人気のキーワード
★隙間時間にコラムを読むならアプリがオススメ★
夏以外は紫外線対策しなくても良いと思う方も、いるのではないでしょうか?しかし、年中降り注いでいるので危険です。2023年夏にかつてない猛暑となった中国では、覆面強盗のような様相で徹底的に日光から身を守る人が続出しました。浴びる量や時間によって適切な対策やケアをし、紫外線と賢く付き合っていきましょう。これからの季節にぴったりのグッズも紹介するので、必見です。
紫外線とは、太陽からの日差しの一種です。波長の長さによって、次の3つに分けられます。
可視光線に対し、赤外線と紫外線は目で見ることができません。また可視光線と比べ、紫外線は波長が短いのが特徴です。 地表に届く光の中で、一番波長が短いとされています。
紫外線について「なんとなく避けるべきもの」「美容の大敵!」というイメージはあるものの、実際に人間に対してどのような影響のある光なのでしょうか。その種類や害、そして意外なメリットについても、特徴を詳しくご紹介しましょう。
一言で紫外線といっても、波長の違いにより次の3タイプに分けられます。
UVCはオゾン層に吸収されるため、地上には到達しません。
紫外線を浴びているうちにじわじわと黒くなるのはUVA、赤くなり数日後焼けるのはUVBの影響といわれています。
紫外線はなんとなく悪いものというイメージがありますが、実際浴びすぎが原因でどのような害があるのでしょうか?
例えば代表的な影響は、日焼けです。
短期間で皮膚が赤くなる紅斑生成(サンバーン)と、付随して起こる色素沈着(サンタン)があります。また他に免疫機能低下(すでに獲得済みの免疫も約10日消失・低下)の他、考えられる害は次の通りです。
【目】
【皮膚の老化】
ちなみに青や赤などの濃い色の衣類は、紫外線で色落ちしやすいといわれています。外干しの洗濯物も要注意です。
紫外線の悪い面を紹介してきましたが、良い部分もあります。例えば、ビタミンD生成効果です。 UVBが皮膚に当たると作られます。 ビタミンDは、次のような効果が期待できる栄養素です。
食事だけで1日必要な摂取量を全て補うことは、難しいといわれています。日光によって紫外線を浴びると、多くの恩恵をもらえるのも事実なのです。
また朝太陽に当たると幸せを感じるホルモンのセロトニンが分泌されるため、精神面でもメリットがあります。
紫外線は夏だけでなく、1年中降り注ぎます。日本でも特に4〜10月は要注意で、気象庁が出した2023年東京の月別平均紫外線量は次の通りです。
UVインデックスは、世界保健機関によって紫外線の強さを指標化した値を指します。数値が高いほど人体に及ぼす影響は大きく、季節問わず適切な対策が必要です。
紫外線はどの日も降り注ぐため、対策は基本年中必要とお伝えしました。量に応じた適切な日焼け止めの選び方と、ダメージを受けた場合のケア方法を紹介します。
日焼け止め選びで参考になるのが、SPFとPAです。手に取ったとき、 SPF30やPA+と書かれた表示を見たことがある人もいるのではないでしょうか?
