ハワイの「マナ(mana)」とは?古代ハワイとの関わりや、マナを感じるパワースポットなどをご紹介!

みなさんは、ハワイがお好きですか?
日本からも常に人気の旅行先であるハワイが大好き!という方も多いかもしれません。

そんなハワイで大切にされてきた言葉・存在のひとつが、「マナ(mana)」です。
このコラムでは、マナの意味やどんなものに宿るとされているのか、古代ハワイとマナとの関係、そしてハワイでマナを感じられるような場所をいくつかご紹介していきたいと思います!

ハワイがお好きな方や、マナについて知りたい方などは、最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

マナ(mana)とは?

そもそも、マナ(mana)ってどんな意味があるの?この言葉を初めて聞いた!という方も多いかもしれません。
そこで、まずはマナ(mana)の意味などを一緒にチェックしていきましょう!

マナの意味

マナの意味

マナ(mana)は、ハワイ語で「超自然的な力」「神の力」「奇跡・奇跡的に」「神聖な力」「権威・強力な国家」「権限」「承認」「強力にする」「」「精気」「魔力」など、さまざまな意味がある言葉です。

上記のとおり、一言で表すのが難しい言葉ですが、直接的なものであれ間接的なものであれ、「超自然的な源より与えられた力」とイメージするとわかりやすいかもしれません。

マナはさまざまなものに宿る

ハワイでは、マナはさまざまなものに宿ると考えられています。人や生き物だけでなく、物も含めて自然界のあらゆるものに宿るのです。
そのため、たとえば石や骨といった見逃してしまうような小さなものや、服など私たちの生活に身近なものまで、マナが宿っています。

古代ハワイとマナ

マナ(mana)は、最近生まれた言葉・考え方ではありません。古代ハワイの時代から、ハワイの人々に大切にされてきました。
ここからは、マナが持つ歴史や、マナにまつわる伝説などについてご紹介していきたいと思います。

影を踏んではいけない…?

マナは元をたどると「神が持っている力」と考えられており、神の次に高い地位を持っていたのが、土地を支配していた「酋長」たちでした。
酋長は、生まれながらの世襲制であり代々先祖から伝えられた地位であり、偉大なマナを持っていると考えられていました。

そのため、強いマナをあまり持たない一般の人々が、うかつに高貴な人々に近づくのは危険な行為であるとされていたのです。マナは「影」にも宿り、畏怖すべきものであるため、位の高い人の影を踏むと、厳しい罰に処せられたといいます。

巨大な石を動かした、カメハメハの伝説

マナは、健康で頑強な体に宿っていると考えられており、その代表例が「カメハメハ大王(1世)」です。カメハメハは体格がよく、力も強かったといいます。

現在、ハワイ島ヒロに「ナハストーン」という巨大な石がありますが、カメハメハがナハストーンを動かしたという有名な伝説が残っています。
重さは約3.5トンにもおよび、この岩を持ち上げた者は天下を取るという言い伝えがありました。そんな岩を、カメハメハは14歳という若さで持ち上げてしまったのです…!
このように、石に宿っていたマナが、ある行為によってその行為をした人物に宿るという考え方もあったのです。

マナは継承、獲得、増減する…?

人間に宿るマナは、継承・獲得・増減があるといわれています。

たとえば、マナは先祖から代々、親から子どもへと受け継いでいくもの。ちなみに、自分の親と対等、またはそれ以上のマナを獲得するためには、配偶者も強いマナを持っていることが条件でした。また、マナを持たない平民と結婚して子どもが生まれた場合、その子どもはマナが薄まってしまう(減ってしまう)という考えもありました。

そのほか、親子関係がない場合でも、場合によってはカフナの技術などによってマナは習得したり、他人からもらったり他人に与えたりすることもありました。
なお、カフナとは古代ハワイにおいて、さまざまな分野の専門家を意味する言葉で、神官、医者、職人、聖職者などを指します。

ハワイのタブー、「カプ」について

マナと切っても切り離せない関係にあるのが、「カプ」です。
カプは現在でも使われるハワイ語で、禁止、タブー、神聖なものといった意味があります。

カプは中世ハワイで使われていた制度・ルールでもあり、ハワイの酋長やカフナといった上流階級の威信と力を存続させるための「掟」でもありました。

たとえば、先ほどもご紹介したとおり酋長は地位が高く、とても強いマナを持っているとされていました。
マナを持たない平民と接触すると、酋長のマナが弱くなってしまうと考えられていたため、平民が酋長(人そのものだけでなく、酋長の影も含む)に近づくことはタブーでした。

マナが宿る神聖な場所、ヘイアウとは?

