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お香には様々な種類がありますが、紙をねじってロープ状にしたお香をご存じですか?日本語では「ねじり香」、英語では「ロープインセンス」と呼ばれるこちらは、ヒマラヤ地域やネパールの人々の間で古くから親しまれてきたものです。
お香の中でも少しマイナーなロープインセンスは、その意味や使い方も一味違います。ここでは、ロープインセンスの使い方やどのような意味や願いが込められているのかを紹介していきます!
ロープインセンスとは、香料や香木の粉末をロクタ樹脂で作られた手すき紙に包み、手でロール状に縒るようにねじって作られたお香です。昔ながらの手法で一つ一つ丁寧に手作りされているため、独特の温かな風合いを持ち合わせています。
ヒマラヤ地域、特にネパールのカトマンズ渓谷とその周辺地域に住むネワール族に古くより親しまれてきた伝統的なお香で、現地の人々の間では古くから今に至るまで毎朝ロープインセンスを玄関で焚く習慣があると言います。
ロープインセンスの中身の粉には様々なスパイスやハーブなどの天然香料が使用されます。スパイシーな香りの「シダーウッド」や浄化作用やデトックス効果があるとされる「ジュニパー」、エキゾチックでウッディな香りの「サンダルウッド」などです。
自然から生まれた香料を手すき紙で包んだロープインセンス。そのオーガニックな作りは環境にも人にも優しく、私たちを深く癒してくれる効果があることでしょう。
ヒマラヤ地域の人々にとって、ロープインセンスを焚くことにはどのような意味があるのでしょうか。古くから続く毎朝の習慣が、現地の人々にとってどのようなものなのかご紹介します。
ヒマラヤの人々は、火をつけた人だけでなく神様にも香りを楽しんでもらいたいという思いを込めてロープインセンスを焚きます。その香りは天まで届くと考えられ、古くから礼拝用として人々に親しまれています。
神様やご先祖様にお供えをするという意味のある日本のお線香と似ている部分があるかもしれませんね。
また、ロープインセンスを焚くことには空気を浄化してくれる効果があるとも考えられています。実際に現地では香り付けよりも、浄化の目的で使用されることのほうが多いようです。空気を浄化してネガティブなエネルギーがクリアされると、心も頭も浄化されると言います。
このようにネパールの人々にとってロープインセンスは、日々の祈りや瞑想において欠かせない存在なのです。
それでは実際にロープインセンスの使い方を説明していきます。とっても簡単なのですぐに始められますよ!
ロープインセンスは棒や専用のお香立てに吊り下げて使用するのが最も一般的です。紙のねじられた部分を引っ掛けて吊り下げ、垂れている先端に火を付けます。このとき燃え尽きた灰が下に落ちていくので、受け皿となるものを用意するようにしましょう。
途中で止めたいときは、火が付いている少し前の部分を切り取ることで燃焼が止まり時間を置いてからも使用することができるようになります。
吊り下げて使用する際は、倒れて別のものに引火してしまわないよう十分に注意しましょう。
吊り下げる以外では、平置きした状態で火を点けて香りを楽しむこともできます。香皿や燃えにくい素材のお皿に置いて、片方の端に火を点ければ完了です。
このようにロープインセンスを焚く上で特別に決まった方法や作法は無いので、自分に合ったやり方で自由に楽しんでみてください。
今回チャイハネからカラフルなロープインセンスが登場。その一番の特徴はネパールのシンボルと言っても過言ではない「タルチョ」をモチーフにしたパッケージです。
「タルチョ」とは五色の布からなる祈願旗のことで、5色にそれぞれ意味があります。5色の順番は青・白・赤・緑・黄の順に決まっていて、それぞれが天・風・火・水・地を意味します。
それぞれの意味が込められた魅力的なカラーと人気の香りを合わせた自慢のラインナップをご紹介します!
火(力強さ・情熱)を意味する赤のパッケージの「ナグチャンパ」。
白檀と木蓮をベースにした、ウッディながらもほのかに甘い香りです。甘さの中に隠れているエキゾチックな情熱をお楽しみください。
風(成長・自由)を意味する白のパッケージの「ホワイトムスク」。
ふんわり甘さのあるパウダリー感漂う、柔らかく優しい香りです。風のように透き通った清涼感を感じさせてくれます。
天(虚空・本源的)を意味する青のパッケージの「サンダルウッド」。
心が安らぐウッディでエキゾチックな白檀の香りです。精神面へ穏やかに作用し、不安感や緊張を和らげて心をリラックスさせる効果があるとされている香りです。
水(流動的・変化する性質)を意味する緑のパッケージの「フランキンセンス」。
スパイシーでスッとする奥深い樹木の香りをイメージしました。古代から瞑想などの儀式で使われており、神々しい雰囲気を想像させる香りです。
地(大地・地球)を意味する黄色のパッケージの「レモングラス」。
レモンに似たフレッシュな柑橘系の香り。脳を活性化させ集中力と記憶力を高める働きがあるとされています。リフレッシュして気分を変えたいときにおすすめの香りです。
ヒマラヤの人々の文化と歴史と思いが詰まったお香、ロープインセンス。遠く離れた日本でも、ロープインセンスを焚けばまるで現地を旅しているかのような素敵な時間が立ち現れることでしょう。
おやすみ前や瞑想中、休憩中など、ほっと一息ついてリラックスしたいときに是非ロープインセンスを取り入れてみてください!
お香には様々な種類がありますが、紙をねじってロープ状にしたお香をご存じですか?
