人気のキーワード
★隙間時間にコラムを読むならアプリがオススメ★
盆(鉢)と栽(植物)が一体となった、日本の伝統文化である『盆栽』。一見「育てるのは難しそう」「どうやって育てるのか分からない」と遠い存在に感じられがちですが、実は初心者でも簡単に育てられるものもあるのです。
今回は盆栽の魅力や育て方、おすすめの種類や楽しみ方を紹介します。
聞いたことはあるけれど、「育てるのは難しそう」「お金がかかりそう」などと一見遠い存在に感じられがちな『盆栽』。しかし、盆栽は本格的なものから気軽に楽しめるものまで種類が豊富であり、初心者でも簡単に始められるため、若者や女性でも楽しむ人が増えてきているのです。ここでは、ちいさな緑、盆栽の魅力について紹介します。
樹などの植物を小さく浅い鉢に植えて育てながら、季節や風景、自然を表現することを楽しむものです。鉢植えは植物の成長につれて鉢の大きさを変えていき、植物そのものの姿を鑑賞して楽しみます。それに対して盆栽は、小さい鉢の中で樹との調和を表現し、植物の姿からその背景の季節や風景を楽しむものなのです。長い時間をかけて、「自然の縮尺」として造り育てあげる魅力があります。
中国発祥の「盆景」が前身とされています。芸術面や経済面で繁栄を迎え造園も盛んになり始めた唐の時代に、世俗に触れつつ精神世界を満たすため、限られた空間の中に山林の美しさを濃縮し表現する目的でつくられたものといわれます。
日本に伝わったのは平安~鎌倉時代とされ、日本書記に作庭についての記録がみられます。キリスト教の宣教師が著した日本語辞にも「Bonsan(盆山)」の項目があり、これは室町の将軍家などを中心に流行した、石を積み重ねて作る造形物のこと。やがて江戸時代には庶民の趣味としても広まり、明治維新以降の「盆栽」として確立していきます。
現代では、樹形や葉・根張りなどの美しさから芸術品としても評価されています。また、大変手がかかるものでもありますので、大変な高値が付くこともあります。海外でも盆栽の美しさは評価され人気となっており、盆栽の世界大会が開かれたり、英語の辞書に〝bonsai″と登録されたりしているのです。盆栽の品評会や展覧会も開かれているので、芸術品として評価される盆栽の美しい姿を楽しんでみてはいかがでしょう。
まずは盆栽とは何かを知っていただけたでしょうか。次は実際に盆栽を始める方へ、初心者必見のおすすめの盆栽の種類と失敗しない育て方のポイントを紹介していきます。
盆栽を始める時に迷うのが樹の種類。ここでは沢山ある樹の種類から、初心者にもおすすめの、盆栽を始めやすい樹を4種類紹介していきます。
早春に花を咲かせる梅は、花付きが良く暑さや寒さにも強い樹であるため、盆栽では定番で初心者にもおすすめ。つよい生命力でどんどん枝を伸ばし長生きする、扱いやすい木です。梅は、1月から2月に咲く花が見ごろです。
盆栽の定番中の定番、五葉松は1年中常緑を楽しめます。元々高地に自生しているため、厳しい寒さにも強くとても育てやすい五葉松。初心者でも盆栽の楽しさを味わい、基礎を学ぶことができます。針金を使うことで好みの樹形に仕立てることもでき、剪定が楽しい樹です。
五葉松と比べると、葉が長く太い黒松。男らしい姿で、安定した人気を誇っています。とても丈夫で日本全国で栽培できるため、初心者にもおすすめで、日当たりがよくて風通しのよい場所を好むため室外で管理します。五葉松と同様に、1年中常緑を楽しめます。
そのかわいらしい葉の形で人気を誇るもみじ。葉の変化はもちろん、葉が落ちた後の姿も美しい魅力にあふれている樹です。春の芽吹きから夏の緑葉、秋の紅葉、そして葉が落ちた樹の姿と、季節を感じられることで人気があります。日当たりが良く、風通しの良い場所で管理しますが、強い日差しは苦手なので夏は日陰での管理がおすすめです。1年を通して季節の移り変わりを楽しめるもみじですが、特に2月下旬から5月上旬の春の芽吹きによる新緑と、10月から12月の秋の紅葉が見ごろとなっています。
盆栽を始める際に知っておきたいのが育て方です。ここでは、失敗しない盆栽の育て方として、盆栽を始める際に出てくる下記の疑問点を解決していきます。
失敗しない盆栽の育て方をマスターしましょう!
