龍の瞳~新年を祝う、干支縁起米~

あっという間に今年も年の瀬が近づいて来ましたね。カヤと岩座より、年末年始のご挨拶や贈り物にぴったりな干支米「龍の瞳」が登場。お米に2024年の干支、辰をモチーフにした陶器のおみくじがセットになっています。
「龍の瞳」は、コシヒカリの田んぼから偶然発見された水稲品種「いのちの壱」の最高級のブランド。お正月などの特別なシーンにふさわしいお米です。

龍の瞳とは?

龍の瞳とは?

「龍の瞳」は岐阜県飛騨高山で生産されている水稲品種「いのちの壱」の中の最高級のお米です。2000年秋、現在「龍の瞳」代表である今井隆さんが当時管理をしていたコシヒカリの田んぼの見回りをしていた時のこと。田んぼの中に、飛び抜けて背の高い変わった稲が2本並んでいるのを発見しました。よく見ると背が高いだけでなく、籾(もみ)が他の稲の1.5倍ほどの大きさに成長していたのです。この籾を試験栽培した今井さんは、炊いたお米の芳醇な香りや、つやつやした炊きあがり、今までに食べたことのない味に衝撃を受けました。こうして日本を代表する美味しい水稲品種「いのちの壱」が誕生しました。「龍の瞳」はこの「いのちの壱」の中でも、「農薬を岐阜県の基準の1/3以下にする」「草が生えたら手でとる」などのいくつもの厳格な規定基準をクリアしたお米です。米作りに欠かせない水を司る神である「龍」と、米粒が大きく、まるで瞳のようだったことから「龍の瞳」と名づけられました。

龍の瞳の特徴

龍の瞳の特徴

まず目引くのは、食べごたえのある粒の大きさ。コシヒカリの1.5倍ほどあり、日本最大級のサイズです。そして粘り気と甘味があり、冷めた時も美味しいのが特徴です。
炊き方によって味が変わるところも「龍の瞳」らしい点です。吸水性の良いお米なので、基本浸水はせずに、水分少な目で炊くことをおすすめしています。正しい炊き方をしてこそ、「龍の瞳」本来の香りの良さ・みずみずしさを感じることができます。

「龍の瞳」カヤ・岩座で発売

2024年の辰をモチーフにした陶器の干支おみくじと、「龍の瞳」2合(300g)のセット。中に入っているおみくじを引いたあとは、干支飾りとして愉しめます。

カヤみくじ干支米
カヤみくじ干支米 ¥1,650(税抜)

一年の最初に口にするお米は、少しこだわりたいもの。親戚や家族が揃う新年の食卓や、お年賀にいかがでしょうか。干支飾りはその年の家を守ってくれるので、一年中飾っておけます。

岩座みくじ干支米
岩座みくじ干支米 ¥1,700(税抜)

新年を迎える際の神棚へのお供えとしてもおすすめです。また、辰のモチーフからは縁起の良さが出ていて、新年の贈答品としても喜ばれるのではないでしょうか。

特別なお米の楽しみ方

「龍の瞳」の美味しい炊き方

「龍の瞳」は他のお米に比べて水を吸いやすいため、炊き方に少し工夫がいります。美味しい炊き方を紹介します。

1.洗米のコツ

洗米のコツ

お米を洗う際、1回目はさっと水に当てる程度で、すぐに水を捨てます。その後2~3回程度やさしく水洗いします。(ザルの使用や強く洗米しますと、お米が割れる事がありますのでお避けください)
とぎ汁にもその養分が含まれていますので、白く濁る程度で炊ことをおすすめしますが、ヌカ成分の匂いが気になる方は洗米を1~2回程度増やしてください。

2.水加減と浸漬

水加減と浸漬

水加減は、新米の時期は炊飯器の目盛りよりやや少な目、それ以降は炊飯器の目盛り通り、気温が高くなってきた頃から(5~6月)、ほんの少し多めの水で炊くのがおすすめです。
吸水性が良いため、基本浸水は不要ですが、春以降はお米の水分が減ってゆくので、5分~8分ほど浸水すると良いです。

3.炊きあがり

炊きあがり

炊き上がったら、釜の底からさっとほぐして、水分を飛ばし、お米の芳醇な香りもお楽しみください。

家族や大切な人と食べる、特別なひとときを

家族や大切な人と食べる、特別なひとときを

特別なお米を食べる機会は、豊かな時間をもたらします。お米が生まれた背景や、その美味しさによって、家族や大切な人との間に新たな会話が生まれ、思い出として刻まれていきます。
また、美味しいお米があるならば、どんなおかずを作ろうかと、いつもより献立を考えるのが楽しくなります。そしてせっかくなら新しいお茶碗やお箸をおろしてみようなどと、お米からどんどん世界が広がるかもしれません。

「龍の瞳」生産地 飛騨高山にお伺いしました

10月某日、龍の瞳の収穫の様子を、実際に現地を取材することができました。
そこで、産地の様子を写真に収めたり、生産者の方々に、直接お話を伺うことができました。

Q.今年のお米はどうですか?

夏の日照りは暑いぐらいだったが、昼夜の寒暖差が生まれ雨も少なく、よすぎるぐらいの収穫。2.8mmで元々かなり大きな籾だが、今年は3mmをこえるものも多いです。

今年のお米はどうですか?

Q.どんな思いで日々、「龍の瞳」を育てていますか?

2000年、岐阜県下呂市のコシヒカリの田んぼに突如現れた、とびぬけて大きな2株の籾を偶然発見し、大切に丁寧に育て新品種「いのちの壱」品名「龍の瞳®」が誕生しました。
農薬を極力1/3におさえ、環境にも配慮しつつ、化学肥料は一切使わず有機肥料で生産しています。一番大事にしているのは、田植え前の除草作業。これをとにかく丁寧に行うことで、順調に稲を育てています。

どんな思いで日々、「龍の瞳」を育てていますか?
山々に囲まれ水が豊富に流れる、自然豊かな飛騨高山

「1年間大切に育ててきたお米を収穫する日は一番ほっと安心する日。」
天候の様子や水はけの状態を見極め、収穫する日を決めていく。そんな大事な日にお伺いした県外から来た我々を、笑顔で出迎えてくださり、親切丁寧に田んぼのご案内をしてくださったことに感激しました。
写真撮影にも積極的に協力してくださり、時にはアドバイスをくれ、管理者、生産農家さんの人々の優しさに触れ、とても嬉しかったです。
到着した際に、1本の稲をみせてくれました。はじめて乾燥前の稲穂をもちましたが、重くてびっくり!
「今年は良すぎるぐらい。3mm超えてるんですよ」と嬉しそうにおはなしする姿に、お米に対する取り組みからくるであろう自信と、とにかく美味しいので、できたら食べてみてというおもてなし精神を感じました。

実際の稲穂。持ってみると本当に粒が大きく、1本が重い。

川は豊富に流れ、山々に囲まれた素敵な場所。「こんなところでも住めば都だよ」という地域愛を感じる言葉に、なぜかこちらも嬉しくなりました。

雪が解けるころ春を迎え、田植えの準備をし、人手不足に苦労しながら田植えをし、稲の成長を見届けながら、天候や成長の様子で収穫を決めていく。ご苦労もある中、皆さんの勇姿が輝いてみえました。
実際に、間近で農家さんが育てている様子を拝見すると、何気に日々食しているお米もいろいろな人々の手でつくられているのだなと感じました。産地とお客様を繋ぎ、食文化の魅力を繋げていけたらという思いでこの「龍の瞳」をお届けします。

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