日本語では「ねじり香」、英語では「ロープインセンス」と呼ばれるこちらは、ヒマラヤ地域やネパールの人々の間で古くから親しまれてきたものです。
お香の中でも少しマイナーなロープインセンスは、その意味や使い方も一味違います。
ここでは、ロープインセンスの使い方やどのような意味や願いが込められているのかを紹介していきます!
目次
ロープインセンスとは?
ロープインセンスとはどんなお香?
ロープインセンスとは、香料や香木の粉末をロクタ樹脂で作られた手すき紙に包み、手でロール状に縒るようにねじって作られたお香です。
昔ながらの手法で一つ一つ丁寧に手作りされているため、独特の温かな風合いを持ち合わせています。
ヒマラヤ地域、特にネパールのカトマンズ渓谷とその周辺地域に住むネワール族に古くより親しまれてきた伝統的なお香で、現地の人々の間では古くから今に至るまで毎朝ロープインセンスを玄関で焚く習慣があると言います。
ロープインセンスの香料は天然素材
ロープインセンスの中身の粉には様々なスパイスやハーブなどの天然香料が使用されます。
スパイシーな香りの「シダーウッド」や浄化作用やデトックス効果があるとされる「ジュニパー」、エキゾチックでウッディな香りの「サンダルウッド」などです。
自然から生まれた香料を手すき紙で包んだロープインセンス。
そのオーガニックな作りは環境にも人にも優しく、私たちを深く癒してくれる効果があることでしょう。
ロープインセンスを焚く意味は?
ヒマラヤ地域の人々にとって、ロープインセンスを焚くことにはどのような意味があるのでしょうか。古くから続く毎朝の習慣が、現地の人々にとってどのようなものなのかご紹介します。
神様に香りを楽しんでもらう
ヒマラヤの人々は、火をつけた人だけでなく神様にも香りを楽しんでもらいたいという思いを込めてロープインセンスを焚きます。
その香りは天まで届くと考えられ、古くから礼拝用として人々に親しまれています。
神様やご先祖様にお供えをするという意味のある日本のお線香と似ている部分があるかもしれませんね。
空気を浄化してくれる
また、ロープインセンスを焚くことには空気を浄化してくれる効果があるとも考えられています。
実際に現地では香り付けよりも、浄化の目的で使用されることのほうが多いようです。
空気を浄化してネガティブなエネルギーがクリアされると、心も頭も浄化されると言います。
このようにネパールの人々にとってロープインセンスは、日々の祈りや瞑想において欠かせない存在なのです。
ロープインセンスの使い方
それでは実際にロープインセンスの使い方を説明していきます。
とっても簡単なのですぐに始められますよ!
吊り下げる
ロープインセンスは棒や専用のお香立てに吊り下げて使用するのが最も一般的です。
紙のねじられた部分を引っ掛けて吊り下げ、垂れている先端に火を付けます。
このとき燃え尽きた灰が下に落ちていくので、受け皿となるものを用意するようにしましょう。
途中で止めたいときは、火が付いている少し前の部分を切り取ることで燃焼が止まり時間を置いてからも使用することができるようになります。
吊り下げて使用する際は、倒れて別のものに引火してしまわないよう十分に注意しましょう。
置く
吊り下げる以外では、平置きした状態で火を点けて香りを楽しむこともできます。
香皿や燃えにくい素材のお皿に置いて、片方の端に火を点ければ完了です。
このようにロープインセンスを焚く上で特別に決まった方法や作法は無いので、自分に合ったやり方で自由に楽しんでみてください。
チャイハネのロープインセンス
今回チャイハネからカラフルなロープインセンスが登場。
その一番の特徴はネパールのシンボルと言っても過言ではない「タルチョ」をモチーフにしたパッケージです。
「タルチョ」とは五色の布からなる祈願旗のことで、5色にそれぞれ意味があります。
5色の順番は青・白・赤・緑・黄の順に決まっていて、それぞれが天・風・火・水・地を意味します。
それぞれの意味が込められた魅力的なカラーと人気の香りを合わせた自慢のラインナップをご紹介します!
ナグチャンパ
火(力強さ・情熱)を意味する赤のパッケージの「ナグチャンパ」。
白檀と木蓮をベースにした、ウッディながらもほのかに甘い香りです。甘さの中に隠れているエキゾチックな情熱をお楽しみください。
ホワイトムスク
風(成長・自由)を意味する白のパッケージの「ホワイトムスク」。
ふんわり甘さのあるパウダリー感漂う、柔らかく優しい香りです。風のように透き通った清涼感を感じさせてくれます。
サンダルウッド
天(虚空・本源的)を意味する青のパッケージの「サンダルウッド」。
心が安らぐウッディでエキゾチックな白檀の香りです。
精神面へ穏やかに作用し、不安感や緊張を和らげて心をリラックスさせる効果があるとされている香りです。
フランキンセンス
水(流動的・変化する性質)を意味する緑のパッケージの「フランキンセンス」。
スパイシーでスッとする奥深い樹木の香りをイメージしました。
古代から瞑想などの儀式で使われており、神々しい雰囲気を想像させる香りです。
レモングラス
地(大地・地球)を意味する黄色のパッケージの「レモングラス」。
レモンに似たフレッシュな柑橘系の香り。脳を活性化させ集中力と記憶力を高める働きがあるとされています。
リフレッシュして気分を変えたいときにおすすめの香りです。
まとめ
ヒマラヤの人々の文化と歴史と思いが詰まったお香、ロープインセンス。
遠く離れた日本でも、ロープインセンスを焚けばまるで現地を旅しているかのような素敵な時間が立ち現れることでしょう。
おやすみ前や瞑想中、休憩中など、ほっと一息ついてリラックスしたいときに是非ロープインセンスを取り入れてみてください!