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「蛇の夢を見ると臨時収入がある」、という話を聞いたことはありませんか?蛇によいイメージを持っている人はあまり多くないかもしれませんが、蛇は十二支のひとつ。実は昔から金運を運ぶ縁起の良い生き物と信じられてきました。その中でも白蛇は、神様の使いともいわれ、特に縁起が良いとされています。
この記事では白蛇が縁起が良いと言われる理由と、そのご利益、そして全国の白蛇を祀る神社をご紹介します。
古今東西、白蛇だけではなく、どんな色の蛇も縁起の良い生き物とされてきました。蛇が縁起が良いとされる理由と、中でも白蛇が特に、金運にまつわる「縁起が良い」とされる理由はなぜだかご存じでしょうか。毒や牙の迫力といったイメージが強い蛇がどうして縁起物なのか、はじめに紹介していきます。
蛇が「ご利益がある」と有難がられる理由の一つとして、昔から人間の役に立つ利益をもたらしてくれたからというものがあります。農耕生活を営む人間にとって、蛇は農作物を食い荒らす害虫やネズミなどの害獣を捕食してくれる、とても頼もしい存在でした。
さらに、「巳」とは蛇がとぐろを巻いている姿を表す漢字ですが、音は「み」です。これが「穀物が実る」つまり財を成すことを連想させるので、縁起が良いとされました。
また、もうひとつの理由は、蛇は神の化身として畏怖の念を持たれてきたからです。
蛇は脱皮を繰り返して成長しますが、昔の人はその生態に死と再生・さらには知恵や出産といった神秘のシンボルとして、畏怖の念を抱いたといわれています。古代~中世にかけては尾をはんだ蛇が永遠の象徴(ウロボロス)として図に用いられ、古代文明や神話にも「サーペント」として登場した蛇は、各所の表記で「力をもつ象徴」として見られたのがわかります。
このように蛇は神の使いといわれ、土着の素朴な信仰として、古くから「蛇は神様」として祀られてきたようです。
宝船に乗った七福神の中に、琵琶を持った紅一点の女神様がいますよね。その女神様こそ弁財天です。元々はヒンドゥー教の女神、インドの聖なる川の神「サラスヴァティ―」だと考えられています。
元来「弁才天」と記され、中世以降は蛇の神様「宇賀神」を頭の上に載せたお像で現されるようになったことで、「才」が「財」に変化し、財運のご利益がある神様となりました。
ただ、弁財天と宇賀神の関係は日本独自のものとされていて、インド・中国の言い伝えと異なる部分もあるそうです。
ではその弁財天さまのご利益に深く関係する宇賀神様とはどんな神様なのでしょう。蛇の神様というのはお姿を指すこともあり、人頭蛇身であらわされることもあるそう。学芸や戦の神様であり、日本では出自不明の神様とされています。
白蛇はサンスクリット語で「ウガヤ」といい、そこから宇賀神様は白蛇と信じられてきました。渡来してきた神様が日本の神様と複雑な形で習合したお姿から、財運と白蛇が紐付けられるようになったようです。
都市部ではなかなかお目にかかれない蛇。白蛇となってくると、田園地帯が広がる地域にお住まいの方でも実際に見たことがある人は少ないのではないかと思います。
白蛇という種類の蛇が日本にいるわけではありません。実は白蛇、白いアオダイショウだったり、白いマムシだったりするらしいのです。
白蛇はアルビノ種という遺伝的に色素を作ることができない個体です。このアルビノ種が生まれる確率は、約10万分の1といわれます。これは10万匹の蛇が生まれたら、そのうちの一匹が白蛇ということですから、白蛇を自然界で目にすることは非常に稀なことなのです。
ただ、生物にはアルビノとは別に環境の影響で色素が減少した白変種(リューシスティック)というものもいます。テキサスラットスネークの白変種などは純白で美しく、愛好家の中でも人気だそうです。
自然な環境で白蛇が繁殖するのは極めて難しいとされていますが、山口県岩国市ではアルビノ種の遺伝が受け継がれて白蛇が多い地域があり、「岩国のシロヘビ」として、天然記念物に指定されています。
神社は他の場所と比べて霊的な力が強い場所です。そんな神聖な場所で、神様の使いとも言われる蛇を見かけたら、何かスピリチュアルなメッセージを感じてしまいそうですよね。しかもそれが自然界では滅多にお目にかかれない白蛇だったら、大きな幸運の到来を信じかねません。
