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ヨーガとはどういったものなのでしょうか。近年、多くの人がヨーガを行っていますが、ヨーガとは何かを知らず、ダイエットや健康促進が目的だと認識している人は少なくないようです。また、ヨーガは身体に良いと知っていても、どのような効果があるのか、明確に把握しているという方も多くはないかも知れません。
そこで、ヨーガとは何かを紹介するとともに、ヨーガがおすすめな人や効果についても解説します。
ヨーガはヨガ、または英語でYogaと呼ばれており、日本では2000年代前半ごろにブームが訪れました。現在では、日本だけでなく世界中で健康的な身体づくりや美容、ダイエットに効果的な方法として広く知られています。
しかし、本来のヨーガの目的とは「心と体、魂をつなげる」ということをご存知でしょうか。
これら3つをつなげるとは、簡単にいうと身体を整えること。つまり、心にも体にも不調がなく、健康的な状態であることです。また、周囲の環境や自分の感情に左右されることなく、常に平安で満たされた存在である「本来の自分」でいることでもあります。ですからヨーガの目的とは、身体を整え、本来の自分でいることで、幸福な状態を確立することなのです。
ヨーガでは、心と体のうち片方だけではなく、両方を整える必要があるとされています。なぜなら、心と体は密接に関係しているためです。
例えば、不安を強く感じると自律神経である交感神経が過剰に活発になり、心拍数や呼吸が早くなり、息苦しさを感じることがあるでしょう。逆に痛みや疲労といった体の不調は、感覚器官から大脳に伝わり、心にも影響します。
このように心と体は互いに影響しあっているため、どちらかだけが不健康であることはあり得ません。ですから、心と体の両方を整えることで、心身ともに良い状態へと導かれるのです。
このように、ヨーガでは心と体がつながっていると考えることから、サンスクリット語で馬と馬車をつなぐ道具である「くびき」や「つながり」を意味する「ユジュ」が「ヨーガ」の語源となっています。
人の心と体、魂をつなげ、最終的には自己と神とを一体化させる修行法として、今から約4500年前にインドで生まれました。
ヨーガでは、大まかにわけて以下の3つを行い、心身のバランスを整えます。
上記のうち、一つだけ行えば良いのではなく、3つをすべて行うことがヨーガです。これら3つはどのようなものなのでしょうか。次から詳しく解説します。
ヨーガの基本といえるのが呼吸で、次に説明するアーサナや瞑想を行うときには、必ず呼吸を意識します。
一般的な呼吸といえば、生命を維持するためのものですが、ヨーガでは生命維持だけでなく、体内のエネルギーのコントロールが目的です。エネルギーをコントロールすることによって、以下が可能になります。
つまり、心身の状態を自分自身でコントロールできるのです。
また、呼吸に集中すると自己に向き合え、感情のコントロールがしやすくなる効果も。さらに、深く呼吸をするため酸素が体内のすみずみにまで運ばれ、美肌づくりにも一役買ってくれますよ。
ヨーガは正しく座る、正しく立つこと、つまり姿勢も重要です。単に姿勢を正すのではなく「アーサナ」と呼ばれるポーズを行います。ヨーガと聞くと、上半身をねじったり、片足で立ったりしたさまざまなポーズをイメージする方は多いのではないでしょうか。このポーズこそが、このアーサナです。
アーサナは瞑想時により集中できるよう、快適な姿勢を取れるように体を整えることを目的としています。
しかし現代では、健康や美容効果を目的にアーサナを行うことが一般的になっています。実際に、ヨガによって次のような効果があったという声は少なくありません。
ヨーガと瞑想は切っても切り離せないもので、瞑想とはむしろヨーガの本質です。「ヨーガとは瞑想だ」といっても過言ではないでしょう。なぜなら、先にご紹介した呼吸法もアーサナも、瞑想に入りやすくするための方法だからです。
では、瞑想とはどのようなものなのでしょうか。ヨーガでいう瞑想とは一つのものに集中することを指し、現在の自分の内側、つまり思考や心または体の状態に意識を向けます。さまざまな瞑想法がありますが、基本的な瞑想では「今、息を吸っている」「今、息を吐いている」などのように呼吸を観察して集中することが多いです。
