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ハワイ語で「マウイ・ノ・カ・オイ=マウイが一番!」という言葉があります。その言葉通り、マウイ島は豊かな大自然と洗練されたリゾートを同時に楽しむことができる最高の場所。
歴史ある街並み、白く輝くビーチ、緑あふれる渓谷、壮大な火山、冬にはザトウクジラが子育てに訪れる豊かな海…。
アメリカの雑誌『コンデナスト・トラベラー』誌で20年以上に渡り「ベスト・アイランド」に選ばれ続けているのもうなずけます。
ご存じの通り、マウイ島は今年8月、史上最悪の山火事に見舞われました。復興にはまだまだ時間がかかりますが、一部地域では観光客の受け入れを再開したとのこと。
今だからこそ、改めて大好きなマウイ島についてお届けしたいと思います。
▶ハワイの島 連載一覧はこちらから
マウイ島は別名「渓谷の島」と呼ばれるように、緑豊かで起伏に富んだ大自然があふれています。島の中央部にあるイアオ渓谷を訪れるとその理由に納得できるはず。
「マウイ」という名前は、神話に出てくるイタズラ好きな半神「マウイ」の名前から付けられたといわれています。
マウイは力持ちで、海から島を釣り上げたり、太陽の動く早さを変えて日照時間を長くしたりと、人々の生活のために活躍したといわれています。
マウイ島はハワイ諸島で2番目に大きい島。ホノルルから飛行機で東へ約40分、島の面積は1,883k㎡、人口は16万4,351人(マウイ郡2022年現在)です。
もともと2つの島だったものが、ハレアカラの噴火により1つの島になったのだとか。島の形がひょうたん状にくびれているのはそのため。また、女性の上半身を横から見たようにも見えます。
主要ホテルと空港やショッピングセンターへはシャトルバスやトロリー、タクシーなどが運行し、レンタカーがなくてもある程度の移動は可能です。
気候は年間を通して温暖。東からの温かく湿った貿易風が山にぶつかるため、東側では降水量が多く、西側は一年中よく晴れて涼しい風が快適です。
マウイ島、モロカイ島、ラナイ島、カホオラヴェ島を合わせたマウイ郡の中心の島で、郡庁所在地はワイルク。【島の花】はロケラニローズ、【島の色】はピンクです。※
※ハワイの島の花について詳しく知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください▼「島の花」「島の色」を知れば、ハワイがもっと好きになる!?
マウイ島はハワイ王朝とゆかりが深く、カメハメハ大王がハワイ諸島を統一する時の足がかりとした場所でもあります。
1790年マウイ島に攻め込んだカメハメハ軍は、イアオ渓谷でケパニヴァイの戦いに勝利したことで、ハワイ統一を成し遂げたといわれています。
その後、1820~1845年(カメハメハ2世、カメハメハ3世の時代)の間、マウイ島のラハイナはハワイ王朝の首都として栄えていました
古くは捕鯨船の補給基地として栄えたマウイ島。捕鯨ブームが去った後は、サトウキビ産業が中心となり発展しました。
マウイ島の観光といえば「サトウキビ列車」という方もいらっしゃるのでは?ラハイナ・カアナパリ間の約10kmを走る蒸気機関車は、当時サトウキビの輸送用に使われていたもの。
レトロな列車に揺られながらハワイアンソングを聞いたり、途中海が見えたり。人気のアクティビティでしたが、老朽化により2014年8月に運行が終了しています。
ウエスト・マウイは観光の中心地。今回の山火事でダメージを受けたエリアです。
ハワイ王朝ゆかりの町「ラハイナ」は、レトロな街並みにギャラリーやお洒落なショップが立ち並ぶ、私も何度も足を運んだお気に入りの町。すべて焼け落ちてしまったと思うと心が痛みます。
西岸にある「カアナパリ」は、かつてハワイ王族の離宮があった場所。ホテルやコンドミニアムが集まる最も有名なリゾートエリアです。ビーチ沿いの遊歩道からはラナイ島やモロカイ島が望めます。
北西海岸の「カパルア」はゴルフのチャンピオンシップコースが有名な、世界屈指の高級リゾートです。
郡庁所在地の「ワイルク」や、カフルイ空港など人口が集中する中央部エリア。マウイ島の別名「渓谷の島」の由来でもある「イアオ渓谷」があります。
ハワイ語で「イアオ=光の神」の意味。州立公園として整備されており、亜熱帯の木々が生い茂り霧が立ち込める神秘的な渓谷は、パワースポットとしても有名。高さ370mのイアオニードルは必見です!