ですが、そんなときでも絶対に蛇に近づかないでください!スマホを近づけて写真を撮ろうとするのも危険です。気持ちはわかります。
神様のお使いだとしても、蛇はあくまでも蛇。びっくりさせると、飛びかかってきたり、噛みつかれたりする危険があります。無毒なアオダイショウでも、傷口から雑菌が入れば大変危険です。
神社に限りませんが、もしも近くで蛇を見かけたら、神様がお通りになるのを見送る気持ちで、静かにその場から離れましょう。
蛇本体でなく、抜け殻にも力があるといわれています。全国の蛇を祀る神社や、縁起物を扱うお店では、蛇の抜け殻を売っていることがあります。抜け殻は、丸ごと一匹分から、小さく形を整えたもの等さまざま。中には個人で飼育している蛇の脱皮した抜け殻を売り出している場合も。
手に入った際には洗浄した後に乾燥させ、ラミネート加工すれば立派なお守りになりますよ。ただ洗浄や乾燥が不十分だとにおいがかなり気になりますのでご注意を。
実は蛇を見かけずとも、蛇の抜け殻を持ち歩かなくても、白蛇を身に着けておける方法があります。小さいアイテムが多いので、気軽にチェックしてみてくださいね。
お部屋のインテリアとしても馴染む、モダンないでたちの陶器みくじ。暮らしを浄らかにするヒントが秘められた開運おみくじが入っています。ヤマタノオロチ討伐の舞台、出雲の土地で育った今年限定の干支米と縁起の良いセットになっています。お手軽な二合サイズで、新年のプチ贅沢や、年賀のギフトにもおすすめです。
2025年の干支、巳(へび)モチーフの陶器のおみくじです。白と金色の蛇の二種類。「福」と赤く書かれた文字も新春にふさわしくおめでたいすがたです。中のおみくじを楽しんだあとは干支飾りとして楽しめます。
昨今では、野生の蛇に出会う機会は少なくなっていますが、ハイキングやキャンプに行くと山道などで「マムシに注意!」などという看板を見ることもあります。こんなとき、絶対に蛇や、蛇の抜け殻を探したりしないでください。とても危険です。昔の人は、蛇の危険性をよく知っていたからこそ、神様として祀り、共存してきたのということを心に留めましょう。白蛇のご利益を願うなら、蛇や白蛇を神様として祀る神社にお参りすることが正しい形かもしれませんね。
蛇神様と言われる神社はたくさんありますが、今回は全国の白蛇を祀っている神社5社を紹介します。
狛犬ならぬ、狛蛇。二匹の蛇が出迎える神社です。昔、この地に二匹の白蛇が住み、吉事凶事が起こる前に必ず姿を現したので、住民が祠を作ってお祀りするようになったとのこと。ここの霊泉の水で金銭を洗うと財が増える、いわゆる銭洗辨財天として有名な神社です。
栃木県真岡市久下田西2-63
「東京の白蛇様」と呼ばれ、東京唯一の白蛇の神社として有名です。鎌倉時代にこの地域の大旱魃を救ってくれた神として大切に祀られてきました。また、本物の白蛇がいることで有名な山口県岩国市の岩国白蛇神社の蛇の抜け殻を取り寄せ、お守りの中に入れて頒布しています。巳の日には、不定期ですが、神社で飼育している白蛇も展示されます。神社近くの戸越公園は「白蛇様の戻り道」と名付けられた、開運参拝コース。道中にお土産店もあり、白蛇様の開運グッズの買い物も楽しめます。
東京都品川区二葉4-4-12
戦国時代に真田家が上田に築城し始めた頃からこの地に白蛇が住みつき、上田の城下町の守り神となったそうです。江戸時代に天災、疫病が流行った際は人々の夢に白蛇が現れ、この神社に白蛇を祀ると厄災は収まったとか。御朱印には、「白蛇神社」と書かれています。
長野県上田市上田 上田新田3139
名前のとおり龍神様を祀っていますが、本殿奥の末社には白蛇様が祀られています。その鳥居の前には白蛇様の「おもかる石」という石があり、願い事をする前にまずその石を持ってみて、願い事をした後にまた石を持ち、前より軽いと感じれば、願い事はかない、重いと感じたら、願い事がかなうのに時間がかかる、と言われています。
愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目8-8-14
