初心者でも簡単にできる瞑想のやり方をご紹介!効果や方法、マインドフルネスとの違いを知って心からリラックス♪

みなさんは、「瞑想」と聞いてどのようなことをイメージしますか?
なんだか難しそう……と感じている方も多いのではないでしょうか。

瞑想にはいろいろな種類がありますが、このコラムでは初心者でも生活に取り入れやすい簡単なものをご紹介します!
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

瞑想とは?

瞑想とは、「心を無にする」ことを指します。瞑想は毎日の仕事や家事、勉強などで疲れが溜まっている脳をリラックス状態にさせて、休ませるという目的があります。
瞑想には500以上の種類があるといわれています。

たとえば、インド瞑想法の最古のものである「ヴィパッサナー瞑想」や、インド瞑想法で今では世界中で実践されている「マントラ瞑想」などがあります。
瞑想が進む段階にも多様な考え方がありますが、代表的なものとしては

  • 落ち着かせる
  • 散漫な思考・感情をまとめる
  • 周囲に気がつく
  • 満ち足りる・感謝する
  • 優しさに馴染む

というものがあります。

瞑想とマインドフルネスの違い

瞑想と混同しやすいものにマインドフルネスがあります。瞑想が「心を無にすること」であるのに対して、マインドフルネスは「今体験していることに全意識が集中し、自分の考えなどをあるがままに受け入れること」を指します。

瞑想とマインドフルネスの違い

瞑想はどんなときにやると良い?

瞑想の目的は、脳を休ませる目的があるため、仕事や家事などで忙しく、「体だけでなく心・頭も疲れているな」と感じるときにやると良いでしょう。また、脳に疲れや不安がなく、穏やかな気持ちになりたいときにもおすすめです。

頭が整理されるだけじゃない!瞑想のメリットと効果

ここからは、たくさんある瞑想のメリットと効果をご紹介します。

集中力アップ

瞑想は、背筋を伸ばし、目をつぶり、目から入る情報を遮断します。そのため、余計なことで気が散ってしまうことがなく、結果として集中力がアップするといわれています。集中力が切れたときに瞑想をする。ということを繰り返すことで、目の前のことに意識を集中しやすくなります。

ストレス発散

瞑想は、ストレスの軽減にもつながります。瞑想をすることで、脳内のストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が減少し、ストレスを感じにくくなるということが研究でもわかっています。

自己肯定感があがる/ポジティブになる

瞑想をしていないときと比べて、瞑想をしているときは、きちんと「自分に向き合う」時間になります。自分の考え方のクセに気づくことができ、考えすぎやネガティブな感情を手放せるようになるんです。

睡眠の質向上

瞑想をすることで、心と体をリラックスさせることができます。すると、副交感神経が優位になり、睡眠を促すホルモンの分泌が増えます。さらに瞑想は、脳内のアルファ波やシータ波を活性化させ、心と体を睡眠に適した状態にしてくれます。

過食を防ぐ

上記のように、瞑想をすることでストレスが軽減されたり、睡眠の質が良くなったりします。そのため、瞑想はストレスによる過食や疲労による過食を防ぐことにつながります。自分の感情に集中することで、過食したい衝動をコントロールできるようになるのです。

自分自身を知ることができる/対人に優しくなれる

瞑想では自分と向き合うため、自分自身を今までよりもっと深く知ることができるようになります。
また、心が安定するため幸せを感じる機会も増え、まわりの人に対してもイライラせず優しく接することができるようになります。

自分自身を知ることができる/対人に優しくなれる

瞑想を始める前の準備

ここからは瞑想を始める前の準備についてご紹介します。
準備をしてから瞑想を始めることで、効果アップが期待できるかもしれません。

いつ、どんな場所でやると良いの?

瞑想はやるべき時間が特に決まっているものではありません。
しかし、続けやすさを考えると朝または夜にやると良いでしょう。

朝の場合は、具体的には起きてから30分以内に行うのがおすすめです。自分の呼吸や体の感覚を繊細に感じる時間を持つことで、その日一日穏やかに過ごせるでしょう。

夜の場合は、寝る前に行うのがおすすめです。ストレスを軽減し、良い睡眠につながりやすくなるからです。

余裕がある人は、ストレッチなど軽く体を動かす

もし時間に余裕がある場合は、瞑想を始める前にストレッチなどで軽く体を動かすと良いでしょう。より心と体がリラックスした状態で瞑想を始められますよ♪

余裕がある人は、ストレッチなど軽く体を動かす

実践!初心者でもできる!短時間で簡単にできる瞑想のやり方

続いて、瞑想をしたことがないという方でも簡単にできる瞑想の方法をご紹介します。どちらも短い時間でできるので、ぜひやってみてくださいね。

実践!初心者でもできる!短時間で簡単にできる瞑想のやり方

10秒でできる瞑想

  • 今している動きや作業を観察する
  • 自分の感情や体に10秒間意識を向ける
  • 張り詰めている感情を受け入れる

たったこれだけでも、瞑想といえるんです!ポイントは、何となく行うのではなく、始まりと終わりをはっきり意識するようにすることです。

1分でできる瞑想

  • あぐらなど、楽な姿勢をとって背筋を伸ばす
  • 鼻から息を吸い、倍の時間をかけて鼻からゆっくりと吐く
  • 3~4回呼吸を繰り返す(ちょうど1分くらいになります)

