっかけを作りたい、という主旨のイベントであるGLOBALCAMP FESTIVALに、熟成兄弟は大型テントサウナとサウナ飯を出店しました。
イベントの感想は、参加者と運営者の質が非常に高いイベントだということに尽きます。 (質が高いという表現は非常に上から目線で申し訳ないです。)
質の高さについて説明させて下さい。
参加者は自分の好きな服装に身をつつみ、生き生きとしていたのが印象的でした。この年になり、改めて自分の価値基準を貫いて生きることは素晴らしいと感じます。 運営スタッフも非常に愛嬌があるメンバー陣で、近くで困っている人に一声かけているのが最高にクールでした。
愛嬌であったり、近くで困ってそうな人に一声かけるという行為は、教育で教えられない一つの才能だと考えています。 私が参加者と運営者の質が高いと感じたのは、こういう理由です。
また、本イベントで初テントサウナの方も多く、新しい体験を喜ばれていたのも印象的でした。
熟成肉からスタートした私たちですが、2022年9月に江の島で‟すき焼き専門店ちかよ“をオープンする予定です。熟成肉のお店ではなく、すき焼きのお店です。 すき焼きを選んだ理由は、世界でも勝つためです。
お店のコンセプトは、肉だけのすき焼き。ご飯、卵、漬物、お味噌汁もつきます。 すき焼きの具材を肉だけに絞り、専用オペレーションを組むことで1,980円で高級ロースのすき焼きを提供します。
‟ちかよ”は私(藤原)の母親の名前です。 私の実家は、もともとは割り下を使うすき焼きでした。
ある日、祖父の会社の慰安旅行に家族で帯同したときのことです。松坂牛で有名な三重県は松坂市の老舗すき焼き店で、割り下を使わない‟焼きすき“に出会いました。 これは一体何なんだ?!同時に絶望感も押し寄せてきました。いったい今まで家で食べていたすき焼きとは何だったのだろうか、、、
そのときから我が家のすき焼きは生まれ変わり、母親が微妙なアレンジを加え続け、ちかよのすき焼きは出来上がったのです。
30年以上に及ぶ私のすき焼き愛が、すき焼き事業アイデアに昇華させました。 すき焼き事業のコンセプトは、「母親の得意料理をすき焼きにする」というものを掲げていきます。
すき焼きとは何なのか?ということに関して、私なりに答えを導き出しました。 すき焼きとは、「和牛を最も美味しく食べる方法の一つ」である、ということです。
詳しく説明します。 和牛の特徴は2つあります。1つは霜降りと呼ばれる脂、もう1つは和牛香と呼ばれる独特の香りです。
和牛のステーキも美味しいですが、歳をとると脂が重く感じてきます。 欧米のステーキは、分厚いステーキが一般的です。欧米では、肉は塊の方が美味しいとされているからです。 ですが、和牛を塊肉で食べると脂がどうしても重く感じます。そこで、スライスした薄切り肉の登場です。
欧米文化では、スライスしたお肉というのはサラミやハムといった肉加工品がメインで、塊肉を薄切りにすることはほとんどありません。 食文化として、薄切りにする必要性がなかったのでしょう。一方の日本では、どういうわけか薄切り肉のすき焼きが生まれました。
私は、霜降りと和牛香に最も適した食べ方を追求した結果なのではないかと考えています。 薄切りに至った理由として調理時間の短縮等も考えられますが、和牛を最も美味しく食べる方法のゴールがすき焼きであったという考えに、ロマンを感じざるを得ません。 なぜ薄切り肉に着目したのか、当時の日本人に聞いてみたいところです。
ぼんやりとですが、日本人として何かしたいという気持ちがあります。 これは大学時代に読んだ‟坂の上の雲“に少なからず影響を受けています。 私は一浪してまで入った大阪大学を中退し、アメリカ留学を決行しました。世界で闘い日本のために活躍する明治人の姿に憧れました。 あのときから世界で闘う意思が芽生えたのだと思います。
また、実力で輝いている日本人を見聞きすると、心が震えます。 そんなとき、あぁ、やっぱり自分は日本人なんだなぁと思いますし、自分もそういう人間になりたいと強く思います。
国内ですき焼き店舗として知名度を獲得した後は、海外に進出します。 私は、アメリカ留学から始まり、サラリーマン時代にも数多くの国に行かせてもらいました。引継ぎもなく、全て新規で現地の会社にアポを取り、1人で販路を開拓することが当時のミッションでした。 本当に孤独な闘いで、結果は惨敗。10年の時を経て、ようやくリベンジです。
負けっぱなしは嫌だという想いがありました。すき焼きという世界で闘える武器をもって、再挑戦です。 江の島のお店は世界で闘うための第一歩です。ちかよのすき焼きに興味が湧いた方は、是非、江の島のお店に足を運んで頂けると嬉しいです。
熟成兄弟さんHPはこちら
GLOBALCAMP FESTIVALで美味しいお肉料理を提供していただいた、熟成兄弟さんのお肉やサウナに対する熱い思い。 一朝一夕では辿り着かない、こだわり抜いたサ飯やすき焼きは考えただけでもテンションが上がってきますね!
