初心者必見!正しいサウナの入り方と「ととのう」ためのコツ・効果を徹底解説

サウナで「ととのう」ってどういうこと?
そんな疑問を持つ初心者の方に向けて、基本の入り方から効果的なコツまでわかりやすく解説します。

サウナが好きで、週2回は通っている筆者の体験も交えながら、正しいマナーや注意点、施設の活用法までしっかりご紹介。
無理なく自分のペースで楽しめるサウナの魅力を、ぜひ感じてみてください。

サウナの基本の入り方

「ととのう」感覚をしっかり味わうには、まず基本を押さえておくことが大切です。
ここでは、初心者でも安心して実践できるサウナの正しい入り方を順を追って解説します。

水分補給をする

水分補給をする

サウナに入る前に水分補給を意識しておくと、脱水を防ぎながらより快適に発汗できるようになります。
初心者の人ほど、しっかりと水分を摂っておくことが大切。
筆者も、水を十分に飲んでおくと体調が安定し、無理なく「ととのう」状態になれると感じています。

髪と体を洗う

髪と体を洗う

施設を利用するときは、まず髪や身体の汚れを落としてからの入室がおすすめです。
シャワーを使ってよく洗うことで毛穴が開きやすくなり、サウナ後の疲労回復や美容の効果も高まります。

また、効果だけでなく他の利用者さんへのエチケットとしても、事前に汚れは落としておきましょう。
マナーを守って快適に整うためにも、ちょっとしたポイントが大切になります。

サウナに入る

サウナに入る

いよいよ本番!
ですが、正しい入り方を守るためには自分のペースを知ることがポイント。

初心者なら、まずは5分ほどを目安にすると無理がありません。
高温が得意な人はサウナ室の上段で発汗を促し、ゆっくり過ごしたいなら下段が向いています。

マナーを大切にしながら、リラックスを意識して入りましょう。

座る位置での体感や効果の違い

上段は熱が強く、短時間で汗が出るため血流が高まりやすい特徴があります。
下段は温度がやや低く落ち着きやすいので、初めての人や体調が不安なときに適しています。

筆者は、はじめは下段でウォームアップしたのち、上段でしっかり発汗。
最後はまた下段でクールダウン、というようにセットごとに座る位置を工夫しているのがこだわりです。

水風呂

サウナで体を温めたあとは、水風呂でゆっくりクールダウンします。

時間は1~2分を目安にすると負担が少ないでしょう。
冷たい刺激によって血管が収縮し、健康面での効果も期待できます。

また、水風呂に入る前には汗をシャワーで流してから入るのが基本のマナーです。

外気浴

水風呂から上がったら外気にあたりながら休憩するのが整うためのコツです。
スペースがあれば椅子に座って深呼吸すると、心身がリセットされるようなリラックス感を得られます。

時間は体調に合わせて調整し、体がほどよく冷めるまで続けるのがおすすめです。

上記を3セットほど繰り返す

サウナ→水風呂→外気浴という流れを繰り返すことで、血流や発汗の効率が上がり、より高い効果が得られます。

少しずつ慣れてきたら時間を延ばすのもよい方法ですが、無理せず自分に合ったやり方を見つけることが大切です。
トータルで3セットほど実施すると、「ととのう」快感が一層深まり、サウナの魅力を存分に味わえます。

サウナで「ととのう」とは?

「ととのう」とは実際にどんな状態なのかよく分からないという人も多いかもしれません。
ここでは、その不思議で心地よい感覚の正体をわかりやすく解説していきます。

「ととのう」とはどういう状態?

「ととのう」とは、高温と冷却の刺激を交互に与えることで血流が活性化し、頭がすっきりして体の芯からリラックスできる状態を指します。
気持ちよさと軽い浮遊感が一度にやってきて、いわゆる「サウナハイ」や「サウナトランス」と呼ばれる独特の感覚を得られるのが特徴です。
ぼんやりした心がクリアになり、ストレスが和らぐと同時に集中力アップも期待できます。

こうした心身が一気に解放される瞬間が「ととのう」であり、筆者がサウナを好きになった理由のひとつでもあります。
この感覚が起きるのは、サウナ室でしっかり汗をかいて体を温めたあとに水風呂で冷やし、外気浴で休憩する流れを数回繰り返したタイミングです。
サウナと水風呂を行き来することで、より強い開放感とリラックスを味わうことができるでしょう。

「ととのう」ための入り方のコツは?