アップカントリーとはハレアカラ山周辺の高地一帯を指します。ハレアカラ国立公園をはじめ、山の斜面に広がるのどかな農業の町「クラ」、芸術家が集まる町「マカワオ」などがあります。
また「パニオロ」と呼ばれるハワイのカウボーイで有名な「ウルパラクア牧場」は、高地のため澄んだ空気が少し肌寒く感じるかもしれません。
島の東端に位置する「ハナ」は、「天国のようなハナ」と呼ばれるのどかな町。リゾート化が進むマウイ島の中で、手つかずの自然が残る場所です。
600以上のカーブと54の橋がある狭い一車線の道をドライブすること3〜4時間、ついにハナへ到着。途中熱帯雨林や美しい滝があり、運転が得意な方ならチャレンジする価値あり!
私が行った時はレンタカーの保険免責外だったため、ヘリでハナを上空から眺めることにしました。緑深い山と滝に囲まれたハナの町は、まさに秘境の中にひっそりとたたずむ静かな楽園といった印象でした。
爽やかな風と、降り注ぐ太陽、真っ白なビーチが広がるサウス・マウイ。地平線の向こうにはラナイ島やモロキニ島、カホオラヴェ島が望めます。
欧米からの長期滞在者に人気の「キヘイ」。ラグジュアリーなホテルやゴルフ場、ショッピングセンターが立ち並ぶ「ワイレア」や「マケナ」。カアナパリと比べると静かな雰囲気が味わえるでしょう。
またワイレア沖にある三日月形の無人島、「モロキニ島」も人気のレジャースポット。海洋保護区に指定されており、シュノーケリングやダイビング、冬にはホエールウォッチングが楽しめます。
マウイ島には有名な観光スポットがたくさんあります。今回は神話や歴史に由来する島の見どころをご紹介します。
ハワイ語で「ハレアカラ=太陽の家」の意味。マウイ最高峰、標高3,055mのハレアカラ山一帯は国立公園になっており、マウイ島ではずせない絶景スポットです。
ハワイの神話では…「昼間の時間がごくわずかしかないと困っていた人々のために、半神マウイが太陽の家であるハレアカラに行き、太陽を捕まえて昼間の時間を長くするように説得した。」と伝えられています。
以前現地の人から「ハレアカラ山頂から日の出を見ると、人生観が変わるよ!」と言われたことがあります。結局悪天候で見られず、いまだリベンジできていません。
ハレアカラ山では、他にも満天の星空を観たり、ギンケンソウなど絶滅危惧種の動植物に出会えるなど貴重な経験ができますよ。
ヘイアウとは古代ハワイで宗教的儀式を行った場所。「ククイプカ・ヘイアウ」とは、マウイ島西部にある古代ハワイアンの神殿です。
ハワイ語で「ククイプカ=空高く明るい光の入り口」の意味。小高い丘の上から水平線を見下ろせる場所にあり、「癒しの聖域」とされるパワースポットです。
残念ながら、私有地のため一般には開放されていませんが、現地のツアーに参加すれば、行けるチャンスはあります。
マウイ島に、強力なパワーを持つヒーリングストーンがあることをご存じですか?ラハイナ港の岸壁から海を見下ろすと、浅瀬に椅子のような形の岩が見えます。これが「ハウオラ・ストーン」。
ハワイ語で「ハウオラ=長寿・健康」。その名通り、古代のハワイでは病気やケガを治すパワーがあるとされ、マウイの王族がこの石に座って出産したとも言われています。
「ブラック・ロック」とは、カアナパリにあるプウ・ケカアと呼ばれる高さ12mの海へ突き出した岬。かつてマウイの王カヘキリが、ここから海に飛び込み、戦士にふさわしい勇気を示したといわれています。
シェラトン・マウイで開催されている「クリフダイブセレモニー」では、このカヘリキ王の儀式を再現。サンセットをバックに若者がブラック・ロックから海へ飛び込む姿は、まるで古代ハワイにタイムスリップしたかのようです。
2023年8月8日に発生した山火事により、王族に愛された土地として歴史的建築物も多く残るラハイナを含む多くの土地が壊滅的な被害を受けました。
亡くなられた方々とご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