山口県岩国市の白蛇は天然記念物として指定されていますが、岩国の歴史記録に初めて白蛇が登場したのは300年以上前の江戸時代のこと。以来、岩国の各地に白蛇の祠や弁財天が祀られるようになり、平成の時代になって厳島神社から御祭神を勧請し、岩国白蛇神社が創建されました。近隣の「岩国シロヘビの館」では、体長180センチ胴回り15センチもある岩国のシロヘビが保護飼育されており、安全な環境で白蛇に会うことができます。ここの蛇たちの抜け殻を加工した金運グッズを購入することもできます。
山口県岩国市今津町6丁目4-2
蛇をお祭りする神社には、「巳」の日にお参りすると、さらにご利益が増すと言われています。巳の日は、12日に1回巡ってくる金運、財運に恵まれる日。また、60日に1回巡ってくる「己巳(つちのとみ)」の日はさらに金運アップのご利益があるとか。ほとんどの白蛇神社では巳の日に特別なご祈祷を捧げますので、神社のホームページをチェックしてから出かけましょう。
白蛇神社は、龍神様と一緒にお祀りされていることが多いのですが、古くから蛇が修行を積んだ末に龍になると信じられてきました。これに因んで、「巳(み)が辰(たつ)」=「身が立つ、立身出世する」とも言われます。金運だけでなく、仕事運、学業運を願いたいときは、白蛇様と龍神様の両方にお願いするといいですね。
白蛇は神様の化身、あるいは弁財天の使いとして、金運財運のアップをもたらす縁起物です。ですが、白蛇は滅多に生まれない貴重な存在である上に、自然の環境で蛇を探すのは危険が伴います。白蛇のご利益にあやかりたいときは、是非お近くの白蛇をお祀りする神社にうかがいましょう。実際に白蛇を飼育している神社もあり、珍しい白蛇を安全に見ることもできますよ。
「蛇の夢を見ると臨時収入がある」、という話を聞いたことはありませんか?
蛇によいイメージを持っている人はあまり多くないかもしれませんが、蛇は十二支のひとつ。実は昔から金運を運ぶ縁起の良い生き物と信じられてきました。その中でも白蛇は、神様の使いともいわれ、特に縁起が良いとされています。
この記事では白蛇が縁起が良いと言われる理由と、そのご利益、そして全国の白蛇を祀る神社をご紹介します。
目次
白蛇はなぜ縁起が良いの?
古今東西、白蛇だけではなく、どんな色の蛇も縁起の良い生き物とされてきました。
蛇が縁起が良いとされる理由と、中でも白蛇が特に、金運にまつわる「縁起が良い」とされる理由はなぜだかご存じでしょうか。毒や牙の迫力といったイメージが強い蛇がどうして縁起物なのか、はじめに紹介していきます。
蛇は農作物の実りを守ってくれる
蛇が「ご利益がある」と有難がられる理由の一つとして、昔から人間の役に立つ利益をもたらしてくれたからというものがあります。農耕生活を営む人間にとって、蛇は農作物を食い荒らす害虫やネズミなどの害獣を捕食してくれる、とても頼もしい存在でした。
さらに、「巳」とは蛇がとぐろを巻いている姿を表す漢字ですが、音は「み」です。これが「穀物が実る」つまり財を成すことを連想させるので、縁起が良いとされました。
蛇は神の化身?
また、もうひとつの理由は、蛇は神の化身として畏怖の念を持たれてきたからです。
蛇は脱皮を繰り返して成長しますが、昔の人はその生態に死と再生・さらには知恵や出産といった神秘のシンボルとして、畏怖の念を抱いたといわれています。
古代~中世にかけては尾をはんだ蛇が永遠の象徴(ウロボロス)として図に用いられ、古代文明や神話にも「サーペント」として登場した蛇は、各所の表記で「力をもつ象徴」として見られたのがわかります。
このように蛇は神の使いといわれ、土着の素朴な信仰として、古くから「蛇は神様」として祀られてきたようです。
白蛇は弁財天の使い
宝船に乗った七福神の中に、琵琶を持った紅一点の女神様がいますよね。その女神様こそ弁財天です。元々はヒンドゥー教の女神、インドの聖なる川の神「サラスヴァティ―」だと考えられています。
元来「弁才天」と記され、中世以降は蛇の神様「宇賀神」を頭の上に載せたお像で現されるようになったことで、「才」が「財」に変化し、財運のご利益がある神様となりました。
ただ、弁財天と宇賀神の関係は日本独自のものとされていて、インド・中国の言い伝えと異なる部分もあるそうです。
宇賀神様は白蛇のすがた?