次のように紫外線量や浴びる時間に応じて、日焼け止めを選びましょう。
正午12時は特に、紫外線量がピークに達します。しかしSPFとPA両方最も効果の高い日焼け止めを選べば良いとは、一概にいえません。有効な分、肌への負担も大きいからです。
●UVB対策
SPF(Sun Protection Factor)の大きさによって、UVB対策ができます。通常2〜50の数値で表し、50以上の場合は50+と表記された日焼け止めもあります。数が大きいほど、予防効果も高いのが特徴です。紫外線を浴びた後肌が赤くなる時間を、どの程度遅延させられるかを示します。
●UVA対策
一方でPAは、UVA対策に有効です。 +の数に合わせ、4段階あり、PA++++が最も予防効果は高くなります。PAの強さは紫外線を浴びた後、肌が黒くなるまでの時間をどのくらい引き伸ばせるかを示します。
●強い日焼止めを使うことに抵抗がある場合
布や羽織などで肌を覆ってしまうのもアリです。日光が空気中の無数の分子や粒子に当たり様々な方向へ反射する散乱光もあるため、全般的な対策ができることもメリットです。日焼け止めと羽織などを併用するとさらに良いでしょう。
しっかり対策しても、うっかり焼けてしまうシーンもあるかもしれません。そのときは、即ケアを始めましょう。 日焼けは、一種の炎症状態だからです。
紫外線を浴びてから72時間経過後、黒くなる元のメラニン色素が活発化するといわれています。未来の肌トラブル予防のためにも、部位によって次の手順で素早い取りかかりが肝心です。
まずは、冷却してほてりを抑えることが重要です。流水やミネラルウォーターをスプレーする方法もあります。日焼けでダメージを負っているため、洗顔時は負担にならないよう短時間で泡で洗いましょう。摩擦を避け、タオルでゴシゴシせず軽く押さえ水分を拭き取る程度にします。 保湿もパッティングして痛めつけるのではなく、優しくハンドプレスし低刺激商品を使うのがおすすめです。 美容皮膚科によるスペシャルケアも並行し、キレイな肌を保つ手もあります。
唇は皮膚が薄く紫外線の影響を直接受けやすいので、リップクリームでしっかり潤いを与えます。入浴中重ね塗りしてラップでパックすると、スチーム効果でさらにしっとりするでしょう。
紫外線をダイレクトに受けた髪や頭皮のダメージは、大きいものです。顔のたるみに影響が出ることもあります。傷めないように、次のようなケアをしてみてください。
ブラッシングで髪の絡まりをほどきます。 ロングヘアの女性は、毛先から中間、根元の順番でといていきましょう。
シャンプーの際は髪部分は泡で優しく包み込むように、頭皮は指の腹でマッサージするように洗います。よくすすぎ、水分を軽く切った後コンディショナーを毛先中心に手ぐしでなじませ潤いを閉じ込めてください。
蒸しタオルで髪を包み、5分後に洗い流すとよりしっとりして効果的です。ドライヤーは便利な分、長時間当てると髪が傷みやすくなります。
タオルである程度余分な水分を取り、30cmほど離した位置からまんべんなく風を届け乾かしましょう。
日焼け止め以外にも日傘やサングラスなどの紫外線対策グッズを使い、おしゃれに予防するのが賢い方法です。厳選して紹介するので、チェックしてみてください。
さっとアウター感覚で羽織るだけで、肩や腕を紫外線から防御できます。アームカバーのように「The UVカットグッズ」にならず、ナチュラルです。柄や色、生地によってファッションにこなれ感を出したり、インナーと組み合わせて気分を変えたりできるので楽しいですよ。
UVカット率96%の繊維、レーヨン製の加工商品で、夏のお出かけに心強い味方です。
首元はアスファルトの照り返しもあるため、日焼け止めだけでは心許ない場合もあるでしょう。 ストールをサッと巻けば、物理的に紫外線をブロックでき安心です。ファッションの差し色にもなるので、デザインごとに数種類持っておくと日々のコーディネートが華やかになります。
髪や頭皮はケア方法があるといっても難しく、日焼け予防するに越したことはありません。頭頂部の紫外線対策に欠かせないのが、帽子です。着用すれば一気にファッションのアクセントに早変わり。 軽量で通気性もよく、ストレスフリーです。
チャイハネ 紫外線対策グッズ特集!
紫外線は太陽光に含まれる日射の一種で3種類あり、目や皮膚へ害を及ぼすこともありますが、身体や精神面へ良い効果をもたらす光であることがわかりました。今回の記事では、量や浴びる時間によって、適切なSPFとPAの日焼け止めの選び方をご紹介しました。
羽織やストール、帽子なども組み合わせ、紫外線とうまく付き合いましょう。万が一ダメージを受けた場合は顔やボディ、髪などパーツに合わせすぐにケアをスタートさせ、大切な肌や髪を守ってくださいね。
夏以外は紫外線対策しなくても良いと思う方も、いるのではないでしょうか?
しかし、年中降り注いでいるので危険です。2023年夏にかつてない猛暑となった中国では、覆面強盗のような様相で徹底的に日光から身を守る人が続出しました。
浴びる量や時間によって適切な対策やケアをし、紫外線と賢く付き合っていきましょう。
これからの季節にぴったりのグッズも紹介するので、必見です。
目次
紫外線とは?
