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エジプトやインド、中国などでは数千年前から石の持つ力が信仰されてきました。現代でも石そのものが持つエネルギーに魅力を感じ、見た目の美しさだけでなく、パワーストーンとして身に着けたり部屋に飾ったりする人が増えています。
今回は太陽のような輝きを放つ『シトリン』について詳しく紹介していきましょう。
水晶のなかでも黄色く色づいたものをシトリンと呼んでいます。パワーストーンとしても人気の高い水晶ですが、黄色に発色しているものは少なく、近年天然シトリンは希少価値が高くなっています。
日本では黄水晶と呼ばれており、かつては山梨県や奈良県の鉱山で産出されていました。現在は国内の鉱山が閉山され、ブラジルなどがシトリンの産地です。11月の誕生石でもあるシトリンは、パワーストーンとして身につける人が多い鉱石のひとつです。
アメジストとシトリンはどちらも水晶の一種ですが、アメジストは紫色、シトリンは黄色系と見た目の違いがあります。両者の化学組成は全く同じですが、熱と圧力を加えることで鉄不純物の酸化状態に変化がおき、色味に違いが生じるのです。
実は現在市場に流通しているシトリンの多くは、アメジストを人工的に熱して作られているものです。天然シトリンは、地熱など自然の力によりゆっくりと熱せられて作られますが、産出量が少なく、近年希少価値のある存在として注目されています。
シトリンは二酸化ケイ素を主成分とする鉱物クォーツの一種です。色によって分類が異なります。無色透明なものが「水晶」、黄色いものが「シトリン」、茶色から黒色のものが「スモーキークォーツ」と呼ばれています。
同じ黄色系の宝石として有名なのがトパーズです。シトリンとトパーズの色彩はとても似ているため、かつてシトリンを「シトリントパーズ」という名前で販売していたこともありました。しかしシトリンとトパーズは成分が異なる鉱物なので、間違えないように注意しましょう。
シトリンの語源は、フランス語の「 citron(シトロン)」。美しく輝く黄色の鉱石が、レモンの果実に似ていることから名づけられました。もともとシトロンという言葉自体がラテン語で「黄色」を意味するシトリーナを由来としており、シトリンの特徴をよく表しています。
ヨーロッパではかつて、レモンを観賞用として愛してきた歴史があり、シトリンの色合いを鮮やかなレモンに重ねたのではないかともいわれています。
シトリンは11月の誕生石です。誕生石は、単なるアクセサリーとしての役割だけでなく、身につけることで幸運が訪れたり守護の力が携わったりすると言われています。11月の誕生石であるシトリンは、金運アップや商売繁盛、ポジティブに生きるための活力を秘めたパワーストーンとしても人気が高く、贈り物として選ばれることも多い鉱石です。
またシトリンは、木婚式を祝う鉱石としても知られています。木婚式とは結婚5周年を祝う伝統的な記念日です。5年間夫婦の関係を築き上げてきたことを称えるとともに、これからの結婚生活に明るさと活力をもたらしますように、との願いを込めてシトリンを贈るとされています。
鮮やかな黄色が美しいシトリンは、見ているだけで落ち込んだ気持ちを前向きにさせてくれたり、積極的に背中を押してくれたりすることもあるでしょう。実はシトリンには、昔から秘められた力があると考えられてきました。
パワーストーンとして人気のシトリンには、石言葉がつけられています。石言葉とは、鉱石や宝石にそれぞれ与えられた象徴的な言葉や意味のことで、石の特性や歴史などから決められます。シトリンの石言葉は、「繁栄」「成功」「富」「幸福」「希望」「自信」などです。鮮やかな黄色が美しいシトリンは、まるで太陽の明るさを連想させることもあり、特に富や金運を象徴する石と考えられてきた歴史があります。
中国ではシトリンのことを「成功の石」、中世ヨーロッパでは「商品が愛する金運の石」と呼ばれ、世界中で愛されてきました。最近ではイギリスのキャサリン皇太子妃が、黄色に輝くシトリンの指輪を愛用していることでたびたび話題となっています。
シトリンの硬度は7とされ、宝石のなかでは比較的硬い方です。だからといって雑に扱っていいわけではありません。シトリンを扱う際の注意点やお手入れの仕方を覚えておきましょう。
シトリンは美しく輝く黄色の色合いが特徴の鉱石ですが、紫外線に弱いという性質を持っています。長時間日光にさらされることで、美しい色合いが退色してしまう可能性があるのです。保管する際は直射日光の当たらない場所を選び、身につけるときは夏のリゾート地を避けるなど気をつけてあげるといいでしょう。
またダイヤモンドなど、シトリンより硬い宝石と一緒に保管するときは、石同士がぶつからないよう気をつけてください。石の曇りを防ぐためにも、身に付けたあと皮脂などの汚れを柔らかい布でふきとってからしまうことも大切です。
石の持つ力を最大限に引き出したいのであれば、定期的に石のお手入れ(浄化)をすることが大切です。パワーストーンの浄化方法にはいろいろなやり方がありますが、シトリンにおすすめの浄化方法を紹介します。