盆栽は水を好み、水をやらなければ枯れてしまいます。水やりは、「季節に合わせた回数を決まった時間にたっぷりと」が大切です。季節ごとの水やりの回数の目安は以下の通りです。
春と秋:1日1回
夏:1日2回
冬:2日に1回
目安の回数で決まった時間に、土が乾かないように盆栽の根まで浸透させるくらいたっぷりと水をあげるようにします。
樹を支えつつ、盆栽の良さを引き立てる大切な役割をもっている盆器。変えるのは基本的に植え替えの時のみです。もしも水やりのときに水が浸透しにくくなってきたら、中で根が大きくなり詰まっている証拠です。すみやかに植え替えを行いましょう。樹の種類によりますが、一般的には春と秋が植え替えの適期といわれます。盆器には形状や色、大きさなど様々なものがありますが、少し大きめで深く土が多めに入るものを選ぶと枯れにくいのでおすすめです。
樹のほとんどは光を好むため、基本的に日当たりが良く風通しの良い場所に置きます。真夏は強い日差しによって葉を傷めることがあるため、遮光カーテンなどで日当たりの調節をしましょう。1日4時間~5時間程度、やわらかい日に当てるようにするのがポイントです。
盆栽に使用される樹の種類はたくさんありますが、ご自分で好きな盆栽を生み出してみたい!と思っている方がいるかもしれません。先ほどは初心者向けの育てやすい種類をご紹介しましたが、逆に育てるのが難しい盆栽の条件もお伝えしていきます。
盆栽は何年、何十年と長い時間をかけ、丁寧に育てて楽しむものです。樹の種類によって寿命は違いますが、長い物で樹齢400年であったり、世界最古と呼ばれる盆栽は樹齢1000年以上であったりします。長く盆栽を楽しみたい場合は、寿命が短い木は栽培に適していません。
盆栽は、小さい鉢に植物を植えて剪定などをしながら楽しむものですが、葉が大きいと見た目のバランスが悪くなってしまいます。木の大きさは変えられますが葉の大きさは変えられないため、葉が大きい木は盆栽としての栽培に適していないのです。
育った環境によって、木の気候への強さは変わってきます。暑い土地で育った木は寒さに弱く、寒い土地で育った木は暑さに弱いというように育った環境によって木の強さも変わってくるのです。盆栽として栽培する土地の気候に合った木を選ぶようにしましょう。
実はどんな木でも基本的には盆栽にすることが可能ですが、おすすめはできません。適していない木を盆栽にした場合、楽しめる期間がとても短くなったり、見た目が悪くなったり、気候に弱い場合はすぐに枯れてしまう可能性もあります。適した木を選び、魅力たっぷりの盆栽を育て楽しみましょう!
ここまで盆栽の魅力や種類を紹介してきましたが、素敵なアレンジが施された最近の楽しみ方についても少し紹介していきます。
『コケ盆栽』とは、鉢に土を入れて植物を植えた盆栽の表面にコケを貼り付けることで、小さな森のような雰囲気を作り出すもののことです。基本の盆栽よりもさらに自然な雰囲気を楽しめる『コケ盆栽』の作り方を紹介します。
コケ盆栽のつくりかたはとても簡単です。是非やってみてください!
コケ盆栽をつくる際のポイントを下記の3つの点にまとめました。
前処理は特に重要で、コケが水分を含んで密着しやすくなる他、コケの中の虫や微生物を追い出せるため、しっかりと前処理をしましょう。
もっと手軽に盆栽を始められる、ミニ盆栽を知っていますか?ここではとても手軽に盆栽の世界に入れるミニ盆栽について、その歴史やおすすめの種類について紹介していきます。
ミニ盆栽とは、通常の盆栽と同様に自然の風景を仕立てて楽しむものですが、サイズは手のひらに収まるほど小さく、室内でも気軽に鑑賞できるものです。サイズ感がコンパクトであるため、現代の環境に合った新しい趣味として注目され、若者にも人気となっています。高さは数㎝から20㎝ととても小型で、盆栽の技術は必要ですが、その規模の小ささから初心者でも取り組みやすく、手軽に盆栽の世界に入り楽しむことができます。
元々は盆栽の技術を学ぶ入門やスペースが限られている人のために考案されています。中国の古代風景園芸から日本で独自の発展を遂げ、日本の盆栽文化は約1000年の歴史をもち、その中でミニ盆栽』新しい形態として登場しました。現在では、その手軽さから国内外で多くの人に受け入れられています。
様々な種類のミニ盆栽がありサイズも小さいため、お部屋のスタイルに合わせて選び、小さなスペースに置いてインテリアとして四季の変化や自然の美しさを楽しめます。
おすすめのミニ盆栽の種類を5つ紹介します。
ミニ盆栽を選ぶ際には、初めはお手入れが簡単で成長過程を楽しめるものやお部屋の空間に合ったものを選ぶことをおすすめします。
ミニ盆栽を購入できる場所として、1番手軽で沢山の種類から選べるオンラインの通販サイト、実物を見て選べる専門店や市場、イベントなどがあります。専門店など直接購入する場所では、専門家のアドバイスを聞いて購入することができるのも良い点です。それぞれの好みに合わせて購入場所を選び、お気に入りのミニ盆栽をゲットしてください!