1日5分ほどでも継続して瞑想を行うと、集中力の向上やストレスの軽減を感じられることから、多くのビジネスパーソンが実践しています。
ヨーガは年齢や性別に関係なく、誰もが楽しめるものですが、特に次のような方におすすめです。
ヨーガは運動神経が良く柔軟性が高くないとできないと考える方は、多いかもしれません。しかし、ヨーガは運動が苦手な人に非常におすすめです。なぜなら、自分のペースで行えるので体力がなくても問題ありませんし、美しくアーサナを完成させることが目的ではないので、誰かと比べる必要もありません。
特に体が硬いとお悩みの方ほど、ヨーガを楽しめますよ。継続してアーサナを行い柔軟性が高まることで、体の変化を体感しやすいためです。
病気ではないけれど健康だとは言えない「未病」の方は、ヨーガを行うことで、徐々に不調が改善されるでしょう。特に、次のような体の不調の改善や予防にヨーガは非常に効果的です。
特に不調を感じないけれど健康を維持したいという方にも、もちろんおすすめです。
忙しい方こそ、ヨーガを行うとその効果を実感できますよ。忙しくてストレスを抱えているといった方は、心身が常に緊張して休まらない、夜眠れないといったことがあるのではないでしょうか。
しかし、ヨーガの呼吸法や瞑想、リラックス効果のあるアーサナを行えば、緊張状態となった心身を落ち着かせられます。
ヨーガは短時間行うだけでも十分に効果が得られますので、仕事や家事の合間などスキマ時間を使ってヨーガでストレス解消をしてみてはいかがでしょうか。
運動習慣を身に着けたいなら、ヨーガがうってつけです。前述したように短時間でも効果を感じられますし、レッスンに参加せずとも方法さえ理解すれば、自分ひとりで行えます。ヨーガは時間や場所に縛られずに行えるので、ジムなどに通って運動するよりも継続しやすいのではないでしょうか。
また、ヨーガは自分の体と心を観察して行うので、自然と身体に関する意識が高まります。そのため、積極的に「ヨーガをしよう」「体を動かそう」と考え、実行するようになるので、運動不足の解消につながるでしょう。
「ヨーガとストレッチは似ている。どう違うの?」と考える人は多いでしょう。確かにヨーガとストレッチには、次のような共通点があります。
では、ヨーガとストレッチは何が違うのでしょうか。それは目的です。ヨガは心と体を調和させ、精神の安定を目的とする一方、ストレッチは筋肉の柔軟性や関節の可動域の向上が目的です。
このように、よく似たヨーガとストレッチであっても目的が大きく異なるのです。
ヨーガを行うと、何らかの変化を感じられるでしょう。では、どのような変化があるのでしょうか。次からは、ヨーガを行うことで得られる体と心の主な変化を紹介します。
ヨーガを行って、まず体の変化を感じたという人は多いです。ここでは、特によく聞く体の変化を4つ見てみましょう
アーサナで筋肉を伸ばし関節を緩めたり、筋肉を鍛えて筋肉量が増加すると、血行が促進されます。血行が改善されると筋肉の緊張が緩和され、肩こりが軽減されますし、筋肉に酸素が十分に供給されて疲労物質や老廃物の排出がスムーズになるため、疲労回復にもむくみ解消にも効果的です。
不規則な生活やストレス、運動不足、睡眠不足など、日常生活のなかで自律神経が乱れてしまう場合があります。しかし、ヨーガは自律神経を整える効果があり、自律神経の乱れから生じる血行不良や冷え、肩こり・腰痛といった不調の改善に繋がります。
また、自律神経が整うと不安感や気分の落ち込みなど心の不調も改善します。
背骨や骨盤、肩甲骨を整えたり、体幹を鍛えたりする効果が高いアーサナを行えば、猫背を解消するなど姿勢の改善に役立ちます。正しい姿勢を保てるようになると、関節や筋肉に余分な負担をかけずにすみ、肩こりや首こりなどを予防できます。
ヨーガによって、スタイルが良くなった、痩せたという声も多いです。アーサナには、筋肉を鍛えられるものもあり、メリハリのある体を作れるためです。また、筋肉量が増えると基礎代謝がアップするため、カロリー消費がされやすくなるため、痩せたという声がよくあがります。
ヨーガの実践による心の変化もみてみましょう。