紫外線とは、太陽からの日差しの一種です。
波長の長さによって、次の3つに分けられます。
可視光線に対し、赤外線と紫外線は目で見ることができません。
また可視光線と比べ、紫外線は波長が短いのが特徴です。
地表に届く光の中で、一番波長が短いとされています。
紫外線のことを知ろう
紫外線について「なんとなく避けるべきもの」「美容の大敵!」というイメージはあるものの、実際に人間に対してどのような影響のある光なのでしょうか。
その種類や害、そして意外なメリットについても、特徴を詳しくご紹介しましょう。
紫外線の種類
一言で紫外線といっても、波長の違いにより次の3タイプに分けられます。
UVCはオゾン層に吸収されるため、地上には到達しません。
紫外線を浴びているうちにじわじわと黒くなるのはUVA、赤くなり数日後焼けるのはUVBの影響といわれています。
紫外線の害
紫外線はなんとなく悪いものというイメージがありますが、実際浴びすぎが原因でどのような害があるのでしょうか?
例えば代表的な影響は、日焼けです。
短期間で皮膚が赤くなる紅斑生成(サンバーン)と、付随して起こる色素沈着(サンタン)があります。
また他に免疫機能低下(すでに獲得済みの免疫も約10日消失・低下)の他、考えられる害は次の通りです。
【目】
【皮膚の老化】
ちなみに青や赤などの濃い色の衣類は、紫外線で色落ちしやすいといわれています。
外干しの洗濯物も要注意です。
紫外線にはメリットもある
紫外線の悪い面を紹介してきましたが、良い部分もあります。
例えば、ビタミンD生成効果です。 UVBが皮膚に当たると作られます。
ビタミンDは、次のような効果が期待できる栄養素です。
食事だけで1日必要な摂取量を全て補うことは、難しいといわれています。
日光によって紫外線を浴びると、多くの恩恵をもらえるのも事実なのです。
また朝太陽に当たると幸せを感じるホルモンのセロトニンが分泌されるため、精神面でもメリットがあります。
月ごとの紫外線量は?
紫外線は夏だけでなく、1年中降り注ぎます。
日本でも特に4〜10月は要注意で、気象庁が出した2023年東京の月別平均紫外線量は次の通りです。
UVインデックスは、世界保健機関によって紫外線の強さを指標化した値を指します。
数値が高いほど人体に及ぼす影響は大きく、季節問わず適切な対策が必要です。
紫外線量と浴びる時間に応じて、適切なケアを
紫外線はどの日も降り注ぐため、対策は基本年中必要とお伝えしました。
量に応じた適切な日焼け止めの選び方と、ダメージを受けた場合のケア方法を紹介します。
紫外線量に応じた正しい日焼け止めの選び方
日焼け止め選びで参考になるのが、SPFとPAです。
手に取ったとき、 SPF30やPA+と書かれた表示を見たことがある人もいるのではないでしょうか?
次のように紫外線量や浴びる時間に応じて、日焼け止めを選びましょう。
通勤や散歩、ちょっとしたショッピングなどの日常生活
屋外の軽いスポーツ、レジャー
炎天下の外出、土日のマリンスポーツ
正午12時は特に、紫外線量がピークに達します。
しかしSPFとPA両方最も効果の高い日焼け止めを選べば良いとは、一概にいえません。有効な分、肌への負担も大きいからです。
●UVB対策
SPF(Sun Protection Factor)の大きさによって、UVB対策ができます。
通常2〜50の数値で表し、50以上の場合は50+と表記された日焼け止めもあります。
数が大きいほど、予防効果も高いのが特徴です。
紫外線を浴びた後肌が赤くなる時間を、どの程度遅延させられるかを示します。
●UVA対策
一方でPAは、UVA対策に有効です。 +の数に合わせ、4段階あり、
PA++++が最も予防効果は高くなります。PAの強さは紫外線を浴びた後、肌が黒くなるまでの時間をどのくらい引き伸ばせるかを示します。
●強い日焼止めを使うことに抵抗がある場合
布や羽織などで肌を覆ってしまうのもアリです。
日光が空気中の無数の分子や粒子に当たり様々な方向へ反射する散乱光もあるため、全般的な対策ができることもメリットです。日焼け止めと羽織などを併用するとさらに良いでしょう。