準備いらずの、簡単手軽に始められるミニ盆栽キットを紹介します。ヒノキ枡で小さな樹木を育てるため、樹木の美しい姿だけでなくヒノキの優しい香りも楽しめる商品です。樹木は、『もみじ』『黒松』『桜』の3種類から選ぶことができます。もみじは小さな幼木のうちから葉の形が楽しめます。黒松は丈夫で初心者にもおすすめの品種です。桜はかわいらしい季節ごとに色を変える葉を楽しめます。是非ゲットしてミニ盆栽を始めましょう!
この記事では、盆栽の魅力や育て方、おすすめの種類やミニ盆栽について紹介しました。盆栽は季節ごとの風景や自然の美しさを楽しめる日本の伝統文化です。初心者でも始めやすく、育て方もかんたんで様々な種類があり、意外と身近な存在の盆栽。自分の好みやライフスタイルに合わせてお気に入りの盆栽を見つけるのはいかがでしょうか。
是非この記事を参考に盆栽を始め、長い時間をかけて美しい姿を楽しんでみてくださいね。
盆(鉢)と栽(植物)が一体となった、日本の伝統文化である『盆栽』。
一見「育てるのは難しそう」「どうやって育てるのか分からない」と遠い存在に感じられがちですが、実は初心者でも簡単に育てられるものもあるのです。
今回は盆栽の魅力や育て方、おすすめの種類や楽しみ方を紹介します。
目次
ちいさな緑、盆栽の魅力とは
聞いたことはあるけれど、「育てるのは難しそう」「お金がかかりそう」などと一見遠い存在に感じられがちな『盆栽』。
しかし、盆栽は本格的なものから気軽に楽しめるものまで種類が豊富であり、初心者でも簡単に始められるため、若者や女性でも楽しむ人が増えてきているのです。
ここでは、ちいさな緑、盆栽の魅力について紹介します。
盆栽とは
樹などの植物を小さく浅い鉢に植えて育てながら、季節や風景、自然を表現することを楽しむものです。
鉢植えは植物の成長につれて鉢の大きさを変えていき、植物そのものの姿を鑑賞して楽しみます。それに対して盆栽は、小さい鉢の中で樹との調和を表現し、植物の姿からその背景の季節や風景を楽しむものなのです。
長い時間をかけて、「自然の縮尺」として造り育てあげる魅力があります。
盆栽の歴史
中国発祥の「盆景」が前身とされています。芸術面や経済面で繁栄を迎え造園も盛んになり始めた唐の時代に、世俗に触れつつ精神世界を満たすため、限られた空間の中に山林の美しさを濃縮し表現する目的でつくられたものといわれます。
日本に伝わったのは平安~鎌倉時代とされ、日本書記に作庭についての記録がみられます。
キリスト教の宣教師が著した日本語辞にも「Bonsan(盆山)」の項目があり、これは室町の将軍家などを中心に流行した、石を積み重ねて作る造形物のこと。やがて江戸時代には庶民の趣味としても広まり、明治維新以降の「盆栽」として確立していきます。
現代の『盆栽』
現代では、樹形や葉・根張りなどの美しさから芸術品としても評価されています。
また、大変手がかかるものでもありますので、大変な高値が付くこともあります。
海外でも盆栽の美しさは評価され人気となっており、盆栽の世界大会が開かれたり、英語の辞書に〝bonsai″と登録されたりしているのです。
盆栽の品評会や展覧会も開かれているので、芸術品として評価される盆栽の美しい姿を楽しんでみてはいかがでしょう。
初心者におすすめな盆栽の種類と育て方
まずは盆栽とは何かを知っていただけたでしょうか。
次は実際に盆栽を始める方へ、初心者必見のおすすめの盆栽の種類と失敗しない育て方のポイントを紹介していきます。
初心者にもおすすめの樹4選
盆栽を始める時に迷うのが樹の種類。
ここでは沢山ある樹の種類から、初心者にもおすすめの、盆栽を始めやすい樹を4種類紹介していきます。
色々な花の色を楽しめる『梅』
早春に花を咲かせる梅は、花付きが良く暑さや寒さにも強い樹であるため、盆栽では定番で初心者にもおすすめ。つよい生命力でどんどん枝を伸ばし長生きする、扱いやすい木です。
梅は、1月から2月に咲く花が見ごろです。
盆栽の定番『五葉松』
盆栽の定番中の定番、五葉松は1年中常緑を楽しめます。
元々高地に自生しているため、厳しい寒さにも強くとても育てやすい五葉松。
