インドのおうちごはん 後編

ナマステ~~!
インド、ジャイプールよりいとっちです。

初めましての方はよろしくお願いします(^o^)/
またこいつか!の方はよろしくお付き合いくださいm(__)m

さて書きたいことがありすぎて、とても壮大になってしまったインドの食文化編。
前回の続き、〝インドのおうちごはん後編〟をレポートしたいと思います。
前編と合わせて読んでいただければと思いますm(__)m

いろいろおいしいものがありすぎて、ランキングにするのがとても難しかったのですが…
何とかBEST10にまとめてみました。

以上のトピックでレポートします(^^♪
それではいとっちが毎日食べているご飯を写真たっぷりでお送りしま~~す★

いとっちが選ぶ、おうちごはんBEST10

No,10 フライド・ベンガル

フライド・ベンガル

No,9 シアール・フルカ

シアール・フルカ

いとっちは朝一の粉物(ロティ)がちょっと苦手。
口の中ぱさぱさしちゃってね…
食が進まないのをみた旦那さんのお姉さんが朝ごはんによく作ってくれた、旦那さんの一族の伝統料理です。

No,8 ダル・マッカニー

ダル・マッカニー

普通のダルを豆腐の味噌汁に例えると、ダル・マッカニーは豪華な豚汁、といった感じです。
このダル・マッカニー、日本のインド料理屋さんでもたくさんのお店で提供しているようなので、ぜひ召し上がってみてください。

No,7 パコラ

〝インドの野菜天ぷら〟と訳されることが多い、このパコラ。
実際は天ぷらというよりフリッターに近いです。
外の衣がふわふわサクサクなところとか。

ダル・マッカニー

インド人の皆さんはケチャップをたっぷりつけて食べています。
そうそう、こっちの皆さんは本当にケチャップ大好き。
食卓には必ずケチャップのボトルがあります。
日本で言う醤油的存在なのかしら??

No,6 ポハ

ポハ

このポハ、乾燥した状態でパッケージに入って売っているので、作るのがとっても簡単。
野菜を切ったりする時間を除けば3分くらいで出来上がりです★

日本のインドレストランでは見たことないメニューですね…
インドレストランの方にとっては簡単すぎて、
〝こんな簡単料理、お客様に出せないよ~〟
って感じなのかもしれません。
とってもおいしいんだけどね…

日本の輸入食材店では材料の〝乾燥米(POHA)〟が販売されているようです。
興味がある方はぜひ作ってみてくださいね。
レシピも検索するといろいろ出てきますよ(^.^)

No,5 チキン・ビリアニ

日本でもビリアニ専門店があるくらい、今や世界的に有名なインド料理・ビリヤニ!
インドの炊き込みごはんのことです。

チキン・ビリアニ

〝今晩はビリヤニだよ~〟といわれると、いとっちは昼ごはん抜きで晩御飯に臨みます。
一家の子供たちも大好物。
我が家のグルメ隊長・兼・名シェフのKさんが愛する子供たちと家族のため腕を振るう、日曜日のごちそうメニューです。

No,4 ダル・バディ

バディって何ぞや?
ジャイプールのあるラジャスタン州やその近辺など、インド国内でも限定された地域で食べられている全粒粉パンのことです。

ダル・バディ

このね~、バディってのがもう言葉に表せないくらいうまい。
生地を発酵させていないので、ずっしりしっかり!
ガスオーブンでじっくり焼き上げるので表面カリカリ、中はしっとり!
全粒粉の甘みと素朴さを100%楽しめちゃいます!
もう最高ヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ

そうですね、例えるなら本格ドイツパンから、すっぱみを抜いた感じというのが一番近いです。
ニンニクの効いたトマトベースのチャツネ(ペースト状のソース)を合わせて食べるのですが、もう…
神かよ!!!