ヨーガを行うと集中力をアップする効果があるといわれています。アーサナや呼吸法を行うことによって、血流がよくなると体だけでなく脳にも酸素が届き、集中しやすくなるのです。また、瞑想は呼吸など一つの物事に集中するため、余計な考えを排除し集中するクセをつけられます。
イライラしている、不安があるといった場合でも、ヨーガによって意識的に副交感神経を優位にして、リラックスできるようになります。
ある研究報告によると、8週間のヨーガの実践により、ネガティブな感情に関わっている脳の右側にある扁桃体の縮小が見られたという研究結果があります。そのため、ヨーガを行っていないときでもポジティブな感情を抱け、ストレスや不安を軽減しリラックス状態へ移行しやすくなるでしょう。
ヨーガを続けたら、精神が安定したという人も多く見られます。ヨーガの実践中は自分の体や心の状態を観察し集中するため、外部の環境や状況に意識が向かなくなります。すると、環境や状況に感情が左右されにくくなり、怒りや不安を感じる出来事に遭遇しても、ネガティブな感情に支配されずに済むのです。
ヨーガとは、呼吸とアーサナ、瞑想を行うことによって、体と心を整え良い状態へと導くためのものです。古代インドでは修行法として生まれましたが、ヨーガの効果を見てみると心身の健康に非常に効果的だとわかるでしょう。
自分の好きなときに行え、短時間でも効果を感じられるうえ、体力や運動能力を問わずに実践できるので、誰もがヨーガを始めやすいのではないでしょうか。ヨーガスタジオに通えなくても、書籍や動画などでヨーガが紹介されていますので、気軽にヨーガを始めてみてくださいね。
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ヨーガとはどういったものなのでしょうか。近年、多くの人がヨーガを行っていますが、ヨーガとは何かを知らず、ダイエットや健康促進が目的だと認識している人は少なくないようです。
また、ヨーガは身体に良いと知っていても、どのような効果があるのか、明確に把握しているという方も多くはないかも知れません。
そこで、ヨーガとは何かを紹介するとともに、ヨーガがおすすめな人や効果についても解説します。
目次
ヨーガの目的は心と体の両方を整えること
ヨーガはヨガ、または英語でYogaと呼ばれており、日本では2000年代前半ごろにブームが訪れました。
現在では、日本だけでなく世界中で健康的な身体づくりや美容、ダイエットに効果的な方法として広く知られています。
しかし、本来のヨーガの目的とは「心と体、魂をつなげる」ということをご存知でしょうか。
これら3つをつなげるとは、簡単にいうと身体を整えること。
つまり、心にも体にも不調がなく、健康的な状態であることです。
また、周囲の環境や自分の感情に左右されることなく、常に平安で満たされた存在である「本来の自分」でいることでもあります。
ですからヨーガの目的とは、身体を整え、本来の自分でいることで、幸福な状態を確立することなのです。
心と体の両方を整える重要性
ヨーガでは、心と体のうち片方だけではなく、両方を整える必要があるとされています。
なぜなら、心と体は密接に関係しているためです。
例えば、不安を強く感じると自律神経である交感神経が過剰に活発になり、心拍数や呼吸が早くなり、息苦しさを感じることがあるでしょう。
逆に痛みや疲労といった体の不調は、感覚器官から大脳に伝わり、心にも影響します。
このように心と体は互いに影響しあっているため、どちらかだけが不健康であることはあり得ません。
ですから、心と体の両方を整えることで、心身ともに良い状態へと導かれるのです。
ヨーガという名の由来
このように、ヨーガでは心と体がつながっていると考えることから、サンスクリット語で馬と馬車をつなぐ道具である「くびき」や「つながり」を意味する「ユジュ」が「ヨーガ」の語源となっています。
人の心と体、魂をつなげ、最終的には自己と神とを一体化させる修行法として、今から約4500年前にインドで生まれました。
ヨーガで行う3つのメソッド
ヨーガでは、大まかにわけて以下の3つを行い、心身のバランスを整えます。
上記のうち、一つだけ行えば良いのではなく、3つをすべて行うことがヨーガです。
