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日本の主食といえばお米ですよね。大好きで毎日食べているという方も多いのではないでしょうか。お米はたんぱく質や食物繊維、マグネシウムなどの栄養素も豊富で、煮る、炒める、蒸す、粉にするなど、いろいろな調理法があるのも魅力。
そんなお米ですが、日本だけでなく世界のあらゆる国でも愛されています。どんな種類のお米があるのか、どんなお米料理が食べられているのかなど、奥深いお米の世界を見ていきましょう♪
世界には、大きく分けて3種類のお米があります。さらに細かく分類すると約1000種類あるともいわれています。
以下、代表的な3種類を詳しくご紹介します。
主に日本・朝鮮半島・中国東北部・ヨーロッパの一部などで生産されているお米です。世界の米生産の約2割を占め、日本と同じように「炊く」という調理法で食べる地域で多く作られています。
短く円形に近い形状と、炊くと粘り・ツヤが出るということが特徴です。
主に中国の中南部・タイ・ベトナム・インド・マレーシア・バングラデシュ・フィリピン・アメリカ南部で生産されているお米です。生産地域が広く、世界で最も消費されているお米でもあります。
細長い形状で、調理するとパサパサした食感になるのが特徴です。
主にジャワ島やアジアの熱帯地域、中南米などの限られた地域で生産されているお米です。粒が大きく、幅も広いのが特徴です。あっさりして粘りのある味が特徴で、泡盛の原料などに使われていた歴史も持ちます。
「公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構」が公表している「生産量:お米が多くとれる国ベスト10」という2021年のデータによると、以下のようなランキングになります。
6位以降はタイ、ミャンマー、フィリピン、パキスタン、ブラジルとなっています。日本は12位にランクインしています。
世界にはいろいろな種類のお米があることがわかりましたね。ここからは、世界のお米と日本のお米にはどんな違いがあるのかチェックしていきましょう!
日本では、お米は一年に一度栽培されますが、外国では一年に二回または三回栽培されることもあります。たとえば、フィリピンなどでは熱帯気候を活かして、実ったお米を収穫している隣の水田に種をまいて育てるということも多いです。
また、日本では苗を作って田んぼに植えるという方法が行われています。しかし、東南アジアの一部の国では苗を作らないで種を直接田んぼに植えることもあります。また、アメリカやオーストラリアといった広大な田んぼを持つ国では、ヘリコプターなどを使っていっぺんに種もみをまきます。
日本では「炊く」という食べ方が一般的ですが、世界の国々では、米を粒のまま食べるのが主流で、米に味をつけて料理するというケースが多いです。
そのほか、ベトナムでは米を粉にしてシート状にして食べたり、イタリアでは米を研がずにそのまま炒めてリゾットにするという食べ方もあります。
ジャポニカ米の需要は世界での消費量の20%弱となっています。日本人としては、意外に少ない数字のように思えるかもしれませんね。
これは、日本のお米は国際的に見ると生産コストが高く、輸出するのが難しいというのが理由だと考えられています。
ここからは、アジアのお米料理をご紹介していきたいと思います。日本人にもなじみのある料理が登場しますよ……!
