ミサンガの歴史と魅力に迫る!

みなさんは、普段ミサンガをつけていますか?
子どものころに手作りミサンガを編んだことがある方、手首や足首につけてさりげないおしゃれを楽しんでいる方など、ミサンガの楽しみ方は人それぞれ。

そこで、このコラムでは、ミサンガの歴史や意味、ミサンガが切れたりほどけたりしてしまったときにはどうすればいいのかなど、知ればもっとミサンガを楽しめるようなことをご紹介していきます。

ミサンガとは?

ミサンガとは?

ミサンガとは、様々な色の刺繍糸を使って編んだアクセサリーのひとつで、手首や足首に巻いて使います。「ミサンガ」という名前は、ポルトガル語で「ビーズ・数珠玉」を意味する「micanga」が由来です。

ミサンガは、日本ではプロミスリングやプロミスバンドと呼ばれることもあります。

また、ミサンガは編み方によってストライプやハートのような様々な柄にすることもでき、文字が書かれたように編むこともできます。

ミサンガの歴史・発祥は?

みなさんは、ミサンガがどのように生まれたか知っていますか?

ミサンガの発祥には諸説あると言われていますが、主な説では、ボンフィンというブラジルのサルバドールにある教会の名前が由来とされています。

ボンフィン教会は、昔ポルトガル船が遭難しそうになったときに、船長が神に助けを求め、そのおかげで無事サルバドール港に到着できたことを感謝して建てられた教会です。ボンフィンは別名「奇跡の教会」とも呼ばれています。

そこで売られているのがボンフィンフィタ(リボン)で、ボンフィンフィタには「Lembrança do senhor do bonfim da Bahia(バイーアの良き結末の主の記念)」と書かれています。

ボンフィンフィタを手首や足首に2回巻き、3回結ぶ。1回結ぶごとにお願いごとをします。そして、それが自然に切れたときに願いが叶うといわれているのです。

ミサンガをつける位置と意味

ミサンガは手首や足首に巻いて使いますが、つける位置によって意味が変わることを知っていましたか?今まで深く考えずにつけていた、という方も、ぜひ込められた意味を知って、自分の願いに合う部分につけてみましょう。

ポイントは、手首でも足首でも、「左右どちらにつけるか」ではなく、「利き手・利き足がどちらか」というところです。

利き手首

まず、ご自身の利き手首につける場合は、「恋愛」の意味になります。片思いの恋を実らせたい場合や、素敵な人と出会いたい場合などにおすすめです。両想いのカップルがあたたかな関係を長く続けていきたいと思っている場合は、2人でそれぞれの利き手首にミサンガをつけるとよいでしょう。

恋愛運を上げる色としては、ピンクや赤があります。ピンクは恋愛や結婚、赤は情熱を意味する色ですので、ご自分の願いに合わせて色を選んでみてくださいね。

利き手と反対の手首

利き手と反対の手首に巻く場合は、「勉強」の意味になります。行きたい学校への合格を目指して頑張っている方や、成績アップをしたい方、資格を取ったり試験に合格したい方などは、ぜひ利き手と反対の手首にミサンガをつけてみましょう。

キャリアアップを目指した勉強にも効果を発揮すると言われていますので、就職や転職活動中につけるのもおすすめです。

ミサンガの色は、黄色と青の組み合わせがよいでしょう。黄色には向上という意味もあり、青には勉強や仕事という意味が込められています。さらに、心も身体も整った状態で試験を受けたい方には健康や落ち着きという意味がある白を組み合わせるのもおすすめです。

利き足首

利き足首にミサンガをつける場合は、「友情・勝負」の意味になります。大切な友人とこれからも仲良く素敵な関係を続けていきたい方、グループやチームの雰囲気をよくしたい方、試合やコンテストなど勝負事がひかえている方にもおすすめです。

ちなみに、おすすめの色はオレンジです。オレンジには希望や友情という意味があります。情熱を意味する赤と一緒に組み合わせてもよいでしょう。

利き足と反対の足首

利き足と反対の足首に巻く場合は、「金運」の意味になります。自分や家族のためにお金を貯めたい方、自分でビジネスを成功させて収益を増やしたい方、宝くじを当てたいと思っている方などがつけるとよいでしょう。

金運アップに効果があると言われている色は黄色です。情熱を意味する赤や、希望を意味するオレンジとの組み合わせもおすすめですよ。

色の意味について知りたい方は コチラ

ミサンガが切れるまでどれくらいかかる?