スマッジングとは、ハーブを燃やしてその煙で空間や物を浄化する行為のことです。ネイティブアメリカンなどが古くから行ってきた風習で、ネガティブなエネルギーを払うと言われています。
<セージを使ったスマッジングのやり方>
パワーストーンが持つ力は、常に安定しているわけではありません。太陽や月の光を浴びてエネルギーを吸収することで、石の状態をリフレッシュさせます。ただしシトリンは紫外線に弱いため、月の光を浴びる月光浴がおすすめです。
<月光浴による浄化のやり方>
ここからはパワーストーンとして人気のある、シトリンを使ったおすすめアイテムを紹介します。
黄水晶として日本でも親しまれてきたシトリンを使ったブレスレットです。財運向上の効果が期待できるだけでなく、水晶のパワーによる職場や恋愛などの対人関係によるストレス緩和効果も期待できます。
11月の誕生石であるシトリンを雫型にカットしたネックレスです。シトリンは財運や幸運を呼び込むとされており、昔からパワーストーンとして人気があります。ネックレスには小粒の水晶もあしらわれており、誕生石のパワー増幅効果が期待できます。
水晶の一種であるシトリンは、空間の浄化作用として用いられるパワーストーンでもあります。天然石の自然な形をしたシトリンクラスターは、世界にひとつしかない自分だけのパワーストーンとしておすすめです。
レモンのような黄色の色合いが美しいシトリンは、古くから金運や幸運を呼び込むパワーストーンとして人気があります。11月の誕生石としても知られており、シトリンを使ったアクセサリーは贈り物としても人気のアイテムです。
太陽のような輝きを持つシトリンは、夏を装うアクセサリーにもぴったり。パワーストーンの効果を感じながら、暑い夏を素敵に乗り越えてみてはいかがでしょうか。
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エジプトやインド、中国などでは数千年前から石の持つ力が信仰されてきました。現代でも石そのものが持つエネルギーに魅力を感じ、見た目の美しさだけでなく、パワーストーンとして身に着けたり部屋に飾ったりする人が増えています。
今回は太陽のような輝きを放つ『シトリン』について詳しく紹介していきましょう。
目次
シトリンの特徴とは?
水晶のなかでも黄色く色づいたものをシトリンと呼んでいます。パワーストーンとしても人気の高い水晶ですが、黄色に発色しているものは少なく、近年天然シトリンは希少価値が高くなっています。
日本では黄水晶と呼ばれており、かつては山梨県や奈良県の鉱山で産出されていました。現在は国内の鉱山が閉山され、ブラジルなどがシトリンの産地です。11月の誕生石でもあるシトリンは、パワーストーンとして身につける人が多い鉱石のひとつです。
シトリンの鉱物データ
アメジストとシトリンが同じってホント?
アメジストとシトリンはどちらも水晶の一種ですが、アメジストは紫色、シトリンは黄色系と見た目の違いがあります。両者の化学組成は全く同じですが、熱と圧力を加えることで鉄不純物の酸化状態に変化がおき、色味に違いが生じるのです。
実は現在市場に流通しているシトリンの多くは、アメジストを人工的に熱して作られているものです。天然シトリンは、地熱など自然の力によりゆっくりと熱せられて作られますが、産出量が少なく、近年希少価値のある存在として注目されています。
シトリンは二酸化ケイ素を主成分とする鉱物クォーツの一種です。色によって分類が異なります。無色透明なものが「水晶」、黄色いものが「シトリン」、茶色から黒色のものが「スモーキークォーツ」と呼ばれています。
シトリンとトパーズの関係
同じ黄色系の宝石として有名なのがトパーズです。シトリンとトパーズの色彩はとても似ているため、かつてシトリンを「シトリントパーズ」という名前で販売していたこともありました。
しかしシトリンとトパーズは成分が異なる鉱物なので、間違えないように注意しましょう。
シトリンの語源
シトリンの語源は、フランス語の「 citron(シトロン)」。美しく輝く黄色の鉱石が、レモンの果実に似ていることから名づけられました。もともとシトロンという言葉自体がラテン語で「黄色」を意味するシトリーナを由来としており、シトリンの特徴をよく表しています。
ヨーロッパではかつて、レモンを観賞用として愛してきた歴史があり、シトリンの色合いを鮮やかなレモンに重ねたのではないかともいわれています。
11月の誕生石「シトリン」
シトリンは11月の誕生石です。誕生石は、単なるアクセサリーとしての役割だけでなく、身につけることで幸運が訪れたり守護の力が携わったりすると言われています。11月の誕生石であるシトリンは、金運アップや商売繁盛、ポジティブに生きるための活力を秘めたパワーストーンとしても人気が高く、贈り物として選ばれることも多い鉱石です。
またシトリンは、木婚式を祝う鉱石としても知られています。木婚式とは結婚5周年を祝う伝統的な記念日です。5年間夫婦の関係を築き上げてきたことを称えるとともに、これからの結婚生活に明るさと活力をもたらしますように、との願いを込めてシトリンを贈るとされています。
シトリンに秘められた力とは?