まず、サウナに入る前はしっかりと水分補給をして体調を整えるのがポイントです。

汗をかきやすいよう髪や身体の汚れを洗い流したら、いざサウナ室へ。。
サウナ室に入る時間は5〜10分を目安に、上段と下段をうまく使い分けて自分に合った入り方を見つけましょう。
十分に温まったら、汗を流してから1〜2分ほど水風呂に入り、血流を一気に引き締めます。
そのあとは外気を感じるスペースで5〜10分ほど休憩を取り、心身をゆっくりリラックスさせてください。

この流れを繰り返すことで、自然と「ととのう」感覚を体験しやすくなります。
また、何より大切なのは、自分の体調を最優先に考えることです。
無理をしないようにペースを守りながら、ゆったりとサウナを楽しんでみてください。

サウナに入る際の注意点

サウナを快適に楽しむためには、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。
「ととのう」前に知っておくべき基本的なマナーや体調管理のコツを確認しておきましょう。

マナーを守ろう

サウナは多くの人が利用する施設なので、正しいマナーを心がけることが大切です。

入り口付近で髪や身体の汚れをシャワーなどでしっかり洗うと、ほかの人も快適に過ごせます。
タオルをしっかり持参し、自分がかいた汗は自分でふき取ってください。
サウナ室に直に座るより、タオルを敷いたほうが清潔さを保てますし、発汗後はかけ湯で汗を軽く流してから水風呂に入るのがポイントです。

ちょっとした気遣いを心がけることが、素敵なサウナライフへの近道かもしれません。

水分補給も忘れずに

サウナは高温で発汗が進むため、脱水を防ぐための水分補給が欠かせません。

体調を整えるには、入浴前からこまめに水分を摂っておくことをおすすめします。
のどが渇いてからでは遅いので、初心者ほど早めの補給を心がけましょう。
余分な負担を減らして心身が整う状態に近づけるためにも、水分摂取はサウナ体験の基本といえます。

自分のペースで無理なく

サウナは「ととのう」効果が魅力ですが、慣れないうちから長時間入るのは注意が必要です。

サウナ室の上段や下段を使い分けたり、外気を感じながら休憩を繰り返すと、疲労回復や美容などの作用を実感しやすくなります。
時間の目安は個人差がありますが、無理をすると体調を崩すこともあるため、ゆっくり自分に合ったペースで入りましょう。

心と身体をリラックスさせるには、焦らずに続けることが一番です。

サウナのメリット

サウナには「ととのう」以外にも、体にうれしいさまざまな効果があります。
ここでは快眠や疲労回復、美容や健康面でのメリットについてご紹介します。

快眠/疲労回復効果

快眠/疲労回復効果

サウナ室でしっかり発汗⇒水風呂でクールダウン⇒外気を使って休憩を繰り返すこのサイクルは、自律神経の働きを整え、副交感神経が優位になるため、深いリラックス効果や疲労回復が期待できます。

また、サウナ後には適度な疲労感が得られます。
発汗による体温調整や血流の変化で身体が心地よく疲れている状態なので、眠りに入りやすくなり、快眠につながることも多いです。

免疫力アップ

普段体調管理に気を使っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に朗報です。実はサウナには免疫力アップの効果も期待できるんです。

サウナに入り体温が38度以上になると、熱ストレスによってHSP(ヒートショックプロテイン)というたんぱく質が増加します。
HSPは、免疫力の向上や疲労回復を促すといわれています。
また、海外ではサウナに定期的に入る人・そうでない人で、約50%も風邪にかかる率が変わるというユニークな論文もあるそうです。

美容効果

美容効果

サウナに入浴すると全身からしっかり発汗し、毛穴にたまった汚れや古い角質を押し流してくれます。
その結果、新陳代謝が活発になり、血行促進につながることで肌のくすみ改善にも効果が期待できます。
これは、血流がスムーズになることで肌の細胞に酸素や栄養が届きやすくなり、くすみの原因となる老廃物が排出されやすくなるからです。

髪や身体を丁寧に洗い、水分をしっかりとりながら、無理のない時間で繰り返すことが、美容と健康の両面でいい状態を保つコツです。

サウナで「ととのう」快感を得よう!

サウナの正しい入り方を守り、施設をうまく利用すると、「ととのう」感覚を味わいやすくなります。

週に2回のサウナ通いが習慣になっている筆者も、その瞬間に出会うたび心身が軽くなるのを感じています。
髪や身体の汚れを洗う、タオルをしっかり使うといったマナーを意識することで、初心者でも発汗が促進され、疲労回復や美容効果を実感しやすいです。

無理をしない自分らしいペースとスペースを見つけて、ぜひサウナの魅力を存分に楽しんでみてください。


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