ではその弁財天さまのご利益に深く関係する宇賀神様とはどんな神様なのでしょう。
蛇の神様というのはお姿を指すこともあり、人頭蛇身であらわされることもあるそう。学芸や戦の神様であり、日本では出自不明の神様とされています。
白蛇はサンスクリット語で「ウガヤ」といい、そこから宇賀神様は白蛇と信じられてきました。渡来してきた神様が日本の神様と複雑な形で習合したお姿から、財運と白蛇が紐付けられるようになったようです。
白蛇って実際にいるの?
都市部ではなかなかお目にかかれない蛇。白蛇となってくると、田園地帯が広がる地域にお住まいの方でも実際に見たことがある人は少ないのではないかと思います。
白蛇は自然界ではとても珍しい
白蛇という種類の蛇が日本にいるわけではありません。実は白蛇、白いアオダイショウだったり、白いマムシだったりするらしいのです。
白蛇はアルビノ種という遺伝的に色素を作ることができない個体です。
このアルビノ種が生まれる確率は、約10万分の1といわれます。これは10万匹の蛇が生まれたら、そのうちの一匹が白蛇ということですから、白蛇を自然界で目にすることは非常に稀なことなのです。
ただ、生物にはアルビノとは別に環境の影響で色素が減少した白変種(リューシスティック)というものもいます。テキサスラットスネークの白変種などは純白で美しく、愛好家の中でも人気だそうです。
白蛇が多くみられる土地はあるの?
自然な環境で白蛇が繁殖するのは極めて難しいとされていますが、山口県岩国市ではアルビノ種の遺伝が受け継がれて白蛇が多い地域があり、「岩国のシロヘビ」として、天然記念物に指定されています。
神社で白蛇を見かけたら幸運!?
神社は他の場所と比べて霊的な力が強い場所です。そんな神聖な場所で、神様の使いとも言われる蛇を見かけたら、何かスピリチュアルなメッセージを感じてしまいそうですよね。しかもそれが自然界では滅多にお目にかかれない白蛇だったら、大きな幸運の到来を信じかねません。
ですが、そんなときでも絶対に蛇に近づかないでください!
スマホを近づけて写真を撮ろうとするのも危険です。気持ちはわかります。
神様のお使いだとしても、蛇はあくまでも蛇。びっくりさせると、飛びかかってきたり、噛みつかれたりする危険があります。
無毒なアオダイショウでも、傷口から雑菌が入れば大変危険です。
神社に限りませんが、もしも近くで蛇を見かけたら、神様がお通りになるのを見送る気持ちで、静かにその場から離れましょう。
蛇の抜け殻を持つと幸運を呼ぶ
蛇本体でなく、抜け殻にも力があるといわれています。全国の蛇を祀る神社や、縁起物を扱うお店では、蛇の抜け殻を売っていることがあります。抜け殻は、丸ごと一匹分から、小さく形を整えたもの等さまざま。
中には個人で飼育している蛇の脱皮した抜け殻を売り出している場合も。
手に入った際には洗浄した後に乾燥させ、ラミネート加工すれば立派なお守りになりますよ。ただ洗浄や乾燥が不十分だとにおいがかなり気になりますのでご注意を。
白蛇様のご加護をさりげなく身近に!かわいい縁起物をご紹介
実は蛇を見かけずとも、蛇の抜け殻を持ち歩かなくても、白蛇を身に着けておける方法があります。小さいアイテムが多いので、気軽にチェックしてみてくださいね。
巳みくじつき干支米
お部屋のインテリアとしても馴染む、モダンないでたちの陶器みくじ。暮らしを浄らかにするヒントが秘められた開運おみくじが入っています。
ヤマタノオロチ討伐の舞台、出雲の土地で育った今年限定の干支米と縁起の良いセットになっています。お手軽な二合サイズで、新年のプチ贅沢や、年賀のギフトにもおすすめです。
白と金色の巳(ヘビ)みくじ
2025年の干支、巳(へび)モチーフの陶器のおみくじです。白と金色の蛇の二種類。「福」と赤く書かれた文字も新春にふさわしくおめでたいすがたです。
中のおみくじを楽しんだあとは干支飾りとして楽しめます。
巳年には白蛇を祀る神社にお参りしよう
昨今では、野生の蛇に出会う機会は少なくなっていますが、ハイキングやキャンプに行くと山道などで「マムシに注意!」などという看板を見ることもあります。こんなとき、絶対に蛇や、蛇の抜け殻を探したりしないでください。とても危険です。昔の人は、蛇の危険性をよく知っていたからこそ、神様として祀り、共存してきたのということを心に留めましょう。