これら3つはどのようなものなのでしょうか。
次から詳しく解説します。
ヨーガの基本・呼吸
ヨーガの基本といえるのが呼吸で、次に説明するアーサナや瞑想を行うときには、必ず呼吸を意識します。
一般的な呼吸といえば、生命を維持するためのものですが、ヨーガでは生命維持だけでなく、体内のエネルギーのコントロールが目的です。
エネルギーをコントロールすることによって、以下が可能になります。
つまり、心身の状態を自分自身でコントロールできるのです。
また、呼吸に集中すると自己に向き合え、感情のコントロールがしやすくなる効果も。
さらに、深く呼吸をするため酸素が体内のすみずみにまで運ばれ、美肌づくりにも一役買ってくれますよ。
ヨーガの姿勢・アーサナ
ヨーガは正しく座る、正しく立つこと、つまり姿勢も重要です。
単に姿勢を正すのではなく「アーサナ」と呼ばれるポーズを行います。
ヨーガと聞くと、上半身をねじったり、片足で立ったりしたさまざまなポーズをイメージする方は多いのではないでしょうか。
このポーズこそが、このアーサナです。
アーサナは瞑想時により集中できるよう、快適な姿勢を取れるように体を整えることを目的としています。
しかし現代では、健康や美容効果を目的にアーサナを行うことが一般的になっています。
実際に、ヨガによって次のような効果があったという声は少なくありません。
ヨーガの本質・瞑想
ヨーガと瞑想は切っても切り離せないもので、瞑想とはむしろヨーガの本質です。
「ヨーガとは瞑想だ」といっても過言ではないでしょう。
なぜなら、先にご紹介した呼吸法もアーサナも、瞑想に入りやすくするための方法だからです。
では、瞑想とはどのようなものなのでしょうか。
ヨーガでいう瞑想とは一つのものに集中することを指し、現在の自分の内側、つまり思考や心または体の状態に意識を向けます。
さまざまな瞑想法がありますが、基本的な瞑想では「今、息を吸っている」「今、息を吐いている」などのように呼吸を観察して集中することが多いです。
1日5分ほどでも継続して瞑想を行うと、集中力の向上やストレスの軽減を感じられることから、多くのビジネスパーソンが実践しています。
ヨーガはこのような方におすすめ!
ヨーガは年齢や性別に関係なく、誰もが楽しめるものですが、特に次のような方におすすめです。
運動が苦手な方
ヨーガは運動神経が良く柔軟性が高くないとできないと考える方は、多いかもしれません。
しかし、ヨーガは運動が苦手な人に非常におすすめです。
なぜなら、自分のペースで行えるので体力がなくても問題ありませんし、美しくアーサナを完成させることが目的ではないので、誰かと比べる必要もありません。
特に体が硬いとお悩みの方ほど、ヨーガを楽しめますよ。
継続してアーサナを行い柔軟性が高まることで、体の変化を体感しやすいためです。
体の不調をしたい方
病気ではないけれど健康だとは言えない「未病」の方は、ヨーガを行うことで、徐々に不調が改善されるでしょう。
特に、次のような体の不調の改善や予防にヨーガは非常に効果的です。
特に不調を感じないけれど健康を維持したいという方にも、もちろんおすすめです。
多忙でストレスを抱えている方
忙しい方こそ、ヨーガを行うとその効果を実感できますよ。
忙しくてストレスを抱えているといった方は、心身が常に緊張して休まらない、夜眠れないといったことがあるのではないでしょうか。
しかし、ヨーガの呼吸法や瞑想、リラックス効果のあるアーサナを行えば、緊張状態となった心身を落ち着かせられます。
ヨーガは短時間行うだけでも十分に効果が得られますので、仕事や家事の合間などスキマ時間を使ってヨーガでストレス解消をしてみてはいかがでしょうか。
運動不足を解消したい方
運動習慣を身に着けたいなら、ヨーガがうってつけです。
前述したように短時間でも効果を感じられますし、レッスンに参加せずとも方法さえ理解すれば、自分ひとりで行えます。
ヨーガは時間や場所に縛られずに行えるので、ジムなどに通って運動するよりも継続しやすいのではないでしょうか。
また、ヨーガは自分の体と心を観察して行うので、自然と身体に関する意識が高まります。
そのため、積極的に「ヨーガをしよう」「体を動かそう」と考え、実行するようになるので、運動不足の解消につながるでしょう。