紫外線を浴びた後のケア方法
しっかり対策しても、うっかり焼けてしまうシーンもあるかもしれません。
そのときは、即ケアを始めましょう。 日焼けは、一種の炎症状態だからです。
紫外線を浴びてから72時間経過後、黒くなる元のメラニン色素が活発化するといわれています。
未来の肌トラブル予防のためにも、部位によって次の手順で素早い取りかかりが肝心です。
紫外線を浴びた後 ― 顔のケア ―
まずは、冷却してほてりを抑えることが重要です。
流水やミネラルウォーターをスプレーする方法もあります。
日焼けでダメージを負っているため、洗顔時は負担にならないよう短時間で泡で洗いましょう。
摩擦を避け、タオルでゴシゴシせず軽く押さえ水分を拭き取る程度にします。
保湿もパッティングして痛めつけるのではなく、優しくハンドプレスし低刺激商品を使うのがおすすめです。 美容皮膚科によるスペシャルケアも並行し、キレイな肌を保つ手もあります。
唇は皮膚が薄く紫外線の影響を直接受けやすいので、リップクリームでしっかり潤いを与えます。
入浴中重ね塗りしてラップでパックすると、スチーム効果でさらにしっとりするでしょう。
紫外線を浴びた後 ― ボディーのケア ―
保湿時は伸びの良いローションやミルクタイプの身体用製品を、ムラなく塗り残しがないよう惜しみなく使いましょう。
紫外線を浴びた後 ― 髪のケア ―
紫外線をダイレクトに受けた髪や頭皮のダメージは、大きいものです。
顔のたるみに影響が出ることもあります。
傷めないように、次のようなケアをしてみてください。
ブラッシングで髪の絡まりをほどきます。 ロングヘアの女性は、毛先から中間、根元の順番でといていきましょう。
シャンプーの際は髪部分は泡で優しく包み込むように、頭皮は指の腹でマッサージするように洗います。
よくすすぎ、水分を軽く切った後コンディショナーを毛先中心に手ぐしでなじませ潤いを閉じ込めてください。
蒸しタオルで髪を包み、5分後に洗い流すとよりしっとりして効果的です。
ドライヤーは便利な分、長時間当てると髪が傷みやすくなります。
タオルである程度余分な水分を取り、30cmほど離した位置からまんべんなく風を届け乾かしましょう。
紫外線対策グッズの紹介
日焼け止め以外にも日傘やサングラスなどの紫外線対策グッズを使い、おしゃれに予防するのが賢い方法です。
厳選して紹介するので、チェックしてみてください。
カーデ、羽織
さっとアウター感覚で羽織るだけで、肩や腕を紫外線から防御できます。
アームカバーのように「The UVカットグッズ」にならず、ナチュラルです。
柄や色、生地によってファッションにこなれ感を出したり、インナーと組み合わせて気分を変えたりできるので楽しいですよ。
UVカット率96%の繊維、レーヨン製の加工商品で、夏のお出かけに心強い味方です。
ストール
首元はアスファルトの照り返しもあるため、日焼け止めだけでは心許ない場合もあるでしょう。 ストールをサッと巻けば、物理的に紫外線をブロックでき安心です。
ファッションの差し色にもなるので、デザインごとに数種類持っておくと日々のコーディネートが華やかになります。
帽子
髪や頭皮はケア方法があるといっても難しく、日焼け予防するに越したことはありません。頭頂部の紫外線対策に欠かせないのが、帽子です。
着用すれば一気にファッションのアクセントに早変わり。 軽量で通気性もよく、ストレスフリーです。
チャイハネ 紫外線対策グッズ特集!
紫外線とうまく付き合っていこう!
紫外線は太陽光に含まれる日射の一種で3種類あり、
目や皮膚へ害を及ぼすこともありますが、身体や精神面へ良い効果をもたらす光であることがわかりました。
今回の記事では、量や浴びる時間によって、適切なSPFとPAの日焼け止めの選び方をご紹介しました。
羽織やストール、帽子なども組み合わせ、紫外線とうまく付き合いましょう。万が一ダメージを受けた場合は顔やボディ、髪などパーツに合わせすぐにケアをスタートさせ、大切な肌や髪を守ってくださいね。