アミナコレクションの「手を取り合いHAWAIIのためにできること」をコンセプトに行ってきた、ハワイへのチャリティ活動「LIVE ALOHA GIVE ALOHA PROJECT」。この度、緊急支援先としてマウイ島で発生した山火事により困っている皆様を支援するべく『LIVE ALOHA GIVE ALOHA -for MAUI- 』として活動を行っております。
お客様からお預かりしたチャリティ対象売り上げと募金に加え、弊社から同額を寄付する「ダブル募金」等による支援金総額は、520,176円 (US$3,505.21)となり、第一次期間の寄付金として10月2日付けで「ハワイ・フードバンク(Hawaii Food bank)」に送金を行いました。
ハワイ・フードバンクによって現地マウイ島に転送、食料にかえられ被災された方々へ届けられます。
詳しくはこちら
※曲名/アーティスト
霧雨に包まれたマウイ島、ハナから見る日の出の美しさを歌った曲。
誇らしいマウイのバラのレイ、イアオ渓谷、ハレアカラなどマウイが1番!と歌っています。
誉れ高いピイラニ王と優しいロゼラニのレイ、故郷のマウイを歌った曲。
ハレアカラにあるウルパラクア牧場で働くパニオロ(カウボーイ)の様子を歌った定番曲。
Koaliはマウイ島ハナの南にある海辺の町。波・ヤシの木・ハワイの旗などが登場します。
「マウイ・ノ・カ・オイ=マウイが一番!」という言葉があるようにマウイ島は、豊かな大自然と洗練されたリゾートライフを同時に楽しめる最高の場所。
今回はハワイ初心者から上級者までを夢中にさせるマウイ島についてご紹介しました。今大変な困難の中にいるマウイ島に、もっと寄り添えることはないか…私もこの島を愛してやまない者として、できることからはじめようと思います。
ハワイ語で「マウイ・ノ・カ・オイ=マウイが一番!」という言葉があります。
その言葉通り、マウイ島は豊かな大自然と洗練されたリゾートを同時に楽しむことができる最高の場所。
歴史ある街並み、白く輝くビーチ、緑あふれる渓谷、壮大な火山、冬にはザトウクジラが子育てに訪れる豊かな海…。
アメリカの雑誌『コンデナスト・トラベラー』誌で20年以上に渡り「ベスト・アイランド」に選ばれ続けているのもうなずけます。
ご存じの通り、マウイ島は今年8月、史上最悪の山火事に見舞われました。復興にはまだまだ時間がかかりますが、一部地域では観光客の受け入れを再開したとのこと。
今だからこそ、改めて大好きなマウイ島についてお届けしたいと思います。
▶ハワイの島 連載一覧はこちらから
目次
マウイ島とはどんな島?
「渓谷の島」と呼ばれる理由
マウイ島は別名「渓谷の島」と呼ばれるように、緑豊かで起伏に富んだ大自然があふれています。島の中央部にあるイアオ渓谷を訪れるとその理由に納得できるはず。
「マウイ」という名前は、神話に出てくるイタズラ好きな半神「マウイ」の名前から付けられたといわれています。
マウイは力持ちで、海から島を釣り上げたり、太陽の動く早さを変えて日照時間を長くしたりと、人々の生活のために活躍したといわれています。
マウイ島基本情報
マウイ島はハワイ諸島で2番目に大きい島。ホノルルから飛行機で東へ約40分、島の面積は1,883k㎡、人口は16万4,351人(マウイ郡2022年現在)です。
もともと2つの島だったものが、ハレアカラの噴火により1つの島になったのだとか。島の形がひょうたん状にくびれているのはそのため。
また、女性の上半身を横から見たようにも見えます。
主要ホテルと空港やショッピングセンターへはシャトルバスやトロリー、タクシーなどが運行し、レンタカーがなくてもある程度の移動は可能です。
気候は年間を通して温暖。東からの温かく湿った貿易風が山にぶつかるため、東側では降水量が多く、西側は一年中よく晴れて涼しい風が快適です。
マウイ島、モロカイ島、ラナイ島、カホオラヴェ島を合わせたマウイ郡の中心の島で、郡庁所在地はワイルク。【島の花】はロケラニローズ、【島の色】はピンクです。※
※ハワイの島の花について詳しく知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください▼
「島の花」「島の色」を知れば、ハワイがもっと好きになる!?