ミサンガとは?

ミサンガは、自然に切れたときに願いが叶うといわれています。しかし、そうすぐに切れるわけではなく、24時間着用した状態では、切れるまでに1~3年ほどかかると言われています。

ちなみに、ミサンガが切れるまでの期間はミサンガを編んでいる紐の種類によって変わります。たとえば、性質上、刺繍糸で作られたものより麻紐の方が切れにくいです。また、着用している人の生活スタイルも影響されます。服の脱ぎ着が多い方や、手首や足首がほかのものと触れる機会が多い方は、ミサンガをつけていても切れやすくなります。

ミサンガが途中でほどけた場合は?捨てるべき?

ミサンガは、切れなくても途中でほどけてしまう場合もありますよね。そのようなときはどうすればよいのでしょうか?

ミサンガがほどけてしまった場合は?

ミサンガが途中でほどけてしまった場合は、残念ながら願いが叶わなくなってしまうといわれています。ミサンガが自力で切れたときとは逆の意味になります。ほどけてしまった場合は、同じものをつけ直しても効果がないと考えられていますので、新しいものにとりかえましょう。

また、途中でほどけてしまわないよう、最初に身につけるときにしっかりと結ぶことが大切です。

使い終わったミサンガはどうする?

ミサンガが自然に切れた場合や、途中でほどけてしまった場合など、使い終わったものは捨ててしまってOKです。切れてしまったミサンガを大切に手元に置いておきたい、と思うかもしれませんが、使い終わったミサンガをいつまでも持っているのは「願いが叶わなくてよい」という意味になってしまいます。

捨てるときも、特に決まった捨て方はありません。一般的なゴミとして捨ててしまって大丈夫です。もし、思い入れがあり、どうしても自分で捨てるのに抵抗がある、という方は願掛けをしていないお友達に頼むのも一つの手です。

コーディネートにミサンガをプラス

自分で作っても楽しいミサンガですが、チャイハネではチャームが付いたミサンガやボンフィンを元にしたミサンガなどを取り扱っています。

見た目で選んでも色で選んでも楽しめるミサンガをコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか?

ボンフィンミサンガ

ボンフィンミサンガ ボンフィンミサンガ 税込み¥605

ブラジルのボンフィン教会発祥のボンフィンフィタをモチーフにしたミサンガ。
現地同様、カラフルな色使いで気分も上がります。
重ね付けもおすすめ。

ネイディアックミサンガ

ネイディアックミサンガ ネイディアックミサンガ 税込み¥715

ネイティブアメリカンの星座をモチーフにしたミサンガ。
ネイティブアメリカンは、スピリチュアルな癒しによって人々が地上での運命を全うするのを助けるといわれています。
細身で重ね着けもしやすく、大きさ調整も可能でつけ外ししやすいデザイン。

歴史や意味を知って、ミサンガをもっと楽しもう

いかがでしたか?
ミサンガについては知っていた方も、歴史や発祥、またつける位置によって意味が変わる、ということなどは新しい発見だったのではないでしょうか。

ミサンガを深く知ることで、つける楽しみがアップするはず。最後にご紹介したように、一言で「ミサンガ」といってもおしゃれな商品、毎日のコーディネートに合わせやすい商品がたくさん登場しています。ぜひ、あなたがかなえたいと思っている願いや希望を込めて、ミサンガをつけてみてくださいね。

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