日本では、お米を炊いた「白いごはん」を、いろいろなおかずと組み合わせて食べるスタイルが一般的。粒のままではない米の食べ方としては、お餅や米粉を使った和菓子などがあります。
粒がなくなるくらいまでじっくり柔らかく煮込んだ「粥」が代表的です。ほかにも、もち米を笹の葉で包み、蒸したり茹でたりする「ちまき」もよく食べられています。ちまきには、豚肉やしいたけなどの具材が入ることもあります。
タイ風チャーハン「カオパット(カオパックン)」が有名です。“カオ”は「ご飯」、“パット”は「炒める」という意味です。ナンプラーなどを使って味付けし、最後にマナオ(メキシカンライム)を搾って食べます。
米をシート状にしたライスペーパーを使った「生春巻き」があります。ほかに、米の粉を麺にした「フォー」も人気の料理。鶏や牛からとったあっさりしたスープで食べるのがポイントです。
インドやパキスタンなどで栽培される、芳醇な香りが特徴の「バスマティライス」を使うことが多いです。茹でたお米をスパイスで味付けした肉や野菜と蒸して作る「ビリヤニ」が代表的です。
ほかにもスパイスや出汁と共にお米を炊き込んだ「プラオ」という料理もあります。
お米をそのまま炒めて牛乳やブイヨンで煮る「リゾット」が人気です。大きめの「カルナローリ米」という米を使うのが特徴です。
ほかにも炊いた米をトマトソースなどで味付けし、丸めて揚げた「ライスコロッケ」という料理もあります。
後ほど詳しくご紹介するスペインの代表的な料理「パエリア」のほかにも、ブイヤベースのスープで炊いた「アロス・ア・バンダ」というお米料理もあります。パエリアは魚介類と米をいっしょに炊きますが、こちらは魚介を先に調理し、そのスープで米を炊きます。
ドイツや北欧などを中心に食べられているのが、ライスプディングのような「ミルヒライス」です。牛乳、シナモン、砂糖を使って甘く仕上げ、主食としてだけでなくデザートとしても食べることがあります。
「パロフ」というロシア風ピラフが有名です。すりおろしたにんじんを使うため、色鮮やか。炊きあがったお米に、あらかじめ焼いておいたラムチョップを乗せて食べるため、ボリュームも満点です。
アフリカはあまりお米を食べるイメージがないかもしれませんが、個性豊かなおいしいお米料理がありますよ♪
エジプトには「コシャリ」があります。現地の言葉で「混ぜ合わす」という意味があり、お米、レンズ豆、ひよこ豆、スパゲッティなどを使ったエジプトの国民食です。お米だけでなく、スパゲッティ(またはマカロニ)を入れるところがポイントです。
ジョロフライスは西アフリカ全域で人気があります。野菜を炒め、鶏肉または牛肉を加えてカレーパウダー、タイム、ナツメグ、唐辛子を加えてさらに炒めます。そこにお米とチキンブロスを入れてお米が柔らかくなるまで煮込み、塩コショウで味付けして完成です。
日常的にも、特別な日にも食べられています。
タンザニアでは、香辛料をたっぷり使った「ピラウ」という牛肉ピラフが有名です。肉、野菜、スパイスを一緒に炊き込むため、深い味わいが楽しめるのが特徴です。
日常的にも、特別な日に持食べられています。
また、マダガスカルではお米も生産されており、お米を毎日食べるという人も。日本人と同じような炊き方で、粥や野菜を入れた雑炊のような食べ方もあります。
ここからは、日本から少し遠いアメリカ大陸のお米料理をチェックしていきましょう!
アメリカ南部・ルイジアナ州で生まれた「ジャンバラヤ」が有名です。炊き込みご飯の一種で、肉や野菜など、地元で手に入る食材を活かした庶民的な“ケイジャン料理(ルイジアナ州発祥の郷土料理)”のひとつです。
メキシコでは「アロス・ア・ラ・メヒカーノ(別名メキシカンライス)」という鶏肉のスープで炊くトマトピラフが人気です。
ほかにも、ペルーなどで食べられる「アロス・コン・ポ―ヨ」という米と鶏肉を使った料理があります。ちなみに、鶏の骨付きもも肉をまるごと使うことが多く、見た目も豪快です。
続いて、オセアニア地域で食べられているお米料理をご紹介します。
「ベイクドライスプディング」という、ナツメグを使ってしっとりと焼きあげたミルクライスプディングがよく食べられています。ほかに、イギリスから伝わった「ケジャリー」という白身魚が入ったピラフのような料理もありますよ。
太平洋に浮かぶパナマでは、お米が主食。鶏肉や野菜、オリーブやケッパーと一緒に炊かれた「チキンライス」が定番です。ほかにもインゲン豆に似たグァンドゥ豆を使った「グァンドゥライス」という伝統料理もあります。
最後に、世界三大炊き込みお米料理をご紹介します。なんと、日本で大人気のあの料理も入っていますよ!