ポイントは、自分の呼吸に意識を向けること、鼻呼吸をすることです。

実践!寝ながらでもOK!簡単に出来る瞑想

続いて、歩きながら・食べながら・寝ながらなど、さまざまなシチュエーションで簡単にできる瞑想のやり方をご紹介します。どれも取り入れやすいものなので、ぜひ毎日の生活で実践してみてくださいね。

歩きながら瞑想

  • 静かな場所で歩く
  • 風や足の裏が地面に触れる感覚に意識を向ける
  • 呼吸にも意識を向けながら、ゆっくり歩き続ける

歩くことに意識を集中することで、心身をリラックスさせる効果や集中力アップの効果があります。

食べながら瞑想

  • 静かな場所で食事を始める
  • 食べ物を観察し、香りを嗅いでから、ゆっくりと噛む
  • 味に意識を向けながら咀嚼する

食事瞑想では、ストレス解消やダイエット効果もあるといわれています。

座ったまま瞑想

  • あぐら、もしくは椅子に浅く腰掛ける
  • 手のひらは膝の上に置き、天井に向ける
  • 目を軽く閉じて、顎を少し引く
  • 鼻から息を吸い、倍の時間をかけて鼻からゆっくりと吐く

床に直接座るのではなく、ヨガマットやバスタオルを敷くのもおすすめです。

掃除中の瞑想

  • 食器洗いや窓拭き、雑巾がけなどの際に始める
  • 洗剤の泡立ちや匂い、窓や床に触れる感覚を意識する

汚れを落とす掃除は気分も爽快になるため、瞑想にぴったりなんです!

入浴中の瞑想

  • 湯船に入る
  • 目を閉じる
  • 1~3分ほど呼吸に意識を向ける

お風呂に入り瞑想することで、副交感神経が優位になり、リラックス効果があります。

入浴中の瞑想

寝ながら瞑想

  • ベッドに仰向けになり、体を軽く揺らし全身の力を抜く
  • 脚は腰幅に開き、手はお尻から少し離し手の平を上に向ける
  • 足先から頭頂まで、体の各部位に意識を向けていく
  • 深い呼吸を続けながら、5分ほど続ける

寝る前に瞑想をすることで、深い睡眠へと導いてくれます。

瞑想をやるときの注意点

瞑想を行うときには、人の話し声や車の音などが聞こえない、なるべく静かな場所を選ぶと良いでしょう。より自分の呼吸や感情に意識を向けやすくなります。
また、スマホも遠くに置いておきましょう。

瞑想をやるときの注意点

心が落ち着く音楽や、明るい気分になれる音楽など、瞑想をしてどのような状態になりたいのかを考えて、それに合う音楽をかけるのもおすすめですよ。
動画サイトには、瞑想動画もアップされているので、自分ひとりで瞑想を行うのが難しいという方はチェックしてみてください。

うまく瞑想ができないときの対処法

雑念が消えないときや、周りの気配が気になってしまい、うまく瞑想ができないこともありますよね。そんなときは、とにかく「呼吸」に集中するようにしましょう。
また、「絶対に瞑想しないといけない!」と思いこまないことも大切です。10秒や1分という短い時間でも瞑想の効果はありますので、まずは短時間から始めて、「私も瞑想できた!」という満足感を持つことが大切です。
上記で述べたように音楽をかけたり、次にご紹介する瞑想におすすめのアイテムを取り入れてみるのも良いですよ。

瞑想におすすめアイテム

最後に、瞑想におすすめのアイテムをご紹介します。

チャクラシンギングボウル

  • チャクラシンギングボウル

    スティックで外側の縁をゆっくり円を描くようになぞると、澄んだ音が響き始めるボウルです。
    目を閉じてゆっくりと深呼吸し、美しい音色に身を委ねてみると、きっと癒されるはず。瞑想だけでなくヨガにもおすすめです。

ヒーリングティンシャーL

  • ヒーリングティンシャーL

    ヨガや浄化などで、空間を癒すアイテムとして広く使われているティンシャ。チベット仏教でチベットの高僧・尼僧が旅の危険から身を守る魔よけや瞑想の際に使用されていたといいます。透き通った音色は、あなたの心を落ち着かせてくれるはずです。

各種お香・フレグランス

  • 各種お香・フレグランス

    なかなか瞑想に集中できないとき、雑念が入ってしまうときなど、ぜひ香りの力を借りてみてはいかがですか?
    チャイハネでは、さまざまな香りのお香やフレグランスをご用意。ぜひあなたのお気に入りの香りを瞑想に取り入れてみて♪

瞑想は簡単にできる!ぜひ毎日の生活に取り入れて♪

瞑想と聞くと、難しいイメージを持っていた方も多いと思います。しかし、このコラムでご紹介したとおり、初心者でも簡単に実践できる瞑想もあります。
ぜひ、最後にご紹介したおすすめアイテムなども取り入れながら、瞑想をはじめてみてくださいね。

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