ヨーガとストレッチの違い
「ヨーガとストレッチは似ている。どう違うの?」と考える人は多いでしょう。
確かにヨーガとストレッチには、次のような共通点があります。
では、ヨーガとストレッチは何が違うのでしょうか。
それは目的です。
ヨガは心と体を調和させ、精神の安定を目的とする一方、ストレッチは筋肉の柔軟性や関節の可動域の向上が目的です。
このように、よく似たヨーガとストレッチであっても目的が大きく異なるのです。
ヨーガの実践で得られる体と心の変化
ヨーガを行うと、何らかの変化を感じられるでしょう。
では、どのような変化があるのでしょうか。
次からは、ヨーガを行うことで得られる体と心の主な変化を紹介します。
体の変化4つ
ヨーガを行って、まず体の変化を感じたという人は多いです。
ここでは、特によく聞く体の変化を4つ見てみましょう
1.血行が良くなる
アーサナで筋肉を伸ばし関節を緩めたり、筋肉を鍛えて筋肉量が増加すると、血行が促進されます。
血行が改善されると筋肉の緊張が緩和され、肩こりが軽減されますし、筋肉に酸素が十分に供給されて疲労物質や老廃物の排出がスムーズになるため、疲労回復にもむくみ解消にも効果的です。
2.自律神経が整う
不規則な生活やストレス、運動不足、睡眠不足など、日常生活のなかで自律神経が乱れてしまう場合があります。
しかし、ヨーガは自律神経を整える効果があり、自律神経の乱れから生じる血行不良や冷え、肩こり・腰痛といった不調の改善に繋がります。
また、自律神経が整うと不安感や気分の落ち込みなど心の不調も改善します。
3.姿勢の改善する
背骨や骨盤、肩甲骨を整えたり、体幹を鍛えたりする効果が高いアーサナを行えば、猫背を解消するなど姿勢の改善に役立ちます。
正しい姿勢を保てるようになると、関節や筋肉に余分な負担をかけずにすみ、肩こりや首こりなどを予防できます。
4.スタイルアップが叶う
ヨーガによって、スタイルが良くなった、痩せたという声も多いです。
アーサナには、筋肉を鍛えられるものもあり、メリハリのある体を作れるためです。
また、筋肉量が増えると基礎代謝がアップするため、カロリー消費がされやすくなるため、痩せたという声がよくあがります。
心の変化3つ
ヨーガの実践による心の変化もみてみましょう。
1.集中力アップ
ヨーガを行うと集中力をアップする効果があるといわれています。
アーサナや呼吸法を行うことによって、血流がよくなると体だけでなく脳にも酸素が届き、集中しやすくなるのです。
また、瞑想は呼吸など一つの物事に集中するため、余計な考えを排除し集中するクセをつけられます。
2.リラクゼーション効果
イライラしている、不安があるといった場合でも、ヨーガによって意識的に副交感神経を優位にして、リラックスできるようになります。
ある研究報告によると、8週間のヨーガの実践により、ネガティブな感情に関わっている脳の右側にある扁桃体の縮小が見られたという研究結果があります。
そのため、ヨーガを行っていないときでもポジティブな感情を抱け、ストレスや不安を軽減しリラックス状態へ移行しやすくなるでしょう。
3.精神の安定
ヨーガを続けたら、精神が安定したという人も多く見られます。
ヨーガの実践中は自分の体や心の状態を観察し集中するため、外部の環境や状況に意識が向かなくなります。
すると、環境や状況に感情が左右されにくくなり、怒りや不安を感じる出来事に遭遇しても、ネガティブな感情に支配されずに済むのです。
ヨーガとは誰でも実践できる!気軽に始めてみよう
ヨーガとは、呼吸とアーサナ、瞑想を行うことによって、体と心を整え良い状態へと導くためのものです。
古代インドでは修行法として生まれましたが、ヨーガの効果を見てみると心身の健康に非常に効果的だとわかるでしょう。
自分の好きなときに行え、短時間でも効果を感じられるうえ、体力や運動能力を問わずに実践できるので、誰もがヨーガを始めやすいのではないでしょうか。
ヨーガスタジオに通えなくても、書籍や動画などでヨーガが紹介されていますので、気軽にヨーガを始めてみてくださいね。
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