米に水、炒めた野菜や魚介類を加えて塩・サフランで煮込み、オーブンで加熱して作る「パエリア」は、粒が短いお米を使うのがポイントです。
スペインのバレンシア地方を発祥とする伝統的な料理で、新鮮なシーフード、鶏肉、地元の野菜や豆類をたっぷり使って、色鮮やかに炊き上げます。魚介やお肉、野菜、豆など、地中海の恵みが凝縮された一品です。
ビリヤニは、長粒米(主にバスマティライス)と肉、スパイス(クローブ、カルダモン、シナモン)をメインに、ときにはヨーグルトやナッツ類も使う炊き込みご飯です。バスマティライスの香り高い風味が特徴で、インドを中心として中東や南アジア全域で食べられています。
松茸ごはんは、日本を代表する秋の風味。下ごしらえした松茸を、だし汁とともに炊き上げます。香り豊かな松茸の風味を楽しむことができます。
もし手間をいとわないのであれば、土鍋で炊きこむのがおすすめです。松茸の香りがよりいっそう引き立ち、おこげの香ばしさも相まってさらに風味豊かに仕上がります。
日本にはたくさんのお米料理がありますが、世界にもバラエティーに富んだお米料理があることがわかりましたね。
気になった料理があれば、ぜひ現地に旅行に行ったり、日本にある多国籍料理のレストランなどに足を運んでみてはいかがでしょうか?
このコラムが、みなさんが世界のお米料理の奥深さを知るきっかけになればうれしいです!
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日本の主食といえばお米ですよね。大好きで毎日食べているという方も多いのではないでしょうか。
お米はたんぱく質や食物繊維、マグネシウムなどの栄養素も豊富で、煮る、炒める、蒸す、粉にするなど、いろいろな調理法があるのも魅力。
そんなお米ですが、日本だけでなく世界のあらゆる国でも愛されています。
どんな種類のお米があるのか、どんなお米料理が食べられているのかなど、奥深いお米の世界を見ていきましょう♪
目次
世界のお米の種類
世界には、大きく分けて3種類のお米があります。さらに細かく分類すると約1000種類あるともいわれています。
以下、代表的な3種類を詳しくご紹介します。
ジャポニカ米
主に日本・朝鮮半島・中国東北部・ヨーロッパの一部などで生産されているお米です。世界の米生産の約2割を占め、日本と同じように「炊く」という調理法で食べる地域で多く作られています。
短く円形に近い形状と、炊くと粘り・ツヤが出るということが特徴です。
インディカ米
主に中国の中南部・タイ・ベトナム・インド・マレーシア・バングラデシュ・フィリピン・アメリカ南部で生産されているお米です。生産地域が広く、世界で最も消費されているお米でもあります。
細長い形状で、調理するとパサパサした食感になるのが特徴です。
ジャバニカ米
主にジャワ島やアジアの熱帯地域、中南米などの限られた地域で生産されているお米です。粒が大きく、幅も広いのが特徴です。あっさりして粘りのある味が特徴で、泡盛の原料などに使われていた歴史も持ちます。
お米が多く生産されている国は?
「公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構」が公表している「生産量:お米が多くとれる国ベスト10」という2021年のデータによると、以下のようなランキングになります。
6位以降はタイ、ミャンマー、フィリピン、パキスタン、ブラジルとなっています。
日本は12位にランクインしています。
世界のお米と日本のお米の違いを知りたい!
世界にはいろいろな種類のお米があることがわかりましたね。
ここからは、世界のお米と日本のお米にはどんな違いがあるのかチェックしていきましょう!