チャイハネのサウナグッズで自分自身を彩りサウナを満喫したあとは、熟成兄弟さんの美味しいお肉をぜひ楽しんでみてください!
サウナは生活の一部!?気になる方はこちら!
ノーサウナ、ノーライフ サウナは日々のパートナー
熟成兄弟さんも出展したCAMPイベントのレポートも公開中です!
GLOBAL CAMP FESTIVAL REPORT ByチャイハネDEPO南部市場店 ハガ
1985年生まれ。奈良県北葛城郡王寺町出身。 一浪を経て大阪大学へ入学するも、理系は向いていないことを悟り中退。 英語力ゼロ状態でアメリカ留学を決意。 UCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)を卒業。 2011年太陽工業(株)に営業として入社。 定温資材(小口配達用の保冷ボックス、氷温熟成、雪室)の部署で仕入れから営業(新規開拓と既存ルート営業)までの業務を学ぶ。 バンコクに3年駐在し、海外新規開拓営業を行う。波多野と出会い、熟成兄弟として食肉業界に飛び込む。
こんにちは。たっぷり汗をかいて爽快なサウナの後に、ついつい発汗と刺激の食事を求めてしまうバンザイです。
GLOBAL CAMP FESTIVALが終わり、早2ヶ月となりますが、熟成兄弟さんの提供していたサ飯:スペアリブの味が今も忘れられません。
熟成兄弟さんのサ飯ブースには、なぜかサウナをしていないはずの子供たちが群がり、ずっと大盛況でした。子供たちは味に正直ですね!
さて今回は、そんなグローバルキャンプで、サウナブースを共同開催し、サウナに留まらず会場を大いに盛り上げてくれた『熟成兄弟』の藤原(ふじはら)さんに、「サウナ×食」の魅力を語っていただきます。
目次
熟成兄弟の自己紹介
熟成兄弟という名前で、サウナ愛好家向けに長期乾燥熟成肉をつくってきました。
熟成兄弟は藤原と波多野で構成されており、「実の兄弟ですか?」とよく聞かれますが、答えは‟いいえ“です。
私たちは飲食業とは無縁の人生を送っていましたが、3年前に脱サラし、食肉業界に飛び込みました。
熟成庫を作り、熟成肉の販売から事業を開始したので、活動名として熟成兄弟と命名。
お肉を誰にどうやって販売するか?ということを考えたとき、サウナに着目しました。自分たちの料理を美味しく楽しんでもらう環境を探し続けた結果がサウナだったのです。
サウナ後に食べるご飯のことをサ飯と言うのですが、当時はサ飯という言葉自体もあまり浸透していません。もちろんサ飯に特化して活動している人もいませんでした。
そんな背景もあり、サウナ愛好家の方々に面白がられ、色々なサウナ行事に呼んでもらえたことは非常にラッキーだったと思います。
サウナに馴染みのない方への補足説明ですが、サウナ後に食べるご飯はとても美味しいのです。
サウナで疲れた身体は枯渇状態で栄養素を欲していますし、サウナ後は空腹状態になることが多いためです。
サウナとの出会い
私がサウナの魅力を知ったのは、自然の中で楽しむアウトドアサウナでした。
サウナがいいと確信した理由は、人間を不死鳥のごとく蘇らせるサウナのリフレッシュ効果です。
サウナに入って美味しいご飯を食べて十分な睡眠を取れば、自分でも気づかない悩みやストレスから解放されると考えています。解放できるのではく、解放‟される“のです。
ただしサウナは万能薬ではありません。具体的な悩みに関しては、サウナは解決策にはならないと思います。
仕事、お金、人間関係、、、これらの問題は正面からぶつかることでしか真の解決には至らないと考えています。
落ち込んでいる人をニュートラルに、ニュートラルの人をハイに
自分でも気づかないような日々のストレスを抱えている人だけにサウナ効果があるわけではありません。
むしろ、サウナ好きの人は元気で悩みがあまりない人が多いように見受けられます。
これは、本人の性格や素質が原因であると思われますが、サウナのもう一つの効果が人々を惹きつけていると思います。