初心者でも盆栽の楽しさを味わい、基礎を学ぶことができます。
針金を使うことで好みの樹形に仕立てることもでき、剪定が楽しい樹です。
男らしい盆栽として人気な『黒松』
五葉松と比べると、葉が長く太い黒松。男らしい姿で、安定した人気を誇っています。
とても丈夫で日本全国で栽培できるため、初心者にもおすすめで、日当たりがよくて風通しのよい場所を好むため室外で管理します。
五葉松と同様に、1年中常緑を楽しめます。
葉がかわいらしい『もみじ』
そのかわいらしい葉の形で人気を誇るもみじ。
葉の変化はもちろん、葉が落ちた後の姿も美しい魅力にあふれている樹です。春の芽吹きから夏の緑葉、秋の紅葉、そして葉が落ちた樹の姿と、季節を感じられることで人気があります。
日当たりが良く、風通しの良い場所で管理しますが、強い日差しは苦手なので夏は日陰での管理がおすすめです。
1年を通して季節の移り変わりを楽しめるもみじですが、特に2月下旬から5月上旬の春の芽吹きによる新緑と、10月から12月の秋の紅葉が見ごろとなっています。
失敗しない育て方のポイント
盆栽を始める際に知っておきたいのが育て方です。
ここでは、失敗しない盆栽の育て方として、盆栽を始める際に出てくる下記の疑問点を解決していきます。
失敗しない盆栽の育て方をマスターしましょう!
1. 水やりの方法は?
盆栽は水を好み、水をやらなければ枯れてしまいます。
水やりは、「季節に合わせた回数を決まった時間にたっぷりと」が大切です。
季節ごとの水やりの回数の目安は以下の通りです。
春と秋:1日1回
夏:1日2回
冬:2日に1回
目安の回数で決まった時間に、土が乾かないように盆栽の根まで浸透させるくらいたっぷりと水をあげるようにします。
2.器は変える?
樹を支えつつ、盆栽の良さを引き立てる大切な役割をもっている盆器。変えるのは基本的に植え替えの時のみです。
もしも水やりのときに水が浸透しにくくなってきたら、中で根が大きくなり詰まっている証拠です。すみやかに植え替えを行いましょう。
樹の種類によりますが、一般的には春と秋が植え替えの適期といわれます。
盆器には形状や色、大きさなど様々なものがありますが、少し大きめで深く土が多めに入るものを選ぶと枯れにくいのでおすすめです。
3.日に当てる必要はある?
樹のほとんどは光を好むため、基本的に日当たりが良く風通しの良い場所に置きます。
真夏は強い日差しによって葉を傷めることがあるため、遮光カーテンなどで日当たりの調節をしましょう。
1日4時間~5時間程度、やわらかい日に当てるようにするのがポイントです。
どんな木が盆栽に向かない?
盆栽に使用される樹の種類はたくさんありますが、ご自分で好きな盆栽を生み出してみたい!と思っている方がいるかもしれません。先ほどは初心者向けの育てやすい種類をご紹介しましたが、逆に育てるのが難しい盆栽の条件もお伝えしていきます。
1.寿命が短い木
盆栽は何年、何十年と長い時間をかけ、丁寧に育てて楽しむものです。
樹の種類によって寿命は違いますが、長い物で樹齢400年であったり、世界最古と呼ばれる盆栽は樹齢1000年以上であったりします。
長く盆栽を楽しみたい場合は、寿命が短い木は栽培に適していません。
2.葉が大きい木
盆栽は、小さい鉢に植物を植えて剪定などをしながら楽しむものですが、葉が大きいと見た目のバランスが悪くなってしまいます。
木の大きさは変えられますが葉の大きさは変えられないため、葉が大きい木は盆栽としての栽培に適していないのです。
3.土地の気候に合っていない木
育った環境によって、木の気候への強さは変わってきます。
暑い土地で育った木は寒さに弱く、寒い土地で育った木は暑さに弱いというように育った環境によって木の強さも変わってくるのです。
盆栽として栽培する土地の気候に合った木を選ぶようにしましょう。
盆栽に向いてない木もある
実はどんな木でも基本的には盆栽にすることが可能ですが、おすすめはできません。
適していない木を盆栽にした場合、楽しめる期間がとても短くなったり、見た目が悪くなったり、気候に弱い場合はすぐに枯れてしまう可能性もあります。
適した木を選び、魅力たっぷりの盆栽を育て楽しみましょう!