日本と外国のお米作りの違い
日本では、お米は一年に一度栽培されますが、外国では一年に二回または三回栽培されることもあります。たとえば、フィリピンなどでは熱帯気候を活かして、実ったお米を収穫している隣の水田に種をまいて育てるということも多いです。
また、日本では苗を作って田んぼに植えるという方法が行われています。
しかし、東南アジアの一部の国では苗を作らないで種を直接田んぼに植えることもあります。また、アメリカやオーストラリアといった広大な田んぼを持つ国では、ヘリコプターなどを使っていっぺんに種もみをまきます。
食べ方の違い
日本では「炊く」という食べ方が一般的ですが、世界の国々では、米を粒のまま食べるのが主流で、米に味をつけて料理するというケースが多いです。
そのほか、ベトナムでは米を粉にしてシート状にして食べたり、イタリアでは米を研がずにそのまま炒めてリゾットにするという食べ方もあります。
「日本のお米」、世界での消費量はどのくらい?
ジャポニカ米の需要は世界での消費量の20%弱となっています。日本人としては、意外に少ない数字のように思えるかもしれませんね。
これは、日本のお米は国際的に見ると生産コストが高く、輸出するのが難しいというのが理由だと考えられています。
代表的なアジアのお米料理
ここからは、アジアのお米料理をご紹介していきたいと思います。
日本人にもなじみのある料理が登場しますよ……!
日本
日本では、お米を炊いた「白いごはん」を、いろいろなおかずと組み合わせて食べるスタイルが一般的。
粒のままではない米の食べ方としては、お餅や米粉を使った和菓子などがあります。
中国
粒がなくなるくらいまでじっくり柔らかく煮込んだ「粥」が代表的です。
ほかにも、もち米を笹の葉で包み、蒸したり茹でたりする「ちまき」もよく食べられています。ちまきには、豚肉やしいたけなどの具材が入ることもあります。
タイ
タイ風チャーハン「カオパット(カオパックン)」が有名です。“カオ”は「ご飯」、“パット”は「炒める」という意味です。
ナンプラーなどを使って味付けし、最後にマナオ(メキシカンライム)を搾って食べます。
ベトナム
米をシート状にしたライスペーパーを使った「生春巻き」があります。
ほかに、米の粉を麺にした「フォー」も人気の料理。鶏や牛からとったあっさりしたスープで食べるのがポイントです。
インド
インドやパキスタンなどで栽培される、芳醇な香りが特徴の「バスマティライス」を使うことが多いです。茹でたお米をスパイスで味付けした肉や野菜と蒸して作る「ビリヤニ」が代表的です。
ほかにもスパイスや出汁と共にお米を炊き込んだ「プラオ」という料理もあります。
代表的なヨーロッパのお米料理
イタリア
お米をそのまま炒めて牛乳やブイヨンで煮る「リゾット」が人気です。大きめの「カルナローリ米」という米を使うのが特徴です。
ほかにも炊いた米をトマトソースなどで味付けし、丸めて揚げた「ライスコロッケ」という料理もあります。
スペイン
後ほど詳しくご紹介するスペインの代表的な料理「パエリア」のほかにも、ブイヤベースのスープで炊いた「アロス・ア・バンダ」というお米料理もあります。
パエリアは魚介類と米をいっしょに炊きますが、こちらは魚介を先に調理し、そのスープで米を炊きます。
ドイツ
ドイツや北欧などを中心に食べられているのが、ライスプディングのような「ミルヒライス」です。
牛乳、シナモン、砂糖を使って甘く仕上げ、主食としてだけでなくデザートとしても食べることがあります。
ロシア
「パロフ」というロシア風ピラフが有名です。すりおろしたにんじんを使うため、色鮮やか。
炊きあがったお米に、あらかじめ焼いておいたラムチョップを乗せて食べるため、ボリュームも満点です。
代表的なアフリカのお米料理
アフリカはあまりお米を食べるイメージがないかもしれませんが、個性豊かなおいしいお米料理がありますよ♪
北アフリカ
エジプトには「コシャリ」があります。現地の言葉で「混ぜ合わす」という意味があり、お米、レンズ豆、ひよこ豆、スパゲッティなどを使ったエジプトの国民食です。
お米だけでなく、スパゲッティ(またはマカロニ)を入れるところがポイントです。
西アフリカ
ジョロフライスは西アフリカ全域で人気があります。野菜を炒め、鶏肉または牛肉を加えてカレーパウダー、タイム、ナツメグ、唐辛子を加えてさらに炒めます。
そこにお米とチキンブロスを入れてお米が柔らかくなるまで煮込み、塩コショウで味付けして完成です。
日常的にも、特別な日にも食べられています。
東アフリカ
タンザニアでは、香辛料をたっぷり使った「ピラウ」という牛肉ピラフが有名です。肉、野菜、スパイスを一緒に炊き込むため、深い味わいが楽しめるのが特徴です。
日常的にも、特別な日に持食べられています。
また、マダガスカルではお米も生産されており、お米を毎日食べるという人も。日本人と同じような炊き方で、粥や野菜を入れた雑炊のような食べ方もあります。
代表的なアメリカ大陸のお米料理
ここからは、日本から少し遠いアメリカ大陸のお米料理をチェックしていきましょう!