マウイ島の歴史と文化
ハワイ王朝
マウイ島はハワイ王朝とゆかりが深く、カメハメハ大王がハワイ諸島を統一する時の足がかりとした場所でもあります。
1790年マウイ島に攻め込んだカメハメハ軍は、イアオ渓谷でケパニヴァイの戦いに勝利したことで、ハワイ統一を成し遂げたといわれています。
その後、1820~1845年(カメハメハ2世、カメハメハ3世の時代)の間、マウイ島のラハイナはハワイ王朝の首都として栄えていました
かつて栄えた産業
古くは捕鯨船の補給基地として栄えたマウイ島。捕鯨ブームが去った後は、サトウキビ産業が中心となり発展しました。
マウイ島の観光といえば「サトウキビ列車」という方もいらっしゃるのでは?
ラハイナ・カアナパリ間の約10kmを走る蒸気機関車は、当時サトウキビの輸送用に使われていたもの。
レトロな列車に揺られながらハワイアンソングを聞いたり、途中海が見えたり。人気のアクティビティでしたが、老朽化により2014年8月に運行が終了しています。
マウイ島のエリア
ウエスト・マウイ
ウエスト・マウイは観光の中心地。今回の山火事でダメージを受けたエリアです。
ハワイ王朝ゆかりの町「ラハイナ」は、レトロな街並みにギャラリーやお洒落なショップが立ち並ぶ、私も何度も足を運んだお気に入りの町。すべて焼け落ちてしまったと思うと心が痛みます。
西岸にある「カアナパリ」は、かつてハワイ王族の離宮があった場所。ホテルやコンドミニアムが集まる最も有名なリゾートエリアです。ビーチ沿いの遊歩道からはラナイ島やモロカイ島が望めます。
北西海岸の「カパルア」はゴルフのチャンピオンシップコースが有名な、世界屈指の高級リゾートです。
セントラル・マウイ
郡庁所在地の「ワイルク」や、カフルイ空港など人口が集中する中央部エリア。
マウイ島の別名「渓谷の島」の由来でもある「イアオ渓谷」があります。
ハワイ語で「イアオ=光の神」の意味。州立公園として整備されており、亜熱帯の木々が生い茂り霧が立ち込める神秘的な渓谷は、パワースポットとしても有名。高さ370mのイアオニードルは必見です!
アップカントリー・マウイ
アップカントリーとはハレアカラ山周辺の高地一帯を指します。ハレアカラ国立公園をはじめ、山の斜面に広がるのどかな農業の町「クラ」、芸術家が集まる町「マカワオ」などがあります。
また「パニオロ」と呼ばれるハワイのカウボーイで有名な「ウルパラクア牧場」は、高地のため澄んだ空気が少し肌寒く感じるかもしれません。
イースト・マウイ
島の東端に位置する「ハナ」は、「天国のようなハナ」と呼ばれるのどかな町。
リゾート化が進むマウイ島の中で、手つかずの自然が残る場所です。
600以上のカーブと54の橋がある狭い一車線の道をドライブすること3〜4時間、ついにハナへ到着。途中熱帯雨林や美しい滝があり、運転が得意な方ならチャレンジする価値あり!
私が行った時はレンタカーの保険免責外だったため、ヘリでハナを上空から眺めることにしました。緑深い山と滝に囲まれたハナの町は、まさに秘境の中にひっそりとたたずむ静かな楽園といった印象でした。
サウス・マウイ
爽やかな風と、降り注ぐ太陽、真っ白なビーチが広がるサウス・マウイ。地平線の向こうにはラナイ島やモロキニ島、カホオラヴェ島が望めます。
欧米からの長期滞在者に人気の「キヘイ」。ラグジュアリーなホテルやゴルフ場、ショッピングセンターが立ち並ぶ「ワイレア」や「マケナ」。カアナパリと比べると静かな雰囲気が味わえるでしょう。
またワイレア沖にある三日月形の無人島、「モロキニ島」も人気のレジャースポット。海洋保護区に指定されており、シュノーケリングやダイビング、冬にはホエールウォッチングが楽しめます。
マウイ島の見どころ
マウイ島には有名な観光スポットがたくさんあります。今回は神話や歴史に由来する島の見どころをご紹介します。
ハレアカラ山
ハワイ語で「ハレアカラ=太陽の家」の意味。マウイ最高峰、標高3,055mのハレアカラ山一帯は国立公園になっており、マウイ島ではずせない絶景スポットです。
ハワイの神話では…
「昼間の時間がごくわずかしかないと困っていた人々のために、半神マウイが太陽の家であるハレアカラに行き、太陽を捕まえて昼間の時間を長くするように説得した。」
と伝えられています。
以前現地の人から「ハレアカラ山頂から日の出を見ると、人生観が変わるよ!」と言われたことがあります。結局悪天候で見られず、いまだリベンジできていません。
ハレアカラ山では、他にも満天の星空を観たり、ギンケンソウなど絶滅危惧種の動植物に出会えるなど貴重な経験ができますよ。
ククイプカ・ヘイアウ
ヘイアウとは古代ハワイで宗教的儀式を行った場所。「ククイプカ・ヘイアウ」とは、マウイ島西部にある古代ハワイアンの神殿です。
ハワイ語で「ククイプカ=空高く明るい光の入り口」の意味。小高い丘の上から水平線を見下ろせる場所にあり、「癒しの聖域」とされるパワースポットです。
残念ながら、私有地のため一般には開放されていませんが、現地のツアーに参加すれば、行けるチャンスはあります。
ハウオラ・ストーン
マウイ島に、強力なパワーを持つヒーリングストーンがあることをご存じですか?