鮮やかな黄色が美しいシトリンは、見ているだけで落ち込んだ気持ちを前向きにさせてくれたり、積極的に背中を押してくれたりすることもあるでしょう。実はシトリンには、昔から秘められた力があると考えられてきました。
シトリンの「石言葉」
パワーストーンとして人気のシトリンには、石言葉がつけられています。石言葉とは、鉱石や宝石にそれぞれ与えられた象徴的な言葉や意味のことで、石の特性や歴史などから決められます。シトリンの石言葉は、「繁栄」「成功」「富」「幸福」「希望」「自信」などです。鮮やかな黄色が美しいシトリンは、まるで太陽の明るさを連想させることもあり、特に富や金運を象徴する石と考えられてきた歴史があります。
中国ではシトリンのことを「成功の石」、中世ヨーロッパでは「商品が愛する金運の石」と呼ばれ、世界中で愛されてきました。最近ではイギリスのキャサリン皇太子妃が、黄色に輝くシトリンの指輪を愛用していることでたびたび話題となっています。
シトリンを扱う際の注意点・お手入れ方法
シトリンの硬度は7とされ、宝石のなかでは比較的硬い方です。だからといって雑に扱っていいわけではありません。シトリンを扱う際の注意点やお手入れの仕方を覚えておきましょう。
シトリンの取り扱い方法
シトリンは美しく輝く黄色の色合いが特徴の鉱石ですが、紫外線に弱いという性質を持っています。長時間日光にさらされることで、美しい色合いが退色してしまう可能性があるのです。保管する際は直射日光の当たらない場所を選び、身につけるときは夏のリゾート地を避けるなど気をつけてあげるといいでしょう。
またダイヤモンドなど、シトリンより硬い宝石と一緒に保管するときは、石同士がぶつからないよう気をつけてください。石の曇りを防ぐためにも、身に付けたあと皮脂などの汚れを柔らかい布でふきとってからしまうことも大切です。
おすすめの浄化方法
石の持つ力を最大限に引き出したいのであれば、定期的に石のお手入れ(浄化)をすることが大切です。パワーストーンの浄化方法にはいろいろなやり方がありますが、シトリンにおすすめの浄化方法を紹介します。
【ホワイトセージを使ったスマッジング】
スマッジングとは、ハーブを燃やしてその煙で空間や物を浄化する行為のことです。ネイティブアメリカンなどが古くから行ってきた風習で、ネガティブなエネルギーを払うと言われています。
<セージを使ったスマッジングのやり方>
月光浴による浄化】
パワーストーンが持つ力は、常に安定しているわけではありません。太陽や月の光を浴びてエネルギーを吸収することで、石の状態をリフレッシュさせます。ただしシトリンは紫外線に弱いため、月の光を浴びる月光浴がおすすめです。
<月光浴による浄化のやり方>
シトリンのおすすめアイテムをご紹介
ここからはパワーストーンとして人気のある、シトリンを使ったおすすめアイテムを紹介します。
天然石シトリンチップブレスレット
黄水晶として日本でも親しまれてきたシトリンを使ったブレスレットです。財運向上の効果が期待できるだけでなく、水晶のパワーによる職場や恋愛などの対人関係によるストレス緩和効果も期待できます。
11月の誕生石(シトリン)雫ネックレス
11月の誕生石であるシトリンを雫型にカットしたネックレスです。シトリンは財運や幸運を呼び込むとされており、昔からパワーストーンとして人気があります。ネックレスには小粒の水晶もあしらわれており、誕生石のパワー増幅効果が期待できます。
世界にひとつだけのシトリンクラスター
水晶の一種であるシトリンは、空間の浄化作用として用いられるパワーストーンでもあります。天然石の自然な形をしたシトリンクラスターは、世界にひとつしかない自分だけのパワーストーンとしておすすめです。
太陽のような輝きを持つシトリン
レモンのような黄色の色合いが美しいシトリンは、古くから金運や幸運を呼び込むパワーストーンとして人気があります。11月の誕生石としても知られており、シトリンを使ったアクセサリーは贈り物としても人気のアイテムです。
太陽のような輝きを持つシトリンは、夏を装うアクセサリーにもぴったり。パワーストーンの効果を感じながら、暑い夏を素敵に乗り越えてみてはいかがでしょうか。
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自分の本当の誕生石って?あなたの石に宿る意味とは▼
パワーストーンのお浄めだけでなく、お部屋も浄化できちゃう「セージ」とは?▼