北アメリカ
アメリカ南部・ルイジアナ州で生まれた「ジャンバラヤ」が有名です。炊き込みご飯の一種で、肉や野菜など、地元で手に入る食材を活かした庶民的な“ケイジャン料理(ルイジアナ州発祥の郷土料理)”のひとつです。
中南米
メキシコでは「アロス・ア・ラ・メヒカーノ(別名メキシカンライス)」という鶏肉のスープで炊くトマトピラフが人気です。
ほかにも、ペルーなどで食べられる「アロス・コン・ポ―ヨ」という米と鶏肉を使った料理があります。ちなみに、鶏の骨付きもも肉をまるごと使うことが多く、見た目も豪快です。
代表的なオセアニアのお米料理
続いて、オセアニア地域で食べられているお米料理をご紹介します。
オーストラリア・ニュージーランド
「ベイクドライスプディング」という、ナツメグを使ってしっとりと焼きあげたミルクライスプディングがよく食べられています。
ほかに、イギリスから伝わった「ケジャリー」という白身魚が入ったピラフのような料理もありますよ。
太平洋諸島
太平洋に浮かぶパナマでは、お米が主食。鶏肉や野菜、オリーブやケッパーと一緒に炊かれた「チキンライス」が定番です。ほかにもインゲン豆に似たグァンドゥ豆を使った「グァンドゥライス」という伝統料理もあります。
世界三大炊き込みお米料理
最後に、世界三大炊き込みお米料理をご紹介します。なんと、日本で大人気のあの料理も入っていますよ!
スペイン:パエリア
米に水、炒めた野菜や魚介類を加えて塩・サフランで煮込み、オーブンで加熱して作る「パエリア」は、粒が短いお米を使うのがポイントです。
スペインのバレンシア地方を発祥とする伝統的な料理で、新鮮なシーフード、鶏肉、地元の野菜や豆類をたっぷり使って、色鮮やかに炊き上げます。魚介やお肉、野菜、豆など、地中海の恵みが凝縮された一品です。
インド:ビリヤニ
ビリヤニは、長粒米(主にバスマティライス)と肉、スパイス(クローブ、カルダモン、シナモン)をメインに、ときにはヨーグルトやナッツ類も使う炊き込みご飯です。バスマティライスの香り高い風味が特徴で、インドを中心として中東や南アジア全域で食べられています。
日本:松茸ごはん
松茸ごはんは、日本を代表する秋の風味。下ごしらえした松茸を、だし汁とともに炊き上げます。香り豊かな松茸の風味を楽しむことができます。
もし手間をいとわないのであれば、土鍋で炊きこむのがおすすめです。松茸の香りがよりいっそう引き立ち、おこげの香ばしさも相まってさらに風味豊かに仕上がります。
お米料理の奥深さを味わおう
日本にはたくさんのお米料理がありますが、世界にもバラエティーに富んだお米料理があることがわかりましたね。
気になった料理があれば、ぜひ現地に旅行に行ったり、日本にある多国籍料理のレストランなどに足を運んでみてはいかがでしょうか?
このコラムが、みなさんが世界のお米料理の奥深さを知るきっかけになればうれしいです!
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