ラハイナ港の岸壁から海を見下ろすと、浅瀬に椅子のような形の岩が見えます。これが「ハウオラ・ストーン」。
ハワイ語で「ハウオラ=長寿・健康」。その名通り、古代のハワイでは病気やケガを治すパワーがあるとされ、マウイの王族がこの石に座って出産したとも言われています。
ブラック・ロック
「ブラック・ロック」とは、カアナパリにあるプウ・ケカアと呼ばれる高さ12mの海へ突き出した岬。かつてマウイの王カヘキリが、ここから海に飛び込み、戦士にふさわしい勇気を示したといわれています。
シェラトン・マウイで開催されている「クリフダイブセレモニー」では、このカヘリキ王の儀式を再現。サンセットをバックに若者がブラック・ロックから海へ飛び込む姿は、まるで古代ハワイにタイムスリップしたかのようです。
マウイ島山火事チャリティプロジェクト
2023年8月8日に発生した山火事により、王族に愛された土地として歴史的建築物も多く残るラハイナを含む多くの土地が壊滅的な被害を受けました。
亡くなられた方々とご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
アミナコレクションの「手を取り合いHAWAIIのためにできること」をコンセプトに行ってきた、ハワイへのチャリティ活動「LIVE ALOHA GIVE ALOHA PROJECT」。
この度、緊急支援先としてマウイ島で発生した山火事により困っている皆様を支援するべく『LIVE ALOHA GIVE ALOHA -for MAUI- 』として活動を行っております。
お客様からお預かりしたチャリティ対象売り上げと募金に加え、弊社から同額を寄付する「ダブル募金」等による支援金総額は、520,176円 (US$3,505.21)となり、第一次期間の寄付金として10月2日付けで「ハワイ・フードバンク(Hawaii Food bank)」に送金を行いました。
ハワイ・フードバンクによって現地マウイ島に転送、食料にかえられ被災された方々へ届けられます。
詳しくはこちら
マウイ島を歌った曲
※曲名/アーティスト
①Eō Hāna/Kamaka Kukona
霧雨に包まれたマウイ島、ハナから見る日の出の美しさを歌った曲。
②Hanohano ʻO Maui/Keali'i Reichel
誇らしいマウイのバラのレイ、イアオ渓谷、ハレアカラなどマウイが1番!と歌っています。
③Ho'oheno A'o Pi'ilani/Amy Hanaiali'i
誉れ高いピイラニ王と優しいロゼラニのレイ、故郷のマウイを歌った曲。
④ʻUlupalakua/Ronnie Kaohelaulii
ハレアカラにあるウルパラクア牧場で働くパニオロ(カウボーイ)の様子を歌った定番曲。
⑤Koali/Keali'i Reichel
Koaliはマウイ島ハナの南にある海辺の町。波・ヤシの木・ハワイの旗などが登場します。
マウイ島まとめ
「マウイ・ノ・カ・オイ=マウイが一番!」という言葉があるように
マウイ島は、豊かな大自然と洗練されたリゾートライフを同時に楽しめる最高の場所。
今回はハワイ初心者から上級者までを夢中にさせるマウイ島についてご紹介しました。
今大変な困難の中にいるマウイ島に、もっと寄り添えることはないか…
私もこの島を愛してやまない者として、できることからはじめようと思います。
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