かなりレアですが、調べてみたら日本でも特別メニューとして提供しているレストランがあるみたい。
ちょっと遠くても足を運ぶ価値ありです。

No,3 フライド・フィッシュ

フライド・フィッシュ

焼き魚って無性に食べたくなる時ってありますよね。
そんな時に旦那さんがよく作ってくれるのがインド版焼き魚。

ジャイプールは内陸地のため、海の魚があまり流通していません。
一般的なのが〝ローフー〟といわれる巨大な川魚。

それをヨーグルト・塩、・ガーリックジンジャーペースト・ターメリックやチリのスパイスなとともにマリネしてから、こんがりとオーブンで焼いたものがフライド・フィッシュです。

No,2 キーマ・マトン

これも子供たちのお父さん、家族のKさんの得意料理★
ひき肉のマトンをたっぷり使ったカレーです。
前回のコラムに書いた、タンドール・ロティと食べることが多いです。

いとっちもこちらに来てから初めて知ったのですが、インドのマトンは羊じゃなくてヤギなんですって!!
(インド羊はあまりおいしくないらしく、進んで食べる人は少ないそうです)

キーマ・マトン

あ!よだれがたれてきた…
皆さんも今週末はマトンカレーいかがでしょう★!(^^)!

No,1 ブガー・チャワラー

みなさん、食べ物の自分的ランキングってよく変わりませんか?
いとっちもそうです。でも永遠のNo,1がこの料理。絶対に変わらないと思います。

チャワラーとはヒンディでごはんのこと。ブガーとは旦那さんの一族の言葉(ヒンディではない)で炒めるという意味。

たっぷりの野菜・スパイス(ターメリック・クミン・マスタードシード)・米を先に油で炒めてから、多めの水を加えて炊飯します。いうならばインド版おじや。No,9のシアール・フルカと同じ、旦那さんの一族の伝統料理です。

インドで生活を始めた頃…
慣れないことだらけで、あまり物事を深く考えない私もさすがにナーバスになっておりました。食欲もあまりなくって…
そんな時に旦那さんのお姉さんが〝あの子はこれが好きだから…〟といって朝ごはんによく作ってくれたのがこの料理です。

ブガー・チャワラー

お姉さんは、本当に本当に悲しいのですが今年初めに亡くなってしまいました。

何とかして自力で作ってみようとトライしてみるものの、
お姉さんと同じ味にはなりません。
作り方も材料も同じはずなのに…

お姉さんの思いやりが、何よりも大切な調味料だったのかなあ…
感謝とともに思い出します。

後編まとめ

インドおうちごはん、いとっちが選ぶBEST10、いかがでしたでしょうか?

日本でも気軽に食べられる料理から、インド料理屋さんのメニューでも見たことない料理までいろいろだったと思います。こちらのかたは(特にわが一家は)外食を好まないので、食事はほぼ99.9%ホームメードといっても過言ではありません。

そんな理由からか…

家族が健康に過ごせるように
家族のあの人が好きなメニューだから
家族みんなに喜んでほしくって

なんていう心のこもったメッセージが、食事からばんばん伝わってきます。
言葉に出さずとも気持ちって伝わるんだなあ…って思います。

家族を思うきもちって、ほんとに世界共通。

国籍や文化による違いって、実は表面的なことだけであって、
人間の本質的な思いって、どの国の人でも実は同じなのかもしれないなあ…
なんて、日々思ういとっちです。

最後に…
毎回同じ文章でほんと~~~~~にごめんなさい。いつもの書かせていただきます↓

インドと一口に言っても、途方もなく大きい国です。
たくさんの民族がいて、宗教もたくさんあって、顔立ちや文化/言葉なども全く違う人たちが集まって構成されている国です。

なので、私の記事はあくまでも大前提として…

「西北インドのラジャスタン州ジャイプールに移住したての外国人のいとっちが、身の回りから得たインド情報」になります。

ご了承くださいねm(__)m

さて、今回はこの辺で
また次回お会いしましょう★
フィールメレンゲ~~~~( ^^) _旦~~

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チャイハネ元デザイナーいとっちのインド日記

インドは広い国だけど、広いのは面積だけじゃない!▼

インドの奇妙な習慣・文化――DeepIndia――

いとっちプロフィール画像

ライタープロフィール:いとっち

元・チャイハネデザイナー。
なぜかインド ジャイプールに半移住。
勝手に自分のことをジャイプール観光大使だと思っている。
へっぽこながら頑張って生活中。

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