白蛇のご利益を願うなら、蛇や白蛇を神様として祀る神社にお参りすることが正しい形かもしれませんね。
全国の白蛇を祀る神社5選
蛇神様と言われる神社はたくさんありますが、今回は全国の白蛇を祀っている神社5社を紹介します。
栃木県 白蛇辨財天
狛犬ならぬ、狛蛇。二匹の蛇が出迎える神社です。昔、この地に二匹の白蛇が住み、吉事凶事が起こる前に必ず姿を現したので、住民が祠を作ってお祀りするようになったとのこと。ここの霊泉の水で金銭を洗うと財が増える、いわゆる銭洗辨財天として有名な神社です。
栃木県真岡市久下田西2-63
東京都 蛇窪神社
「東京の白蛇様」と呼ばれ、東京唯一の白蛇の神社として有名です。鎌倉時代にこの地域の大旱魃を救ってくれた神として大切に祀られてきました。また、本物の白蛇がいることで有名な山口県岩国市の岩国白蛇神社の蛇の抜け殻を取り寄せ、お守りの中に入れて頒布しています。巳の日には、不定期ですが、神社で飼育している白蛇も展示されます。神社近くの戸越公園は「白蛇様の戻り道」と名付けられた、開運参拝コース。道中にお土産店もあり、白蛇様の開運グッズの買い物も楽しめます。
東京都品川区二葉4-4-12
長野県 松尾宇蛇神社
戦国時代に真田家が上田に築城し始めた頃からこの地に白蛇が住みつき、上田の城下町の守り神となったそうです。江戸時代に天災、疫病が流行った際は人々の夢に白蛇が現れ、この神社に白蛇を祀ると厄災は収まったとか。御朱印には、「白蛇神社」と書かれています。
長野県上田市上田 上田新田3139
愛知県 白龍神社
名前のとおり龍神様を祀っていますが、本殿奥の末社には白蛇様が祀られています。その鳥居の前には白蛇様の「おもかる石」という石があり、願い事をする前にまずその石を持ってみて、願い事をした後にまた石を持ち、前より軽いと感じれば、願い事はかない、重いと感じたら、願い事がかなうのに時間がかかる、と言われています。
愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目8-8-14
山口県 岩国白蛇神社
山口県岩国市の白蛇は天然記念物として指定されていますが、岩国の歴史記録に初めて白蛇が登場したのは300年以上前の江戸時代のこと。以来、岩国の各地に白蛇の祠や弁財天が祀られるようになり、平成の時代になって厳島神社から御祭神を勧請し、岩国白蛇神社が創建されました。近隣の「岩国シロヘビの館」では、体長180センチ胴回り15センチもある岩国のシロヘビが保護飼育されており、安全な環境で白蛇に会うことができます。ここの蛇たちの抜け殻を加工した金運グッズを購入することもできます。
山口県岩国市今津町6丁目4-2
白蛇神社にお参りするなら巳の日に!
蛇をお祭りする神社には、「巳」の日にお参りすると、さらにご利益が増すと言われています。巳の日は、12日に1回巡ってくる金運、財運に恵まれる日。また、60日に1回巡ってくる「己巳(つちのとみ)」の日はさらに金運アップのご利益があるとか。ほとんどの白蛇神社では巳の日に特別なご祈祷を捧げますので、神社のホームページをチェックしてから出かけましょう。
龍神様と一緒に拝むと出世する?
白蛇神社は、龍神様と一緒にお祀りされていることが多いのですが、古くから蛇が修行を積んだ末に龍になると信じられてきました。これに因んで、「巳(み)が辰(たつ)」=「身が立つ、立身出世する」とも言われます。金運だけでなく、仕事運、学業運を願いたいときは、白蛇様と龍神様の両方にお願いするといいですね。
金運だけでなく、様々な面で縁起のよい「白蛇」
白蛇は神様の化身、あるいは弁財天の使いとして、金運財運のアップをもたらす縁起物です。ですが、白蛇は滅多に生まれない貴重な存在である上に、自然の環境で蛇を探すのは危険が伴います。白蛇のご利益にあやかりたいときは、是非お近くの白蛇をお祀りする神社にうかがいましょう。
実際に白蛇を飼育している神社もあり、珍しい白蛇を安全に見ることもできますよ。