盆栽の色々な楽しみ方
ここまで盆栽の魅力や種類を紹介してきましたが、素敵なアレンジが施された最近の楽しみ方についても少し紹介していきます。
モダンで癒される『コケ盆栽』
『コケ盆栽』とは、鉢に土を入れて植物を植えた盆栽の表面にコケを貼り付けることで、小さな森のような雰囲気を作り出すもののことです。
基本の盆栽よりもさらに自然な雰囲気を楽しめる『コケ盆栽』の作り方を紹介します。
『コケ盆栽』のつくりかた
コケ盆栽のつくりかたはとても簡単です。是非やってみてください!
『コケ盆栽』をつくる際のポイント
コケ盆栽をつくる際のポイントを下記の3つの点にまとめました。
前処理は特に重要で、コケが水分を含んで密着しやすくなる他、コケの中の虫や微生物を追い出せるため、しっかりと前処理をしましょう。
初心者におすすめ!『ミニ盆栽』
もっと手軽に盆栽を始められる、ミニ盆栽を知っていますか?
ここではとても手軽に盆栽の世界に入れるミニ盆栽について、その歴史やおすすめの種類について紹介していきます。
『ミニ盆栽』とは?
ミニ盆栽とは、通常の盆栽と同様に自然の風景を仕立てて楽しむものですが、サイズは手のひらに収まるほど小さく、室内でも気軽に鑑賞できるものです。
サイズ感がコンパクトであるため、現代の環境に合った新しい趣味として注目され、若者にも人気となっています。
高さは数㎝から20㎝ととても小型で、盆栽の技術は必要ですが、その規模の小ささから初心者でも取り組みやすく、手軽に盆栽の世界に入り楽しむことができます。
ミニ盆栽はどうやって生まれたの?
元々は盆栽の技術を学ぶ入門やスペースが限られている人のために考案されています。
中国の古代風景園芸から日本で独自の発展を遂げ、日本の盆栽文化は約1000年の歴史をもち、その中でミニ盆栽』新しい形態として登場しました。
現在では、その手軽さから国内外で多くの人に受け入れられています。
ミニ盆栽はインテリアとしておすすめ
様々な種類のミニ盆栽がありサイズも小さいため、お部屋のスタイルに合わせて選び、小さなスペースに置いてインテリアとして四季の変化や自然の美しさを楽しめます。
おすすめのミニ盆栽の種類5選
おすすめのミニ盆栽の種類を5つ紹介します。
ミニ盆栽を選ぶ際には、初めはお手入れが簡単で成長過程を楽しめるものやお部屋の空間に合ったものを選ぶことをおすすめします。
ミニ盆栽を購入できる場所
ミニ盆栽を購入できる場所として、1番手軽で沢山の種類から選べるオンラインの通販サイト、実物を見て選べる専門店や市場、イベントなどがあります。専門店など直接購入する場所では、専門家のアドバイスを聞いて購入することができるのも良い点です。
それぞれの好みに合わせて購入場所を選び、お気に入りのミニ盆栽をゲットしてください!
準備いらず!手軽に始められるミニ盆栽キット
準備いらずの、簡単手軽に始められるミニ盆栽キットを紹介します。
ヒノキ枡で小さな樹木を育てるため、樹木の美しい姿だけでなくヒノキの優しい香りも楽しめる商品です。
樹木は、『もみじ』『黒松』『桜』の3種類から選ぶことができます。
もみじは小さな幼木のうちから葉の形が楽しめます。黒松は丈夫で初心者にもおすすめの品種です。桜はかわいらしい季節ごとに色を変える葉を楽しめます。
是非ゲットしてミニ盆栽を始めましょう!
盆栽の美しい姿を楽しもう♪
この記事では、盆栽の魅力や育て方、おすすめの種類やミニ盆栽について紹介しました。
盆栽は季節ごとの風景や自然の美しさを楽しめる日本の伝統文化です。
初心者でも始めやすく、育て方もかんたんで様々な種類があり、意外と身近な存在の盆栽。自分の好みやライフスタイルに合わせてお気に入りの盆栽を見つけるのはいかがでしょうか。
是非この記事を参考に盆栽を始め、長い時間をかけて美しい姿を楽しんでみてくださいね。