サウナは人をハイにします。人をハイにするものとして音楽や食がありますが、サウナもその類のものであるということです。
サウナは落ち込んでいる人をニュートラルに、ニュートラルの人をハイにします。
汗をかいて、涼しむだけでハイになる。不思議ですが、リフレッシュしながらハイに近づくのです。
サウナ×食に対する想い
私はサウナと出会う前に、食肉販売業を仕事に選んでいました。
肉が大好きで、熟成という赤身肉をおいしく柔らかく食べる方法を知り、熟成肉の製造販売からスタートしました。
おいしいものを食べること自体がエンタメで、食は色々な組み合わせが可能です。
サウナと出会ったのは偶然でしたが、“おいしい”というエンタメを加速させ、同時にリフレッシュ効果をもたらすサウナ。
私以外の人も、サウナ×食で目の前の人と一緒に楽しんだり、ときには悩んでいる人を励ましたり勇気づけたりすることで、楽しい時間を創出して頂けると嬉しいです。
鬱になった友人から聞いた話ですが、鬱から復活する“きっかけ”は自分にも他人にも分からないらしいです。
でも、確かに“きっかけ”は存在する。友人からは、何気ないきっかけで鬱から回復したことを教えられました。早い段階で‟きっかけ“と出会えてラッキーだったとも。
サウナと食だけで他人の人生を大きく変えたり、人を救えたり出来るとは思っていません。そんなに単純ではないと認識しています。
でも、サウナ×食が、誰かの、何かの、きっかけになることもあるのではないだろうか。本人にも他人にも分からないが、そこに確かに存在する“きっかけ”に。
そんな想いがサウナ×食に対してあるのも事実です。
事業の裏ミッションとして、自殺する人を限りなくゼロにするということをぼんやりと考えています。
GLOBALCAMP FESTIVALにテントサウナ出展
「五感で感じる、五感で楽しむ」をテーマに、GLOBALな価値観や世界観を広げるきっかけを作りたい、という主旨のイベントであるGLOBALCAMP FESTIVALに、熟成兄弟は大型テントサウナとサウナ飯を出店しました。
イベントの感想は、参加者と運営者の質が非常に高いイベントだということに尽きます。
(質が高いという表現は非常に上から目線で申し訳ないです。)
質の高さについて説明させて下さい。
参加者は自分の好きな服装に身をつつみ、生き生きとしていたのが印象的でした。この年になり、改めて自分の価値基準を貫いて生きることは素晴らしいと感じます。
運営スタッフも非常に愛嬌があるメンバー陣で、近くで困っている人に一声かけているのが最高にクールでした。
愛嬌であったり、近くで困ってそうな人に一声かけるという行為は、教育で教えられない一つの才能だと考えています。
私が参加者と運営者の質が高いと感じたのは、こういう理由です。
また、本イベントで初テントサウナの方も多く、新しい体験を喜ばれていたのも印象的でした。
ちかよのすき焼き
熟成肉からスタートした私たちですが、2022年9月に江の島で‟すき焼き専門店ちかよ“をオープンする予定です。熟成肉のお店ではなく、すき焼きのお店です。
すき焼きを選んだ理由は、世界でも勝つためです。
お店のコンセプトは、肉だけのすき焼き。ご飯、卵、漬物、お味噌汁もつきます。
すき焼きの具材を肉だけに絞り、専用オペレーションを組むことで1,980円で高級ロースのすき焼きを提供します。
‟ちかよ”は私(藤原)の母親の名前です。
私の実家は、もともとは割り下を使うすき焼きでした。
ある日、祖父の会社の慰安旅行に家族で帯同したときのことです。松坂牛で有名な三重県は松坂市の老舗すき焼き店で、割り下を使わない‟焼きすき“に出会いました。
これは一体何なんだ?!同時に絶望感も押し寄せてきました。いったい今まで家で食べていたすき焼きとは何だったのだろうか、、、
そのときから我が家のすき焼きは生まれ変わり、母親が微妙なアレンジを加え続け、ちかよのすき焼きは出来上がったのです。
30年以上に及ぶ私のすき焼き愛が、すき焼き事業アイデアに昇華させました。
