お守りの正しい捨て方6選!注意点も合わせて解説

「お守りってどう処分したらいいか分からない」
「処分の仕方を間違えたら罰が当たりそうで怖い」
そんな悩みを抱えている方必見!お守りの正しい捨て方をお教えします。
家内安全や厄除け、交通安全などのお守りの処分方法を解説していきます。

お守りを捨てる方法6選

お守りに込められた意味

お守りを捨てても大丈夫?そんな不安を払拭するために皆さんが気になっているお守りの捨て方をご紹介していきます。
どれも正しいので、自分に合った方法を選びお守りを処分しましょう。

お守りを購入した神社・お寺に返納する

お守りに込められた意味

一番基本的なお守りの処分方法のひとつが、お守りを購入した神社やお寺に返納する方法です。神社やお寺には、お守りをお返しする「返納所」という場所があります。そちらに処分してもらいたいお守りを持参するだけでOKです。

ただし、返納所が普段から開いていないところもありますので、事前に問い合わせをして、お守りを持って行きたい日に返納所の窓口が開いているかどうか聞いてみるといいでしょう。小規模の神社やお寺は初詣の時期に、お守りを返納するための箱を準備しているところもあります。

近くの神社・お寺で処分してもらう

近くの神社・お寺で処分してもらう

お守りを購入した神社やお寺に行けずとも、同じ宗派のお守りであれば近くの神社やお寺で処分してもらうことも可能です。お寺の場合は同じ宗派であるケースが多いので、気軽に訪ねてみるといいでしょう。
ただし、神社の場合は同じ宗派を見つけるのが難しいかもしれません。そのときは近所の神社に問い合わせをして、処分をしてもらえるかどうか聞いてみるといいでしょう。

どんど焼きでお焚き上げをしてもらう

「どんど焼き」とは、小正月(毎年1月15日頃)に日本全国各地で行われている行事のことで、正月飾りや門松などを燃やして、神様が空に帰るのをお見送りします。無病息災や五穀豊穣を願う祭事ですが、このときにお守りを一緒に燃やしてもらうことも可能です。

ちなみに、一般的には「どんど焼き」と呼ばれていますが、地方によって呼び方が異なる場合もあります。東北地方では「どんと焼き」、関西や中国地方では「とんど焼き」、そのほかの地域では「鬼火焚き」や「道祖神際」、「ほんけんぎょう」と呼ぶところもあるようです。

自宅で焼却処分する

自分でお守りを燃やすことに抵抗がある方も多いことでしょう。なんとなく罰当たりなような気もしますが、お守りは自宅で焼却処分しても問題ありませんのでご安心ください。

準備するものは、処分したいお守りと、 半紙と、少しの塩です。お守りに直接火をつけて燃やすことはタブーなので半紙で包みます。このとき少しの塩も一緒に包みましょう。あとは、マッチやライターなどで半紙に火をつけて焼却します。このとき、感謝の気持ちを思い浮かべながら、お守りが灰になるまで静かに見守ります。

このとき、部屋の中で燃やすようなことは絶対にやめましょう。お守りを燃やしても危険ではない場所を選んでください。もし、バーベキューセットがあるようでしたら、そちらを使って安全に燃やしても問題はありません。

可燃ごみに出して処分する

自分でお炊き上げをしたいと思っても、充分なスペースがなければ難しいのも現状です。そんなときは、可燃ごみとして処分することもひとつの手段として覚えておくといいでしょう。
お守りをごみとして処分するなんてとんでもない!と思うかもしれませんが、正しく処分すれば問題はありませんのでご安心ください。

焼却したときと同じように、準備するものは処分したいお守りと半紙、そして少しの塩のみ。あとは半紙でお守りと塩を包んで、可燃ごみとして処分するだけです。大切なのは、感謝の気持ちを持って処分することです。

郵便対応している神社・お寺にお願いする

郵便対応している神社・お寺にお願いする

旅先でお守りを買う方も多いと思いますが、お守りの正しい捨て方を実践するために、また旅先に戻るのはなかなか大変なことです。
そんなときは、お守りを処分するために郵送で受付をしているかどうか直接問い合わせてみるのもひとつの手段です。それぞれの神社やお寺に独自のやり方がありますので、どのぐらいの費用がかかるのかなど合わせて聞いてみてはいかがでしょうか。

お守りを捨てる際の注意点とは

お守りを捨てるときの注意点として、自宅で焼却処分する場合はご近所への気配りが必要です。庭でお守りを焼却処分すると煙がでます。隣近所の迷惑がかからないように注意しましょう。

神社やお寺でお守りを処分してもらうときは、購入したところで処分してくれるかどうか、宗派が同じかどうか、事前に問い合わせて確認することも覚えておいてください。

お守りは「授かる」「お納めする」と言うのが由緒正しい言い方とされています。もちろん、神社やお寺にはそのように言わないと伝わらないわけではありませんが、せっかくですからこの機会に由緒正しい言い方があることもぜひ合わせて覚えておいてみてはいかがでしょうか。

お守りを捨てるタイミングはいつ?

お守りを捨てるタイミングはいつ?

購入したお守りはいつ処分するのがベストなタイミングか、これはどんなお守りを購入したか、種類によってさまざまです。

例えば、健康を祈願したり厄除けのためにお守りを購入した場合、購入したときから1年が経ったら処分するのが一般的です。年始ではなく、その年の春に購入したなら翌年の春、夏に購入したなら翌年の夏、という感じです。

もし安産や合格の祈願でお守りを購入したなら、その願いが叶ったあとに処分するのが一般的とされています。神様に感謝の気持ちを伝えながら処分しましょう。

古いお守りを持ち続けたい場合は?運気は下がる?

お守りの正しい捨て方を知ったからには処分したいけれど、古いお守りなら思い入れがあって本当は処分したくないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。古いお守りを処分せず持ち続けても問題ないのかどうか、こちらでぜひ答え合わせをしてください。

古いお守りは運気が下がる?

古いお守りを持ち続けたからと言って運気が下がることはありませんし、罰が当たることもありません。
一般的にお守りは1年が過ぎたら処分しましょうと言われているため、古いお守りは効果が切れて運気が下がると思われています。
マイナスイメージがついてまわりますが、お守りそのものは縁起がいいものなので、悪運を呼び込むことは考えにくいのです。

古いお守りの保管方法

古いお守りの保管方法

古いお守りを持ち続けてもいいからといって、例えば机の引き出しにしまいっぱなしにし、お守りの存在を忘れてしまうようなことはやめましょう。古いお守りの正しい保管方法とは、常に神様に感謝の気持ちを持つことです。時間を見つけて、お守りを購入した神社やお寺にお参りに出向き、神様に直接お礼をお伝えするのもおすすめです。

お守りは感謝の気持ちを込めて処分しましょう

お守りの捨て方にはいろんな方法があることを理解することで、お守りに対する意識が変化したのではないでしょうか。お守りは、人の願いを形にした縁起のいいものですので、傍に置くときも、処分する時も、感謝の気持ちを忘れずにいてくださいね。

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