マナが宿る神聖な場所、ヘイアウとは?

マナは自然界のあらゆるものに宿りますが、なかでも特に強い力が宿るといわれていたのが、祈祷と儀式が行われた「ヘイアウ」と呼ばれる場所です。

ヘイアウは、一般の人々が気軽に足を運べる場所というよりは、きわめて重要な宗教儀式の場でした。
たとえば、王族とカフナ以外は立入禁止のヘイアウや、女人禁制のヘイアウなどもありました。

多くの祭壇は石を積み上げて作られており、ハワイ四大神をはじめとして、ハワイ神話に登場する神々が祀られています。
なお、残念ながら19世紀初めにキリスト教布教の始まりとともに、伝統的な信仰は禁止され、ヘイアウは取り壊されてしまいました。現在、ハワイ島だけでも150以上のヘイアウ跡が見つかっていますが、礎石部分が残るのみとなっています。

なお、ヘイアウについては以下のコラムで詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

古代ハワイアンの遺跡「ヘイアウ」~マナが宿る神聖な場所~

ハワイでマナを感じるパワースポット4選

ここからは、ハワイでマナを感じられるパワースポットをいくつかご紹介していきます。
みなさんもハワイに行く機会があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね。

カヴェヘヴェヘ

オアフ島のワイキキビーチの西側に位置し、ハレクラニの前に広がる海は、カヴェヘヴェヘと呼ばれるパワースポットです。
カヴェヘヴェヘはハワイ語で「(病気の)除去」という意味があります。古代ハワイでは、病気やケガを治す目的で水浴びをするために人々が集ったといわれています。
昔、病気は過去に犯した罪が引き起こすものと信じられていたため、海で懺悔をして心も身体も浄化されるといわれていたのです。

ペレの椅子

ペレの椅子

オアフ島の東海岸にあるマカプウ岬の崖にある巨大な溶岩は、ペレの椅子として知られるパワースポットです。ここは、火山の女神であるペレがオアフ島でクレーターを掘った後に腰を下ろし、次の島へ旅立ったという伝説が残っている場所です。

なお、ペレは嫉妬深いといわれているので、恋愛に関するお願いはしないほうがベター。何か新しいことを始めたいとき、一歩踏み出す勇気がほしいときなどに行ってみましょう。

クカニロコ・バースストーン

オアフ島の中央部、ワヒアワという町の外れにあるパワースポットです。
クカニロコは、ハワイ語でクー=しっかり受け止める、カニ=産声、叫び、ロコ=内部、子宮ということから、「内部からの叫びを収める」という意味があります。

ここは、もともと王族だけが出産を許されていた場所。マナが宿る岩の近くで出産すると痛みが和らぎ、生まれてくる赤ちゃんもマナを授かると信じられていたそうですよ。

ケアイヴァヘイアウ

ハワイにはいくつものヘイアウ跡が残っていますが、なかでも特に癒しの力があるといわれているヘイアウが、オアフ島にあるケアイヴァ・ヘイアウ州立公園のなかにあります。
16世紀の建造物であると考えられており、海抜305mという高台にあります。これは、神様になるべく近い場所を選んだからだといわれています。

ケアイヴァは「神秘の」「不可解な」という意味があり、「癒しの寺院」と呼ばれていました。かつては多くの薬草が植えられ、カフナなどが病気の研究を行いながら、病気の人々を治療していたとか。

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神聖でどこか不思議な力でもあるマナ。
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普段使いのアクセサリーとしてはもちろん、ハワイ好きな方へのちょっとした贈り物としてもおすすめです。

使い方はとっても簡単で、アクセサリーを身に付けたら10秒ほど待つだけ。
だんだんモチーフの色が変わり、今日のあなたのマナを教えてくれます。
ぜひハワイの大自然のパワーを感じてみてください。

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マナの意味を知って、ハワイの文化や考え方に親しもう

ハワイは、ユニークで魅力あふれる言葉や文化がありますが、今回ご紹介した「マナ」は、そのなかでも特に印象的なものではないでしょうか。

また、旅行先としても人気のオアフ島には、そんなマナを感じられる素敵なスポットがいくつもあります。みなさんがハワイに行く機会があれば、こうしたパワースポットめぐりをしてみるのも良いのではないでしょうか。

このコラムが、みなさんがハワイの文化やマナに興味を持つきっかけになれば幸いです。


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