すき焼き事業のコンセプトは、「母親の得意料理をすき焼きにする」というものを掲げていきます。
すき焼きを定義する
すき焼きとは何なのか?ということに関して、私なりに答えを導き出しました。
すき焼きとは、「和牛を最も美味しく食べる方法の一つ」である、ということです。
詳しく説明します。
和牛の特徴は2つあります。1つは霜降りと呼ばれる脂、もう1つは和牛香と呼ばれる独特の香りです。
和牛のステーキも美味しいですが、歳をとると脂が重く感じてきます。
欧米のステーキは、分厚いステーキが一般的です。欧米では、肉は塊の方が美味しいとされているからです。
ですが、和牛を塊肉で食べると脂がどうしても重く感じます。そこで、スライスした薄切り肉の登場です。
欧米文化では、スライスしたお肉というのはサラミやハムといった肉加工品がメインで、塊肉を薄切りにすることはほとんどありません。
食文化として、薄切りにする必要性がなかったのでしょう。一方の日本では、どういうわけか薄切り肉のすき焼きが生まれました。
私は、霜降りと和牛香に最も適した食べ方を追求した結果なのではないかと考えています。
薄切りに至った理由として調理時間の短縮等も考えられますが、和牛を最も美味しく食べる方法のゴールがすき焼きであったという考えに、ロマンを感じざるを得ません。
なぜ薄切り肉に着目したのか、当時の日本人に聞いてみたいところです。
世界で闘う
ぼんやりとですが、日本人として何かしたいという気持ちがあります。
これは大学時代に読んだ‟坂の上の雲“に少なからず影響を受けています。
私は一浪してまで入った大阪大学を中退し、アメリカ留学を決行しました。世界で闘い日本のために活躍する明治人の姿に憧れました。
あのときから世界で闘う意思が芽生えたのだと思います。
また、実力で輝いている日本人を見聞きすると、心が震えます。
そんなとき、あぁ、やっぱり自分は日本人なんだなぁと思いますし、自分もそういう人間になりたいと強く思います。
国内ですき焼き店舗として知名度を獲得した後は、海外に進出します。
私は、アメリカ留学から始まり、サラリーマン時代にも数多くの国に行かせてもらいました。引継ぎもなく、全て新規で現地の会社にアポを取り、1人で販路を開拓することが当時のミッションでした。
本当に孤独な闘いで、結果は惨敗。10年の時を経て、ようやくリベンジです。
負けっぱなしは嫌だという想いがありました。すき焼きという世界で闘える武器をもって、再挑戦です。
江の島のお店は世界で闘うための第一歩です。ちかよのすき焼きに興味が湧いた方は、是非、江の島のお店に足を運んで頂けると嬉しいです。
熟成兄弟さんHPはこちら
GLOBALCAMP FESTIVALで美味しいお肉料理を提供していただいた、熟成兄弟さんのお肉やサウナに対する熱い思い。
一朝一夕では辿り着かない、こだわり抜いたサ飯やすき焼きは考えただけでもテンションが上がってきますね!
チャイハネのサウナグッズで自分自身を彩りサウナを満喫したあとは、熟成兄弟さんの美味しいお肉をぜひ楽しんでみてください!
サウナは生活の一部!?気になる方はこちら!
ノーサウナ、ノーライフ サウナは日々のパートナー
熟成兄弟さんも出展したCAMPイベントのレポートも公開中です!
GLOBAL CAMP FESTIVAL REPORT ByチャイハネDEPO南部市場店 ハガ
筆者プロフィール:熟成兄弟 藤原佑太
1985年生まれ。奈良県北葛城郡王寺町出身。
一浪を経て大阪大学へ入学するも、理系は向いていないことを悟り中退。 英語力ゼロ状態でアメリカ留学を決意。 UCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)を卒業。 2011年太陽工業(株)に営業として入社。 定温資材(小口配達用の保冷ボックス、氷温熟成、雪室)の部署で仕入れから営業(新規開拓と既存ルート営業)までの業務を学ぶ。 バンコクに3年駐在し、海外新規開拓営業を行う。波多野と出会い、熟成兄弟として食肉業界に飛び込む。